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だまされ屋さん (単行本)

感想・レビュー
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Masa
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登場人物みんな歪んでる。 相手の言うことは自分への非難だと受け取るくせに、反論することで同じように自分も周りを非難している。正論を盾にするから互いに反発する。  そんな関係を改善するのは、自分の弱い部分を全て曝け出して、みんなに聞いてもらうことだって? 苦しいだけで、長年の確執が改善できるとは思えない。 一緒にいるうちに感じること、理解できることも生まれてくるはず。ましてや親子、兄弟、夫婦ならなおさら。 「そう言えるのは、あんた(私)が幸せな家庭に育ったからだよ」と言われそうだけど…。
0255文字
けい
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ネタバレ「電話でお金は全て詐欺」警察からのお知らせLINEを受け取り個人情報を吸い上げようとする宅配業者を騙ったSMSを受け取る日々なのでだまされてなるものがと気を張ってみているけれど、受容し受容される日々のなんと豊かなことよ。家族の問題は家族だけで解決しなくてはいけない気がしていたけれど、積年の凝り固まった関係性は他者を介入させて一回かき混ぜたほうが新しくなれるんだなぁとも思った。『私は、修策のことなどもうどうでもよくなって、帰りました。そして、どうでもよくなるって大事だな、と学びました。』(P327)
0255文字
あんくみ
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一言でいうなら、様々な状況、問題を抱えた家族の再生物語。ある家族が家族以外の男1女1を加えて再生のために動きだす。素性のわからない男が一人暮らしの秋代の家に現れるとこからはじまり一体何者?と思いながら読み進めるが家族が集結するあたりから、それぞれの持っている背景がわかりそれぞれの思いの丈を理詰めで説明されている感じが読んでいて疲れたし退屈だった。
0255文字
鯛三
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ネタバレ前半終了までは息を継ぐ暇もない。正しさを斧にして切り込まれる議論。当事者でないことへの負い目、圧倒的正しさの前に贖罪も許されない状況。着地点はどこ?男性優位社会、育児、ジェンダー、共依存、エスニシティ、差別、貧困など、私をとりまく社会問題てんこ盛り。10人のガットゥーゾに追い回されているサッカーの試合のような雰囲気。 後半が始まると、ボールをうまくいなす南米サッカーのような塩梅に物語が解きほぐされていく。星野智幸が思い描く、よき社会のありようが描かれているのかなとも。 とにかく強烈な小説でした。
0255文字
マスカット
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ネタバレ飯田賞作品。家に勝手に入り込んでいく、という変わった人物が2人。その2人をきっかけに家族が再生していく話。なんでもかんでも母親とか兄弟とか性格形成のいいわけにするなよ、いい年して、と思った。余程の毒親でもない限り学校とか友達とか他の影響、生まれ持ったものもあると思う。全体的にくどい、気難しい人が多い、という印象を抱いた。
0255文字
修子
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初めて読んだ作者さんでした。「小説」という概念を変えられるような本でしたが、先が気になって一気読みでした。予想の斜め上を行くような展開で、内容はかなり理屈っぽかったなぁ。単純な私には「メンドクサイ」と思えるような議論もありました。しかし「相手を信じる」「決めつけない」というようなメッセージを受け取りました。相手を否定せずに言い分を聴くことで新しい関係が生まれていく、というのは理想的だと思います。現実的には難しいんじゃないかと思いますけど。
0255文字
🍫🐦SYMK🦉📚
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読み終わってから『呪文』の作者だと気づいた。おなじような不穏さがあった。どうにか問題は収まったはずなのに、みんなが新しいチャレンジをしてるはずなのに、なぜモヤモヤするのだろう…。ヌーディストビーチでひとり服を着ているような居心地の悪さを感じながら、それでも夢中で読みました。
🍫🐦SYMK🦉📚

読メ1500冊目!

09/17 14:12
0255文字
Natsuko
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初星野さん。別の作家さんのどなたかと勘違いしていたらしく、ほっこりストーリーと思っていたら、何やら怪しい雰囲気。母秋代と3人の子供とパートナー、孫・・・それぞれの事情が複雑、お金も絡み親子兄妹断絶状態。相関図を書きながら読み進める。冒頭、謎の若者が秋代宅に登場し、素性が分からないのに寂しさが勝り交流していく場面から、先が気になり読ませる展開。事情が明るみになり、大団円気味だが、ざわざわした読後感。それぞれの事情が重すぎ+自分自身の険悪な家族が頭にチラついたからかも💦
0255文字
kaki
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共依存、ジェンダー、引きこもりなどの問題に苦しむ家族とその知人?が狭い空間に集まり、プライバシーなどおかまいなく、語り、泣き、カタルシスを感じていく様は、読んでいるだけで息苦しくなった。物語としては一応家族が再生して終わるのだが、登場人物全員に対する違和感と不快感は最後まで拭えなかった。父親の柊一が一番まともなんじゃないかと思った(一番ヤバいのは月美)。もやもやとした不快感がいまだに残るが、それだけ何かを訴えかけてくる作品ということなのか。うまく評価できないが印象には残る作品だった。1.0
0255文字
マッピー
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夫を亡くし、三人の子ども達とも断絶し、古びた団地で一人暮らしをしている70歳の秋代の元に、若い男が現れる。当然秋代は断るが、男は弁舌巧みにさわやかな笑顔で入り込み、得意のカレーを作って秋代と晩ご飯を食べる。もう何年も顔を見ていない娘と孫の話を聞きたい秋代は、しかし気づくと自分の話ばかりをしていることに気づく。この男、詐欺師か何かなのか?どきどきする導入部から一転、読み進めるにしたがって辛くなってくる。家族の問題。決して家族を憎んでいるわけではないのに、家族といると感じる閉塞感。心当たりがありすぎる。
0255文字
ととむ
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そこまでごちょごちょ考えてる人ばっかになったらやだなあ。めんでえ。しかしそれでも読ませるのは筆力か。
0255文字
フジコ
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その人の話を聞いてるうちに、自分が当人になっているというのが怖かった。人のことなんて完璧に理解できるわけないのに…気をつけようと思った
0255文字
おたま
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母秋代とその子優志(やさし)、春好、巴。優志の妻・梨花、春好の妻・月美、巴の子・沙良が絡まってくる。母から子への精神的ハラスメント、夫婦間のいざこざ、ゲーム依存、レイシズム、いじめ等々現代の家族がもっている様々な問題が起こってくる。秋代の元には未彩人(みさと)という若者が突然訪れ、家の中にまで上がり込んでくる。また巴の住んでいるアパートの住民夕海が、ルームシェアをするために転がり込んでくる。未彩人と夕海の狙いは何なのか?そして巴の家に家族が一人二人と集まり始め、夕海も参加し、長い対話が開始される。
おたま

この小説にはもう一つ、印象的な場面が出てくる。それは奇妙なフットサルの会の場面。このフットサルの会には、通りすがりだろうが誰でも参加できる。走っているものはほとんどいないで、歩いてボールを追いかけている。ボールの空気も緩く、あまり弾まない、転がらない。寡黙にうつむいている人、独り言をしゃべりながらプレーしている人、ヤクザっぽく怖そうなのに優しいおじさん、ダウン症の人、年寄りも子供も、濃く派手に女装した人もボロボロの服の人もいる。ここもまた、自己の本性を出して切り、自分自身でいられる解放の場。

12/18 12:28
おたま

作者はどうもこの小説で現代日本での自己解放の(ということは社会変革の)場を模索しているように思う。扱われる問題は重く、深いが、それに拮抗する方向もまた指し示そうとしたのではないだろうか。巻末の参考資料のところに信田さよ子の著書や「オープンダイアローグ」関係、「べてるの家」関係のものが見受けられ、ブレイディみかこ『他者の靴を履く』にも出て来た映画『プリズン・サークル』も挙げられている。その辺りがこの作品に大きく影響を与えていると思う。若干図式的な感じがしないでもないが、それでも今年読んだ本の中でも注目作。

12/18 12:35
3件のコメントを全て見る
0255文字
dra-wrappin
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再読してみた。
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生薬part2
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思いを言語化するのはなかなかムズいけど全身全霊で伝えれば尊重し合えるよ!…なんて感想でません笑。未彩人と夕海が怖すぎて。近年よくある赤の他人がズカズカと侵入し洗脳し家族を乗っ取る事件に重なって薄ら寒〜い読後でしたよ。
0255文字
T.Y&G.J
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星野さんがこの結末をするとはネクストレベルへの進化を見てとれてと言う意味でも感動。
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たま子
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ネタバレ家族の物語。子どもを育てるということは、ある意味洗脳なんだという。母と子3人、その連れ合いなどいろんな人が入り混じって、複雑に影響し合って、なかなか重たい本だった。タイトルは「だまされ屋さん」だけど、かなりの「こじらせ屋さん」とも言える。そうは言っても、子育てに正解はないし、生きてる限りは変われるチャンスはあるし、ね。
0255文字
まころん
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これ、なんで読むことにしたんやろ?めちゃおもろいと思っていたらこれも和田靜香さんおすすめやった 伝わらなさというかひとつのエピソードを違う人から眺めたときの落差にくらくらする/和田さんの参考文献リスト なかなか豊穣なのだが そこから拾ってきたこの本の参考文献リストもけっこういい 信田さよ子、田房永子、浦河ベテルの家、向谷地生良、熊谷晋一郎、、、
0255文字
くまゆう
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そういうことで悩んでる人もいるんだな、という知見はあったけど、1ミリも共感できなかったし、納得も行ってない。ただ、他人が納得した気持ちになるのが一番良くないっていうのはこの本にも書かれてるのでまあ、いいか、と。
0255文字
りんご
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展開に目眩くらくら。集中して読まないと振り落とされてしまいます。夏川柊一、秋代夫妻。その子優史、春好、巴。そしてその配偶者。それぞれが問題を持ち、各関係にも問題がある。明らかな暴力とか明らかなモラハラではない。が、家族でいるのは耐えられない、そういう問題。これに向き合うお話でした。【例:母に対して腹が立つ、攻撃する、攻撃した自分の気持ちを見つめる、気持ちの背景に気付き自己嫌悪する】的な、深く深く潜っていき、問題はどこからこじれていたのか考えます。良い関係を構築するためには一度崩壊させるのです。再読案件。
キク

りんごさんの感想、よくわかります。確かに「受け入れられない」と「受け入れられる」の間をグングン進んでいく不思議な小説でした。

06/28 07:06
りんご

あんな素性のわからない人たちと一緒にしないでくれ。自分は違う。れっきとした、、、、なんなの?って話よね。私はちゃんとしてます、という考えが選民思想だったのかと、地盤が揺らぎますなあ。

06/28 18:21
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0255文字
桃qt
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ネタバレ題名と表紙からほんわかした話を予想したら、真逆のギスギスドロドロした家族の話だった。前半は抱えきれない問題があるのに誰も信用せずに特定の人を攻撃して益々こじれる場面が続き、重苦しくてこっちまで息苦しくなる。あるきっかけで順繰りに心の内を吐露していくあたりから光が見えてきて、ラストは四方八方から光が射していて思わず微笑んだ。夕海の闇が垣間見えたけど。薫里の現況が謎のままだけど。最後まで未彩人以外は友達になりたいと思えなかったけど、問題と真正面から向き合う姿は本当に応援したくなった。
桃qt

細かい事だけど、ニックネームで呼び合うのなんとかなんないかな。紗良をサリーって呼ぶ方が字数多いし「さ」しかカブってないし面倒じゃない?慣れるまで混乱しちゃった。

06/20 20:41
0255文字
eipero25
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母の秋代を悪者にしているけど、春好みたいな息子がいたら多くの母はこうなっちゃうよ。日本だもん。嫁の月美が義母に言いたい放題だけど、こっちがレアでしょ。日本では。で、わかった。作者は欧米か!だからですね。 赤の他人が一緒に暮らしてハッピーなのも考えられない。 結末だけが夢物語でその他は世の中の家族なんてだいたいこんなもんよ。と思う。 会話はかなり理屈っぽいからしんどいです。あとネーミングがかなり浮いてます。
0255文字
うるの
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お、重い!それぞれの登場人物の抱えている物がどれもヘビー級。なんだけど、1つづつ丁寧に描かれてるし、お話としてちゃんとまとまってるし、読みづらさとはか全くありませんでした。むしろ面白かったです。人間、わかり合うには対話が大切ですね。
0255文字
おにやんま
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息が詰まりそうな心理戦の展開で読むほうも消耗してしまった。夫婦・親子・兄弟が普通に家族関係を形成し、破綻しないように維持することの何という困難さ。支配—被支配関係、悪意のない他傷と自責、多様な価値観の衝突、誤解のスパイラルと孤立。もちろん家族の内部では不可視のいろんな問題が生じるものだが、今の時代はより煮詰まったり、こじれやすいのだと思う。最終的に家族が全員集合して、お互いに誤解を恐れずに本心を語り合うという展開が大きな救いと希望。そのために家族関係に風穴を開けてくれる、素敵な第三者が登場する。
0255文字
キク
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とんでもない小説だった。共依存、ネット依存、性自認、国際結婚、父の不在、重い母など多くの問題を抱えた家族が発展的解体を経験して、常識という洗脳から自由になっていく。これだけ詰め込むと普通はバタバタしそうだけど、さすがに星野は只者じゃない。小説としてしっかりまとめてくる。作中に「正しいからってデカい顔してんじゃないよ。その正しさの鎧が私を傷つけるんだよ」というセリフがあってギクリとした。多分僕も、正しいからってドヤ顔してる時があると思う。人との向き合い方を深く考えさせられるた。今年のベストに入ってくる傑作。
りんご

キクさまの感想に惹かれて読みました。私の常識では受け入れられないほぐし方に再構築の仕方でしたが、大変頭使いました。受け入れられんあたりがこの本のキモなのかと思いますし。面白かった。

06/27 20:51
キク

うん、ガツンとやられた感がこの本のキモなんじゃないかと僕も思います。

06/28 07:00
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0255文字
Retsu H
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現代の関係がこじれて断絶してしまった家族が再生していく話。心をオープンにして意地になっているのが段々素直になっていくのは清々しくもあるが、劇場型のマルチ商法のような危うさもある。人なんて嘘で自分を繕って生きていくものだからね。スモールワールズと同じく参考に挙げられている「プリズン・サークル」という映画が非常に気になる。
0255文字
フクミミ
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タイトルからライトな話だと思いきや・・・ものすごくややこしくて面倒くさいねじれた家族が謎の男女の出現で、お互いの考えを言葉にし合い、わだかまりを無くし、共存しようではないか・・・という所に収まるという話だったが、問題が多すぎるのと、各人が理屈ぽく話が長く、「だまされ屋さん」の意味にたどり着くころにはへとへとになってしまった。
0255文字
あしぶえ
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ある家族がいろいろな社会的呪縛から解放され発展的に解体していくお話。そのいろいろというのが本当にいろいろで、私たちみんながマイノリティで当事者、と感じさせられる。中でも自分の中の男性性と闘い続ける優志が出色。こんな本を書ける「男性」作家がいることが光です。
0255文字
らびお
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表紙とタイトルから温かそうな話かと思ったら、超難解な内容だった。家族全員が生き辛い人生を送ってきていて、ぞれぞれが自身を語る。これが結構キツイ。期待される自分であろうとする意味。その重み。解放されるための断絶。多種多様な人間がお互いの言い分を受け容れて、共に暮らす・・・理想郷ではあるが、性善説前提でないとなあ。読み応えはあった。
0255文字
遠藤 悪
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この著者の本はいくつか読んでいるが、特異なシチュエーションでの作話か特徴との印象がある。本作も特異なシチュエーションで人間関係を描き切ってる。傑作と思う。「居場所」「性差」「親子共依存」「外国人」…いろいろなトピックをよくまとめて…いや、あまりまとめ過ぎず描いてる。このまとめ過ぎないが本作の良さで、シリアスなテーマを半笑いで描く感じは島田雅彦の筆致を思い出した。キャラの性格とかも。家族や親族関係で問題を抱えてない人はいないと思うが、読めば解決まではいかなくとも少なくとも優しい視線で問題を捉えられると思う。
0255文字
nmura
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傑作。嫌な、後味の悪い本を書くのが得意な作家となんとなく思ってきたが、今回は大ハッピーエンド。それがすごくいい。こんなふうに人物を深いところまで書き分けるのか、と驚く。すばらしい。再読する。評価A
0255文字
DXB.JKT.BKK
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読みづらくて俺には合わなかった。
0255文字
だけど松本
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それぞれの事情の部分が長い。しつこいと感じる。それと、ちょっと感覚日本人離れしてて理解に苦しむ。寄生虫みたいなやどかりみたいな人々のことよりもむしろ、次男の奥さん。あんなに義母にストレートに感情ぶつけることはできないと思う。和解した時にもハグって・・・義母とハグする日本人て・・・あと、女同士だと多かれ少なかれ同じ体験してるからすぐ共感し合える、という記述があったけど、それは作者の麗しき幻想だと思うよ。確かに、わかるわかる、はあるけど、絶対そこ相容れないって部分にも敏感で頑なだったりすると思う女って。
0255文字
nobue
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一人暮らしの老女の家に突然やってきた男が「娘さんの婚約者です、家族になっちゃいましょうよ」と言い出す。男は詐欺師か歪んだ家族を救う救世主か?娘や息子、孫、その友人達を巻き込んでなんやかんやの物語。正月早々読む本ではなかったかもしれないと思うほど、いろんな問題を詰め込みすぎて読むのに疲れた。現代社会に溢れている問題をこんなにたくさん詰め込む必要などあるのだろうか?どれかひとつかふたつに絞ればもっと共感できるお話だったかもしれないと思うのは、私のあらゆる能力が圧倒的に足りないせいなのだろうか。
0255文字
いちこ
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ネタバレ日本語に訳された文を読んでいるような感覚だった。時々「私が思っていることこれだ!」って思う言葉が出てくるのに、全体的にぼんやりしている感覚。登場人物やテーマの多さ、私にはしっくりこない渾名が飛び交っていたのも正直あると思う。でもつい読み進めてしまった不思議な一冊。
0255文字
一彩
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「心配と支配も紙一重・・・」だよね。
0255文字
koharu
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図書館本。書評をみて読みたいと思ったものの、巻末の参考文献の多さでもわかるけど、いろんなもの盛りすぎ。 老人一人のとこに、若い男がいきなり訪ねてきて、泊まろうとしたり、「トイレこわれてるから」と毎日家に来るか・・・正直、怖い。 読んでいけば、なるほど思ってしまうけど、家を乗っ取られてるような不気味さを感じだ。一歩間違えば、福岡の事件のようになりそうで・・・
0255文字
まりこ
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★★★
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ひさしぶり
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ざっといえば、夏川秋代さんのウチにミサトが押し込み強盗かオレオレ詐欺師かの形で登場し、夏川家のこじれた家族関係を修復していく話。でもミサトも夕海もぶっ飛んだ人物像で理解できるギリギリだった。拗れた家族関係は非難の石の投げ合いって的をえてる。人との付き合いでも長所の面がひっくり返って欠点になってくると煩わしくなってくるもんだ。〈丸いおまんじゅう10個とかを小さすぎる四角い箱に強引に詰め込んだから形が歪になる⇨いったん全部のおまんじゃうを箱の外に出して詰め直す〉開放されるとスカッとリセットが効くつう事みたい。
0255文字
ますずし
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おもしろい設定で家族やパートナーについていろいろ考えさせられたりするんだけども、なんかイライラもするんだよなぁ。何なんだろう。自分が持つ家族観との違いなのかなぁ。理屈だけじゃないだろう、それを越えたものも家族なんじゃないかなぁ。
0255文字
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