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地方選 無風王国の「変人」を追う (角川書店単行本)(Kindle版)

感想・レビュー
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森岡啓
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地方のムラ社会で担ぎ担がれて首長選を争う変人たち、地方選は面白い。
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siomin
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書かれた当時から4年程度経過し,取り上げられた地方選の再選がけっこう行われていたから再読。4年前と結果がひっくり返ったり,再選でまた負けたけど差が縮まったり,改めてドラマがあったことがわかります。和歌山県北山村では二階,北海道中札内村には吉川貴盛と,いろいろあった政治家の名が出てくるのもポイントです。
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Hikari Sakai
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★★★町村長選挙のリアルに迫る良書。再選率84.2%、926町村のうち半分が無選挙。それくらい町村選においては現役が強い。7町村選挙を取材し、それぞれの歴史やしがらみを紐解きながら解説している。地元の名家が脈々と引き継ぐ、外様が改革のために飛び込むなど、地方選挙に興味がある人はぜひ。
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Motoaki Nakashima
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7つの田舎の町村長選挙を追うノンフィクション。抜群に面白く、一気に読んでしまった。 無投票で多選を重ねる村長、そこに挑む新人。しがらみや利益誘導、ドンの後ろ盾だとか、その地方特有の背景を丹念に追っていて、日本の縮図だよなあと。
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Y_Kuroyanagi
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20210115ー20210124
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linbose
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★★★☆☆
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siomin
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町村長選挙を丹念にルポした一冊。現職が圧倒的な有利。さらに小さなコミュニティゆえに争いを避け無投票が続くこともあるなかでも選挙に挑戦するさまを、現地に入り追っかけています。何期も首長を続けるくらいだから力があるのでしょうが、権力は監視をしないと腐敗するもの。果敢に挑戦し現職の姿勢を問う姿勢は買いたいと思います。しかし、北海道中札内村の回で出てくる国会議員が、曰く付きな人が何人もいるのが驚きます。
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姐さん
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無投票、多選。小さな自治体の首長選を取り上げた本。視点が変わっていて面白かった。その町の成り立ち、しがらみ、様々な要因。都市部では考えられない事が起こっている様です。
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乱読家 護る会支持!
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町村長選挙は、再選率が84.2%と圧倒的に現職が有利。そしてその半数は、無投票当選でもある。 無風のはずの町村長選挙で、「風が起こった」選挙戦をレポした本。 「その土地の有力者」か、「有力者をスポンサーに持つ人」が安定的な町村長として支持されることが多いのでしょうか? なので、その町村の利権構造が変わるような状況や、住民の不満が鬱積した町村で、風が吹くようです
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Jun Masuno
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面白かった 現職が圧倒的に強い、地方の首長選挙に挑む変人達を追ったルポルタージュ 選挙に勝つにはやはり理由があり、意思だけではどうしようもないこともよく分かりました
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hiroshi
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文中に出てくる大分県の「一島であり一村」。 数年前まで村長は「8回連続無投票当選」。 驚くことに彼の前任者は“父親”であり、父も「7回連続無投票当選」。「同じ姓」の村長が続いたのに、投票用紙に書いた人は56年間一人も居ない。 そんな事が書かれている1冊。著者の熱量は多いけど、肩に力が入ったかのうような読みづらさも少し。 それを差し引いても、魅惑的なノンフィクション秀作。
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小鈴
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無投票で市長が決まる自治体の図書館の新刊コーナーにあった本。司書の批判精神を感じるのは私だけでしょうか(笑)?。変人よ!現れよ!。7つの自治体事例のうち2つが北海道、愛知県は0でした。北海道中札内村村長選は興味深く読みました。北海道らしい。中札内村は農業で成功した自治体で農家の収入は二千万。でも、強い権力のある農協のドンが応援すると落ちる。農家が応援しない。ドンは嫌われている。長いものにはまかれる本土の感覚では理解不能ですよね。落選した元新聞記者はコンビニ店員をしながら生活して村議員、村長へと返り咲く。
小鈴

農業の村では士農工商の順番で「農」がサラリーマンより上なのだ。村役場より大きい農協。村長は選挙で決まるが、農協の理事長は就いてしまえば永久だ。農協の権力は絶大なのに、農家は理事長を嫌う。理事長の推す候補には投票しない。抵抗する。開拓して体一本で積み上げたからこそ簡単にいうことをきかない。強いものには反発する。権力の分散。農協と村長のダブルで権力を押さえられることへの反発。

11/23 09:01
小鈴

元記者はサラリーマンだった。これまでの村長選は農家が主体なので落ちても本業があるわけだが、サラリーマンはリスクがありますよね。。。でも、サラリーマンという職業への恨みもあるような気がしますよね。農作業(肉体労働)をしない職業への蔑視がどこかにあるような。。。

11/23 09:04
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templecity
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知事選や大都市の市区長選挙ぐらいしかマスコミにはハイライトされないが、日本には1400もの自治体があり、それぞれで選挙が行われているが、最近は成り手もおらず無選挙での当選が続いている自治体も多く存在している。特に田舎になれば中々、新たに立候補して当選することは難しく、よそ者を受け付けないところもある。ある意味、利権に絡む賄賂などもあるところもあるし、原発誘致での交付金を頼りに当選し続けているところ、ふるさと納税で復活、でも実は地元特産品を返礼品としていないところもある。(続きあり)
templecity

今では公然とは行われていないかもしれないが、東京出張で豪遊した経費や夜のお勤めで公用車を使うことで顔をしかめる役所の担当もいることは確か。人口減少や地方が衰退する中、なかなか難しい問題である。

11/01 16:03
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