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教室に並んだ背表紙

感想・レビュー
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Soh-1
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今の自分には運命的な出会いに感じられる一冊でした。娘の生きづらさに寄り添ってはいるものの本質的に理解は出来ない日々ですが、この本を読み進めながら今からまた心新たに見守って行こうという気になれる一冊でした。
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トキ
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私も子供の頃から読書は好きだけど読書感想文は嫌いだったので、何の役に立つの?という嘆きはまさに「わかりみが深い」。でも、感想文を書く作業で自分の気持ちを整理できる…という考え方はいいな。私自身は物語を浴びるように摂取したい質なので、物語への愛に溢れた今作には胸に響く言葉がたくさん。中学生なんてまだまだ未熟で、自分の気持ちすら分からず、善悪の判断も出来ない。だからこそ、手遅れになる前に正しい方向に導いてくれる存在が近くにいて欲しい。最終話は「やっぱりこの著者ただでは終わらせないな…!」と感心させられました。
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lily_katoriinu
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図書室を舞台に、女子中学生のモヤモヤが本との出会い を通して少しだけ晴れていく連作短編集。 私が物語を読む理由ってこういうことだったよなぁと思い出させてくれる作品。 思春期ならではの感情や人との関わりを、本に例えているのが面白い。 >一つ一つ背が違って、一つ一つ素敵な名前がつけられているというのに、このままだとよくわからない。… あたしは、きっと誰かにあたしを読んでもらいたい。…窮屈な書架から抜き出してほしかった。この装幀を、確かめてもらいたかった。あたしという物語を、好きになってほしかった。
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koteomoitsukan
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△++
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chiiizu
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本友達に貸してもらった本。 図書室をめぐる6つの物語。 その6つの物語はその人々たちの物語でもあり、それぞれが色んなことを感じ、悩んでいる。 最後にひとひねりあるのがよかった。
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M
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小説。短編集。学校の図書に関するあれやこれの物語。
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WATERMAN
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ネタバレただの連作短編集ではなくひとひねりあることが、読み終えるときに分かるという趣向で楽しめました。 学校生活が苦しくてたまらない子が出てくるけど、図書室と司書の先生の力でなんとか自分の尊厳を守って欲しい。フィクションだけどそう願わずにいられなかった。
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ひぐち
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ネタバレ助けてって声に出すことが大事
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ほんこ
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最初、おもしろいなーと思ったからこそ、けっこうなスピードで読み進めていて読み飛ばしていたところもあったかもしれない。後半になるにつれて、いろんなことが見えてきて、あーもっと丁寧に読めば良かった、と後悔。そんなときにとある登場人物の言葉に出会って、ものすごく共感。もう一度、丁寧に読んでいきたい。
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hamm
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6つの連作短編集
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ここぽぽ
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新年最初の本。学生時代を思い出しながら読み進めた。 わたしも本で救われた。様々な立場の少女の心と辛い状況が図書室と図書室の本によって、交流できる。学校が行きにくい場所になってしまうのは、日常を送らなくてはならないので、しんどいと思う。沢山の人が通う学校でひっそりとしている本。司書の先生。今思うと感謝です。いつまでも居場所としてあって欲しい。
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黒猫🐈‍⬛
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自分の好きなことを他の人と共有できた時は、本当に楽しいし嬉しいなって思う。特に、今だと色々な情報で溢れてる中で、自分と好きな事を語り合えるのは、本以外の事でも当たり前ではないのだと改めて思った。人との出逢いによって、今までは1人の視野や思考の中でしか見えなかった事に対して、違う視点や想像が加わることにより、思いがけない発見や奇跡が起こるのだと思った。そして、自分が得た知識や経験からの学びによって、誰かの救いや支えになるような大人になりたいと思う物語でした。
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三編 柚菜
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ネタバレ私は、なぜ、読書に夢中になるのか。「面白いと思える作品に出会いたい」も理由の一つだが、絶えず忘れていないのは、「物語が自分の人生に彩りや灯りを与えてくれるかもしれない」ということだ。登場する少女たちの悩みは、大人になっても不意に思い出すものである。だから本作は、悩める万人にそっと手を伸ばしてくれる一冊になるのだろう。連作短編として綺麗にまとまっている。敢えて結末をぼかすのも、作中で言及されていたような、『読者に想像を委ねる大切さ』を身をもって体験させるためか。著者の紡ぐ繊細な機微は一級品と再認識した📚
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ユズル
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ネタバレ中坊のカースト制度だし、イジメだし、何だか嫌だなと思いつつ読み進め、終盤、(あれ?あれれれ??)とページを戻った。上手い物語だと思いました。星野の将来が哀れであるよう願った読者は、私だけでないはず。
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たくみ
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ネタバレ本編に仕掛けられたミステリ要素はかなりレベルが高い印象。だからあの話だけ名前があんな風になっているのかと。自分を助けてくれた恩人の優しさを若い世代に返していく、綺麗事と言って捨てるのは誰でもできる。失礼だが昭和世代はそういう人間ばかりだった。負の感情を若い世代、立場の低い、弱いものへ向けない。これも言葉では簡単だが結構しんどい。でもできる人になりたい。だが星野のような糞女は被害者の意図とは別に裁かれ排除される社会であるべきだ。終始こいつを殺してやりたくなる。自分の子が同じ事をされたら星野を殺すし親も殺す。
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紅
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ネタバレすべての感情を包み込んでくれるような相沢先生の優しい文章が大好き。連載だったみたいだけど、最後の書き下ろしで種明かしするところも最高に好き。読んでるときにあれ?と思ったけど、思い返せばあれもこれも伏線だったんだな、もっと違和感も大事にすればよかった〜〜。いつか子どもができたら、私の本棚に並んでるこの本を見つけてくれたらいいな。
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cafe_love
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初読み作家さん。中学生の学校に馴染めない生徒達の物語。図書館司書さんがそっと助けてくれる。よく出来てるけど、なんとなく物足りず。
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どりー
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紡がれている言葉一つ一つが丁寧で、温かくて、メッセージ性がありました。短編集でここまで感動したのは初めてです。表紙が素敵で思わず手に取ってしまったのですが、本当にいい出会いでした。学生の時にこの本を見つけられていたらなぁと思います。終盤で名前を読んで?!となって見返してしまいました笑 全体的な構成も素晴らしかったです。本を読むことの真髄が、この作品には詰まっていると感じます。
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2220こやま
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私と同じくらいの年齢の女の子の学校生活の様子をリアルに書いている本です。いじめや女子のアレコレも書かれていて共感できる内容になっています。私も共感できてとてもおもしろく、考えさせるものがありました。
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陽桜莉
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好きな作品の一冊になった本。 図書室にまつわる短編集。 どれも、温かい話で面白かった。 いじめの話とかは辛いが、その先の人生は詰んでない。 未来は無限と感じた。私もいじめられてたけど、気づいたら大人になってたしこうして、素敵な本に出会えるのが幸せな瞬間だ。
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クー
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しおり先生は二人いた。真凛は、二人目。オムニバスで初代図書委員が、真凛。それいがいは、みさきの話。いじめと、暗い子の話
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レスポア
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ネタバレ思春期の頃の繊細な感覚、教室の逃れられない閉塞感を、改めて思い出した。子どもたちのいる場所で働いている身だが、「助けて」という声を上げる勇気の出せる相手でありたいと思う。
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ゆー
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「花布の咲くころ」「煌めきのしずくをかぶせる」「教室に並んだ背表紙」が特に好きだった。すべてのお話が少しずつつながっていて、最後の話を読んだ時は胸がいっぱいになった。図書館で借りたけれど、自分でも持っておきたい1冊になった。
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nao
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⭐️5
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haimaki
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★★★★★ 図書室でロンド
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あられ
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今時の名前に翻弄され、すべてが同じ時間の流れの中で続いて起こっているものと勘違いし、何度も頁を戻り戻り読んだ 今時の中学生の状況がどうなんだろうと思う こういうことは私の頃もあったのだろうと思う だが、不足があって感受性だけは敏感で、この年頃のあるあるなことなんだろう 「みんなこんなだよ」「大丈夫だよ」「助けてと言って」と伝えているんだろう しおり先生が抱き着いて止めてくれてよかった
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creatoyama
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この本を手に取った時に、ちょっと違うかなと思った。なんとなく自分の求めているような気もするが、読んだらがっかりするような。そう思って一度でも、本棚に戻す。でも、これは後悔するしかない!決まった本を毎回の読んで納得するのもいいんだけど、ひとつこれまでと違う気持ちを味合うのもいいと。若いっていいよね。なんて思うことも多々ある。いまの自分なんてその若さの恩恵には預からず。あー。あの時はどうだった。今更、どうにもならないと思うことばかり。ただ、若いと言う事にも戸惑いと言うか、夢のような良い事にはなるとは限らない。
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ダイク
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7/10  初相沢沙呼さん作品。  すごく良かった。他の作品も読んみたい。
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ゆにす
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読めてよかったです。「図書館」でなく「図書室」読書好きのためでなく、避難場所として、人との出会いの場所としての「図書室」を書いてくれています。畳の司書室があるなんて羨ましいと思いました。小さなトリックがあったのもよかったです。
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2315
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学校司書のしおり先生と、学校に居場所がない女子学生たちの連作短編集。 本は読まないと内容が分からないのと同じで、人は話さないと人となりは分らない。いいタイトルだなと思う。
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そら
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女子中学生の活発なグループと地味なグループではお互いに理解できない存在で話もしないけど、一対一のきっかけがあれば意外な共通点が見つかって意気投合することもある。各章の問題があっても登校を続けられたのは、図書室に優しい司書の先生がいたからです。読んでいて涙があふれ出たのは、イジメの表現が露骨に書かれているのではなく、ネイルをする箇所でした。ほとんど何もお互いの事を知らないけど優しさに触れた瞬間でした。文章にイマドキの言葉が出て来たり万人受けはしないけど、各章の構成が緻密に作られていました。しおり先生大好き。
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みにみに
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学校で行き場のなくなった子たちは図書室で本と司書によって癒される。と言えば聞こえはいいけど、えげつないいじめに胸が悪くなるシーンも。何で生徒間でいじめの温床みたいな奴って決まって優等生で先生受けがいいんだろう。何様のつもりなのか知らないけれど、その人気や人望は偽物じゃない?って言ってやりたくなる。いじめられる方が教室から逃げないといけないなんて理不尽。でもそれが学校の現実だというのも分かってしまうからもどかしい。無理に嫌な人と関わらず本や漫画に夢中になったって恥じることは何もないよ。
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さくらもち
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最後の話は苦しすぎて号泣しました。自分と重なる部分もあって。
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sunao
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ネタバレ一冊に込められた密度の濃い思いが伝わっています。いろいろな工夫も詰まっている。ただ、図書館好き、読書好きは引っ込み思案で地味っていうステレオタイプ的な扱いが強くないかな?
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水色さくら
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ネタバレ〇/学校司書の「しおり先生」と、教室に対していづらさを感じる中学生たちの連作短編集。サ行とタ行で読みかたを間違えやすい作家って実在する人かしら。今の中学生って、こんな、ネットスラングみたいな言葉を普通に話し言葉で使うのだろうか……。
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ぐっちー
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相沢さんの作品は、medium以来。中学の図書室を舞台に、生きにくさや寂しさを抱えた学生たちに司書のしおり先生が読書という淡い光射す方向を示す連作短編集。各作品のタイトルからも作者の言葉の選び方の素晴らしさが伝わってくる。中学生に向けられた作品だけど、大人にも響く。あと、ちゃんと叙述トリックも仕込まれていたのも面白い。
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RIHON
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ネタバレ思春期の、感情をうまく言葉にできずに人を傷つけたり、思い悩んで孤立してしまった時、親や先生以外の大人がそっと手を差し伸べてくれる。どうしてこんな簡単な言葉がでないのだろう【助けて】と…号泣
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わっしゃーわさび
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ネタバレ暖かい話の中に、ちょこっとだけ叙述トリックが使われている本作。どの話も繋がりがあり多角的に物語が進んでいき面白かった。
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ののの
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地味中学生えも
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りゅう☆
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司書のしおり先生からの『おすすめおしえてノート』で図書委員のあおが勧めた本を求めてたのは苦手な三崎さんだった。本に挟まっていた手紙を見つけた図書委員凛奈は、詩織先生と手紙の主の夢について勝負する。一緒に二次元の恋に夢中だったユナが三次元で恋をしたことが理解できない萌香。名前にコンプレックスを抱くもアイルから心を温かくしてもらったルイルイ。ふとしたことでいじめられるようになったエリ。本が好きな子も苦手な子も図書室という場所で司書のしおり先生と、本と出会うことで違う世界を知る。物語から何かを持ち帰る。学校で→
りゅう☆

過ごした時間で全てが決まることなんてない。物語を通して何かを手にすることができる。物語に込められた願いはあなたを救ってくれる。登場人物たちが越境した連作短編集。図書室っていいな。なぜしおり先生と呼ばれるのか分かった時、相沢作品だということを再認識。学生時代、学校の中にこんなオアシス的な場所があるなんて知らなかった。体育会系の部活にどっぷりハマってたので放課後は体育館へ直行。それはそれでいいんだけど、この本を読んだら図書室に行きたくなる。体育委員ばかりでなく図書委員やってみたかったな。【ナツイチ2023】

04/23 13:41
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