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ホテルメドゥーサ (角川文庫)

感想・レビュー
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練りようかん
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表紙がかわいい。フィンランドにある素朴な佇まいのホテルに日本各地からやって来た男女四人。其々の来し方と心情から周りが意識せずとも当人たちのプレッシャーになっていたアレコレがわかる。だが互いにかける言葉がふっと身を軽くする彼らの交流が好い、優しい世界観だなと思った。なぜ似た人間が集まったのかはホテルの噂と関係していて、本当かなと思いながら読み進めると予想外の選択に、そこで初めて噂は本当だったんだと実感が湧いたのが面白い。分かれ道の解釈、今までの言葉、脳内が忙しなくなり温かい気持ちで本を閉じた。良かった。
0255文字
ささみ
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ネタバレ途中まで精神論的な話かと思ってたら、まさか本当に別次元に行くSF になって驚いた 意外な4人の共通点も分からないぐらいが良い 結果ハッピーエンドです
0255文字
Nobuko
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ネタバレ図書館本 異次元への入り口をめざしてフィンランドにあるホテルメドゥーサにあつまる4人 燕さんは無事奥さんに会えたかな 典江さんは無事戻ってきたかな
0255文字
みひな
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性別も年齢も違う男女4人が、選ばれた人達。誰に?何のために?フィンランドのあるところに、ボーダーがあるらしい。現実の世界と異世界の。それぞれの事情から、この世界から異世界へ行けるチャンスを与えられるのだが、土壇場で異世界詐欺かもしれない。あちらではお金が使えない、暗証番号を教えろという詐欺ではないかと疑う者が出てくるが、4人は決断する。二度と戻れないかもしれない、それでも異世界へアテンドについて行けるか?
0255文字
蕭白
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何とも言えない不思議な感じでした。
0255文字
Circle
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なんでフィンランドなんだろう?と思いながら読んで、結局私の納得のいく答えはなかった。フィンランドになら異次元のドアがありそう……なのか……? 異次元のドアを置くならどこにする?私はクローゼットの扉だしピアノの天板の裏だし机の引き出し。遠いところならそれこそマチュピチュのてっぺんとか砂漠の洞穴とかそういうところ。趣味が出るのかな
0255文字
リッツ
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ネタバレ異次元へのドアがあるというフィンランドのホテル。そこで出会った日本人4人の選択。幾度も台詞が響き、それだけで私にも新しい扉が少し開いた感じ。愛する人に出会うため、好奇心の求めるまま進む人、踏みとどまる人、彼らのこれからが良きものだと感じられるラストで良かった。
みかん🍊

フィンランドの異次元ドアっていうといかにもありそうでロマンあるよね、その後の彼らが良きものになるといいね。

04/25 15:41
リッツ

みかんさん、ありがとう~。ジャンルで括れない本だなと思いました。

05/01 06:48
0255文字
まめ
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フィンランドの森に佇む素朴なホテルには"異次元へのドア"があるという噂がある__。様々な理由でホテルメドゥーサへやってきた4人。自分だったら行きたいか、読みながら考える。行ってみたいようで怖くもある。でもきっと異次元は遠いようですぐそばにあるもの。万物はすべて様々な形で繋がっている。不思議な物語だったけれど、この世界のどこかに"異次元への扉"があったら良いな、そんな風に思わせてくれる作品だった。
0255文字
boo
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ネタバレ矢野の「寝ている時間と無意味なことをしている時間を合わせると優に15時間は超える」は私の生活がまさしくそうで、いかに何もせず過ごしてきたかを思い知らされた。 家にいる時間はスマホをいじるかゴロゴロするか。本当に貴重な20代無意味な時間を過ごしてきて後悔している。 異次元に向かっているシーンは、自分も心臓がバクバクした。 異次元の世界が見れなくて残念な気持ちと、見れないままでよかったという気持ち。
0255文字
humihumi-neko
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深読みすればいくらでもそこに著者が込めた意味を見出せる言葉がさり気なく散りばめられているのだけど、敢えてあまり考えずにただこの不思議な物語を子どもに戻ったような気持ちで楽しんだ。 もうね、楽しい楽しい。 すっごく面白い、このひとことに尽きる。 あちらの世界へ行ったふたりのその後が知りたい。 続編希望です!
0255文字
四男の母
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ネタバレ不思議な話だった。たぶん、自分だったらフィンランドには行くかもしれないけど、異次元には行かないかな。ブルーベリーパイが美味しそうだった。
0255文字
no666kkk
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クラゲに始まり、クラゲに終わる。ほっこりするわけでもなく淡々と時が過ぎていく感じ?あの2人、結局どうなったかな。
0255文字
me-mi
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ネタバレ伏線がわかりやすかったです。あと燕さんと典江さんがどうなったか気になるな~。 いい言葉がところどころあるんだけど、話はあんまり好みではなかったです。
0255文字
ともりぶ
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フィンランドのホテルに日本人4人が異次元目当てで集まる話。集まった経緯がわかってくると異次元もホンモノかもと思えて、良い意味でひねりがなくシンプルに面白かった。
0255文字
○△□
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白夜のフィンランドの森のなかで読みたいな。 不思議で静かな物語でした。 この世界はやり直しがきかないからいいんだって言葉、大切にしたいな。 わたしのマトカ フィランド語は猫の言葉 ホテルメドゥーサ 私の中のフィランド三部作。 かもめ食堂は映画の方が雰囲気出てるからはずす。
0255文字
遙
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世にも奇妙な物語のようだったが、登場人物達がホテルメドゥーサに行き着くキッカケが所々よくできていて、後半にいくにつれ楽しめました。 フィンランド、北欧の森やホテルの澄んだ雰囲気、美味しそうなブルーベリーパイや食事のシーンはとても好きだった。 不思議が沢山散りばめられたまま、結局なんだったんだ?と思う一方で 自分の生きているこの世界も捨てたものではないと気付けるエンディングは清々しくて良かった。 いつか北欧の森に行ってみたいと思わされます。 異世界と今、自分はどちらを選ぶかな。
コタツ猫

(ヽ´ω`)いいところだよ。遥さんたちもいつか行ってね。そしてメルシー体操して欲しい。w

12/06 14:37
遙

コタツ猫さん あのシュールな体操を?笑笑 老後とかに黄昏に行きたいです(*´ー`*)

12/06 16:13
5件のコメントを全て見る
0255文字
らて
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不思議な物語。 フィンランドの森深くにあるホテル メドゥーサ。 何かに導かれたように集まった4人の日本人。 どうやら異次元へ行けるらしい。 行くかとどまるか。。。 異次元に胸踊らせる者と葛藤する者。 自分ならどうだろうか?! 自分が決めた選択が正解だと思って生きていくしかない という言葉は本当にそう思う。 これからも日々色々なことを選択して生きていくのだから。
0255文字
Good Tomorrow
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ここではない何処かに〝本当に〟行けるたしたら。フィンランドの森に佇む「ホテルメドゥーサ」。異次元へのドアがあるという噂。人生をやり直したいと願っていた4人の物語。不思議な雰囲気のお話。地球外生物?並行世界?人生の岐路に立ったときの選択に後悔しないように…そんなことを想う一冊。
0255文字
こまったさん
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単行本で2018年に出た時のくらげホテルって題にも惹かれたけど、メドゥーサもいい。くらげって意味なんだね。リセットとか考えてる人におすすめしたい。夜ドラ見てる感じで、映像浮かんだ。もたいまさこさんが帯書いてらした。たぶん、かもめ食堂のイメージでかなと思ったけど、読中も読後もそれとは違う感じがした。逆に良かった。久遠典恵の回で外はカリッと中はもっちりのホットドッグが出てくる。めちゃくちゃうまそう!
0255文字
朋子
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美容院の待ち時間に読めてしまった。不思議な話。 でもフィンランドならあるかも…って思ってしまう。あー北欧に行きたい。
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みかん
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ネタバレ表紙の優しい絵と、帯のもたいまさこさんのコメントに惹かれて買った本。様々な理由から異次元を求めて、日本からのフィンランドのホテルメドゥーサに集まった4人。(集められた?)最初は同じ日本人、という繋がりしかなかった年齢も性別もバラバラな4人。異次元があるのかどうか、あったら本当に行くのか…?同じ時間を過ごすうちに絆が生まれ、それぞれの選択をする。どんな選択をしても正解。ささやかな自分の人生にOKを出して貰った気分だ。どこか遠くへ行きたくなった。
0255文字
一華
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『いざ行かん異次元へ フィンランド ホテルメドゥーサ』偶然(必然?)フィンランドの森のホテルで出逢った人生に迷いを抱いた日本人四人が、過去・現在を見返し、未来に向かって…というお話かと思ってたら、なんとも摩訶不思議で大胆なSFファンタジー的な展開に!典江さんと夫さんに息子さん…なんとも素敵な家族。「異次元世界」行く勇気はないけど、ちょっぴり覗いてみたい気はするかな〜笑
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圓子
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自分の本棚にはあんまりないタイプの作品だけど、フィンランドが懐かしくなって手に取る。まだ森や湖や島にはいってないんだよね。巨大な蚊も見ていない。……遭遇したくはないけど。
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のん
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異次元・フィンランド・クラゲ…のキーワードに導かれ四人がたどり着いたのは森の中のホテルメドゥーサ。異次元とはあの世なのか宇宙のどこかなのかそれともパラレルワールドなのか?異次元からの使者だというスミレは何者?ファンタジーな物語なようで、この星(地球)で生きることの面白さは何かを問われる。そうこの星はやり直す事が出来ないのが美点。最後は駆け足だった感が拭えませんが、笑いありの温かい読後感は満足です。初読みの作家さんだったので他の作品も楽しみです。
0255文字
もけ
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もしも異次元への入り口があるとしたら?不思議な縁に導かれ、フィンランドのくらげホテルに集まった四人の物語。どこへ向かっているのか着地点が読めず、足元の覚束ない読書ではあったが、山中暦日な異国の空気を楽しんだ。……異次元か~。わたしは絶対行けないタイプだが、くらげホテルには泊まりたいな。本書の年長組はもうこの世界でやるべきことはやったって感じなのかしら。若者組は、逃避として異次元に行くと後悔が残っちゃうから躊躇ったのかな。好奇心一つで次元を踏み越えちゃう典江さんと、それを受け入れる夫の度量が只者じゃない。
0255文字
JUN
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しみじみとした大人な作品でした。 存在価値なんて計るもんじゃない。
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みかん🍊
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フィンランドのホテルメドゥーサ 、そこに異次元のドアがあるという、事件から逃げて来た占い喫茶のオーナー、人から感謝される人間になりたいが役立たずの自分はこの世界で生きる意味がないと思い込む女性、愛する妻を亡くしどうしても会いたい男性、子育ても終わり自由になり小学生の頃宇宙人に会った事を思い出し好奇心に駆られやってきた女性、面識もなく年齢も職業も違う4人が何かに導かれ、果たして異次元へ行けるのか、この世界に嫌気がさしてというだけでなく知的好奇心やこれから生きる為に覚悟を決めた4人のその後が気になる。
リッツ

みかんさ~ん、ありがとう❤️長いこと借りてしまって🙏

04/25 15:01
みかん🍊

リッツさん、読了お疲れ様~だいぶ前に読んだから忘れてたけど、リッツさんにコメント貰ってちょっと思い出した。

04/25 15:40
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0255文字
caz99
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フィンランドの森になら本当に異次元への入り口がありそうだと妙に納得。そうか、ここは宇宙の秘境なのか。私にも忘れてしまっている幼い頃の記憶とかあるんじゃないかと、ちょっと考えてしまった。あっちで燕さんと典江さんがくらげの姿をしているなら、もうくらげキャラメルは食べられない。
0255文字
ふう
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フィンランドの森に異次元の世界に通じる入り口があるという。そこへやってきた初対面の4人それぞれの物語です。自分の意志でやってきたような、何かの仕掛けで誘われるように来たような、そこからして不思議な話ですが、最後にその世界に行くか行かないか決めるのは自分。その緩さが考えるきっかけになり、次に踏み出す力になります。フィクションに参加するのもなんですが、わたしは行かないかな。
0255文字
nico🐬波待ち中
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深くて濃い緑に溢れ、木漏れ日が辺りを柔らかく包み込む神聖で神秘的なフィンランドの森。そんなα波がたくさん発生しそうな場所になら、異次元へ繋がるドアがあってもおかしくない。人生をやり直したい、と願う4人の日本人が時を同じくして、不思議な力に導かれるようにはるばるフィンランドの森に集まった。一度きりの人生、その場に留まるのも先へ進むのもその人次第。どちらが正解なんてない。迷って悩んだ末に、自分で決断することにこそ意義がある。フィンランドの母なる森らしく、迷える人々を優しくおおらかに包み込んでくれる物語だった。
nico🐬波待ち中

punyonさん、こんにちは♪メドゥーサはクラゲのことだそうです。なぜクラゲなのか…は読んでみてのお楽しみ(^o^)♬

05/14 17:25
punyon

クラゲの事なの\(◎o◎)/! てっきり、ギリシャ神話の髪の毛が蛇の方かと…💦

05/15 10:35
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0255文字
きり
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くらげキャラメル、どんな味? その後に思いをはせる、余韻が独特です。
0255文字
めぐ
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こことはほかの世界に行けるとしたら、行くだろうか。 ミンナさんの「地球は辺境だから云々」のところで、色々想像をかきたてられて、もしかしたら本当にそうなんかもしれんって思った 見たことがないからって、それが無いわけではないよね。「まだ」見たことないだけで。
0255文字
Tomomi
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初めて読む作家さん。 異次元へのドアがある、というフィンランドのホテルを訪れた4人のお話。 トゥルクに行ったことがあるので、より風景がリアルに目に浮かびました。自分なりのホテルメドゥーサを探しに再訪したくなりました。 人生は選択の積み重ね。何が正解なのかだれにもわからない。現実逃避は根本解決にはならないし、異次元には(たぶん)行けないけど、立ち止まってリセットすることも必要かな。
0255文字
R.
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ネタバレ異次元の話が、いつの間にか日常のことを思い出させてくれました。フィンランドの森、ケーキ、食事などが頭に浮かんで、わたしも、ホテルメドゥーサに宿泊したような気持ちになりました。
0255文字
よよよ
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異次元かあるとしたら、私はどんなときに行こうと決断できるのだろうか。
0255文字
snow's library
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一見ゆる~い感じですが、なかなかぶっ飛んだ展開です。そして謎ワードもちらほらと。。様々な事情でフィンランドのとあるホテルに来た経歴もバラバラな男女四人。異次元?くらげキャラメル?なぜフィンランド?もうなんのこっちゃです。この物語にハリウッド映画的なファンタジーや鮮やかな伏線回収を期待すると肩透かしをくらうと思います。ただ四人のこれまでの道のりを、彼等が何を思い何を語ったのかに耳を傾けるのがいいのかな、と。そうすれば心地よく大らかな気持ちになれるのかもしれないと思いました。
0255文字
キウイ
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ネタバレ異世界に行かなかったのか!?モッタイナイ!チャンスを逃した後で、他のヒトから言われて、本心はシマッターとか思ってるんじゃないのかなぁ。チャンスをモノにできるかできないかは、当人次第だよねぇ。まぁ、やり直してOKレベルなら、冷やかしだなぁ。
0255文字
ユーリル
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前向きな人と後ろ向きな人で異次元に行くか行かないか決まった感じか、決断することに意味がある
0255文字
DEE
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何の縁もない男女4人が集まったのは、フィンランドのホテルメドゥーサ。 偶然か、はたまた何かの導きか、もしくは企みか。彼らは異次元に行ける権利があることを知る。 戻って来られないかもしれないという不安と迷い。その選択に影響を及ぼすそれぞれが抱えた背景と過去。 正解なんてものはなく、自分の選んだものを大切に思えるか。そして人間なんてどれほど小さいものか。そんなことを思い出させてくれる。
0255文字
may-love
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ネタバレお初の作家さん。異世界に行けるという噂の不思議なホテルにたどり着いた4人の男女のお話。燕さんはまぁ本望だろうし、周りの人にとってもその方が幸せだろうと思う。けど、典江とその家族はすごいね。それぞれが望むところで息災であればそれでよし。って頭でわかっててもなかなかそこまで思い切るのは難しい。矢野さんがきららにかける言葉がよかったな。結局異世界がどんなところかはわからずじまいなのが残念。まぁ、そこがメインじゃないんだろうけど。
0255文字
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