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コモンの再生 (文春e-book)(Kindle版)

感想・レビュー
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しんちゃん007
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著者のエッセイを初めて読んだ。政治や国際社会、生き方など多方面に渡り大変興味深く勉強になる。コロナ禍が去ったのち、時代は大きく動くと考えられるが、そういった中で、コモンの再生が大きなひとつの選択肢であると著者は言う。経済成長と言った国運が上がることが望めない日本では、そういった考え方に方向性を見出し地方移住や就農をする人も増えている。ここに時代を行き抜くチャンスがあるのかもしれない。
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templecity
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昔は大学の授業料は数日の学生バイトで支払えるレベルだったので、親の意向にも囚われることなく、ある意味好きな生き方が出来た。近年では親に頼ることなく大学進学は難しいのでどうしても親の意向に反映されるところがある。政府の色々な制度もあいまいなところはあっても基本的に役人や政治家の意向に従うような仕組みになっている。著者はマウンティングと読んでいる。等々、時勢に沿った色々な考え方を示している。
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良さん
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おしゃれな雑誌「GQ JAPAN」に掲載されたエッセイを単行本化した第二弾。世の中の問題に小気味よく解答してくれていて気持ちが良い。今回は「共有」とか「共同体」がテーマ。 【心に残った言葉】いずれにせよ、パンデミックのせいでグローバル資本主義と新自由主義は大規模な修正を余儀なくされることになると思います。その先に僕たちが採り得る選択肢の一つが「コモンの再生」であるということについては、僕は確信を持っています。(270頁)
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MrO
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そろそろ変わらないとヤバいんじゃない?
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ほじゅどー
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ネタバレ★★★★「今回のコロナ禍に対する日本の首相の指導力と発信力は痛ましいほど貧しかった。東京五輪の開催が危うくなるからと「なんでもないふり」に必死だった。科学的根拠に基づいてではなく「五輪を開催したい」という主観的願望に引きずられてパンデミックのリスクを過小評価した。(2020.4.24)」
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ふかたかちゃん
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辛辣だが、納得感のある文章。さすが内田樹だ。
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なつ
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本当の敵は目に見えないことが多い。易きに流されず脇を締めて生きていこうと思いました。本質を見極めることを諦めないぞ~
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tokko
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面白かった。内田先生の新しい本を注文したので、届くまでのつなぎの本として読んだ。最近読んだばかりなのに、色々再発見もあって何度でも楽しめる。
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ちび独
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内田先生が質問に答える形で持論を展開する。雑誌に連載されたものをまとめたもの。後書きにあるように、時事ネタが多く、時間もたっていることから「こうなる!」と断言したものがはずれた例もあって、それを掲載するのは本人としても赤面と言うが、予測は言い切ることにしているというので、ご愛嬌でしょう。いつもながらの内田節には、信奉者が多いのもうなずける。
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ゆうろ
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共感と学ぶことが多い一冊。 コロナ対策をする日本の首相は最悪のパターナリスト。コロナ感染者が拡大したのは、首相、知事が「やってはいけない」と語り継がれてきたことをやったから。安倍晋三が長期政権を維持できたのは、人間の「性根の卑しさ」を熟知して、それを踏まえて政権を運営してきたから。麻生太郎はあたりかまわずマウンティングをする「下品」。
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はるちゃん
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この「考え」が1,450円なのだから激安!勉強になります
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Asakura Arata
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表題の部分の内容は橋本治の序文とかぶる。瞑想の部分は、(社会的)自我からの開放というのは、実際瞑想をやっている者としては、頷けるところである。
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ASYURA
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分断を超えて、新しい共同幻想が立ち上がる希望の書。
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のせなーだ
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氏の「ええ加減にせえ!許認限度というものがある」をぶつけたい問題提示された日本の特別職公務員の規範意識の欠如、無責任さ。税金から給与を受け、その立場で、一般企業から高価なごちそうを繰り返し受け、車代までもらうという卑しさ。恥ずかしいという感覚の欠如。ひとり親、子供の貧困問題、社会福祉について福祉援助など国民への無関心の証拠では。給与一部返納金も税金です。善行しての税金からの給与と自覚して仕事したら、ルール違反を防げる?!かしら。規範意識を最も要求される立場の自覚をもって頂きたい。
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YASU
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雑誌連載記事のまとめ,ということもありエッセイ的思索にとどまっている.グローバリズムが国民国家の限界を露呈させたものの,それに代わる世界が未だ見えない.昔の藩程度の地域=コモン単位にこそ未来があるという話なのだが,その具体像は?残念ながらそれも見えない.コミュニズムが共産主義と訳されなかったら?,という著者の冒頭の設問,そこをもっと論じてほしいのだが.無理か.
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がんちゃん
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資本主義も自由主義も行き着くところまでいってしまったということか。その上で公共を再構築しようってことなんだよな。そのためには人びとの意識も変わらなければならないんだけど、世の中を見回すと、政治家も含めて、まだまだ私利私欲や保身に走っている人が多いってことが現状のよう。そんな大人を見ていたら、これからの世の中を作っていく子どもだちも真似しちゅうよね。内田さんがいうとおり、大人たちが率先して楽しそうな姿を見せてあげなくちゃあ。
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さきん
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お金がほとんどの人の手に届かないところでグルグル回っている傾向はより強まっている。このままだとお金はあるが、そのお金に見合うサービス、物の提供できなくなる時代が来るのではないかと感じた。コモンの再生には、お金以外にも価値を見出せる人が一定数以上いることが不可欠と思える。お金が価値を一つに一元化し、わかりやすくしてしまうが価値はタイミングや立場によって多元にある。物々交換は地方は活発だが、価値の一元化(グローバル化)に耐えられないからだと思う。
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derosa
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綺麗になりすぎることで、邪悪になる人は、失われる心は、これまで何度か見たような気がする。 自分の中の邪悪な部分を認めること、共存することは、生きていく上で必要なこと。二重人格であることは異常なことでも、責められることでもない。本来人間は多重人格である。自分の中の未知の人格に出会い、認め、なんとか共存していることは、自分が成長することでもある。
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tokko
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内田先生の講演会にウェビナーで参加する機会があったので、復習のために再読した。特に「菅首相では代わり映えがしない」という予想は的中したと言えるだろう。講演会の内容も面白かったしこれからもちょいちょい読み返すことになりそう。
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Keiko Yamamoto
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「グローバル経済は金融中心です。カネで株を買い、石油を買い、金を買う。そこではもう人間的時間は流れない。 経済活動がヒューマンスケール規模を超えた意味不明なシステムとなっています。 人間はそのシステムに最適化されることを求められ、自分たちのライフスタイルも、職業選択も、スキルや知識もすべて金融経済ベースで決定される。 今の与党政治家も、官僚もビジネスマンもグローバル化に最高速で最適化することが絶対善であると信じ切っています。 バスに乗り遅れるなとわめいているがそのバスの行先はわからない。 」
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ぽんこ
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コロナ前のことばかりなので、ちょっと物足りない
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冬佳彰
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GQ(雑誌ね)に連載された、回答形式をまとめた本。サイトでも目にしていたが、「誰が買うんだ、これ?」的に高価な時計とか外車の広告の中に挟まっていた。媒体は媒体として、言説としてはいつもと変わらないスタンス。損なわれた精神的かつ物理的なコモンをいかにして再生するかという主題だな。アンチ・グローバリズムが、「グローバリズムに対するアンチではあるのですが、グローバリズムに対する補正としては働いていない。」ってのは、腑に落ちた。俺の勤めるカイシャでも、耳タコであったグローバルって言葉をあんまり聞かなくなったなあ。
冬佳彰

周回遅れのバズワードを嬉しそうに口にするオジサンを信用するな、ってことか?バズワード自体がバズワードかもしれんが、とオジサンは言う。

11/27 20:59
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tokko
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最近の内田先生の本はだいたいどれも同じような感じですね。どこかで読んだような…という話が集まっています。少し前に書かれたものをもう一度読み直そうと思いました。
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yaruyu55
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いちいちうなずきながらよむ。教育の無償化をもっと早くやっていればよかったのに、と思う。こちら(50代後半)が嫉妬するくらい、学生たちが活き活きと学びたいことをやれていたら、もっとこの国は…とため息をつく。本当にこの国は急速に傾いていくのだろうか。みんな誰かに責任を押し付けあって混乱の度を増していくのだろうか?
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ネルシュン
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やはり時々は内田先生の本を読んでおきたいと思います。
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