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性の歴史 4 肉の告白

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一郎二郎
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ネタバレ自己の魂を絶えず検討し、清くあり続けること。ストア哲学の影響で、それは、自己の自己に対する関係の検討と告白という形態となる。4世紀末に結婚生活が論点化する。夫婦でお互いに相手の欲情に仕えるという意味で、義務と負債という法陳述の言説を生む。それにより性行為を回避の対象として扱えなくなり、アウグスチヌスによってリピドー(欲情)という概念が登場する。リピドーは堕罪の罰として、意志そのものに刻印された、非意志的な、人をますます神から離れさせる強制力である。ここに欲情の主体という新たな言説の領域が生まれた。面白い!
鏡裕之

スコラ哲学ではなく、ストア哲学です。スコラ哲学は、時代がもっと後です。

01/24 19:49
一郎二郎

感想のスコラと言う語を、ストアに書き換えました。

01/27 15:44
0255文字
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性の歴史 4 肉の告白評価44感想・レビュー1