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古代からの伝言 わが国家成る (角川文庫)

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再読。ここまで不比等と草壁皇子、持統天皇が良いキャラなのは珍しい(笑)短編集のようで仕上げの巻として若干違和感はあるものの、まだ描きたい人物と出来事が色々あったということでしょう(序盤の半島情勢はちょっと冗長で流し読みしてしまった)。まぁどう描かれようが、藤原不比等が不世出の秀才ということは間違いない。そして本当に県犬養三千代と「うまく」結ばれて「娘が生まれ」たことも、この時代の国家づくりを突き進めさせた藤原氏の奇跡としか思えない。すぐに藤原4家、そして摂関家時代に続くと思うと、いやはや「すごい」としか。
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そーだ
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や41-7 積読本消化その二十一。再読。
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投入飲料
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日本という国家の根幹が完成していく、激動の時代のクライマックスが描かれている。 古代豪族や皇族のバイタリティー凄い。
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ヘムレンしば
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「古代からの伝言」シリーズの完結編。壬申の乱後の国固めが主題ですね。まずは外交。国交断絶状態だった新羅への大使派遣。壬申の乱で敵方だった物部麻呂を起用したって事が注目に値しますね。新しい国家建設のために。しがらみなど無視して皆全力で国造りに励んだ様子が良く解ります。持統天皇による藤原京遷都、藤原不比等による律令整備、貨幣の導入、古事記・日本書紀の編纂を経て、最後は平城京遷都によって「わが国家成る」で終了です。この後、煌びやかな天平文化が咲き誇るのですね。
ヘムレンしば

やっぱ創業期というのは、国にしろ会社にしろ、ワクワクしてくるものですな。この作品は、日本という国の成り立ちを知るのに大変良い小説だと思います。

07/06 20:11
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TheWho
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日本書紀を軸に古代日本を紐解く古代史絵巻「古代からの伝言」シリーズの最終巻。本巻は、壬申の乱後藤原不比等の和同開珎の鋳造による貨幣経済への転換や大宝律令制定による法治国家確立、平城京遷都による国家首都の形成、そして特筆すべきは、象徴天皇制による国体の確立など現代日本に通じる政策の数々が語られている。本巻でシリーズ7巻の大作が完結を迎えた。また全巻を通じて現代日本ではタブーとされている朝鮮半島との関わり合いを近現代史に通じる鋭い視点で語っている。封印されている日本の歴史を明らかにする超お勧めの傑作です。
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senzaburo
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古事記編纂1300年。このシリーズ最高でした。
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ゆっきーまうす
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全7巻読破。奈良では1300年祭が昨年盛り上がっていたが、ある方が「1300年より前にこそ奈良の歴史がある」と言っていた。鎌足も不比等も役職には拘らず、要は中身であり、ビジョンであり、その行動である。サラリーマンも同じ。役職に就いてからやろうと思ってもできるわけがない。もっと、ガンガン飛ばして行きましょう。
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iwazer
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大海人皇子の治世。再び朝鮮政策から始まる。そして中盤、藤原不比等登場。 これがシリーズ最終巻とは、終盤まで気づかなかった。鎌倉くらいまで続いて欲しかったな。 本シリーズを読めば、古代日本を通しで堪能できます。
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