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人類はふたたび月を目指す (光文社新書)

感想・レビュー
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merci
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☆☆月探索の歴史とかぐやの奮闘記。
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大先生
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月に人類が降り立ってから約50年。今、再び人類が月を目指しているという内容です。月に水はあるのか?(多分少ない)、月に溶岩チューブ(洞窟みたいなもの)はあるのか?(多分ある)等について熱く語られています。著者は、人類が月に基地を造るのであれば気温差・放射線量の少ない溶岩チューブ内が最適ではないかと考えているようです。非常に興味深く面白い本でしたが、最後は宇宙研究に予算をつけることに対する理解を求める内容。実用性のある研究以外には予算がつきにくいという理系研究者の切実な状況が伝わってきます(汗)
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カルディエ
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人類が月を目指す理由ー月に水があるのかの調査、他国への技術力の誇示、新たな生活拠点の可能性の発掘。月面調査の魅力が詰まった1冊です。個人的には人類が月を目指すのは、未知のフィールドを調査することにロマンを感じるからという1点のみでも十分だと思います。 21世紀、月をそして宇宙を身近に感じる時代がやってくると著者は言います。ただ宇宙飛行士選抜試験の本を読み、その過酷さを知ったので人類にとって宇宙への進出が身近になりすぎるのは避けて欲しいと感じます。遠い世界だからこその魅力もあるのではと思いました。
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nuno
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アポロで月の調査は終わったのでは、という方は読んでみましょう。センサーやカメラが比較にならないほど高性能化しているのは分かるが、アポロ計画でも調べられていない地域が多いことは知らなかった。また、大気のある火星より、剥き出しの月環境の方が苛酷だというので、月開発の成果は宇宙開発への横展開が可能という話です。穴が気になる。写真でみると人工物しか見えないし。
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凜
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溶岩チューブの話はとても面白い。 近くて遠い月の本当の姿が少しだけ判ったような気がする。 著者が述べる何を目的に月を目指すのかは、正直??なところも多いのだが、個人的にはとりあえずそこにあるから目指してみる、というのが科学の第一歩なのでは、と感じた。
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takucyan1103
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【IG図書館】未来の人々が過去を振り返るとき、21世紀はどのような時代だったと思うでしょうか。
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かつ
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NASDAとISASの合併によって立ち上がったセレーナプロジェクトをよく知る著者の裏話は面白いが、5章の月を目指す理由はあまり説得力がない。
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なおたか
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月で活動するために活用できそうな溶岩チューブの話は以前ニュースで観たが、詳しく解説されていてわかりやすかった。 写真も鮮明で、竪穴の露頭に見える断層の様子などわくわくする。 宇宙開発では目的や費用とのせめぎ合いがあるが、その苦労も伺える。
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リットン
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素人的には月に水がちょこっとあろうがなかろうがどっちでもいいが、月の地下に空洞があるかもというのはロマンがあるなあと思った。一般人もが、おぉ、と思うような写真がいつか取れるといいのになあと思う。アメリカがアポロ計画を進めていた時代が「あの頃」になり、現代はそれに比べ閉塞感があるのだろうと感じる(実際のあの頃の空気感は知らないが)。発見自体が直接いまの人類に利がなくとも、新たな時代に向けて前進している空気感を生み出すというのは社会全体に対して大きな意味があるのかもしれないなと、感じた
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ノースフライト
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ネタバレJAXA研究者の著者様が月探査の歴史から現在の最前線を著者様の実体験を交えて解説する著作。中でも注目は著者様自身が携わった極の永久影の撮影や、溶岩チューブの有無に関する考察と月の縦孔の発見の実体験を綴った部分。研究者の熱が伝わってくるようだった。月表面が寒暖差や放射能の照射で人類が活動するには過酷な状況であることは知っていたが、月の地下ならば活動の可能性があるということがわかったし、今後の探査目標(UZUME計画)として縦孔や地下空洞を、というのは夢のある(実現してほしい)話だった。
ノースフライト

縦孔の話は、今回初めて知った、と思ったのだが、先行(2019年)して刊行されてる中公新書「月はすごい」(佐伯和人氏著)でも触れられていた^^;すぐに忘れてしまう^^;似たような構成の両著作だが、「人類は…」が、永久影、溶岩チューブ、縦孔に重きが置かれ、著者様の経験談が豊富なのに対し、「月は…」は現在の研究の知識を基に将来の月での資源開発の可能性、将来像を語っているのが違いだろうか。この二冊は共にJAXAに関わる著者様によって書かれており、読み比べてみるのも面白い。

01/09 09:42
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