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ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

感想・レビュー
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yumiDON
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服と解剖学、そしてヴィンテージの知識により未解決事件に迫る桐ヶ谷と小春の探偵コンビ。目からウロコのような知識が面白く、前半は事件そっちのけでその知識の奥深さに興味を惹かれた。登場する職人達はみんなプロフェッショナルばかりで、物語とは言えそのような人物に触れられるのはとても面白い。徐々に真相に迫る後半は「へ〜、世間って狭いのか広いのか…」としきりに関心してしまった。推理を楽しむというより、エンタメとして楽しんだ本作でした。次作も楽しみです。
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やぶやぶ
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★4 いや~良かったです。次作も楽しみです。
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シチュー当番
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仕立屋、古着屋、その他様々な職業の熟練たちが知恵を持ち寄り謎を解く! 以前三浦しをん先生が 「BLはお仕事漫画としての側面もある」(マニアックな職業の主人公が多いから) と書いてらしたが、ここ10年くらいの探偵小説にもそれを感じる。 その道のプロの話は面白い。
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なにぬねのんたん(*^_^*)
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①続きを読むために再読。びっくりするようなつながり。被害者はかわいそう。この境遇の人はこの時代にもいるのかな?人生のどこかで手続して、表社会に来られるといいと思う。
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仮釈放
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服から始まるミステリー。もっとポップな感じかと思っていたら骨太な話でした。
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氷高
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洋服のシワ等から着ていた人の特徴や病気などを見抜く、解剖学も勉強してる仕立て屋。観察眼の優れている人は感受性も高いのか。興味深くサクサク。L.
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からあげだいすき
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面白かった!!その道のプロってーのが出てくる小説は面白い。手芸店のおばあちゃんもプリント工場のおじいちゃんも良きキャラ。警察が10年間も何もできなかった事件を、主人公たちが独自目線から紐解いていく…のわりに簡単に犯人にたどり着けたなぁって気もしなくもないけど、面白かった。あと、ネコが出てくる小説はそれだけでおっけーです。
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nono
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ネタバレ図書館本。初読み作家様。服飾ブローカー・桐ヶ谷が未解決事件の被害者の洋服に目を留めた事から始まるミステリは、個性的な古着屋店長・小春と共に、解剖学的見地からの推測と服飾の基礎知識を武器に事件の真相に辿り着く物語。TVで見かけただけの若い女性の死の真相を追う涙脆い彼の優しさと鋭い観察眼は魅力的ですが、被害者の生い立ちとその死にはやるせなさが付き纏う。現代社会の闇にも踏み込んだ一冊、しみじみ読了。
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純子
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川瀬七緒さんにはまってます。法医昆虫学者シリーズを読み終えたので、仕立て屋探偵シリーズへ。これまで読んだ法医昆虫学者や刑事の人物像と同様、生い立ちなどに翳を持ちつつも、目の前の課題(事件解決)に向けてはじっとしておられないという熱さの持ち主たち。しかも事件への迫り方がおよそ想像のつかぬ方向から。今回は服の素材、しわや傷などから読み解くという仕立て屋探偵を中心に、彼とつながりのあるさまざまな人がそれぞれの職人的技術から気づくことを示してくれる。事件そのものは無国籍問題が絡み、哀しかったけれど。
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ゆーき
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ネタバレ冒頭、道ですれ違った女性の服の皺の付き方でDVを見抜くというホームズ顔負けな観察眼を披露する主人公に思わず引き込まれた。服に付いた皺や姿勢によってその人の生活を暴いていくのはとても面白い。けれど、好みが分かれる小説だな…というのも素直な感想。専門用語がすごく多いので、本筋を理解する前に用語疲れしてしまう。あくの強いキャラクターを好きになれるかどうかも、人によるかも。実写ドラマやコミカライズのように、目から入る知識があると分かりやすいかもなあ…と本末転倒なことを考えてしまった。
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あやね
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ネタバレ着ている洋服からいろんな情報を得て最終的に死んでしまった子が誰なのか、どうやって死んだのかが判明していくのは面白かった。 無戸籍問題は以前ニュースかな?でやってるの見たけど今の日本でも実際にある問題だから一筋縄で簡単にはいかないだろうけど、少しでも無戸籍で苦しむ人が少なくなるといいなと思うばかり
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マキコマキ
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ネタバレ十年間未解決の少女殺害事件公開捜査番組を見た服飾ブローカーの桐ヶ谷はその少女の身につけていた服装に違和感を覚える。桐ヶ谷は衣服についたシワやクセなどからその人の特徴や病気、怪我や暴行歴まで見抜く解剖学に基づく特殊能力があった。 この桐ヶ谷がクールなようで涙もろく身元も分からない少女の生い立ちを想像して涙するのが良かった。 相棒の古着屋小春も腹の底の読めない警察官南雲の存在も良かった。 家族の夜逃げにより、戸籍を作れなかった親子の悲しい結末に今の日本でもこんなことが起きているのかと言葉を失う結末でした。
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ひろぶ
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面白かった!川瀬七緒さんはキャラ作りが上手いなあと感じる。この本も個性的なキャラが次々出てくる。被害者の服から推理する物語。真相はやるせ無いものだったけど、推理していく過程や伏線の張り方は楽しめた。1作目しか読んで無い昆虫法医学のほうも読み進めよっと。
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はなまる
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ネタバレ仕立屋探偵桐ヶ谷京介シリーズ1作目。10年前に阿佐ヶ谷の団地の一室で見つかった少女の遺体の謎。被害者が身に付けていた服飾品の特徴や状態から事件の背景を捜査していく。
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hal
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☆☆☆川瀬七緒の新シリーズかと思い読んでみたが今度は服の生地や釦から推理していく話で楽しめた。母の実家の雑貨屋に釦が付いた引出しが並んでいたのを思い出した。
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もも
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主人公の桐ヶ谷(きりや)が何回も涙する。こういう気持ちって、本当に大事だなあ、と思う。それにしても、洋服からここまでわかるなんて、単純に凄い。美術解剖学、凄いなー。
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かっこちゃん
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ネタバレ大嫌いな昆虫を使った川瀬七緒氏のミステリーシリーズが物凄く面白くて嵌った。で新しいシリーズを読み始めた。服に詳しく、凄腕の職人さんと顧客を結び付けるブローカーもありうるかも知れない。服のシワや形状で身体のぐわいを的確に判断するのは一寸厳しすぎる設定なのかも。隠れている難病の徴候、無国籍の子供、成長した人々。現実世界でも?と思うとやりきれない気持ちになる。服に対して思い入れがあまり無いのでふーんという思いしかないが、友人が姑に対し「漆器じゃ無くベークライトのお重なのに捨てない」と怒ってたのを懐かしく思い出す
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ひまわり*
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図書館本◆初読み作家さん。仕立屋探偵というまた新しいジャンル(笑)を読んでしまった。実際は探偵ではなくただの仕立屋なのだが。10年前に遺棄された身元不明の少女の着衣はヴィンテージのワンピースだった。仕立屋ブローカーの桐ケ谷は衣類のシワや摩擦からその人の骨格から癖や体調等を法医学的観点で見抜いていく。シワのより方の癖で虐待や病気を見つけたり、とか凄すぎる。その遺された衣類のシワや縫い目から少女の名前を追っていく。登場人物皆キャラがたっていて良かったし、その特殊な観点が面白く引き込まれた。続編も読みたい。
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遠子
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服を見ただけでその人の骨格や癖、内に潜む病までを見抜くことができる主人公が、偶然目にした身元不明の少女の遺体の真相を追い、名を取り戻そうと奔走するお話です。本格ミステリーであり、その背景には現代社会において焦点が当たりにくい切実な問題が潜んでいるように思います。
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Fumoh
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10年間遺棄されていた遺体が偶然見つかった。被害者は身元の分からない少女で、特徴的なワンピースを着ていた。主人公は、服を見れば人体の構造も分かるという特殊能力を持った仕立て屋・桐ケ谷。ワトソン役の小春と二人で、遺留品であるワンピースから謎を解いていくミステリー。被服の膨大な知識量があって、読みながら「なるほどなあ」と思わせるが、中盤からやや蘊蓄のしつこさも感じられました。特に関係もない「謎」が大好きな一般人が、事件に首を突っ込んでいくのはミステリあるあるで、まあしゃーないかと思うんですが、証拠を丁寧に検証
Fumoh

することによって謎を解いていくのは、いろいろ風呂敷を広げすぎて読者に負担をかけるミステリーよりは感心できる。また主人公も「謎を解いてみたい」という好奇心から、「少女の無念を晴らしたい」という想いに変わっていくのは説得力があったし好感は持てた。キャラクターの造形は他のミステリーより丁寧だと思う。だから普通よりは、はみ出しの少ない完成度の高い小説だと思うんですけど、やっぱり「主人公だけに分かる秘密によって犯人を追いつめていく」というのは、ミステリーというより、どちらかというとヒーロー小説じみた感じになるし、

04/13 18:06
Fumoh

一般の読者には分からない被服の膨大な知識を披露されても「は~ん、そうなのね」くらいにしか思わないから、それだけでこの長編ずっと引っぱるのは厳しい。ただし少女の謎の死は悲劇的であるから、それが良い効き方をしている。途中でハプニングが起こるサスペンス要素を入れた方が、もっと全体が引き締まったのではないかと思います。でもけっこう楽しかったです。

04/13 18:08
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うぱるぱ
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被害者の服を見て解決していく探偵物なんて初めて読んだ。服飾の知識がふんだんでとても面白かった。読者である自分にも少女の姿が浮かんでくるようでとても感情移入できる作品でした。
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Gemini
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法医昆虫学〜が面白かったから期待したけど、イマイチ。キャラも立ってるし、意外な方向性からの未解決事件解決、だけどそんなにワクワクしない。
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minono
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「クローゼットファイル」が先になってしまったが読了。
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cherry
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10年前の事件が着ていた洋服から解決に。誰もかれも登場人物が個性的。 犯人と思われる人物が余りにも意外でした。そんな事が!と。
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K-dream
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登場人物のひとりひとりのキャラがユニークであり,しかもあまり嫌味さがない.はなしのテンポもよいので,おもしろくどんどん読めてしまいました.そこまでわかるの?とか,まりこまかいことは気にしなかった.
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ミシェル
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着ている服の状態から、その人の生活習慣や病気、癖、状況が分かる仕立屋の京介。 10年前の死体で発見された名無少女の洋服に興味を持ち未解決事件を追っていく。 小春、ミツさん南雲刑事登場人物が個性豊か。 バクハツ柄(アトミック)やタイニーカラー、ベークライト釦等、服飾に関する単語や知識が出て楽しめた。 桐ヶ谷の部屋を荒らした犯人はすぐ分かったけど動機は分からなかった。
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りんたろう
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人の服や姿勢、動作などから、こんなにたくさんのことがわかるなんて!と、感心しながら読んだ。とても興味深いし、登場人物はみな個性的で魅力的。弱い者への慈しみ、自分にできることがあるならしたいという躊躇のない思いにうたれる。
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マリオ
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初読みの作家さん。続きが気になり一気読み。
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sak
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服についたシワや摩耗から、その人の生活習慣や病気などをズバリ言い当てる桐ヶ谷。 そんな彼が、十年前の未解決事件に挑む。 とにかく、桐ヶ谷のキャラがわたしの好みにどストライク。服に関することだけでなく、人体や病気についての知識も豊富で、千里眼のように何でも言い当てる。気持ちいいぐらい。 それでいて涙もろくて、すぐ泣く😅 相棒の小春さんが、竹を割ったような性格なので、バランスばっちり。 続編もあるらしいので楽しみ😊 どんどん続いて欲しい。
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ぎーやな
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謎の解き方が斬新!恥ずかしながら、釦をボタンと読むことを初めて知り、漢字があったのかー!と、驚きました。
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にし
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★★★☆☆ 法医昆虫学捜査官シリーズがめっちゃ面白い川瀬さんの新シリーズ?「仕立屋探偵桐ヶ谷京介」◾️洋服から、着た人の病気から死因までを推測できちゃう異能の持ち主が探偵役。◾️直ぐに感情移入しちゃう主人公の桐ヶ谷のキャラクターも良いけど、更にバディ役の小春の姐さんぶりがいい感じ。物語に彩りを与えてくれる。◾️服飾の蘊蓄も面白くテンポも良くて最後までサクサク読めます^_^
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いちろく
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紹介していただいた本。以前、TVのドキュメンタリで街行く人の服装のブランドを片っ端から次々に指摘している人の番組を観たことがある。一瞬でそんなことが出来る人が世にいるなら、この本の主人公の様に、歩く姿勢や服装の状態から健康状態を推定する人が居ても不思議ではないと思った。公開捜査された10年前の事件を、独特の切り口から追うミステリ。小説である以上、ある程度の規模が限られてしまうのは仕方ないが、それでも独自性があり面白かった。人物の掘り下げ方も無理がない印象もあり、一気読みでした。
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金平糖
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文庫版を読了。「クロゼットファイル」が面白かったため、第一弾が読みたくなった。高円寺、阿佐ヶ谷から総武線で錦糸町、小岩、市川へ。小岩に赤線があったとは初耳。夜逃げの行く末が悲しい事件に。真相は辛い事だろうと想像に難くないが京介や小春と同様、真実が気になり一気読み。京介に私の衣服から、健康診断をして欲しくて仕方ない。
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あかね
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今まであまり読んだことのないタイプの導入や切り口で面白かったです。ひとつひとつを丁寧に繋げていく過程が焦ったくもあったけど、それが事件や問題を身近に感じる要素だったのかなとも思いました。
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くまゆう
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洋服のシワからその人のクセがわかるという発想が面白かった。洋服の柄や使われたボタンから被害者を追っていくという視点は面白かったけど、それを刑事が真に受けないというのは、「それはそう」とおもった。
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ゆうこばこ
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ネタバレ図書館。昆虫法医学シリーズが面白くて著者の他の本を借りてきたが、これまた私的には大ヒット♪ 本当にこんな職業の人がいるのか?多分いらっしゃるんだろう。一般人からするとものすごくニッチな仕事に、ものすごく豊富な知識と静かな誇りを持って携わる人が。 10年前の少女死亡事件は、服飾というある意味華やかなアプローチから解きほぐされていくが、その先にあったのは無国籍の子供という現代の闇だったのがやるせない。
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いち
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ネタバレ主人公は美術解剖学と服飾の深い知識によって、服を見ればその人の受けた暴力や病気などまでわかる特殊な能力を持っている。川瀬さんの作品は2作品目なのですがまたキャラが濃くて良かった笑 主人公が涙脆いのは自分も結構すぐ涙出る方なので共感した。どうやって警察に関わっていくのかが確かに新しくて、真相がわかっていくうちにドキドキしていきました。10代の子がそんな趣味があって、きっと戸籍があって生きていれば桐ヶ谷さんと出会って仕事していたかもしれないと感じました。
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Makiko Mihara
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美術解剖学ってなんだって思ったけど、人を見れば骨と筋肉が透けて見える!?それを仕立てに応用して洋服を作る仕事をして、服のしわを見てその人の状態がわかってしまうなんて、今度の主人公もまたかわった才能を持つ人だ。その才能を活かして10年前の未解決事件を追って行く。虫みたいにグロくないけど、また一つ変わった視点の謎解きシリーズです。興味深く読みました。
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きさらぎ
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服を見ればその人の体のクセや病気までわかる能力を持つ桐ヶ谷が、素人探偵となって過去の事件を解決に導くというストーリー。新しい視点で面白いけど、警察側からしたら、強引であれこれ口出しする情報提供者はウザくて邪魔だろう。この作者の昆虫学シリーズの主人公も相当クセが強いので、そういうキャラがお好きなのかな? 主人公&仲間たちの紹介と生地のうんちくが長く、事件が動くまでに時間がかかった。そのため中盤までものすごく長く感じた。
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Karl Heintz Schneider
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「人を見ると筋肉や骨格が透けて見えるんです。」高円寺南商店街に仕立専門店を構える桐ヶ谷京介は知る人ぞ知る、腕のいい洋服の仕立屋である一方、美術解剖学を専攻していた過去を持ち、人が着ている洋服のわずかなシワなどから、その人が暴力・虐待を受けていることを見抜いてしまう。どんな服を見ても、それが作られた年代や経緯がわかる、ヴィンテージショップの店長・水森小春とともに迷宮入りとなっている殺人事件の被害者である少女が着ていた衣服から事件を解き明かそうとするが・・・。
かたつむり

昆虫シリーズも是非^^

10/20 08:53
Karl Heintz Schneider

コメントありがとうございます。法医昆虫学捜査官シリーズのことですよね。巻末の解説でも触れられていて気になってました。読んでみますね。

10/20 19:13
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