形式:新書
出版社:祥伝社
日本に行ったときにドクターと日米の健康保険の違いについて話したのですが、そもそも国民健康保険も、人口が末広がりに増えることを前提としたシステムなんだそうです。「間違いなく崩壊しますね」とおっしゃってました。先々、明るい要素がないですよね…。
ミカママさん、こんにちは~。日本の健保の優れた点は国民全員が加入していることにありますが、おそらく現代では保険すら入れない人々もたくさんいると思います。年金になるともっと多いでしょうね。貧富格差と少子高齢化に打開策を見いだせないのは、民主主義の盲点かもしれません。
【追記:2】⇒第4章「定年前転職の決断」では60歳前に転職した4人の事例。企業の盛衰は予測不能。大手家電から中小企業への2名以外は低賃金。第5章は「死ぬまで働く」。①高齢者就労の先進地域の柏市生涯現役促進協議会の活動②徳島県のJAが導入に成功した「葉っぱビジネス」(映画化)。①での求人は事務職が極少で大部分が介護・製造・調理・清掃・警備等の現業で3K職場。②は和食の添え物というニッチな商品とJAの御膳立てで成功した稀有な事例。第6章は「老後レス社会を生きる」。社員の3割が60歳以上の縫製メーカー⇒
【追記:3】⇒・大和ハウス工業・太陽生命の定年延長。高齢者の縫製作業現場は未来の日本を暗示。第5章の次の部分が最も印象的。⇒「体力や気力が次第に衰えていく老後に、生活費の心配と労働の義務から解放されるのは本来あるべき姿(中略)誰もが願う人生のゴールは、働かなくてもいい穏やかな老後を送ることであるはずだ。毎日決められた時間に出勤し、煩わしい人間関係に揉まれ、やりたくない仕事を割り当てられる。そんな軛(クビキ)から解き放たれることこそ、長年働き続けた人に与えられるべき報償だろう」(p.180~181)
「働いてない私が言うか!?」に大爆笑。やっと仕事から解放された私としては「これ以上、こき使われてたまるかぁ!さっさと死んでやるぅ~~」(笑)
punyonちゃん、FIREってのも流行ってるみたいだし、働き方多様化してるよね。私もこき使われるのはごめん! 主婦業も退職します‼️ 笑笑
この本の読者は、妖精さんが多いと想像します。すると、妖精さんにやる気を出してって言う内容になったのでは?
妖精さんたちの処遇は難しいですね。新しいことにチャレンジする気持ちがあるかなぁ?
この本を手に取って読む確率が高い人を、ターゲット(妖精さん)とすると、この内容になるのだと思います。妖精さんにやる気を出してって言ってる本なのでは?
中卒で働いている人も多かったですが、今は大学まで行く人が多くなりましたし、引きこもりやロスジェネ問題もあります。そういえば、私もロスジェネ世代のようです。「国」「会社」「家族」が支えてきた構造のはざまに落ち込む人が急増している。社会から想定されていない非正規シングル(未婚、離別)の女性。どこでも、何をしてでも食っていく。そう腹をくくれるかどうかが、100年時代の人生で第二の幕を開ける最も大切な条件かもしれない。→必ず職場に出向く必要があるエッセンシャルワーカーが高齢者の求人として多いのだそう。働いていた時
のプライドを捨てて、今に焦点を当てて、今できること今求められていることをやることができるかどうかが 定年後の生活を変える気がします。
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