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老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代 (祥伝社新書)

感想・レビュー
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Humbaba
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歳をとればこれまでとは同じようには行動できなくなる。それは間違っていないが、その一方で生活をしていくためにお金が必要であるというのは年を重ねたところで変わるわけではない。十分な貯蓄があれば問題ないのだが、そのように恵まれた状況にある人の数はそれほど多くはない。だからこそ歳をとったからと言ってすぐに引退するのではなく、そのような状況でも働き続けるということが起こるようになる。
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hiyu
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長生きすることが決して幸せかどうか分からない。主張は理解できる。自身も全く無視できるとは到底言えない状況にもあるから。反面、ある程度の現状表記になっているため、解決のための方法論、方策等が弱いような気がする。
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katoyann
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高齢者の労働に関するルポ。2040年には団塊ジュニア世代が高齢者の仲間入りを果たし、3人に1人が高齢者となり、従属人口が増え、労働力不足が深刻になる。そんな近未来の社会を回すには高齢者も働く必要が出てくるという。現実問題として、年金や医療保険の負担と給付のバランスが崩れ、生産年齢人口への過剰な負担は元より、財政が逼迫してしまう。年金受給開始年齢も遅延化しており、体力が衰える時に働くのかと思うと身につまされた。タメになったが、不安にもなる。
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tdyskd
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100歳以上の人口は増え続け、2020年には8万人を超えたとは知らなかった。
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tecchan
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超高齢社会にあってどのように生きていけば良いのか。老後がない時代がそこまで来ている。
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KoichiT
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死ぬまで働かなければならない世界のようだ。働かせて税金と社会保険料を搾取しないと成り立たない社会になってしまった。少子化になればこうなるのは分かり切っていたのに、人口増加を悪と決めつけていたマスコミがこの様な本を出す無責任さも腹立たしい。しっかりと資産を蓄えてダマされないようにしたいと、改めて思った。
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yamakujira
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とても有意義な着眼点で示唆に富んだ問題提起だと思うけれど、新聞社の取材班による作品ならば、もう一押し、現状の解決と未来の危惧に対する提言がほしかったな。第1章「高齢警備員」では生活のために働かざるを得ない高齢者、警備員くらいしかない高齢者雇用に胸が痛むけれど、高齢者を大切にして警備員の仕事にやりがいを与える警備会社の存在に救われるね。働きたい人がどんどん働けるように高齢者雇用のあり方を法整備でも支援するべきだし、一方で働きたくない人も生きていけるようなセーフティネットの拡充を求めたいね。 (★★★☆☆)
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犬養三千代
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窓際族から妖精さん。働かない人員をもうかかえられなくなったのではないか?独身女性、非正規の人達は老齢化すると生活保護。など衝撃的だが人口動態から以前からわかっていたはず。政府の無策は痛い。定年前に転職出来る人は能力が高い。死ぬまで働ければいいが、、。警備員の過酷な働き方は70歳を超えて辛いものがある。逃げ切れない年齢は情けないです。
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つちのこ
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早期退職し、今年から始まった年金暮らし。日がな一日好きな本を読んで過ごしている…こんな自分は、本当に恵まれていると思う。本書には、死ぬまで働かないと生きていけない高齢者や、将来の予備軍ともいえる非正規雇用にあえぐロスジェネ世代、職場で居場所がない定年間近の人々の悲痛な声が綴られている。なんでこんな国になってしまったんだろうと考えつつ、自分は単に運が良かっただけだと思ったりもする。本来、祝福され喜ぶべき長寿化が、不安をもたらし、本人、家族にとっても生きていくうえでの人生最大のリスクになっていく。⇒
ミカママ

日本に行ったときにドクターと日米の健康保険の違いについて話したのですが、そもそも国民健康保険も、人口が末広がりに増えることを前提としたシステムなんだそうです。「間違いなく崩壊しますね」とおっしゃってました。先々、明るい要素がないですよね…。

08/27 10:39
つちのこ

ミカママさん、こんにちは~。日本の健保の優れた点は国民全員が加入していることにありますが、おそらく現代では保険すら入れない人々もたくさんいると思います。年金になるともっと多いでしょうね。貧富格差と少子高齢化に打開策を見いだせないのは、民主主義の盲点かもしれません。

08/27 10:53
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panzer
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本書は人口構成から高齢者(65歳以上)の就労が期待される近未来を取材と専門家の意見から構成。高齢者の雇用義務年齢は65歳(2013年)から70歳(2021年)へ上昇中。少子高齢化で減少中の生産年齢人口(14歳~64歳)の補填のために期待されるのは高齢者と女性(専業主婦と非正規雇用者)。各章の目次と内容。第1章「高齢警備員」。警備員57万人の中で60歳以上は45%で70歳以上は15%。給料は他職種に比べ約10万円低いが高齢者と未経者には参入が容易。第2章「朝の妖精さん」(働かない50代後半の男性の呼称)。⇒
panzer

【追記:2】⇒第4章「定年前転職の決断」では60歳前に転職した4人の事例。企業の盛衰は予測不能。大手家電から中小企業への2名以外は低賃金。第5章は「死ぬまで働く」。①高齢者就労の先進地域の柏市生涯現役促進協議会の活動②徳島県のJAが導入に成功した「葉っぱビジネス」(映画化)。①での求人は事務職が極少で大部分が介護・製造・調理・清掃・警備等の現業で3K職場。②は和食の添え物というニッチな商品とJAの御膳立てで成功した稀有な事例。第6章は「老後レス社会を生きる」。社員の3割が60歳以上の縫製メーカー⇒

02/07 09:33
panzer

【追記:3】⇒・大和ハウス工業・太陽生命の定年延長。高齢者の縫製作業現場は未来の日本を暗示。第5章の次の部分が最も印象的。⇒「体力や気力が次第に衰えていく老後に、生活費の心配と労働の義務から解放されるのは本来あるべき姿(中略)誰もが願う人生のゴールは、働かなくてもいい穏やかな老後を送ることであるはずだ。毎日決められた時間に出勤し、煩わしい人間関係に揉まれ、やりたくない仕事を割り当てられる。そんな軛(クビキ)から解き放たれることこそ、長年働き続けた人に与えられるべき報償だろう」(p.180~181)

02/07 09:33
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りんりん
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働き続けたい人には仕事を、リタイアしたい人は「老後」を。その選択ができる世の中にしてほしい。実際問題になるのは、もう「老後」を行きたいと思っても老体に鞭打って働き続けなければ生きていけない人たちのこと。自分も可能な限り、少しでもいいからお金を稼ぎたいと思っている。それができなくなった時の公的な保障に不安がある。そのあたりはあまり書かれてなかったかな。
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ヒデミン@もも
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妖精さんかぁ。いつの世にもどの世界にもいるよ妖精さん。その存在も大事だと教わってきたけれど、多様性を求められる現代にして、妖精さんの存在は許されないのか。老後レス時代。ポジティブに捉えたら、いつまでも現役でいれるってこと。働かないといけないではなく、働く場があることをありがたく思えるように。働いてない私が言うか⁉︎
punyon

「働いてない私が言うか!?」に大爆笑。やっと仕事から解放された私としては「これ以上、こき使われてたまるかぁ!さっさと死んでやるぅ~~」(笑)

12/03 10:57
ヒデミン@もも

punyonちゃん、FIREってのも流行ってるみたいだし、働き方多様化してるよね。私もこき使われるのはごめん!  主婦業も退職します‼️ 笑笑

12/03 15:00
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西風75
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新書の限られたページ数で、色々な角度から見た高齢者就労の実態が、なるべく暗くならない様に書かれています。会社に残るべきか、去るべきか?、結局人それぞれなのだが、参考になりました。妖精さんにならない様に頑張ろう!
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Roko
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ある程度の規模の会社勤めをして、そこを退職後、別の仕事をしている人たちのことも紹介されていましたが、この人たちは極々恵まれた人たちだなぁって感じてしまいました。本当に問題なのは、生活のために働き続けるしかない人たちです。その人たちをどうフォローしていくのか?については、この本の中では全く語られていません。国はこの問題を本気で考えてるのかなぁ?と疑問ばかりが湧いてきてしょうがないのでした。
西風75

この本の読者は、妖精さんが多いと想像します。すると、妖精さんにやる気を出してって言う内容になったのでは?

11/02 19:14
Roko

妖精さんたちの処遇は難しいですね。新しいことにチャレンジする気持ちがあるかなぁ?

11/02 19:18
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ごへいもち
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少子高齢化が進むのなら、個人的には死ぬまで元気に働いて老人医療費を減らして税金を納めることで若い世代を応援できたらいいなと思います
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kaz
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終活と言うよりは、定年をめぐる考え方が主。就職氷河期等で十分な備えができない世代の問題、従来であれば定年を迎えるはずだった世代がどう活躍するか等は重い課題だが、解決策までは遠い気がする。図書館の内容紹介は『65歳以上が人口の35%を占める19年後の日本。死ぬまで働かなければ生きていけない社会が到来する-。「老後のなくなった日本の現実」と、避けられない未来をどう生きるかを考える。「朝日新聞」掲載を加筆し新書化』。
西風75

この本を手に取って読む確率が高い人を、ターゲット(妖精さん)とすると、この内容になるのだと思います。妖精さんにやる気を出してって言ってる本なのでは?

11/02 19:11
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アッキー
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朝日新聞掲載時から興味があった。高齢化が劇的に進む日本。この国に、光はみえるのか?
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K1
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一億総活躍ー謳い文句に透けて見える公的支援の抑止。少子高齢化、格差社会、ロスジェネ(特に女性)、妖精さんなどをキーワードとする取材内容を加えて、待ち受けるのは暗黒の未来なのかを検証しています。働かなければ生きていけない人と働くことに生きる意味を見い出す人ー非正規雇用女性の「安心な老後なんて、想像できない」の言葉に絶句。
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taiyo
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深刻な現状をリポートしつつ、老後がなくなっていることは本当に悪いことなのか?というところまで視座を広げて記述している。新聞社の底力を感じる。
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ひろ
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[図書館本] 老後レス社会について朝日新聞の取材をまとめた本。既にいろいろな老後があることを知り、確かに高齢警備員が多いと再確認。年金について「繰り上げて後悔するのはこの世、繰り下げて後悔するのはあの世」という格言を初めて知った。
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Noriko S
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将来の自分の老後、ずっと働かんといかんのかとかなり落ち込んだ。波平さん、設定は54歳らしい。60ぐらいと思っていた!そういえば、おふねさんは48歳だったかと。現在は明らかに10歳以上若くなっている。このまま、引退することなく、働かなくてはいけないのだったら、仕事との自分のやりたいことのバランスを考える必要あり。
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KJ
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昭和の「サザエさん」の波平の設定は、54歳。55歳定年の一年前というから、驚き。いまや65歳、いや70歳まで働くことを世の中でも自分ごとでも。年金もWPPの考え方。生涯現役で野生にかえるという最後のメッセージは琴線もの。
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かずは
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がっつりロスジェネ世代。現在、70代の人たちと一緒に働いている。生活維持、健康、時間があるからと働く理由は様々だが、みんな元気でよく喋る😃。私も働けるうちは働こうっと。
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カワやん☆
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老後レスは覚悟しつつも、会社で妖精さん化しつつある自分も少し反省。
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かんだみょーじん
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Kindle
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団塊シニア
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定年退職して年金をもらい働かずに晩年を送るような人は本書にあるように少数派かもしれない、まさに消える老後である、また警備業が高齢者の受け皿になってるのも事例から納得できる。
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ひめぴょん
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仕事をするということについて考えさせられる書でもありました。仕事はしなければいけないものなのかという疑問に対してはベーシックインカムが与えられたとき仕事をするかしないかということに対する答えがそれを示すかもしれません。年齢や病気などが理由で他の人と同じような仕事ができない時、病気の場合も高齢の場合もは保証される仕組みがありはしますが、必ずしもうまく機能していない現実があります。「働く」ことと「生きる」ことの境目がない田舎暮らしの例が挙げられていましたが、大人数での共同暮らしが基本だった昔は子も高齢者も何ら
ひめぴょん

中卒で働いている人も多かったですが、今は大学まで行く人が多くなりましたし、引きこもりやロスジェネ問題もあります。そういえば、私もロスジェネ世代のようです。「国」「会社」「家族」が支えてきた構造のはざまに落ち込む人が急増している。社会から想定されていない非正規シングル(未婚、離別)の女性。どこでも、何をしてでも食っていく。そう腹をくくれるかどうかが、100年時代の人生で第二の幕を開ける最も大切な条件かもしれない。→必ず職場に出向く必要があるエッセンシャルワーカーが高齢者の求人として多いのだそう。働いていた時

04/05 04:47
ひめぴょん

のプライドを捨てて、今に焦点を当てて、今できること今求められていることをやることができるかどうかが 定年後の生活を変える気がします。

04/05 04:48
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0255文字
council
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朝日新聞の取材まとめなのに何故自社の新書から刊行されないのか?不思議だったが内容が何となく朝日っぽくなくいつまでも働ける社会を今後の理想像としたそうな意図が見えていて帯の文言と違う。ヨレヨレ日記の著者がいきなり登場したりロスジェネの老後予測等悲観的な状況描写から始まるが次第に高齢転職や移住・起業等働きたい人紹介に論点が移っているがやらされ感や待遇・スキルの有無で違いがあるのでこの一括ぶりはやりすぎではないか?
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るき
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何歳まで働けるか働きたいか、自分の来し方行末考えちゃいますね。高齢者の働ける仕組み作りは希望が持てました。
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銀雪
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読書会の課題図書になったので読む。30代の私にとっては当初はやや興味の薄いテーマだと当初は思ったものの、「キャリアや生き方を考えること」という点ではとても私好みの内容だった。さまざまな高齢者の生き方や不安が垣間見れ、群像劇のような面白さもあった。「高齢警備員」は、似たような人を見かけるので親近感があるし、「妖精さん」はかつての私のことだと思った。福島や新潟に移住した人の話も、知ってる場所の近くのエピソードが出てきたので興味を引いた。「働き方改革ではなく生き方改革を」という意見にも納得。
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thrtatd
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サブタイトルと、帯の「過酷な現実と悲惨な未来」に「違うだろ」と思って読んでみたら、中身は意外にポジティブで良かったです。時代遅れというか現状に合わないモデルによる前世代との差異や歪みをどれだけ恨んでも仕方がないので、建設的に行きましょう建設的に。
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ZaZa
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★★★
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coldsurgeon
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少子化、高齢化社会、そして働き方改革。現代を生きる人を取り巻く大きな外的課題。死ぬまで働かないと生活できないととらえる場面もあり、また死ぬまで働きたいと考える人もいるという場面も考慮して、老後レスという状況を理解する。問われているのは、「働き方改革」ではなく、「生き方改革」だと問われれば、個人個人の残された時間間隔で、生活を見つめなおし、生き方を決めることにより、「老後」の意味が変わってくるだろう。
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バカ殿。
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53歳で会社退職、福島の温泉に転職した方、印象に残る、60歳から第二の人生はじめても遅すぎ、経歴全部リセット、ゼロからはじめる気概あればいけるぞ!!私は、56歳からやる!
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我門隆星
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もっと暗い・後ろ向きな書籍を期待したが、「なぜ、そこまで前向きにせねばならないか」全く不明な書籍。タイトルとサブタイトルが今一つ中身と合っていない。
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老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代 (祥伝社新書)評価74感想・レビュー35