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ここじゃない世界に行きたかった

感想・レビュー
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kinha
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親友がプレゼントしてくれた1冊。積読していたのだけどついに読了、振り返るとわたしもここじゃない世界をずっと探して生きてきた気がする
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merry
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とっても綺麗な言葉の並びに気づけばどんどん読み進めていた
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glyco
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彼女がアメリカに行く数年前、SNSか何かで「今の時代を生きているなら知っておくべき人」と挙げられていたので、いくつか文章を読んだが、その時は全く琴線に触れなかった。 自身が「インフルエンサー」であることを過剰に意識している様子が文章のあちらこちらに感じられて、内容がすんなり頭に入ってこなかった覚えがある。 それからかれこれ10年くらい??久々にその名前を図書館の書棚で見かけてきれいな装丁に思わず手に取った。 鎧を脱いだような、飾らない赤裸々な文章が心に響いた。続編もあるようなので読んでみたい。
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戴史乍書(読書記)
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塩谷舞さんの、美しい世界。 世界観。
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ワタ
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WEBライターの著者がnoteに綴っていた文章をまとめたエッセイ集。インターネットやSNS に明るい未来を感じ、その発展とともに歩んできた最初の世代なのだと思う。「たまった感情をひたすら文章にしていた」というけれど、選び抜かれた言葉のつながりが美しい。「ぴたりと波長があう人」を見つけられた瞬間の嬉しさ、これはよく分かると思った。
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かすみ
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「ここじゃない世界に行きたかった」→だから、脱出してみた?→けど、できなかった?大雑把に分けて、道はふた通りあったはずで。塩谷さんは脱出してみて、ここじゃない世界がどこにあるのかを知ったのだ。しあわせの青い鳥。文章を書いて生計を立てることは、きっと益々難しくなる。生き残るためには"スキル×オリジナリティ"というのはもうずっと言われていることだけど、本当に苦労する。世界はいつもここにあるけど、社会とつながることでしか保てない。わたしはいつもここにいるけど、あなたたちと区別することでしか見分けられない。
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S
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ネタバレ図書館本。冒頭の写真を見た時は「丁寧な暮らし」系の本かな?と少し構えてしまったのだけれど、最初の話でいい意味で裏切られた。その後数ページは興味深く読んだのだけれど、途中から分からなくなってしまった。私には合わなかったみたい。「私たちは「ここじゃない世界に行きたい」といまいる場所から離れてしまいたくもなるけれど、その遠い場所では結局、別の現実の中で人々が懸命に生きている。」という言葉が印象に残った。
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練りようかん
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バズライターと呼ばれた著者がただ考えていることを書き綴ったエッセイ。「少々個人的すぎる内側」と「視点が異なる友人の話だと思って読んでほしい」の二本立てで構成。前者は話し言葉のリズムでハッとするほど切実で繊細なフレーズが飛び込んできて、詩的感性を刺激される内容。20代で海外に生活を移し頼りになったのが美意識というのが面白い。環境・政治・働き方など様々な体験からくる思考変化があり、後者はその思考がまとまった段階に進み現実問題の深層を掘り出す印象。出身地の経済成長の証が杭のよう、消費についてが興味深かった。
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yu.ka_4416
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ニューヨークに移り住んで、様々な角度から得た知見を以て、リベラルな思いを綴ったエッセイ。時に政治的で触れづらい過酷な現実にも視点を据える視野の広さと理解しようとする健気とさえ思える実直さにホッコリ心が充たされるようでした。
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左手
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視界を広げる
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ゆみのすけ
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タイトルに惹かれて手にした。作者がWEBに載せたエッセイをまとめた本。生まれ故郷や家族の話から移り住んだニューヨークでの暮らしが中心に描かれている。ニューヨークでの苦労話、彼女が思う「美しさ」の概念、BLMを初めとした社会問題など、様々な話題が読みやすくきっちりした言葉でまとまっている。WEB上で少しずつ読むと心を掴まれるのかもしれないが、一冊の本にして読むと正直まとまりがなくぼんやりとした印象。
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まめ
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私とは価値観の異なる方だけれど、自分が本当に好きなことがわかっていて、そのためには努力を惜しまず、実際に生業にして奮闘されている姿は本当にすごいと思う。
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おまみ
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ご自身の芯の部分から語られるような文章が素敵で、どっぷり最後まで塩谷さんの文章を堪能できました。自分を持つとはこういうこと、ということを感じます。、
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葉
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表現が豊かで、一人の女性の視点から描かれた、静かな風景画を見ているよう。自分の時間を静かに過ごしたいときに読むと落ち着く。作者自身はもっと賑やかな方なのかなという気がしました。
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なつ
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塩谷さんという人は、本当に文章を綴ることが好きな人なんだなぁ、という印象を受けた。読んでいて、書きたいことが溢れて止まらない感じが伝わってくる。私も「ここじゃない世界に行きたかった」時期があった。でも結局それはここだった。人生は矛盾だらけでおもしろい。
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kaeneedles
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社会とか環境とか、どういうふうに考えてどういうふうに行動していけばいいのか、自分の態度が永遠にしっくりきてなくて嫌になっちゃってるんだけど、ちょっとヒントになった気がす、す、する…
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noa
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図書館本。よかった。新作も読みたい。
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金城 雅大(きんじょう まさひろ)
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荒んだ心持ちの時に読む本ではなかったな、と後悔。 書いてあるのはとても綺麗で芯のある文章なのに、つい「徹頭徹尾キレイゴトぬかしてんな〜」なんて棘のたっぷりついた感想を抱いてしまう。 昨年夏に著者ご本人にお会いしたときの自分は、今よりもだいぶマシな状態だった気がする。 最近ちゃんと本を読めてないからだろうか。ちょっと無理してでも時間作って色んな本を読もうかなぁ。
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nemurinecoo
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「立場によって考え方は変わる」を肝に銘じて仕事をしているが、アメリカの大統領選(バイデンvs.トランプ)でも同じだと。私も当時はトランプの意見はクレイジーだと思っていたけれど、「特定企業の工場だけで雇用を支えていた中堅都市に生まれ育ち、その企業が外国企業に買収されて安月給でこき使われる日々にいながら『移民に優しくしましょう』なんていえるのか、それでもその工場がなくなれば職がなくなるとわかっていて『環境に配慮した製品を使おう』なんて言えるのか」 私が次に読むべきは「ヒルベリー・エレジー)かも。
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Eee
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ネットとの付き合い方 都会と田舎 ゴミとの付き合い方 今いる場所からいくら遠くの場所に移動したとしても そこにいるのは自分である以上 ある意味大きな変化は生まれない ただ、出会う人々からの影響で 少し変化することはできる ニューヨークで暮らし ネット上での仕事をしている著者だからこそ 書ける内容だと思う
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米菓
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いい意味で思ってた本と違った。共感したり、反発したり、エッセイはあまり読んでいないけど面白い。なんでも皆んながいいと思うものを調べて買っていたけど、少しは自分の感性を信用してみてもいいのかもしれない。
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名言紹介屋ぼんぷ
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ネタバレ『人は遥か遠い場所にいる相手には嫉妬心を抱きにくく、 自分がそうなれたかもしれない姿を 実現している人に対して嫉妬するものらしい。』
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NORI
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Webライターである著者のコラム?的なエッセイ。感性が丁寧に綴られていて文体も良かったです。
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ぽん
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★★★★☆
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夏音
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自分に酔っているのがよく分かる文章だった。どうでもいいけど「雨後の筍」って表現何度も出てきたね
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あい
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とっても読みやすくてクセのない文章。 内容は正直なところかなり薄味で、他の方の感想にもありましたがエッセイらしくないです。 悪く言えば面白みのない、よく言えば親しみやすい文章。 最近のトレンドの背景が様々な価値観を持った人々に配慮しながら丁寧に綴られています。 友達とお茶を飲みながら、いつもよりちょっと有意義な会話をした、そんな心地よさがあります。 もっとえぐみのある文章も読みたいですが、この正確で均整のとれた文体、配慮の行き届いた文章こそ、彼女の真骨頂なのかもしれません。
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のせち
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ブレイディみかこさんが帯を書いており気になった本。先入観かもしれないが、良くも悪くもエッセイではなくweb記事という印象を受けた。感じる、考える、知る、考える、そして文章にしていく流れは物書き以外の人も意識したい心構えだと感じた。
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yanagi
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私的クリーンヒット・エッセイ。VUCA時代と言われている世の中だけど、同年代(ここ、とても重要!)である筆者の「今」を通すことで私の「今」を見つめ直すきっかけとなり、確かな心強さを覚えた。私にとって良い本とは、「心強さ」を感じさせてくれる本であり、本書は間違いなくこの例に当てはまる。日々様々なことを考えている方だと思ったし、僕も自分なりの矢印でもってあらゆることを考えていこう、と思った。ぜひ、本の媒体で続編を出版していただきたい。
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はるき
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 実際に「ここじゃないどこか」に飛び出して自分と世界を再発見するエッセイ(コラム?)。安全圏を飛び出すことで分かる何かって、確かにあるんだろうな。
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cafe_love
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良さが分からず。
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yoshi
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「美しさ」と「正義」の違いを教えてくれる本。美しさは概念が捉えづらい。人それぞれの答えがあるし、美しさは重要視されにくい傾向にあると思う。筆者は美しくあることとは「どう生きるか?という自分自身への問いかけである」と語っている。つまり、自分に向き合うことで出てくる自分の大切なことや価値観を指針に、信念や感性を突き詰めていく自己愛だと思う。自己愛を形成していく中で気を付けたいのは、自分の正しさを主張する正義である。正義は暴走すると、正しさを証明するのに精いっぱいになり、相手の間違いを指摘することに躍起になる。
yoshi

人の話が聞けず、主張合戦となる。私は人生に正義と批判は必要ないと思っている。人生の指針は好きと嫌いだけで良いと思っている。批判する必要はなく、私は好きじゃないとの答えがすでにもう終着地点だと感じる。好きと嫌いと美しさを指針に人生を彩っていきたいと思わせてくれた一冊。

11/14 12:06
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くるくるくるみ
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★★★☆☆
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Eri
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今を生きる著者の『今』のエッセイ。 美意識の話や、エコに対する思いの話が良かった。難しい言葉ではないのに、きちんと考えられて紬がれているとかんじる文章で読みやすかった。
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Y
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この題名にピンと来て読んでみた。著者のコラムは意識して読んだことがないが、著者の近影はツイッターなどでよく視界に入ってきたから最初から親近感があった。「スマホでSNSを通して見える世界が現実とは思えない実態の無さが他者への想像力を欠如させる」という話は実感としてわかる。五感で感じるすべてが曖昧で不確かに思えるこの世界でどんな情報を受け取るかって本当に重要だなと思った。「故郷をつまらなくしていたのは、「ここには何もない」と諦めていた自分のほうだった」という言葉にはっとさせられた。すごく勉強になった。
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はくいうさぎ
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物事バズらせる才能も、自分の感じた美しさを他人に伝える才能も、人と人とを繋ぐ才能も持っている人で、華やかにみえるけれど、でもこれだけの文章を生み出すためには内面の深いところへ潜り続けていかなくてはいけないんだな、、、と感じました。 あと、エシカルやエコについて間違った情報を広めないため、科学の専門家に検閲を頼んでいるという話が印象的でした。サイエンスコミュニケーターが声を上げるのではなく、こうして異分野の文章を書く人が科学的正しさに気をつけようと心がけてくださることが、どれだけありがたいことだろうか。
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Mari.
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Webライターに興味を持った。今執筆もインターネットから成功して、仕事が増える人も多いんだろうなぁ。 筆者が住むアメリカと社会人になってから住んだ東京の話、地元の大阪のお話。それぞれの地の個人の体験談がnoteを元に掘り下げられていて、面白い。noteって筆者にとって合った媒体なのではないかなぁと。 海外に住んで感じたことって、小さいことでも日本に住んでたら結構面白いと感じるインサイトがあって。 私もいつか書いてみようかな。
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Klavier
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読みながら、私はなんで縮こまっていたのだろう、と心が解れる気分になりました。
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もずく
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バズライターとしてのイメージが強い彼女の、方向転換を模索する姿が痛々しくもあり、また羨ましくも感じるエッセイだった。noteの連載を軸にし編纂されているからか、”良い世界”の消費を促すような、カタログのような印象を受ける文章も多かったが、あとがきに書かれたインターネットへの愛と憎しみはとても良い文章だった。 「ここじゃない世界に行きたかった」、これは同じく大阪出身の私もずっと抱いている思いで、きっと自分は死ぬまでそれを抱きながら、転々と、暮らしていくのかもしれない。
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