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神のふたつの貌 (文春文庫 ぬ 1-9)

感想・レビュー
32

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masa502
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ネタバレ神の存在と現実の相違についての信者としての考えは納得する言葉が多かった。ただ、行動ということになると?が多く、共感できたとは言い難い。 翔子の妊娠が分かった時の、バイトでのゴタゴタに傾注するところなどは全く入り込めなかった。 難しいということかな。
0255文字
木枯らし太郎
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いきなり急展開をみせる文脈にはっとさせられます。特に時計台から突き落とす展開は急すぎて衝撃をうけました。この急展開こそが貫井徳郎さんの持ち味なんでしょうね。
0255文字
まさえ
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久々に再読した。6年前にいちど読んだことあったけど殆ど覚えてなかった、から2度目もおもしろく読めるかなと思いきや、2週間以上かけて再読してしまった。
0255文字
 りゅりゅ
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ネタバレ選択語彙がちょっと格式高く感じられて、文章がとても好みだった。純文系なのかと思ったけれどミステリの範疇なのかな? 主人公が下の名前じゃなくて苗字で語られていくから混ざってそうだなとは思ったものの、読み終わっても整理しきれず自分の中でごちゃついている。
0255文字
ゆき
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ネタバレ積読本。 牧師親子と神の福音、救いとは何かを考える物語。一部は幼少期、二部は大学生となり三部は大人になってからの親子の話。少しだけネタバレを見て「主人公はサイコパス」と頭中に置きながら読んでたけど、最初の蛙のくだり意外前半はほとんど大人しい、少し変わった子が思い悩むそれに見えた。でも翔子との登場により、感情の起伏とその異常さがえげつなく際立ってくる。サイコパスかはさておき、ニュースとかでよく「殺しました」みたいに供述する犯人の心理を垣間見たみたいだった。→
ゆき

→ 三部冒頭で、初めて親子が登場する。ずっと一部二部とは同一人物だと思っていたら、何かが違う。最後は二人の行いを照らし合わせて尚神を求めていたけど、結局私には真実や構成のトリックを知ってもあまり響かなかった。

11/27 08:40
0255文字
viva-kk
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読み進めていくにつれ面白くなっていった。牧師である主人公がとにかく怖かった。1つの犯行については、完全に騙された…
0255文字
あゆみ
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★★★☆☆ 教会の牧師さんが主人公。 キリスト教の教えと全くの無縁なので、難しく感じた。 終始暗く、出てくる人物の誰とも共感ができず。 牧師さんらしく淡々とした口調にある種狂気も感じた。
0255文字
きゅうり
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ネタバレ※ネタバレあり 痛覚がない主人公の語り口はどこか人間味がかけていて、淡々と他人の感情を観察していく様がまるで神の視点のようだと思った。が、単に感情が無いというわけではなく、他の人物と同じく救いを求めている。理解できそうで理解ができない読み込みがいのある人物。  登場人物のそれぞれが救いを求め、また同時に求められる存在であるのが面白かった。  自分にとっての神とは救いとは何かを考えさせてくれた。 貫井徳郎作品まじすきだわ
0255文字
ポラオ
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●15年くらい前に読んだ時の記憶では親子の時制による叙述トリックのミステリーという印象だったけど、あらためて読み返すとがっつりキリスト教の信仰についての話だった。知識がないので真っ当な問いなのかトンデモ論なのかは判断できないけど、単なるサイコパスにせずそこが動機という見せ方が面白かった。この小説が書かれた時代(初版2001年)には毒親って言葉もなかったんだよなー。
0255文字
権之助
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信仰とは何ののであろうか? 信じればすくわれるのか? 神とは何か? 信仰していても殺人をする主人公は、サイコキラーなのであろうか? 色々考えせせられるテーマではある
雪うさぎ

いただいていきます^ ^

05/05 19:41
権之助

雪うさぎさん 暗くて前向きさはありませんが、悪くない作品です

05/06 10:26
0255文字
ma
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教会が舞台になっていて、登場人物の会話が理解しにくく読みづらい。 でもさすがは貫井さん、途中からは続きが気になってどんどん読み進めました。 終始どんよりしていますが。
0255文字
miyamo
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0255文字
にゃんか
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ネタバレ3部に分かれていて、早乙女輝は教会の牧師の息子。母が父ではない男と事故にあって死んでしまう。2部は大学生の早乙女がコンビニでバイトをしている。ここでも事件が。3部は早乙女が教会の牧師になっているが、息子の創と二人暮らし。最後に明らかにされるが、完全に勘違いしてた。しかしこのシリアルキラー感情おかしい。いやだからシリアルキラーなのか。全く同情できるところがなく、ただただ不愉快になる。
0255文字
トウリン
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善も悪もなく淡々と行われる暴力や殺人が薄気味悪い。久しぶりに作者買いしようかと思った作品。この書き方、絶対ひっかけ来るよなぁ……と思っていたら見ごとに引っかかった。信仰について考える人たちが出てくる。ので、私も信仰について考えた。結論は、信仰を人生の主軸に置くとろくなことにならない、だった。3代に渡る父子の物語で、そこは先日読んだ『囁き男』にも通じるものがあるのだけれど、こちらはどうにも救いがない物語だった。いや、あれは救いだったのか……?
0255文字
terukravitz
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★★★☆☆
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四男の母
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ネタバレ早乙女が主人公で読んでると、あとで親子何代かに渡るサイコパスな物語と気づく。信仰とは何なのか。考えすぎるとこうなっちゃうのかな。早乙女が牧師さんなだけに、なんか怖かった。読後感はモヤモヤする。
0255文字
たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
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教会が舞台。始めから終わりまで暗い。何のための信仰?というところ。好みが別れそうだけど、わたしは好きかな。
0255文字
carl
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30年位に渡るキリスト教サイコパス親子の話。面白かった。 盛り上がりは当然あるけど盛り上がってない感じで淡々と 話は進んで読了。宗教がらみなので・・・ 色々考えさせられました。
0255文字
インコのしもべ
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早乙女(神父) 久永 島本
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あざすたしあ
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信仰を持ちながら、神はなぜ世の中をこんなにもつらい場所に、と疑問を持っている少年。しかしその疑問から、楽にしてあげようって色々やっちゃう飛躍についていくのは大変だった。ミステリー色は薄いので、それを期待すると肩透かし。何のために殺人を?ではなく、何のために信仰を?というお話なので。
0255文字
ぴー
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☆☆ 暗い、重い話。気になって読み進めたけど登場人物が全く理解出来ない思考だった。
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バス
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各人物の思考にできるだけ同調するように読み進めて行くと、その他平凡と思われる人々のふるまいが煩わしく、もっと状況を急転させるような出来事(早乙女に言わせれば"試練"のような?)を欲してしまった。終盤、山に向かわずに、棚倉に事件を擦り付けちゃえばいいじゃんと考えるのは凡庸なのか、早乙女の思考に着いていききれないのか。ホラーという娯楽性よりも、登場人物と共に物事を捉えようとした読書体験が良いひとときとなった。とは言え、早乙女の仕掛けには、やられたと!声に出してしまったけど。
0255文字
ドットジェピー
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好き嫌いが別れそうなストーリーだと思います
0255文字
あっちぐま
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なんだかとてもむずしかった。牧師の父と早乙女。牧師の早乙女と創。神とはを考えれば考えるほど早乙女は神を求める。読み終わってもまだむずかしい。
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JILLmama
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貫井ワールドですね。のっけから暗ーい。 サイコパスな息子と寡黙な牧師の父と閉鎖的な家庭。淡々と物語が進み、なんとも言えない読了感。 好みが分かれそうですが、わたしは好き。
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ゆりのき
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ネタバレ①早乙女夫婦と無痛症の一人息子・輝(12)田舎町の大正建築の教会に住む。父は祖父の代からの牧師。ヤクザに追われる朝倉を匿い、その朝倉と母は交通事故で死亡。教会の時計塔から信徒・久永琢郎が転落死、傍に輝②早乙女(20大学生、コンビニアルバイト)15年ぶりに帰ってきたコンビニ店主の息子・琢馬(妻と息子交通事故死)。店長の失踪と持ち逃げ。琢馬が刺殺される③輝(40半ば、牧師)息子・創(大学生)。妻は塾講師と交通事故死。信者・郁代を利用し輝を巡る3人の事故死の謎を探る男・棚橋。棚橋と郁代の結末。神の答えは・・。
ゆりのき

三部構成「別冊文藝春秋」1999年夏~2001年春。2001年9月単行本、2004年文春文庫2021年4月新装版。

05/13 14:49
0255文字
さち@毎日に感謝♪
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キリスト教を通して神とは何かを考えている早乙女の心情が描かれていて、神について考えれば考えるほど早乙女が闇に堕ちていくようでした。信仰って何だろう…と考えさせられる作品でした。
0255文字
カブ
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教会を舞台に繰り広げられる殺人劇。初めは現実離れしていて物語に入り込むことができなくて、貫井作品にしては読了に時間がかかった。宗教、信仰について考えさせられた。
0255文字
numno1
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貫井先生好きなんですが、個人的にこれはちょっといまいちだったかな・・主人公のやることが胸糞悪すぎる。特異な主人公を通して(キリスト教の)信仰とは何かを問うている、という感じのことが解説には書かれているんですが、サイコパスと宗教が組み合わさるとこんなに最悪ですよ、という感じにしか読めませんでした。読解力が足りないのかな・・
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世都セレナ
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面白かったです。何か言うとネタバレになってしまいそう…。第1部終わりと第2部終わりで「え?」と驚き、第3部(点々がついてる部分)では「あ、そういう仕掛けだったのか! なるほど〜!」となりました。
0255文字
お茶元気
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⭐︎⭐︎
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Tam☆
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ネタバレ4月にリバイバルがでるようで、2004年に出版されていたこの本を読了。いやはや難しい。私はキリスト教信者ではないので、神について深く考えたことがなかった。神の声を聞くために父子は人を殺す。同じような人生を歩んでいく父子。イエスキリストの人生をなぞらえるような生き方。崇高すぎてちょっと理解不能だった。
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