読書メーター KADOKAWA Group

大聖神 (竹書房文庫 よ 2-2)

感想・レビュー
6

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
tokumei17794691
新着
ネタバレ本書が復刊されていたことは、本シリーズ三作目の『西郷隆盛を救出せよ』で知り、『明治バンカラ快人伝』中、ネタ元「自転車世界無銭旅行者中村春吉」併録は本書購入後に知った。不覚だった。ぜひ読んでみたかった「自転車世界無銭旅行者」併録は嬉しい。この旅行は20世紀最初期とは思えぬ・佳境だが、松前藩士の書付を解読する場面以降は、あまり興味が持てなかった。むしろ、そこへ至るまでの場面の「明治期の探検記」の雰囲気が面白かった。・元版の地図は著作権の関係で使用できずなら、編集部のほうで、新たに起こせなかったのか?
0255文字
SOLVEIG
新着
ネタバレ明治40年のドイツ・ベルリンから始まる旅は、露西亜が発していると思われる怪電波の謎を解くべく満蒙国境に位置する大興安嶺山脈へ。途中「OOを手に入れた!」みたいなRPGのように進み、誰もが『決して登ってはいけない』と言うオーコリドイへ。そこは大昔、天から神が降りてきた地だと。徐々に昔読んだ伝奇SFのあれこれとか、漫画とかが頭を過りはじめ、色々と妄想が膨らみ結構楽しめた。が、終章での謎解き(?)も面白かったけれど、個人的にはこの『神像』『守護神』『200年前の怪我』等々をもっと突っ込んでほしかったなあと。
0255文字
👽やまさん🛸
新着
内容としては前作「幻綺行」同様のパターン。すなわち危険な冒険も男性陣の腕力と女性の知恵で難なく切り抜けてメデタシ(笑) 本文以上に後半の付録?「自転車世界無銭旅行者」パートが楽しかった。舞台の大興安嶺は相当な秘境のようで、ネット検索でも詳細少なくオーコリドイ山の画像等見つけられず残念。
0255文字
kurupira
新着
本作はSFであり創作であるが、、勘違いしていたが中村春吉は実在した冒険家だったのですね、、巻末の自転車世界無賃旅行者を読んでて、こっちはノンフィクションだったのかと読んでて気づく、、国会図書館に当時の本があるらしく。。旅先で捕らえたハイエナとジャッカルを上野動物園に寄贈、その記録も残ってるってすごいや。。
0255文字
pn675
新着
ネタバレ横田順彌の中村春吉シリーズの長篇。長篇らしく秘境冒険小説風味でもあり楽しめた。著作権の影響で地図が落とされたのはちょっと惜しかった。
0255文字
ごはんたべたい
新着
前巻(幻綺行)に続いて世界を自転車で無銭旅行した冒険家、中村春吉による大冒険記。今回はロシアと中東の間の山脈で騎馬民族と大立ち回りを演じたり、UMAと戦ったりする。相変わらず腕力と侠気でなんとかしちゃう豪快なお話なんだけども、長編一本になったことで、事件が次々と起きるテンポの良さがやや減ってしまっていたのは残念。巻末には中村春吉についての評伝。まあ軍事探偵(スパイだな!)だったんだろうな、という考察が一番しっくり来るのかも。
0255文字
全6件中 1-6 件を表示

この本を登録した読書家

大聖神 (竹書房文庫 よ 2-2)評価55感想・レビュー6