、と主人公の菜月がちょっとウキウキしてる所に告白してきた相手の墜落死というギャップもエグくて最高でした。主人公の行動が本来の時間と違った要因だろうというのは推理するまでもない明白な部分なのですが、色々行動しても結果が変わらないのは謎ですし、一時間という短い時間、減っていく残りループ回数と緊迫感もあって後半に引き込まれ方は凄かったです。犯人も意外でしたし、どういう状況でそれをしたのか、という説明も納得いくものでした。ラストもキレイに終わってて、凄く贅沢なんですがもうちょい苦い成分があっても良かったかなー
等と思ったりもしましたが、満足度高めな一冊でした。 本筋とは関係ないですが、この作品の現象は、タイムリープよりもタイムループのほうが相応しいんじゃないかなと。時間を跳んで超えるという意味ではリープであってると思いもしますが、どっちかというと繰り返しがメインな感じだと思うので。
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