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猿橋勝子【女性科学者の先駆者】 (はじめて読む 科学者の伝記)

感想・レビュー
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tomo Saka
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読みやすくてわかりやすい本。科学者になるには相当の努力が必要だという事がわかったが、それと同じくらい家族の協力や理解が不可欠だと。このような人が育つには、熱心に英語を教えてくれたお兄さんやいつも支えてくれたご両親の力はやはり偉大、家庭環境の大切さも改めて感じました。
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知恵
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帯コメ|猿橋さんを初めて知りました。こんなにすごい科学者が日本にいたとは。。女性活躍推進が叫ばれる今の時代にあらためて知って欲しい素晴らしい伝記でした。 読書コメント|科学者は哲学者でなくてはならない。科学者が懸命に研究をして作りだした素晴らしい成果を私たちは正しく使えているか。問いかけられた本でした。
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しずくちゃん
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猿橋賞は耳にしたことはありましたが、猿橋勝子氏については知りませんでした。「こんなにたくさんの雨は空のどこにしまってあるのかなあ」という幼い日の疑問がやがて勝子さんを科学の道へと導きます。マリー・キュリーへの憧れと共に。そして第五福竜丸の死の灰を分析し、大気・海水のCO2濃度の研究もして地球環境の研究の先駆者の1人となります。功績・生きる姿勢共に清々しく、高学年の子どもたちに手渡したい伝記だと思いました。
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どらちゃん
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ネタバレマリー・キュリーの生き方に憧れた少女、猿橋勝子。医者を目指していた勝子だが、ひょんなことから地球化学者として中央気象台の気象研究所で働き始める。名誉のためではなく社会の役に立つために、そして地位や評価のためでなく自然の心理を探る喜びのために、粘り強く研究に向き合った勝子の人生ーーー。 科学者としてはもちろん、一人の人として真っ直ぐでひたむきな勝子の生き方に感銘を受ける。生きるか死ぬかの戦争の中で、それでも未来を信じで研究をし続けてくれた、そんな人たちがいるからこそ今の生活があるのだろう。【高学年・中学生】
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たかこ
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知らなかったことがいっぱいあるもんだなあ。
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natukoba
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とても高潔な方でした。不安定な原子を作る研究、わざわざ。興味深い内容でした。福竜丸展示館行ってみようかと。
0255文字
MrO
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ただただ感服。研究者としてはもちろん、人間として一流。さらに、これは猿橋さんの人柄がなせる技かとは思うが、周りの研究者の方々も、人間として立派だった。
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読生
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やま
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「猿橋賞」という女性研究者への賞があることは知っていたが、猿橋さんがどういった方なのかは残念ながら知りませんでした。猿橋さんが科学し対して真摯に向き合い、しっかりと立ち向かった姿がこの本を通して見えてきました。こういった方が女性研究者のパイオニアとして、今でも多くの女性研究者を励まし続けているのですね。
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あお
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ネタバレ社会の役に立つため、自然の真理を探る喜びのために。この二つが猿橋氏を研究に向かわせた。医学の道も吉岡彌生氏の言葉に失望し理学の道へ。この選択が研究者の卵としての第一歩。戦時中の食糧不足の東京の様子に驚く。生涯の師である三宅氏との出会い。晴れているときも大気はつねに電気を含む。水はつねに地球の表面をぐるぐる回っている。女性地位向上のためにまず実績で示す。天気予報が平和のあかしだったとは。研究への情熱と仲間と家族が支え。第五福竜丸の事故の詳細を知った。核実験は地球全体の問題。科学者は哲学者でなければならない。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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読友さんのレビューより。猿橋勝子の名を知ったのは猿橋賞を受賞した方の記事によって。しかし猿橋女史そのものについては全く知識がなく。もともとは気象畑だったのか、など知らぬことがいっぱいあるけど、女性というだけで閉ざされた門をいかに掻い潜っていくかのプロセス、今ある女性の権利はほんと先達が苦労して獲得して開いてくれた門なのだな。出版元は図書館用書籍を出しているところのようで、図書館がなくなるとこういう書籍と触れる機会もなくなるのだと思うと、効率化とかTSUTAYAとかで図書館の存在意義を損なわれることがあっ→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

→てはならないと思うって、本の感想と遠ざかってしまってスイマセンスイマセン。

06/24 14:21
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ネギっ子gen
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【児童書】科学者にスポットライトをあてた「はじめて読む 科学者の伝記」シリーズ。ビキニ環礁の水爆実験で降った「死の灰」を始め、大気と海の放射能汚染などを研究し、優れた女性科学者に贈られる「猿橋賞」の創始者・猿橋勝子の研究と生涯に迫る。巻末に、「さるはし新聞」「偉大なるリケジョの先輩たち」「猿橋勝子の生涯」「勝子に会える場所」「参考文献」。末尾の文章。<地球という大きな自然のふしぎを解き明かすおもしろさにひかれて世界中をとびまわり、日本の「マリー」たちを応援することに力をつくした、87年の人生でした>と。⇒
ネギっ子gen

【猿橋賞】<気象研究所を退職/祝う会で集まった寄付金を全額使って、「女性科学者に明るい未来をの会」を設立/自然科学の分野ですぐれた研究をした女性研究者を毎年ひとり選び、「猿橋賞」をおくることにしたのです/勝子はつねに、若い女性が科学者の道を選ぼうとするときに、模範となる女性が少ないと考えていました。勝子のまわりには、結婚や子育てに苦労をしながら、情熱を持って自分の研究人生を作り上げている人たちがたくさんいました。若い人たちにも、こんなに素晴らしい先輩たちがいることを、もっと知らせたかった>。更に知りたし。

05/14 18:35
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猿橋勝子【女性科学者の先駆者】 (はじめて読む 科学者の伝記)評価100感想・レビュー12