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君が花火に変わるまで (メディアワークス文庫)

感想・レビュー
19

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鰹よろし
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運命論、人は寿命で死ぬ。その人を形成するモノとは、人間の生とは死という状態あるいは現象すらも包括する。
鰹よろし

「あした、裸足でこい。」...「君を愛したひとりの僕へ」...「僕が愛したすべての君へ」...「僕が君の名前を呼ぶから」...「僕らのセカイはフィクションで」...

01/13 21:25
鰹よろし

「新しいきみへ」...「嘘から出た真琴」...「彼女たちは穴をうめたい」...「この彼女はフィクションです。」...「透明人間の作り方」...「マルチバースの私、恋していいですか?」...「みゆちゃんはずっと友達」...

01/13 21:26
4件のコメントを全て見る
0255文字
えばー
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私はとにかく三秋縋さんが書いたような本を探していてメディアワークス文庫のSF恋愛ものを端から読んでいます。 この作品は"そこそこ"三秋縋さんっぽい、といえば伝わるのか伝わらないのかわかりませんが、私と同じような動機を持っている人間はとりあえず読んでみるに越したことはありません。読み終わった後の気持ちは、三秋縋作品を読んだ後に似たようなものを感じているので、素直におすすめします。 なにの要素が三秋縋を三秋縋たらしめているのか分かりませんが、私はSF恋愛小説をこれからも読み続けてみます。
0255文字
あずみな
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ネタバレ生きるということ。生きることで個人が構成され続けるということ。それらを真摯に書き切る凄まじい覚悟が伝わってくる小説だった。主人公が扶由花を奪ったはずの病気も受け止めて「扶由花は欠落のある人間じゃない」と言ってくれたときは、言葉にしようのない感慨すら抱いたと思う。
あずみな

「受け止めて」というよりは、「そこが好きだったと気づいて」の方が正確かもしれない

01/24 23:26
0255文字
唯月
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ネタバレ綺麗で、良く出来た話だと思った。悠明は長年話していなかった想い人から告白されたかと思うと、並行世界から来たと話される。予想してなかったSF要素入ってきて驚いた。そして、扶由花は突然姿を消し、悠明は扶由花が難病で既に死んでいた事を思い出す。扶由花の世界では逆に悠明が同じ病気に罹っていた。事情を知った二人は偽の恋人となる。各々が、相手が難病に罹っていたからこそ、好きになったのだと気付く。扶由花の手紙が良かった。自分の死後は、優しい皆が笑って生きていられるように、って。悠明も同じような事思ってたんだろうな…。
0255文字
白雪ちょこ
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ありがちで泣ける恋愛小説かと思いきや、まさかのパラレルワールドが軸になっているSF恋愛物語だったとは。 「僕は昨日、昨日の君とデートする」に少し似ている。 愛しい人が難病を抱えて、早くに亡くなってしまったら。 切なさ、虚しさ、心を痛めるようなシーンが多々あり、思わず苦しくなってしまう。 お互いに、生きている姿を見たいというからこその望み。 彼女の苦しむ姿を見るのは、本当に辛かっただろうと思う。 題名の意味は、主人公のハルが「生きている間だけでも、君の美しい姿をずっと見ていたい」というメッセージなのだろう。
0255文字
Peter Rabbit@ポプちゃん大好きです
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《あらすじ・感想》小学校からの同級生だった村瀬扶由花から僕は高校二年生のある日突然告白される。急な話に僕はよくわからないまま、文化祭実行委員からデートまで順調に進める二人だったがある日忽然と扶由花は姿を消す。それはあの切なすぎる秘密によって離される二人だった__。あまりにも壮大な話だったのでうまくあらすじをまとめられませんでした。パラレルワールドのお話で、たくさんパラレルワールドの話を読んだ私でも純粋に楽しむことができる作品でした。号泣まではいきませんでしたがうるっとくるお話でした🥲
0255文字
読書嫌いウィーズリー
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とてもとても虚しい話。ただの傷の舐め合いじゃないか。これがわざわざ宇宙を超えて来てする事なのか? こんなん嫌だわ。これを読んで「コーヒーが冷めないうちに」を思い出しました。あれも嫌だった。 地の文の適度に軽い感じはすごく好き。
0255文字
彩灯尋
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パラレルワールドの恋愛もの。自分の好きな人が病気になってしまった時、それにどう付き合っていくのか、受け入れていくのか。変にありきたりなエンドにこじつけようとしてなくてとても好き。パラレルワールドものだとは思っていなかったが、内容を知らずに手に取れて良かった。
0255文字
はこ・
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110 村瀬扶由花(むらせふゆか) 三嶽瑛里子(みたけえりこ),宮本裕美(みやもとゆみ),佐々木(ささき),中村(なかむら),大澤悠明(おおさわはるあき) ハインリッヒ 太宰治(どざいおさむ),宮沢賢治(みやざわけんじ),メオメオバル=バッツヴァル,古賀(こが) 島崎(しまざき) のび太
0255文字
ひぬ
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ネタバレ小学校の頃、難病にかかっていた幼馴染・村瀬扶由花から突然の告白を受ける主人公・大澤悠明。どこかに違和感を感じながら彼女と付き合う事になる大澤ですが、徐々に彼女の秘密は明らかになっていき、その違和感の正体に向き合う事になります。かなり不思議な物語でした。パラレルワールドという設定自体は溢れていますが、両者とも似たような道筋を辿っていたのは驚きでした。物語が進むにつれて切ない雰囲気が漂っていましたが、終わり方は好きでした。
0255文字
稲荷
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物語全体の構成がよく、後半の盛り上がりが際立っていた。パラレルワールドが設定の話は多いけど、新鮮さがあり楽しめた。
0255文字
色素薄い系
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ネタバレパラレルワールドを題材としたものは数多くあると思いますが、これはちょっと見た事ないタイプの作品でした。病気によりお互いの大切であった相手を失ってしまった2人が出会う事で同じ人間であっても亡くなってしまった思い人の代わりにはなれずそれぞれの心残り(?)を解消し今後の生き方に影響を与える。亡くした思い人は唯一無二の存在という事を認識して悲しいだけではない終わり方も良かった。
0255文字
わゆ
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小学校からの幼馴染。疎遠になった中学時代を経て、高校2年生で彼女から突然告白をされる。そんなシーンから始まる今作。読み始めた当初は、ラブコメよりも青春純文学のような印象で進むが、物語の中盤からSFの要素が加わり、冒頭の告白の意味、二人が出会った理由が解き明かされる。テーマは恋と病、死、その向き合い方、生き方だろうか。作風としては普段は情景描写が多く、ここぞというところで会話で畳み掛ける構成で、中盤~終盤はそのメリハリと臨場感、心景描写で流れる涙が止まらず。作品全体の強いメッセージ性もあり、大満足の一冊。
0255文字
燕(つばめ)
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限りなく無限に等しいパラレルワールドを題材にした小説、幼少の頃からの出来事が幾重にも枝分かれして存在する現実、作中の出来事を良く伏線回収されている、SFだけに設定に無理があるが、良くまとめられている。
0255文字
かんみかん
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この本を読む前はよくある難病ものかと思っていたが、思ったよりもずっと深く、よく考えられていたなと思った。個人的にSF物はあんまり好みではないがSFに頼りすぎないこの展開はいいなと思った。偽物同士の恋は本物には勝てないとお互い分かっているのにそれでも生きていこうとするのはとても心が強いのだなと思った。この本はいい意味で期待を裏切り、生きる意味について深く考えさせる本だと思う。
0255文字
TERU
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幼馴染である村瀬扶由花と高校で久しぶりに再開し、彼女からの突然の告白。戸惑いながらも初恋の相手である彼女の告白を受け付き合う事に。 仲を深めていく中、ある日彼女が、僕の前から姿を消してしまう。そこに隠された秘密とは... この作品は内容に触れたら面白さが減ると思うのであえて触れません。 ただジャンルは、次元を超えたSFラブストーリーです。 病を患っているヒロインって沢山いたけど、主人公もヒロインも病を患っていて、両者の気持ちを描く作品も珍しいと感じました。
TERU

SFと言いましたが、それは要素の一つ主題ではないので読みやすい作品ではあります。

06/23 21:57
0255文字
カミジョー
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ネタバレこれは感想が難しい。けど面白い。それはたしか。 病気もまたその人の一部だと語った病死ものってあったかな。病気だったからこそあったものがあって、だから好きになれたんだと。あまりない気がする。知らないだけかも。でもなんかそれがすごく心に残っている。どうして彼らだったのかと悲観するのではなくて認める。悲観してしまうことは彼らの人生が無意味であったと、傷として残してしまう。そうではなくて、彼らの人生に意味はあったんだと証明するために生きて、最後には笑う。それはとても良いと思った。そういう生き方ができたらいい。
カミジョー

本当はもっといろいろと書きたかったけど、上手く言葉にできない。歯痒い。でもこれ色んな人に読んでもらいたいな。

06/09 21:32
0255文字
栗山いなり
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どんな物語なのか表紙とあらすじだけでは読めなかったけどSFラブストーリーだったとは
0255文字
ツバサ
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終盤に明かされる真実は序盤から中盤までの展開の見方をガラッと変えるもので、良い構成でした。自分の好きな相手が病に倒れたら…というシチュを両面から見れるのは珍しいなと思いました。良い締めくくり方でした。
0255文字
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