読書メーター KADOKAWA Group

僕が死んだあの森 (文春e-book)(Kindle版)

感想・レビュー
24

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ジグゾウファン
新着
ネタバレ12歳の少年の幼児殺し、それをサポートしたのが母親とその愛人、腕時計をも保管していたのだから16年の間この母親は息子の苦しみを近くで見ながら耐え忍び、完全犯罪を息子にプレゼントしたわけか、これは大きな愛なのか・・・
0255文字
あいうえお
新着
久しぶりの読書 読了時はさすがルメートルと興奮しながらあとがきを読んだ。
0255文字
Tapio
新着
ネタバレルメートルの単体作品。タイトルは意訳で、死者が語るわけではない。12歳のアントワーヌが誤って6歳の少年を殺してしまい、その自白と黙秘の間を揺れ動く心理的な闇を抱えながら、大人になる。章立てが「1999年」「2011年」「2015年」とあるが、大半は1999年の3日間の様子が語られる。最後は破局しかない、と読み進めていったが、最後の章でその予想は見事に裏切られた。あえてキーワードを挙げると、「腕時計」。★★★★★
0255文字
Sato
新着
ピエールルメートル作品。面白かったす。Amazonかなにかで見かけたが、帯のあらすじとかは読まないほうが楽しめるとのこと。じれったさが最後まであるので耐えられる方。この辺はアレックスシリーズとかにも通じる。推薦文風に書くと、あの森で僕は死んだのではなく生かされてた、僕のためではなく。焦燥感漂う衝撃のラスト
0255文字
もと
新着
ハードカバーだったので図書館で借りて読了。隣の子を殺してしまった12歳の殺人者の人生が淡々と語られる。最後はおおっという感じ。原題の方がいいな・・・フランスで映画化されているということだが、見てみたい。
0255文字
拓郎
新着
ネタバレ最後にサプライズがあってぐっと評価が上がりました。
0255文字
Taka
新着
(2021/294)フランスの小さな田舎町。12歳の少年アントワーヌは、意図せず隣家の6歳の少年を殺してしまう。死体を隠蔽するも、自分の犯したことの恐ろしさ、罪の意識に苛まれる。村を騒がす捜索は、未曾有の台風に村が襲われたことで中断され。。この少年時代の心理描写が秀逸。こんな大きなことではないにせよ、誰しも自分のしでかしたことを隠してビクビクした経験があるだけに。過去から逃れるために村を離れて逃げようとするアントワーヌだが、犯した間違いは絡みつき続ける。さすが安定のルメートル作品。一気読み必至。
0255文字
Pintail
新着
☆☆☆☆★
0255文字
はる
新着
あの有名な小説とは違ってとてもシンプルな感じだが、どうなるのかどうやって終わるのかがとても気になって、一気に読んだ。読みやすくてさくさくと読了。なかなかよかった。
0255文字
mimiconmana
新着
この本は途中で飽きたり読むの止めようかなと迷ったりすることなく毎回楽しみに読み進められました。私なら題を、故郷の優しき呪い、とかにしたくなります!こんなにも主人公を鬱陶しく感じた作品はないです。さすがルメ様。
0255文字
月夜
新着
図書館利用。
0255文字
REGALO
新着
たった一瞬の出来事で全ての人生が闇に包まれる。アントワーヌの追い詰められていく描写が自分の姿として映し出され、ページをめくる度に苦しくなる。その苦しみから逃れようと「その女アレックス」の作者だけあって、実は東野圭吾ばりのどんでん返しがあるのか?と期待して読み進めたが…。結末は自業自得なのだろうが、一緒に罪の意識と追い詰められる恐怖感を味わった者としては、その言葉だけではやりきれない感情が残る。巻き込まれたローラは切ない。
0255文字
きうりっち
新着
これは心理サスペンスに属するのだろうか。重苦しい内容で読むのがつらかった。私自身がいまいろいろ問題があってつらいのでこの少年の運命が自分のことのように胸に迫って,体調にも影響しそうだなあと思ったくらいだった。短時間で読める分かりやすい内容ではあるが、わずかな失敗で人生が狂っていくアントワーヌに最後に救いがあったのがよかったと思う。
0255文字
キンポン
新着
弟分のような6歳の子を殺してしまった12才のアントワーヌ。一斉捜索に怯えたが二日間に及ぶ大嵐で村が壊滅状態となり捜索が打ち切られる。それから12年後、森の再開発で白骨化した遺体が見つかりその付近に毛髪も発見され再び怯える日々… とまぁ兎に角怯え続ける辛さ満載で殺人者が急に自首するのはこういうことが耐えられないからなのか。最後の告白には驚いたが…
0255文字
矢的亮二
新着
ネタバレ最初重たいけど最後は面白い
0255文字
すみさ
新着
面白かった。主人公が追い詰められていく心理表現が巧み。じわじわとした展開で終わりがどうなるのかわからない。内容が内容だけにまったく共感できない主人公、ゆるやかな展開、でも読ませる内容である。
0255文字
なつこうへい
新着
12才のアントワーヌは森の中で、隣に住む幼いレミに投げた枝があたり、死なせ、死体を隠してしまった。村中でレミの捜索が始まったが、誰にも言い出せず…。夜逃げの計画、自殺未遂、悩み苦しみながら月日が経って…。最後、アントワーヌは、母と周りのおとなたちに守られていた事が分かった。
0255文字
aya.
新着
ブナの巨木が横たわる森。『十二歳と殺人者、この二つは本来結びつくはずがないものだ』プラタナスが倒れたとき、アントワーヌの道も変わったんだと思う。『レミ?』永遠に返事はない。
0255文字
凛風(積ん読消化中)
新着
7月の最初の一冊。12歳の少年アントワーヌが9歳の少年レミを殺してしまう。まあ、殺意はないので、死なせてしまう、か。そこに至るまでのアントワーヌの孤独、憤り、やり場のない悲しみがないまぜになった心のヒリヒリを描き切って、さすがルメートル。ただ、遺体を隠さなければ、ある意味事故に近い状況だったのに、隠したことで犯罪になってしまう。そして、その露呈を恐れるあまり、夢も諦めなければならない。とは言え、9歳の命を奪っておきながら、のうのうと生きているのは事実。本人は苦しんではいるけれど、勧善懲悪とは言い難い。
0255文字
chocoうさぎ
新着
12歳のアントワーヌが隣家の6歳のレミをうっかり殺してしまってからの、心理的に追い詰められる様が描かれる。犯行時の1999年、青年になり未来を夢見る2011年、色々と決着が着いた2015年と時を越えて尚殺人の罪に心穏やかではないアントワーヌ。罪を犯すとはこういう代償を引き受ける事なんだという皮肉な2015年のアントワーヌの状況。寂しい子供時代だと思っていたアントワーヌの事を庇ってくれて愛してくれた大人たちがいたのは、後にならないと分からない事。最後は『仕立て屋の恋』という作品みたいだった。
0255文字
ひめみこ
新着
そもそも12歳でふとしたはずみで6歳の少年を死なせたなら正直に言えばこれほど恐怖に慄くこともなかったのに…でもこれでは小説にならないですね。ラストはちょっと驚いたけれど最初から好きになれない展開だった。
0255文字
がねーしゃ
新着
ネタバレつまらなかった。ルメートルだから期待し過ぎたのもあるが、それにしてもダラダラとどうでもいい話が続くので飛ばし読み。そもそも主人公が一貫してクソで応援出来ない。エミリーを頭の悪い女だとかめちゃめちゃバカにするけど人殺しよりずっとマシだわ。エミリーの父親が乗り込んで来た場面のクソ男ぶりたるや胸糞すぎた。とにかくどんなオチなのかだけ知りたくて頑張って読んだけれど全然意外でもなく、時間を無駄にしました。酷評ですみません。
0255文字
はかせ
新着
まあノンシリーズですし、少年時代が長すぎる気がする。この作者らしく終わりがバタバタとかたづけられたような。
0255文字
でぶほー@化け族
新着
巧みな文章で、ずっとずっと目の前に主人公たちがいるような臨場感がある。森の湿った空気まで感じるような気がした。大きな大きな罪「殺人」を背負って四六時中気が休まることなく成人したアントワーヌ。不憫だが大人になるにしたがって少しずつずる賢くなっていくのがチラッと見える。最後の小包みのシーンには心臓がギュッ!となった。ぜひ映画化してほしいです。
0255文字
全24件中 1-24 件を表示
僕が死んだあの森 (文春e-book)評価77感想・レビュー24