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小説新潮 2021年 07 月号 [雑誌]

感想・レビュー
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ごへいもち
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永井紗耶子「木挽町のあだ討ち」第六話だけ。満足。単行本とはちょっと違うだろうけれど、謎が解けてしまったのでそちらは読まないと思う
0255文字
Fe
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群ようこ「四十年、こんな感じで書いてます 第四回 書きはじめの壁」p.326-332 「本の雑誌に『群ようこ』として原稿が載るようになると、外部からの原稿依頼が増えてきた。B社[文藝春秋]の雑誌の編集長から、ハーレクイン・ロマンスについて書いて欲しいと頼まれた。私は恋愛小説には興味がなく、ほとんど読んでこなかった。この翻訳物のシリーズについては、書店では棚のスペースを大きく割いて売られていたが、その前はいつも無視して通り過ぎ、私には関係がないものだった。「興味がなくて…」「だからこそお願いしたいのです」→
Fe

好きな人が書いても、単におすすめの内容になってしまう。ああ、なるほどと思いながら、こういう機会がなかったら、あの類いの本を読むチャンスは、一生、ないだろうと思って引き受けた。すぐに段ボール箱に入った本がどっと送られてきた。何十冊あったか記憶にない」p.328 「出てくる男がワンパターンなこと、げっと思うような、クサい台詞にうっとりする女ばかりなこと、そして多少の波風は立っても、必ずハッピーエンドになること。それが、私にとっては、つまらないのだが、とっても人気があること。これらがこのロマンス小説を読んだ経験

07/18 03:29
Fe

がない友だちに対して話したい事柄だった。そして書いているうちに、「恋愛小説の水戸黄門」という語句が浮かんできて、それを結論にした。他所の雑誌の、それもちょっとふだんよりも多めの原稿量。」p.332 1954年12月5日生まれの群ようこさんと、同学年な1955年1月生まれの私と、同世代な斎藤美奈子さん(1956.12.22- )の、「ハードボイルド小説は男のハーレクインロマンスである」 は、何年に、何という媒体に、何という題名で、発表された、文章なんだろう?

07/18 03:30
0255文字
Fe
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いしいひさいち「剽窃新潮 第13回 ヒロオカ先生のお宅の、ネコっぽいお手伝いさんの役割は重要。先生とヤスダくんのドタバタを、クールに見つめる観察者ですから。」p.536(巻末本文最終ページ 四コママンガ二篇) 今月は広岡先生二本立て。自宅と「広岡達三サイン会」! 「わたしはすべての人物のセリフをすべて記憶しているのだよ 安田くん。  えっ ほんとうですか。  ああ たとえば、『お疲れのようですね すこし お休みしてはいかがでしょう。』  はて、どの作品の だれのセリフだろう。 ?  9月16日 本社7F→
Fe

談話室、連作中断の際の君のセリフだよ。  編集者の言ったことをぜんぶ憶えてるんだ。」 広岡達朗(1932.2.9- ) https://ja.wikipedia.org/wiki/広岡達朗 1955年1月生まれの私は子供の頃、白黒テレビの野球・巨人戦でショート広岡・サード長島を見た記憶がありますけど、1976年ヤクルト監督~1978年優勝、1982年西武ライオンズ監督、「三度リーグ優勝、二度日本一」は全然見聞していません。いしいひさいち作品に「ヒロオカ」というキャラクタが初登場したのは何年なんだろう?

07/14 02:18
Fe

「広岡達三サイン会  ガッラーン  先生 この際 サインする、ではなく サインするところを見せる、にしましょう。  毛筆なのね。 達筆ねー。 いらないけど。  わしは鼻で絵を描く象か!」 明治大学文学部学生の頃(1973-77)、「がんばれ!! タブチくん!!」『週刊漫画アクション』を時々読んでいて、1978年5月結婚以降に単行本を一冊だけ買いましたが、1987年春福岡へ引越しで処分しました(幼稚園バザーへ提供)。あの時手放してしまったマンガ・ミステリ・雑誌数百冊を、45年後の今でも悔やんでいます。

07/14 02:19
0255文字
Fe
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新潮社 2021年6月22日発売。益田ミリ「ツユクサナツコの一生 第4回 盆栽」p.286-298 「ドーナツ屋でバイトする漫画家のナツコ。何気ない日常の発見に、彼女はふっと筆をとる」『小説新潮』2021年4月号 p.4[目次] 2022年3月から読み始めた、1969年大阪府生まれ京都芸術短期大学卒業な益田ミリさんの未単行本化連載中作品。作中マンガ「おはぎ屋 春子 作・ツユクサナツコ」p.294-297 は、1ページ8コマ、それ以外は横長4コマ。 「ただいまー なにしてんの?  ちょっと盆栽の植え替えや→
Fe

へー 鉢、買うてきたん?  うん、安いやつな  盆栽、長持ちしてるなあ お母さん、買うてきたやつ  そうや、どっかの植木市で買うてきてたなあ  鉢、大きすると、木も大きなるん?  そやろな 鉢の大きさに合わせて根が成長するし、根が小さいと木も小さいままや なんや、毎日 辛気くさいやろ 盆栽くらい ちょっとのびのびさせよか思てな  ほら、できた  ええやん なんやちょっとジオラマみたいやん 人形でも飾る?  そら、ええな  盆栽ながめる人って、ここじゃない世界を見てんのかもな~  お母さん、どんなこと

07/09 03:05
Fe

思てたんやろ」p.290-291 「ん? なんでやねん!」p.298  最後のコマ、新しい大きな鉢の盆栽に鮭をくわえた木彫り熊。 https://jpnculture.net/kiborinokuma/ 北海道の「木彫りの熊」の置物の意味とは? 一家に一つあったのはなぜ?  https://story.nakagawa-masashichi.jp/10635 「木彫りの熊」はいつ鮭をくわえたのか? 意味と歴史を追って北海道へ

07/09 03:06
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まぶりな
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第34回山本周五郎賞受賞作の「テスカトリポカ」の選評目当てで読んだ。「圧倒的でした」と江國香織さんが絶賛されてたのが印象的だった。
まぶりな

江國香織さんの「ひとりでカラカサさしてゆく」の連載最終回が載ってた。単行本化するのを楽しみに待つことに。

09/23 18:39
0255文字
ツキノ
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読んだ順。宮部みゆき「Ghost Story」原田ひ香「財布は踊る」(月日は流れ、財布の持ち主がまた変わっている)山本さほ「てつおとよしえ」益田ミリ「ツユクサナツコの一生」窪美澄「夏日狂想」(礼子、広島へ)群ようこ「四十年、こんな感じで書いています」桜木紫乃「緋の河 第二部」(圧巻の最終回!)今野敏「探花」家裁調査官・庵原かのん(北九州から川崎へ)山本周五郎賞選評。これがじつは毎年楽しみなのです。二作同時受賞というのはなく、一作品のみだそうだ。『テスカトリポカ』大絶賛。
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バンスライク
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乾緑郎 「おどろかし戯場國の怪人」 梶よう子 「みとや・お瑛仕入帖」 志川節子 「芽吹長屋仕合せ帖」  永井紗耶子 「木挽町のあだ討ち」  木内昇 「雪草紙 雲の脚」
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はるわか
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宮城谷昌光「公孫龍」:国も人も、驕れば滅ぶのです。
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てんつく
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お瑛ちゃんがいきなり子持ちになっててビックリ。「木挽町のあだ討ち」のまさかの真相にもビックリ。帚木蓬生「パンデミック」政府の方針に辛辣。そう言えばこんなこともあったなと思いつつ後編でどうなるか楽しみであり、怖くもあり。
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水戸
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「ドゥルガーの島」何が始まり、見つかるんだろう⁈ 「君が手にするはずだった黄金について」目的と手段と思考としがらみと。人間って、ほんと不可解で面白いなぁ。「おどろかし」今後の展開に、わくどきする。「三つ揃って」お瑛ちゃんたちが元気で、なんだかうれしくなった。「菊之助かく語る」なるほど! そういう……へぇえ! 「家裁調査官・庵原かのん」そういうことも、あるんだなぁ……ぬぬぬ。「孤独な脳、馬鹿になれない私」思い浮かぶ顔が、いくつか。ふむむ。 他にもいろいろ、今号も楽しませていただきました。
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みもざ
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今野敏のシリーズもの 今秋の上梓を待てずに雑誌で追う。読みにくいし途切れて話に入り込めない。佐藤究との出会いがめっけもの。たまには雑誌を地道に拾うのもありかな。
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ぽよぽよ('ω')
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普段こういう文芸誌ってわざわざ買ってまでは読まないのですが、佐藤究さんの『テスカトリポカ』山本周五郎賞受賞記念エッセイが読みたくて買ってみました。長い小説でなくても短いエッセイでも、やはり魅力的な文章を書く方だなと思いました。選考委員の方々の選評もとても興味深く読みました。特に三浦しをんさんの選評が良かったです。
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蝉、ミーン ミーン 眠ス
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小説NONで西村京太郎の連載が終わったことを喜んだのもつかぬ間、今度は小説新潮で西村京太郎の新連載が始まるという悪夢到来。
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小説新潮 2021年 07 月号 [雑誌]評価100感想・レビュー13