読書メーター KADOKAWA Group

零號琴 上 (ハヤカワ文庫 JA ト 5-4)

感想・レビュー
55

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
shimuratakeda
新着
感想は下巻読み終わったら書くぜ。ヤバババーンだぜ。
0255文字
guredora403
新着
ネタバレ科学的かどうかはとてもわからない。科学的でないのかもしれないので、興味深いとか、考えさせられるとか、そういうのはなかった。なかったんだが、何か不思議な感覚で、とても面白かった。 一番感動したのは、彫刻音楽の描写だった。彫刻は空間に変化を固定化する表現であり、音楽は時間的な流れを利用する表現である(違約)。これを合わせた彫刻音楽なるものを僕自身が自分の耳で聞いたことはないのだが、想像されてしまう。これこそ、小説によってしか、活字によってしかできない表現なのではないか。すごすぎる。
0255文字
イツキ
新着
文庫版は初読。首都全体が一つの楽器になるという規模感、謎めいた風習と神話が残る惑星美縟。壮大な世界観と少しずつ明らかになる美縟の特殊性や歴史の謎がとても魅力的です。ストーリーはなかなかに難しいですが、キャラクターの魅力と文章の綺麗さが際立っていてとても読みやすい。
0255文字
soinetohagu
新着
読めない漢字とか多すぎて読み切るのまじめちゃくちゃ時間かかった笑笑 アニメ化したらおもしろいだろうなあ!下巻も読み切るぞ
0255文字
夏みかん
新着
もの凄く好き!ストーリーも好き!キャラクターも好き!世界観も好き!全部好き!!下巻が楽しみ!
0255文字
umechi
新着
壮大な序章。詳細な説明のないままに、次々と場面が移り変わっていく。その過程の中で、トロムボノクやシェリュバンの背景が、美縟の実体が徐々に照らされるように明らかになっていく。楽器を整備する流浪人が旅をする道中、出会った大富豪に招かれて、都市というか星という楽器を鳴らすだけではどうやらないらしい。映画のようでテンポがよい。所々難しいところはあるが、なんというかイメージが浮かび上がる感じ。梦卑とか。想像力は浮かぶもので、糧にし何かを創るものだと思っていたが、食べ、取り込み、取り込まれ、互いに影響しあうものか…
0255文字
さとみん
新着
硬質な美しさだと思って読み始めたので、途中から「?」「!?」「!?!?!」と脳がバグってきた。特に『旋妓婀』のインパクトといったら!この先どうなるのか全く予想できない。
0255文字
ごんちゃん
新着
とある惑星で500年記念祝典として、壮大な楽器の演奏と仮面劇が執り行われる予定。この惑星とそこに住まう人々のナゾって言うか、秘密って言うかが、なんかね、凄いことになってる。めちゃめちゃ創り込まれた世界。荘厳華麗な能の世界に、ファンキーなアニメの美少女戦士をぶっ込んだような感じですかね。私の語彙力では表現できましぇーん。そして、本の帯の煽り文句「日本SFの呪い」って言うのが、また本当に煽られるんだよね。下巻へGO!
0255文字
Shori
新着
旅行のお供に。独自用語の乱舞にあてられ第二部でいったん止まっていたが、改めて通して読むとすんなり。プリキュア→フリギア、巨神兵→鉄靱(シュワ!)など、なぜか別作品を彷彿とさせるものも。ガホウマルの鼻、明らかに火の鳥の猿田彦だよな…
0255文字
つきもと
新着
おもしろかったです! 感想は下でまとめて。
0255文字
duzzmundo
新着
著者にしてはかなり読みやすい作品に仕上がっているようです。その分、いつもほど痺れも震えもしないのはまだ上巻だからでしょうか。 街そのものが鐘を鳴らすための装置という設定はなかなか珍しいのですね。零號琴が鳴るときに何が起こるのか。期待しつつ下巻へ。このところ仕事が忙しくて、いまいち集中して読めていないのがちょっと残念。
ざるこ

あああああ!私も読まないと!下巻で痺れと震えがくること祈ってます(笑)

07/16 11:32
duzzmundo

痺れと震えがほしいところなのですが、他のこと考えながら読んでしまったりするとダメですね。今回は仕事の状況のせいなので、ほかの方は上巻からだいぶおもしろいのかもしれません。嫌ですね、仕事忙しいのって 笑

07/18 21:55
0255文字
さんしょう
新着
人類が高度な技術を持つ生命体の導きで宇宙に進出した世界。彼らが残した楽器を扱う特殊楽器技芸士のトロムボノクと相棒のシェリュバンが500年ぶりに再建される美玉鐘と同時に上演される假面劇にまつわる騒動に巻き込まれて行く。 描写がアニメみたいで絵が浮かんでくる。姿形、表情や情景の描写からカット割まで見えてくるので、頭の中に描きながら読んでいくと時間がかかった。モノローグや擬音がセリフの中に括弧書きしてある部分は漫画っぽい。SFは想像すら難しくて読み辛いことがあるけど、この作品は絵が浮かびやすく没入して読めた。
0255文字
そひと
新着
ネタバレ表現凄すぎん?"圧倒される音楽"を文章で表現するのがまずすごい。文章が美しくて好き。あと登場人物たちの人物像が魅力的。 SFはあんまり触れてこなかったから独特な固有名詞とか世界観はあんまり飲み込めてないんだけど、いろんな方向に広げたこの物語がどう着地するのか早く続きが読みたい。とにかく表現が美しくて素敵だった。
0255文字
Pustota
新着
不思議な文化を持つ惑星、美縟。そこに眠る巨大な特殊楽器。グロテスクで官能的、美しく濃厚なイメージが溢れかえる中、妙にポップなモチーフや会話のアンバランスも楽しい。世界観にすっかり酔わされ、そのまま下巻へ向かう。
0255文字
煮
新着
「ねえ、美縟の人ってどうして子どもがいないのに『家族』を作るの。家族って未熟な仲間を哺育するためのものでしょう」 「必要のなくなった形骸が続いているのは珍しくないわ。いいえ、それも正しくないわね。わたしたちには、むしろその形骸が必要なの。社会の枠として」
0255文字
のりべぇ
新着
勧められたSF。プリキ〇アがゴジ〇相手に大立回りと。序章はまどマギ?名前にいちいち引っかかってしまう。最後にミッション「零號琴を破壊せよ」って見事にパターンだ。どうも2次創作品を読んでる気分になる(イメージはスーパーロボット大戦か)。少し濃すぎる感が…
0255文字
ルシュエス
新着
グラン・ヴァカンスの人かぁ。SFだけどファンタジー色が強い。スペオペ系?独特な世界観で設定もキャラも面白いが何故美少女戦隊系…?この町が、遺書の顛末がどうなるのか気になる。
0255文字
まゆ
新着
未来の宇宙空間のある惑星で謎の楽器を奏でるためのプロジェクトを巡って妨害しようとする人たちもいてどうなっていくのか。いろんなとこに謎があって無事大かげきは成功するのかドキドキ。
0255文字
nick2208
新着
ネタバレ中盤で明かされる設定に驚く。音の聞こえない小説なのに、ヌウラの演奏シーンには圧倒されそうな迫力があって良い。パウルは何を企んでいるのか。設定や用語の硬質さとアニメのパロディに代表される軽さとが入り混じった雰囲気が不思議。この物語がどこに着地するのか気になる。
0255文字
欣喜雀躍ちゃん
新着
上巻のみの感想。大昔に読んだグランヴァカンスの記憶を辿りながら、さて美玉鐘とは何なのか?どんなカタストロフから何が生まれるのか?と
0255文字
b3_faf
新着
良い世界観。登場人物も魅力的な人物が揃っている。プロローグ終了。さて、どんなラストに導いてくれるか?神様とプリ○ュアのタッグとか、ワクワクが止まらない。
0255文字
よたろう
新着
ネタバレ難解な小説を書く人とイメージしてましたがとても読みやすい。上巻は遠い未来の惑星で巨大楽器の演奏と假面劇を行うための準備の話。異世界での創造的で衝撃的な場面が次々現れてくるのが楽しい。力持ちでよく働く人造侍童の亞童は宴席でのピンクなコンパニオンでもあり、更に食べても美味しいようです。そういう世界。克明には描写されないのですが想像するとグロテスクな場面も多かった。『仙女旋隊あしたもフリギア!』といったアニメのパロディもこの世界と合わないような合うような感覚が可笑しくて良いです。いろいろ出揃ったところで下巻へ。
0255文字
玉瑛
新着
SF的固有名詞いっぱいの作品を読むのは随分久しぶりだったので少し難儀する部分もあったが、ストーリーラインは80~90年代のスペースオペラ感ありパロディもあり、「よくわかってないけど楽しく読める」作品だった。上巻だけでも纏まってるように感じていたがラストでヒキを持たせており、期待十分。
0255文字
ゐづみ
新着
下巻に続く。
0255文字
シキモリ
新着
短編集「自生の夢」で著者を知ったので、今作のようなエンタメSFに振り切った作品も守備範囲というのは意外だった。酔狂な大富豪と出会った主人公バディが、巨大楽器<美玉鐘>の奏でる秘曲<零號琴>を巡る騒動に巻き込まれていくという物語。劇的な展開を見せる第一部に続き、第二部と第三部では惑星<美縟>の歴史や文化を更に深掘りしていく。目に見えない【音】を可視化、立体化する文章表現、そして次々と飛び出す独自の用語や設定に己の想像力を試されている気分。某少女アニメのパロディがどう着地するのか見当もつかないが、いざ下巻へ。
0255文字
RIN
新着
『自生の夢』は難解だったが、本書は拍子抜けする程読みやすい。特殊楽器技能士のトロムボノクと相棒シェリュバンが訪れた惑星美縟。あらすじは割愛。とにかく想像力をフル稼働しなければ物語は動かない。脳内でどれだけ文字を映像化し音楽を響かせる事が出来るか、後はどれだけ著者のお遊びに付き合えるか。まあ、大体それ次第。労働力と戦闘力と愛玩具と食糧でもある亞童は実に悪趣味、実に奇狂。梦卑の万能っぷりはIPS細胞を連想させる。どんなに空想の世界を跳躍しても、根底には生身の営み。文化と風景がある。さあ、下巻はきっと阿鼻叫喚。
RIN

プリキュア、クレイモア、まどマギ。ついでにワンダと巨像。飛先生の年齢を考えると、中々アバンギャルドなチョイスだなと思う。

02/26 02:24
0255文字
nekk
新着
重厚でもあり時々ラノベみたいでもあり、表現しにくいけれども兎に角好きだ~この文体~!ただただ奇妙な熱量に圧倒されて呑まれていく。
0255文字
にぃと
新着
積読消化。 假面が生活と根深く一体化した惑星で500年振りに演奏される巨大楽器、となんだかスケールが大きくてついていくのが精一杯。音楽とともに描かれる描写も自分の想像力を超えていく。かと言えば内容や文章にはライトでポップなところもあり、かつての神話に現代風のアレンジを加え新しいものを創ろうとする試みは感覚的にはわかりやすい。緩急にどんどん引き込まれてしまう。まだまだ物語は前半で、これからどんな物語が待っていくのか想像もつかないが、とにかく面白いし下巻はさらに面白くなるんだろう。
0255文字
ぼっせぃー
新着
ホーガンやル=グウィンあたりのちょっと古いSFと、Jサブカルのマッシュアップっぽさ。設定の広げ方や切れ場の演出はこの作者らしくこなれたものなのだが、手癖というよりは自家薬籠中という感じ。この辺の線引きの厳しさを乗り越え、さらに一歩先まで回り込んでくるあたりに、新作を待ちわびる価値のある作家だと思わせてくれる巧みさがある。
0255文字
oddmass
新着
宇宙世界の規模感デカすぎて鼻血出そうなところに、オタクカルチャー全部載せ的なことしててぶっ飛んだ。
0255文字
みゃお
新着
読了
0255文字
マヌヌ2号
新着
とにかく最初の一文が凄まじいです。この文章から小説を始められた時点で勝利が約束されているのでは
0255文字
猫魔道士の浸透者
新着
ネタバレ緩やかな準備期間と密かな陰謀と。世界観の説明が多くて進行はゆっくりだったかな。最後の一言は今後の怒涛の展開を予感させる。
0255文字
活字スキー
新着
【このときまだ、トロムボノクもシェリュバンも知らない。美縟びとにとって、「死」が何を意味するかを】『SFが読みたい!』2018年国内篇ベストが二分冊で文庫化。独特の假面文化を営むその星では、首都そのものを楽器として、創世神話の再演とおぼしき大假劇が行われようとしていた。否応なく五感を揉みしだかれるような圧倒的イマジネーションの乱舞。美縟の文化を構成する假面や亞童、梦卑に牛頭等々メタフィクションの大合奏に想像力とオタク力を試されるこの読書体験、最後までついていけるか?
活字スキー

とりあえずムーピー最強説に異論は無い。怪獣なんぞハリボテか着ぐるみです、だがそれがいい。偉い人には分からんのですよ。戦隊にしてプリキュアかつそこはかとなくまどマギって盛り過ぎとちゃうか。二次創作やリブートで性転換しちゃうのも流行りっちゃー流行りだけど、やっぱり原作に対するリスペクトも大事だと思います。でも改めて考えみると黒パンツ一丁の人造ショタは現代ポリコレ的にはアウトかもな……。

11/08 22:04
活字スキー

あれもこれもと、とにかく自分の好きな要素を片っ端からぶち込んでゆくスタイルということであれば『レディ・プレイヤー1』(原作は『ゲーム・ウォーズ』)も近いものがあるが、あちらは良くも悪くも無邪気なオタクらしさでストレートに元ネタのまま並べていたのに対し、こちらは次々と投入される二次創作(パロディ)たちが互いに影響し合うことで、二次創作を含めた「物語の物語」としての面白さがさらに化学反応を起こしていると思う。気合いを入れて、下巻に挑みたい。

11/08 22:05
3件のコメントを全て見る
0255文字
hide
新着
今から千年ほど先の未来を想え。全長8000光年に及ぶ宇宙の拡がりを想え。「行ってしまった人々」が遺した技術に支えられた宇宙_轍世界の誕生を想え。これでもかとポプカルを取り込んだ世界観。著者は物語の冒頭から問いかける。想像してみろ、と。不思議と、観たこともないのに文字を追うごとにその世界が映像として再生される。この感覚は何なのか。その答えを求めて下巻へ。
0255文字
どどんぱ
新着
こんなものも書けるんだ!というのが素直な感想。登場人物は軽いし、色んな楽しい小ネタも満載。フリギアとか。ニヤニヤしてしまう。 目が離せません。次巻に続く。
0255文字
塩崎ツトム
新着
特殊な漢字熟語の群れと、色と匂いを主体とした情景描写の連続で、読んでいて、アジア的だがそもそも地球的ではない世界観にどっぷりと包まれてしまう。おそろしい本だ。
0255文字
プロムナード
新着
そこまでやるんすか⁉︎ なエンタメ特盛りですが、いつもの変態猟奇っぷりが出ると、ああやっぱり飛先生だって思いますね。冴えない男と人たらしショタの組み合わせ、この百合のご時世には新鮮だわ……。
0255文字
ソラ
新着
すごい世界観。壮大な予感。これはまだまだ準備段階。これから大假劇がはじまる。 用語とかちゃんとメモしておかないと読み方わからなくなること多々あったw
0255文字
卯月
新着
ネタバレ8月に短編集『象られた力』読んだばかりなのだが、『呪界のほとり』と『象られた力』ミックスしたようなノリと思って読み始める。人類が宇宙に進出し、〈行ってしまった人々〉の遺産と出会う轍世界。トロムボノクと相棒シェリュバンが訪れた惑星美縟は、首都開府五百年祭のため、巨大特殊楽器〈美玉鐘〉の再建中。假劇作家ワンダは、当日上演される世界開闢サーガの台本に、別作品の主人公を混ぜようとする。一見イロモノのようで、ワンダの思いつきや我儘のようで、混ぜる理屈はあるんだよね。設定が凄くしっかりしてて、その番組超見たい。続く。
0255文字
全55件中 1-40 件を表示
零號琴 上 (ハヤカワ文庫 JA ト 5-4)評価56感想・レビュー55