形式:新書
出版社:筑摩書房
高等教育の無償化は格差の拡大につながりかねない。
子どもを学校に閉じ込めて、「生きる力」が乏しくなったと、外部から体験重視の教育を導入するアイロニカルな状況。確かにこれはストーブが効きすぎたからクーラーもいれようというのに似ている。まずストーブを切らなければ。
日本の教育機関は、教職員も、教育委員会の職員も、あるいはPTAも、皆が多忙を極め、日々の業務に感受性を埋没されがちになっている。これでは伸びるものも伸びていかない。今後、先生、生徒が余裕をもって活動できる、そんな学校に変わっていってほしいと思う。
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