形式:単行本
出版社:講談社
形式:文庫
国家試験に合格し、視能訓練士の資格を手にしたにもかかわらず、野宮恭一の就職先は決まらなかった。後がない状態で面接を受けたのは、北見眼科医院という街の小さな眼科医院。人の良い院長に拾われた恭一は、凄腕の視能訓練士・広瀬真織、マッチョな男性看護師・剛田剣、カメラが趣味の女性看護師・丘本真衣らと、視機能を守るために働きはじめる。精緻な機能を持つ「目」を巡る、心温まる連作短編集。『線は、僕を描く』で第59回メフィスト賞を受賞しデビュー。同作でブランチBOOK大賞2019受賞、2020年本屋大賞第3位に選出された作者のデビュー後第1作。
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私自身も眼に違和感を覚えた時には病状が進行しており不安にもなりましたが、病院の適切な処置のおかげで大事にならずに済みました。ありがとうございました。
個人的にも、そういうお年頃なのでw眼科は定期的に検査に通っていて、ある意味身近な世界でもあります。あの検査の意味に改めて納得する良い機会でもありました。
文字数が足りなくて書ききれなかったけれど、持木夫妻は切なかった。母が先に他界しなければ、うちの両親もそーなっていたかも。福祉に関わり始めて間もないころの私が、口うるさく聴覚障害の認定申請を勧めたときに、抗わずに根気よく病院と区役所へ何度も足を運んでくれたのは、母がいてくれたおかげ。そして母が居なくなって視覚障害者にもなった父を
あら、途中で送信しちゃった(汗)。車椅子を押して通院に付き合うことを、ときどき重荷に感じてしまうことに罪悪感を抱いてしまうけれど、少しでも長く一緒に暮らしたいな、と思うのでありました。
続編11ミリのふたつ星はパワーアップしていますので、よろしかったらお手に取ってみてください。同じ星の下にを高評価されているので、おすすめかとおもいます
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