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幻の旗の下に

感想・レビュー
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kobeky37
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ネタバレ石崎と澤山の奮闘に心を打たれた。二人の周囲の人たちの理解や協力もあり、大きな大会が無事に開催されて良かった。また、スポーツ史について、勉強にもなった。
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よし
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図書館本。8.2。金栗四三後の日本のオリンピックへの情熱が伝わってきた。しかし、物語としてはいま二つ。
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石野 真
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ネタバレ幻となった東京オリンピックについては、大河ドラマのいだてんで少し知っていたが、その後の記念スポーツ大会とハワイからの野球チームの話は知らなかった。ハワイに住む日系人の微妙な立ち位置や1世と2世で異なる日本に対する思いが、日本とアメリカが戦争に進んでいくに従って更に広がったのではと思うと、その直前にこのような大会が開けて良かったと思う。石崎の突破力と澤山の誠実さが気持ちよい作品
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toshilife1
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1940年東京五輪を返上後、代替として東亜競技大会の実現に加え、野球の種目追加とハワイの日系人チーム招聘を目指す大日本体育協会の職員。対して反対の中日本からの招聘に応じることを目指すハワイチームのマネジャー。それぞれの奮闘を描く。面白かった。
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kikizo
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ネタバレ題名からオリンピックの話かと思ったら。1940年のオリンピック辞退後に、東亜大会を開こうと奔走する日本人の話だった。その大会に「ハワイ朝日軍」を呼ぶことも提案。日米のきな臭い時代に、政治にスポーツは使わない。という信念で交渉する。”七色の変化球”の若林忠志や”カイザー”田中義雄のも楽しい。この大会自体を知らなかったので、新鮮だった。
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Kanegon
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良作。コロナによる東京オリンピック延期、ウクライナ侵攻による各国のボイコット、WBC。1940年の東京オリンピック返上、その後の大東亜大会。フィクションでありながら、史実に基づいた作品で、読み応えあり。堂場先生の得意分野であり、読み易く、一気読み。☆4.3
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よしちゃん
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最近オリンピック関係が多いし、この時代あまり好きじゃないので流し読み。
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zuzu
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大河ドラマ「いだてん」を思い出させる。スポーツはいつの時代でも世論、世界情勢に振り回される。
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nika
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★★★☆☆
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たかもん
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大河ドラマ「いだてん」を彷彿とさせる。また、作者があとがきで書いているように、東京オリンピックが延期されたことにも重なり、いろんな批判があるなかで、大会を実施するために真摯に働いた人たちがいたんだろうなと実感した。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
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1940年の東京オリンピック返上が決まった後に、日本及び関係値の深い国々を招いて開催した「東亜競技大会」という名のスポーツ大会が開催されていた事は勿論知る由もなく、本書を読み終えて初めてその事実を知りました。米国準州ハワイの日系人野球チームの招聘を巡っての画策、招致する日本側と、招きを受け入れて日本に向かう側。野球をモチーフとしたビジネスにおける人間ドラマの側面が強かったかな。4時間余りの読書の楽しみでした。
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なつりか
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★★★★⭐ よかった
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とも
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よくやった・・・よく出来た。あの時代に
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ユザキ部長
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東亜競技大会。全然知らなかった。ハワイの日系人達の立ち位置は「栄光なき凱旋」(真保裕一さん)等で知ってはいたが。やっぱ戦争で日本史は分断されてる。もっと知らないと。
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Hayato Higo
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★★★★最初、時代背景から読み難かったが、気付いたら結構読み進められた。現代野球も良いけど、こういう時代の野球人繋がりで物事が上手く行くのも好きよ。
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Hayato Higo
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★★★★最初、時代背景から読み難かったが、気付いたら結構読み進められた。現代野球も良いけど、こういう時代の野球人繋がりで物事が上手く行くのも好きよ。
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雅
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中止になった東京オリンピックに変わるスポーツ大会を開催すべく奮闘する人々のドラマ。裏をかいたり策略を巡らせるのではなく、正面からぶつかり合う読んでて気持ちのい作品でした
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アンベラー
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スポーツは何かに影響を受けるべきではない、例えば政治、戦争などに 全くその通り
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かんちゃん
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あの時にこんなことが、行われていたとは思いもよらなかった。 素晴らしい努力の成果である。 大きな目標に向かって挑むことの清々しさを強く感じました。
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門哉 彗遙
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くまのこさんのレビューを読んですぐに図書館に予約。そして3ヶ月後にやっと手元に。表裏なしのまっとうな交渉を描いた小説。その熱意と行動力に勇気づけられる。でも、この大会の後には真珠湾攻撃、そして泥沼に陥っていくことが分かっているので、とても虚しくて悲しく思う。ほとんどが架空人物ではあるけれど、彼らもまた戦前に送られっていったのだろうと想像した。 ぼく自身は、もう今のようなオリンピックなんか必要ないと思っている。まさに政治的。きっと作者のそんな思いを持ちながら、主人公の石崎を描いたのだろうと感じた。
ミカママ

はじめまして。東京オリンピックからこの発想は面白いですよね。思わずノンフィクション?と思っちゃいました。

03/20 12:01
門哉 彗遙

はじめまして。コメントありがとうございます。ほとんど資料も残っていない中で、ここまで話を紡ぐって、作家さんってすごいなと思います。この東亜競技大会に女性が一人も参加していないことに疑問を感じて、架空のオリンピック選手に命を吹き込むって作家の醍醐味だなって思いました。

03/20 12:12
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rosetta
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★★★‪☆‪☆アジアで初の開催になるはずだった1940年の東京オリンピックは時局を鑑み返上された。しかし替わる競技会を開催しようと大日本体育協会は発奮する。官僚や軍部の反対を抑えることから始まる苦労の日々。大学まで野球を続け協会理事長の秘書になった石崎保は競技会にオリンピックにはない野球を入れようと、そしてハワイの日系人球団を招聘しようと奮闘する。僅かな準備期間しかない中で次々に立ち顕れる問題に悩み成長していく石崎。政治にスポーツが翻弄されてはいけないと言う熱い思いは何時の時代になったら実現するのだろうか
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ブー太郎
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堂場瞬一先生のスポーツ小説。戦前に中止となった東京オリンピックに代わるスポーツ大会を開こうとする大会本部職員と大会参加に向けてチームメンバーの説得に苦労するハワイチームのマネージャーの苦労物語。ちょうどロシアによるウクライナ軍事侵攻のタイミングと重なり、微妙な気持ちで読みました。
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高箸やすめ
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2020の東京オリンピックは延期になったけど、1940の東京オリンピックが開催権を返上していたことを知らなかった。その返上の裏で、新たな大会を模索した人物たちの話は、人を動かすためには何をすべきかという仕事小説のようなお手本で、試合そのものよりも、大会を出来ること自体がすごい話だった。
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美味しい渋谷
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堂場瞬一先生の新境地?警察モノや記者モノ、スポーツモノに加えての歴史モノ?紀元2600年の東京オリンピックが開かれず、代替の競技会の運営サイドと選手たちの物語。期待が大きくなりすぎ、後半の盛り上がりが残念。
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まひはる
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幻に終わった1940年東京オリンピック。代わりに計画された、新たな国際競技大会。その実現と参加に向け、海を越えた友情を信じて奔走する二人の若者がいた。立ちはだかるのは、官僚、政治家、陸軍、チームメイト……。知られざる歴史を浮かび上がらせる圧巻の交渉小説!日中戦争の拡大を受け、東京オリンピックの返上が決まった1938年。大日本体育協会は、オリンピックに変わる国際大会の開催を画策していた。
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ぼっくん
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今まさに冬季オリンピックの最中。スポーツと政治経済は別物は建前、巨大なビジネスとなっているオリンピックが現実。スポーツが人々に感動、勇気を与えるのも現実。でも当の本人であるアスリート達が真に喜びを得られる大会であることが必要。本作も東亜競技大会のシンボルマークも格好良くて◎
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薦渕雅春
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著者は執筆量、発表される作品の数もスゴいと思うが、更にジャンルも多種様々。本著は歴史的事実に基づくフィクションと言った所か。太平洋戦争勃発前、ヨーロッパで第二次世界大戦が始まり、日本も中国と戦争を始めた頃、1940年に予定されてた東京オリンピックを返上する事となる。代わりに計画された東亜競技大会、本著ではオリンピックでは行われない野球を大会種目として行う事にスポットを当てている。しかもストーリーの中心はハワイの日系人チームを招待する交渉。表紙の大会旗は五輪をもじった?4つの輪と皇紀2600年を記している。
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kikupika
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1940年に東京オリンピック開催を返上し、別の形でスポーツ大会を実施していたなんて不勉強で全く知らなかった。昨年コロナで1年延期になったものの東京で何とかオリンピックが開催できて、今思うと本当によかったよ…。しかし石崎も澤山も大会に向けてよく頑張った、熱意と信念はいつだって何をするにしても大事なもんだなあ。講道館の前にある治五郎先生の銅像を見る目が変わりそうだ。
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藤枝梅安
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ネタバレ1940(昭和15)年に開催が予定されていた東京オリンピック。開催返上となった後「東亜競技大会」としてフィリピン、満州などから選手を招聘し紀元2600年を記念する大会となった。ここにハワイの日系人による野球チーム「ハワイ朝日」を招聘しようと奮闘する、石崎と、ハワイから法政大学に留学し石崎とともに大学時代を過ごし、「ハワイ朝日」のマネージャを務める澤山の二人を中心に当時のスポーツ事情を描く。やハワイから日本に移りタイガースの花形選手となった若林など、実在の人物も登場させてスポーツと政治の関係を再考する内容。
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布施克行
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図書館本
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moo
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日中戦争の影響で返上が決まった東京オリンピック。大日本体育協会はそれに変わる大会の開催について奔走する。読みながら頭に浮かんできたのは大河ドラマの「いだてん」。難しい状況であろうと諦めず知恵を絞り奔走する人たちがいて、大会は開催されるのだと改めて教えられた。圧力があったり困難が多い中でも諦めない彼らの熱量はなんだろう。ハワイから参加した日系人野球チームの人たちの複雑な思いもなるほど。
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Hideichi Sekiya
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本書は東亜競技大会の開催を目指す物語です。政治家、体育協会関係者、選手、、、人それぞれ。
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oct2
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オリンピック3部作?の3作目なんでしょうか。 不勉強のため『東亜競技大会』というのは初めて知った。 こんなことがあったんだなと。 後半はさて置いて一番残ったのは『国威発揚』だ。 オリンピックという競技大会ははあくまで手段でしかないのですね。 これは今東京にしても北京にしても全く同じ印象。 後半はスポットの当て方がずれてくるのだけれどその分消化不足になった感は否めない。 僕としては『利権』も描いて欲しかったのだけどそれじゃあまりにグロテスクで政治的すぎるか…
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背古巣
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帯によると「圧巻の交渉小説」とのこと。"圧巻"かどうかはおいといて、交渉小説とはいいえて妙だと思う。オリンピック開催を返上した代わりに、新たな国際大会を開くまでの裏方のお話。ハワイの野球チームの招聘がメインではあるが、試合の描写はほんの少し。最後には…、と思って読み進むが、これも肩透かし。本当に交渉がメインのお話でした。でも面白いです(^o^)☀️
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都人
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1940年に日本で開催された「東亜競技大会」の準備から開催までの道筋、それに招待されたハワイの日系人野球ティーム「ハワイ朝日」を描く。堂場氏の刑事・警察物の本はよく読むが、「ノンフィクション」的な物は初めて。ストーリーを追っている感じで、得意な分野ではなさそう。今ひとつ。
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ハメ・ドゥースト
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★☆☆戦争の影響で返上された東京オリンピック1940。その代替として計画された新たな国際大会「東亜競技大会」。失意の中、未来を探そうと足掻いた人々の活躍を描く。p.351君は若い。若い時に何の疑問も持たないような人間は大成しない。疑問に思って考える。人間にとって、それは基本で、一番大事なことなんだ。p.30これは伏線だ。伏線を敷いたら、その先でどう回収するか。しっかり考えなければならない。p.37良き練習は良きコーチによってのみ行われ得る。しかしコーチにのみ頼って自ら工夫することなき選手は上達しない。
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旅するランナー
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1940年、オリンピック東京開催返上後、代替国際スポーツ大会として東亜競技大会開催を目指す大日本体育協会。そこに野球の対抗戦を入れて、ハワイチームを招こうとする、協会会長秘書石崎。参加を目指すハワイ朝日マネージャー澤山。この二人の男の友情と野球愛が熱い。それはスポーツの存在意義とか可能性への堂場さんが発する熱量でもある。ビリビリしびれます。読後、この1年後の真珠湾攻撃によりハワイの日系野球チームメンバーはどうなるのか、日本政府は2040年に紀元2700年とか言い出すのか、なんてことが気になります。
0255文字
迷人
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ネタバレ日中戦争の拡大を受け、東京オリンピックの返上が決まった1938年。大日本体育協会はそれに変わる国際大会の開催を画策していた。立教大学野球部出身で理事長秘書を務める石崎は政治的な思惑に疑念を抱きながらも、協会幹部の命を受け交渉を重ねていく。一方、ハワイにある日系人野球チームのマネージャー・澤山の元に石崎から電報が届く。代わりに開かれる「東亜競技大会」に野球のハワイ代表として参加してくれないか、という招請状だった…。/①政府や軍との交渉、ハワイ代表の招聘の物語。②この時期よく開催できたものだと感心す。→(続)
迷人

③全国規模のスポーツイベントの準備を手伝った経験から、石崎に肩入れしながら読む。右翼や陸軍との交渉は精神的に辛いものが。また、タイガースの若林(七色の変化球)が登場して、なるほどそう繋がるかと。実際にはこんなに簡単ではなかったろうが。 2021-375

12/30 21:41
0255文字
GOTI
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☆☆★実在の人物が何人も登場しています。1940年の東京オリンピック開催の返上を余儀なくされ、代替として紀元二千六百年記念行事「東亜競技大会」開催も史実。近現代ノンフィクション・ノベルなんでしょうか。1938年、大日本体育協会はオリンピックに代わる国際競技大会開催を画策する。立教大学野球部出身で末広厳太郎体協理事長の秘書を務める石崎保は開催に向け大会所管の厚生省、文部省、内務省、陸軍と交渉を重ねる。一方、野球人として競技種目に野球を加え、ハワイから日系人チーム「ハワイ朝日」招聘に動く。
0255文字
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