形式:単行本
出版社:新潮社
形式:ペーパーバック
形式:Kindle版
文体は前半スッキリしていて現代文学には珍しく好みだと思ったのにな、、性描写少なめなのもありがたかったけど、彼女もいるのに風俗に六万も使うとか嫌だった 物は捨てるのに写真はスキャンして持っていたり、主人公は色々矛盾が多くて生き方ブレブレ、物を考えず格好良くない(まるで自分のようだ
作者と同年代なのだけど、この世代にありがちな不安定さ、今の若者世代とも少し違って生き方考え方に芯が持てない心許ない感じをあらわしているようにも思える
私の一番好きな作家は坂口安吾なので、自分なりの答え合わせができた感じ。
わたしも部屋が散らかると漠然と脳内で「坂口安吾みたいだな」と思うことがあるよw
あれがまんま「文豪」のイメージでもある。くしゃくしゃ原稿用紙丸めて捨てるの、漫画みたいだけど本当にやってる人ww
←ブルータスの心臓。
「無駄を削ぎ落とし、必要なことしかしないことで得られる満足感は、無意識下のカオスからなにか生み出す快楽に、負けるかもしれない」
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