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感想・レビュー
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北別府学
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最近読んだ本の中で一番物語の進み方と終わり方がよかった。ちょうどいい長さで、登場人物の説明も十分で納得したし、ところどころ核心を突くような文章が出てきて飽きなかった。羽田圭介さんの本を読むのは初めてだが、ほかの本も読もうと思う。
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かよこ
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面白かった。いっとき自分もミニマリストに憧れたけれど、物を捨てることに本当に意味があるのか?考えさせられた。捨てきれずに踠いてるくらいでちょうど良いのかもしれない。憧れつつ、実現できないくらいが。羽田圭介は、フィクションにリアリティを持たせるのが本当に上手で、だから好き٩( 'ω' )و
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asuwanna
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友人のおすすめで読んでみた 主人公が職業もライフスタイルも自分とそっくりで(地元で悪行はしていないが)まるで自分ごとのよう… 主人公は別にサイコパスではなくて人間くささや優しい面、繊細な面もある平凡な普通の人 前半は不穏できれいな感じだったのに後半めちゃくちゃになり残念
asuwanna

文体は前半スッキリしていて現代文学には珍しく好みだと思ったのにな、、性描写少なめなのもありがたかったけど、彼女もいるのに風俗に六万も使うとか嫌だった 物は捨てるのに写真はスキャンして持っていたり、主人公は色々矛盾が多くて生き方ブレブレ、物を考えず格好良くない(まるで自分のようだ

12/31 02:49
asuwanna

作者と同年代なのだけど、この世代にありがちな不安定さ、今の若者世代とも少し違って生き方考え方に芯が持てない心許ない感じをあらわしているようにも思える

12/31 02:54
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おさとう
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人生には多様な選択肢があるが、自分という連続性のある存在と真摯に向き合い続けることが本質なのではないか、と言っているように思った。高尚に言えば「真の意志(True will}」、俗に言えば「等身大」とか「身の丈」、あるいは「プライド」「アイデンティティ」かもしれない。
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HH
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短くて読みやすかったけれど濃厚でした。
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mamaron
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初めて読んだ作家さん。ひとつも共感できない主人公も珍しい。一時流行った(まだ流行ってるのか?)ミニマリストの話。出てくる人みんなイヤなヤツ。子持ちのミニマリストなんて常々子供が可哀想だと思ってたけど、そうだよなー。捨てる事でどこに行きたいのか?何をしたいのか?自分に何もないからそこに縋るんだろうな。嫌悪感だらけの小説でした。
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rmb
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この作品は自然回帰「ごっこ」だったけど、私は大学生「ごっこ」かも。みんながみんな何かしらの「ごっこ」性抱えてそう
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ハル
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ミニマリスト以前に登場人物嫌なやつ多過ぎて(特に主人公!!)話にうまくのめりこめなかった😭 嫌な上に共感できる部分が一つももてなくて、流し読みになってしまった…私には合わなかったです
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おもち
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ネタバレ★☆☆☆☆ 頭があんまり良くない自分には合わなかった。更伊も日野も中途半端に関わってきて結局何がしたかったのか分からないし、主人公の素行の悪さも嫌悪感だし、伝わってくるものがなかった。
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ちぴ
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初めての羽田さん本。おもしろかった! ミニマリスト界隈のあるあるみたいなのも散りばめられていてちょっとニヤついてしまった笑
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introduction
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なかなか物を捨てられない私は武士のようには絶対になれない。30代独身、ミニマルなライフスタイルを実践し、関連するウェブサイトもグッズのプロデュースもこなす彼が、自分のやっている事は無駄が嫌いな癖に他人には無駄をのみこませたいという利己的な傲慢さだった事に気付くが...読後感の悪さよ。うう。
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みゆはる
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2024/243
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スリカータ
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ミニマリスト関連本を探していたらヒットしたのがこの本。久しぶりの羽田圭介さんを読んでみるかと。主人公が行き過ぎたミニマリストというか、病的に人間の心を持たない人だった。全く共感できない。記憶に留めることも、行き過ぎたミニマリストはしないのか。常に不快感を伴う読書だが、最後に落とし前がつくのは、まだマシだった。狂った小説だった。
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読書好きの鈴木さん
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ネタバレ羽田圭介作品久しぶり。物を持つか持たざるか、人生において無駄を切り捨てることは果たして幸せなのかに焦点が置かれていた。主人公がまあ好感度が低いのだけど、ラストのオチが後味悪いし納得感も薄め
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siva
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ミニマリストのサイトを運営しグッズの監修もしている主人公。物を切り捨て楽になった先には。予想通り皮肉が効いている展開と終始不穏な感じ。理想を追求するための消費、他の誰かの労働。私も物は少ない方だし更に整理したりしてるけど、何事もほどほどがいいよな。
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こあら
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ネタバレトランクケースに収まる所有物!最近、いろいろ整理したら大きい段ボール5個以上不用品があった。貧乏症で捨てるのも躊躇してしまう。スマホの中のゴミもどんどん溜まる。自分の振り返りたくない過去。データ、電気、文化、衣食住、時間。
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チホンヌ
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ネタバレミニマリストのYouTubeとか本とかわりと読むのが好きなんだけど、並ぶ言葉は常に似ている。似ている言葉を辿って安心する自分もこわい。行く末にぞわつく。“道具や時間をあまり費やしたくない、あらゆることから身軽でいたいという精神は、なにかを真剣に行うことと、とても相性が悪い”、確かにすぎ!身軽でいれたら…という気持ちがあるのにガチャガチャ回すし人間関係を煩雑にするし、自己矛盾…って思うけど、ときめいてしまうし好きなんだもんなぁ。タイパやコスパもそうだけど、無駄をなくしていった先にある〈大切なこと〉ってなに?
チホンヌ

私の一番好きな作家は坂口安吾なので、自分なりの答え合わせができた感じ。

08/15 11:08
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高麗(こま)
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ミニマリスト云々の前に、主人公がね嫌www違う、嫌じゃなくて厭。ミニマリストの人達のブログやインスタを見るのも好きやし某断捨離番組も大好きなんやけど、この主人公だけはホンマになぁ。
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Shinobi Nao
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主人公は極端なミニマリスト。もはや病的といってもいいレベルで、仕事先でもらったメロンパンすら捨ててしまう。非ミニマリストの象徴として坂口安吾の“あの写真”が何度か出てくるのが面白かった。私も安吾といえばあの紙屑に囲まれた姿が思い浮かぶ。
うちこ

わたしも部屋が散らかると漠然と脳内で「坂口安吾みたいだな」と思うことがあるよw

09/01 09:48
Shinobi Nao

あれがまんま「文豪」のイメージでもある。くしゃくしゃ原稿用紙丸めて捨てるの、漫画みたいだけど本当にやってる人ww

09/01 12:13
3件のコメントを全て見る
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スリーピージーン
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著者はおもしろいことを考える人だ。ミニマムな生き方に対して、私と著者は同じ考えかもしれないと途中で思いました。断捨離という言葉が定着して何年くらいになるでしょうか。知的な人は最小限の持ち物で生きている、無駄な労力は使わず合理的に生きているというようなイメージを植え付けられています。かかわりあう世代が偏ってるせいか、現実に私の周囲にはミニマリストはいません。この主人公は過去にいろいろと後ろめたいところがあるため怖い結末を想像しましたが、最後はなんだか喜劇でした。坂口安吾の描写がいいスパイス。表紙もいい。
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iku
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ここ数年出来るだけ物を減らしスッキリと快適に暮らすべく、断捨離やミニマリスト系の本を数多く読んで感化されてきた私にとって本作によって初めてミニマリストのダークサイド的な面を意識させられたのが、ホラーでもあり衝撃的。 世界中の人々が物や無駄を捨て経験を大事に生きるというミニマリスト的な考え方だったら…必要ではないと思われる物、無駄なこと、混沌とした中でしか生まれ得ない事があると一石を投じる作品だと感じた。 主人公の行き過ぎた考えや過去の行い、結末は極端過ぎるが、何ごとにも極端な考えに偏らないようにしたい。
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べべ
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ネタバレミニマリストという概念に縛られて自らも滅ぼす。 私がミニマリストに共感するのは、物体を減らすってよりは、 不要に背負う物事を減らすことや、脳のリソースを奪われないために触れるものをミニマムにするというところ。その結果として物体も減少する。 一つ覚えのようにとにかく物を減らし、それに快感を覚える主人公の姿には共感できなかった。減らした先には何も無い。そりゃそうだ。 何を伝えたいのかは分からなかったが、反ミニマリスト本なのかなこれは。ミニマリスト?に対して棘のある文章が目立つ。
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秋田 優
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ネタバレミニマリストの主人公はその特性を生かして生計を立てる。しかし、シンプルを極めたブランドの創業者の変貌や自身が捨ててきた過去、そして現在捨てている物事を見て疑心暗鬼と焦燥感に苛まれる。悲劇的な最期を迎える主人公のアイデンティティはどこにあったのだろうか。
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つなで
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ミニマリストのイメージとは違った重たい結末だった。ミニマリストであるが故の思考や人間関係が興味深い。最近ライトな小説を読んでいたので、羽田さんのボリュームはないが濃密な小説は読み応えがあった。
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みやこしあん
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ネタバレ初羽田圭介、ミニマリストホラー。捨てられない過去(どれもかなりえげつない)、目的のないビジネス捨て活、意味不明な自己弁護、ゴミで造った芸術、唐突な破滅。期待した方向とは違った怖さ。人間性、捨て基準、家族。【メモ】痛みをともなう行為は/エコー/救済/捨てていい記憶/前頭葉/脳をスルー/思いつき/亡霊/昔は普通/刑務所/肉体ごと/記憶の所有/時間軸/居心地/人間離れ/キリング・マシン/愛着/シリコン/取り乱していない/気乗りしない/有意義な終わり方/養分/←ナリワイ、廃用身、君僕悪魔。【ダヴィ202202】
みやこしあん

←ブルータスの心臓。

07/01 16:43
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羊の羽根
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ネタバレ「ほとんどすべてよものは、替えがきく。そう感じてしまうと、愛着がわきづらい。人間関係だってそうだ。だからこそ、自分から愛着をもつよう能動的にならないと、自分の生ですらも、代替可能で意味のないものになってしまう。」何を無駄と見なし、何を意味があると見なすのか。そこには自らが意味を与える行動をとるのか、代替可能なものにするのか、意思が先に存在しているのだと考えさせられた。
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いち
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ネタバレ今より収納が少ない部屋に引っ越すことが決まって、目指せミニマリスト!とインスタ投稿を見漁ってた時期に読んだもんだから殴られてしまった。「あれも無駄、これも無駄、とやっていったら、最後はいちばん無駄な存在は自分だ、ってことにならないか?(干場弓子)」の言葉を思い出す。「捨てにハマるのは、物なんていつでも買えると思っている経済的余裕のある人間か、限られた可処分所得の中で幸せを感じようとする貧乏人のどちらかにふれている場合が多い」ぐさっ
いち

「無駄を削ぎ落とし、必要なことしかしないことで得られる満足感は、無意識下のカオスからなにか生み出す快楽に、負けるかもしれない」

05/20 23:52
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usausa
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必要最低限のもので、スッキリと暮らしたいのは私も同じだけど、それは健康のために掃除しやすくしたいから。流行りや周りに流されて自分を見失わないようにしなくてはと思った。また誰かと一緒に生活してる人は、生活の環境についてきちんと話し合っていかないといけないかな。
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kart
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羽田さんのお話は適度に長くなく読みやすい。 その分推敲が重ねられたと思われる文体は濃い。 主人公が田舎出身の調子の良い元チンピラで、上京して流行りのミニマリストとして生活している。 捨て、が信条なのに散らかった部屋にたたずむ坂口安吾に憧れている。所詮人間は無いものねだりが根底にある。 お金も無いから欲しくなる、あったら散財してみたいだけ。
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おーすが
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はじめての羽田圭介。テレビでみた親しみやすい雰囲気と違う、ちょっとドライな感じの読み心地が面白かった。ミニマリストがテーマというのに興味を引かれた。帯の「ときめいても捨てる」がキャッチーね。主人公の悪事が中途半端に暴かれて若干もやもやするけど、こんなラストも嫌いじゃない。枝葉が面白いのは小説も人生も同じかね。
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ぼの
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ネタバレやたらミニマリストの描写が細かくて、最初は作者もモノ減らすの好きなんじゃないかと思った。 オチが結構無惨だから、大嫌いで詳しくなってしまったのかなぁ? 何か創作したくなる部屋をつくることが一番の理想かもしれない。
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檸檬
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ミニマリストを極めようとすると、新しいことに挑戦できない人間になってしまう。金より経験が大事と言うが、経験をするのに物は必要。また、ミニマリストになりたい、なったという人はミニマリストになって何がしたいのか。さらに、物が生きがいという人もいる。ギター、車など。子供はカブトムシも飼えない。 彼らは金も要らないと言うが、負け惜しみのように感じる。宝くじでも当たったら、すぐ豪遊するんじゃないか。 無駄を減らすという考えにも疑問。人生は無駄を楽しむものなのに。
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CD
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文章の小気味よさと、インスピレーションの塊のような内容は、かなりレベルが高い純文学。中庸を得ること、そんなに難しいことだとは思わないけど。過去は形を変えてくれないつらさ。こういうメッセージ性の強い小説もっと読みたいな。
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ちろる
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自分は絶対にミニマリストにはなれない(なりたくない)なあと思う。SNSとかでたまに見かけるミニマリストの人達の思考回路ってこんな感じなのかなあと思った。 自分1人でミニマリスト生活をするのは勝手だけど、他人に同じ生活を強要するものではないと改めて思う。 あと主人公が普通にクズで不快でした、、、。
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irokeyori_kuike
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ミニマリストの話。終始、不穏な空気。 物を持たないこと自体は素敵だと思うんだけどなあ。持たないことへの執着は良くない。
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鈴子
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ストーリーはともかく、羽田氏のミニマリストやSDGsや田舎暮らしへの皮肉な攻めが面白い。必要か否かはその人次第だから、それで満足、幸せならそれで良し。物があふれるこの時代、取捨選択は大事だと思う。私も年齢的に、近い将来のことを考えて断捨離をしています。
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アール
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ミニマリストへの皮肉の話は楽しめたが、主人公の過去の所業は不快なだけだし、更伊や日野のキャラもよく掴めなかった。「創造と破壊」ロボによるラストはギャグなのか?何が言いたいのかわからない作品だった。以下備忘。鼎談(ていだん)→3人が向かい合って話すこと。解体した木造家屋の廃材は燃やすしかない。再利用しやすい鉄を多用した家の方がエコロジー。
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キリ
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ミニマリストにもいろいろな流派があるのがわかった。それ以外に得るものはなく主人公に好感も持てず途中から飛ばし読みした。
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もんちゃん
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ミニマリストと呼ばれる人たちの思考や行動パターンを、小馬鹿にするような皮肉たっぷりな考えが文章となっていたけど、その考え方をしているのがミニマリストの主人公本人、というのがなんだか違和感だった。私もミニマリスト寄りの考え方だけど、作中の林田のように家族の居心地が悪くなるようなことはしてはいけないと改めて肝に銘じた。自分のものは自由に減らすけど、人の物は捨てないし、無理に捨てさせない。相手の価値観を尊重しなければ。主人公が私の頭の中でミニマリストしぶさんと完全に重なってた。
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カズちゃん
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主人公がミニマリスト。モノだけでなく、記憶や思考も捨てたがっていて、それを客観的に見つめているスタイルが面白い。仲間(?)のミニマリストに対しての、鋭い評価も好き。
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