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石の花 4 (青騎士コミックス)

感想・レビュー
13

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A.Sakurai
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第3巻末で時間が飛んで1943年になり,パルチザン戦のハイライトであるネレトバの戦いが描かれる.坂口尚作品はほとんど読んでいないが,本作の少年・少女たちのキャラクターに見られる柔らかめのタッチが特徴と思っていた.それに対して戦闘状況の精細な描き込みや人の死の描写は大友克洋や士郎正宗を想起させる.巻後半にある極限状態にある収容所の人々の描写も同様だ.大友以前・以後という状況の事例なのだろうか.
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門哉 彗遙
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全部読んだ。漫画やけど時間がかかった。国や民族がたくさん出てくるので、理解するのが難しかった。対ナチスだけではなくナチスと戦いながらパルチザンとチェトニクとの全面的な衝突が絡んでほんまややこしい。強制収容所での描写は、もしかしたら映画なんかより悲惨さが表現されていたんではないかと思う。画風もしっかりしていて手塚治虫に似ている。こんな漫画があったなんて。とても深い漫画だった。
0255文字
Saeko
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ことばは、哲学は、暴力の前では無力だと感じながらも、この絵は、物語は、無力ではない。
0255文字
千本通り
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相変わらず逃げるパルチザンと掃討するドイツ軍という図式は変わらない。前半で有名な「ネレトバの戦い」が描かれている。どうしても現在進行形のウクライナ戦争を思い出させる。逃げる庶民が簡単に殺されるのがよりリアル。
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碧海いお
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タイトル回収。 残りあと1冊ですが、どんな終わり方をするのだろうか?
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浦島の亀@南メキシコ
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パルチザンの戦い。どこまでも続く戦争。読んでるだけでももうイヤになってくる……。私は読むのをやめれば平和な生活がそこにあるけど、当時者たちには逃げ場もない。
いちご

「私は読むのをやめれば平和な生活がそこにあるけど、当時者たちには逃げ場もない」という言葉が胸に刺さったよ。

07/22 04:54
浦島の亀@南メキシコ

うん、これまでも戦争ものはいろいろ読んできたけどね……。これはウクライナのロシア侵攻のキャンペーンで手に入ったことを思うと、今もこんな戦争のさなかに生きてる人たちがいるんだなって身に沁みちゃってね。

07/22 05:45
0255文字
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
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「幸せになりたいから戦争をする」という話が印象的。ただ「自分の得にはならないけど、荷車を通すため花を植えかえる話」は、他者の持つ魅力的な土地を手に入れるために、その人々を強制移住させる例を思い出して、びみょーだなと思った。
0255文字
コリエル
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ソ連や北アフリカでドイツの戦線は後退し、終戦の兆しが見える。しかし、ユーゴ内でクリロたちパルチザンは撃たれて追われる身である状況に変わりはない。この物語おいて主人公クリロは、レジスタンスとして銃を取り、祖国を解放する英雄ではあり得ない。彼はあくまで戦争という状況に踏みつけにされた難民の一視点でしかないのだから。そんな少年が終戦の暁に何を思うのか、そこが気になる。
0255文字
烏賊天
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目を背けたくなる場面が多いが、後世の考察に欠かせない作品となっている。
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Ebi@漫画用
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ますます陰惨になっていき、後年の我々としては佳境に近づいていることがわかるが、彼らにとってはただただ苦しいところへずっと落ち続けている。幸福をつかんでほしいものだが。
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KDS
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「みんな幸せになりたい…地上の誰一人として不幸せを望む者はいないだろう…それなのに戦争が起こる。それだから戦争は起こるのかもしれない…(中略)みんな自分の幸福を求めるのに一生けんめいなあまり、花を踏みつぶすこともある。気づかずにそうしてしまうこともある…しかも幸福というのは満腹になるということがない。どんどんエスカレートしていく…」作中で特に印象に残ったイヴァンの言葉だ。これこそが真理なのかもしれない…と深く考えさせられた。最終第五巻へと読み進めることにしたい。
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碧雲-  lukeminen
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「今こそ戦争について、考えよう」キャンペーン
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YS-56
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希望も無く慈悲も無く。ひたすらに歩く日々…。
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