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正体 (光文社文庫 そ 4-1)

感想・レビュー
422

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でく
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ネタバレすごく引き込まれた。冤罪とはなんと恐ろしい。 映画も観たくなった。横浜流星さんがたくさんの顔をどう演じているのか。
0255文字
い
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ネタバレ面白くて一気読み。冤罪を扱ったものはもし冤罪が晴れても失うものが多くて苦しくなるが、こちらも読み終わった後に重い気持ちになった。出会った人たちから教わったものが少しずつ鏑木の中に積み重なっている感じが良い。しかし、あまりに鏑木が完璧で善人すぎて、もしこれが普通の人間なら余計に誰にも信じてもらえないんだろうなとぞっとする。
0255文字
タケちゃん
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ネタバレ彼はなぜ脱獄を決意したのか。死刑が怖くなって逃げたのではない。検察にでっち上げられた冤罪に立ち向かうべく無実を証明するために脱走したのだ。犯行現場に居合わせたあの女性に再会し、もう一度彼女の口から真実を証言してもらうために。手を変え品を変え、逃亡を続ける鏑木慶一。彼の信念と覚悟に、どうか報われて欲しいと祈るような気持ちで頁を捲り続けた。やがて彼の本当の意味での「正体」を目の当たりにし、心を動かされた人達の熱い思いが「無罪」を勝ち取るのだが、彼はもう…。没入感半端ない心震える力作。素晴らしかった。
0255文字
あーこ
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ネタバレ最近、冤罪を扱った作品をよく見るような気がしますが、ちゃんと読んだのはこれが初めて。色々な人との関わりを通して、彼の人柄が少しずつ分かってきたところで、彼に何が起きたのかが分かったとき、あまりの理不尽さに哀しさや虚しさを感じました。 でも、最終章からのエピローグで少し救われた気がします。また、あとがきから作者の思いも知ることができて、このエンディングにも納得しました。 とても考えさせられる内容ですが、作品としても面白かったです。映画も観てみたいです!
0255文字
vivimon333
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ネタバレ最初は主人公(死刑囚)の目的がわからず、続きが気になってどんどん読み進めることができ、結果数時間で読み切れました。ただ、最後のクライマックスにもう少しドラマを盛り込んでくれればなあ、とは感じました。あとがきに理由も書いてあり、著者の狙いはわかったので、個人的な感想として。
0255文字
マスユタ
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ネタバレ18歳の主人公鏑木慶一が殺人の罪で逮捕されたがそれは冤罪だった。 自分が犯人ではないことを証明するために拘置所を脱走し、名前、顔を変え日本中を奔走する。物語の最初は鏑木が犯人ではないことは示されていないので、読み手が鏑木の行動からその真意を探る。 鏑木はその優しさから出会った人たちに再生の道を与えてくれるのだ。最後はがんばれ!逃げ切れ!と鏑木を応援。 証拠をでっちあげ、鏑木を犯人とする警察の行動に憤りを感じたが、鏑木を救おうと立ち上がった人達の思いが伝わり、怒りと喪失感、そして優しさが交わる読後感だった。
CABIN

優しいエピローグが大好きです。ほんと冤罪はあってほしくないですね。

01/28 23:53
マスユタ

鏑木は残念な最後になってしまいましたが、周りがいい人達で救われましたね。真犯人を取り逃した警察はばかやろうです。

01/29 07:49
0255文字
青木
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ネタバレ読書ペースは遅いほうだけど、休日1日で読み切ってしまった。 ハラハラしながらも各エピソードで関わる人達とのやりとりで毎回気持ちが温かくなる。 だからこそ鏑木が死ぬという結末で冤罪の重さがのしかかる。
0255文字
anna
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ネタバレ鏑木慶一くんは誤認逮捕さえなければ、どんな違った人生を歩んでいたのだろうと想像せずにはいられなかった。せっかちな自分は、最後の舞や井尾由子のなかなか煮え切らない態度をみて少し苛立ってしまった。でもよく考えたら若年生アルツハイマーで、自分の発言で黒が白に、白が黒に変わると思うと安易に発言できず、自分のことを卑怯者だと思ってしまうのも分かる気がした。個人的には沙耶香の章が一番心に響いた。なぜだろう。そして、ナベさんも頑張れ!と応援したくなった。映画も絶対みる。
0255文字
コーラ
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ネタバレ絶対映画観る!脱獄した少年死刑囚。スピーディーな逃亡劇と、擬態するような潜伏。彼の目的は一体何なのか。本当に彼は犯人なのか。読んでいくうちに、お願い、この青年をどうか助けて!救って!と天に祈ってる自分がいた。やるせなさ過ぎる。こんなの犯人を捕まえたんじゃなくて、犯人を作り上げたんじゃないか。1人の犯罪者を逃すことよりも1人の冤罪を作ることの方が圧倒的の罪に思える。被害者に対しても侮辱ではないか。真実を追求するというのは難しい世の中なのかもしれない。警察も、弁護士も、世間も。
0255文字
jodad
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ネタバレあまりにも理不尽な現実に立ち向かう若者。読み進めて点と点がつながってくる中、ハッピーエンドを期待していただけに、まさかこういう結末とは…。でもそれだけ、冤罪事件の残酷さが伝わってくる…警察や検察組織への不信感も。最後のページは震えたよ、俺も叫びたくなった。そして、あとがきの最後の作者の言葉にも…同じ思い
0255文字
一条
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ネタバレ面白かった。死刑囚の逃走劇という大きな骨子をもとに展開されていく中、悪質な労働環境や企業体質、介護問題、新興宗教を装った詐偽事件、不倫、冤罪等社会問題をテーマにした一つ一つのエピソードが濃厚で毎度没入させられた。出てくる登場人物達のキャラが尽く立っているのも良い。真相と結末よりもそこに至るまでの過程が醍醐味だったかなと思う。あとがきで触れていたが自分も鏑木には無罪放免エンドを望んでいたけれども作者の意図を知り十分腑に落ちたのでスッキリ読み終えることが出来た。
一条

警部課長とは最後にもう一度派手なやり取りが繰り広げられるのかなと思っていたが無かったのでちょっとだけ拍子抜けした感がある。

01/26 15:10
0255文字
hiro
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ネタバレ映画は観てない。みたいようなみたくないような気持ち😢切なく苦しい。鏑木くん生きていてほしかった。あーなんかしんどいなぁ。警察という組織や死刑についてぐるぐる🌀と考える。
0255文字
凌霄花
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ネタバレ厚めだったが夢中で一気に読み進んだ。重い余韻が残る。彼の有志によって冤罪が晴れるけれど、生身の彼に心から快哉を叫んでほしかった。つましく正しく誠実に必死に生きていたのに・・・やるせない。さーやさんのこと好きだったんだね、涙。 φ(..)メモ 瑣末/模糊
0255文字
やきなす
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ネタバレ鏑木が各所で過ごした思い出たちをなぞることで、読み手の私たちに彼という人間が出来上がるので、この本を読み切ることで彼の死をとても悲しく感じました。冤罪、人や生き物の死、本当のことって何なのか、読み終えることで頭の中でたくさん考えてしまいました。
0255文字
🚰
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ネタバレたとえどんな悪い肩書きを背負っていても人間性で人はこんなにも信用されるんだなっと深く思いました。
0255文字
すむら
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ネタバレ人前でなければ号泣してた自信がある。 冒頭、鏑木は生き残りを殺しにやってきたのだと思っていた。作り上げられた凶悪犯のイメージに転機が訪れるのは、雪山での一件からだ。もしや冤罪では?という疑問が頭をもたげ、そのまま衝撃のラストまで突っ走って行く。彼は見届けられなかったが、名誉を挽回できた感動はえもいわれぬ。
0255文字
あきら
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ネタバレ一家惨殺を行った死刑囚の鏑木が脱獄した後の逃亡劇エンタメ小説。脱獄中に出会った人を語り口にして鏑木は誰なのか、どういう人なのかと浮き彫りにしていくスタイルで、とても面白かった。最後には冤罪だとわかるわけだが、鏑木が死んでしまう結末に賛否が分かれるのもわかる。気持ち的には生きて冤罪を勝ち取ってほしかった鏑木への少なからずの愛着がある反面、冤罪の重みを鏑木の死を持って読者に訴えるという作者の意志も共感する。死刑に賛成反対かの題材を台詞として取り上げた部分もあり、「人の死」の捉え方を考えさせる小説だとも思った。
0255文字
のみゃ
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ネタバレ切なすぎます、、、
0255文字
ゆんり
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ネタバレいくつもの不運のせいで捕まってしまう主人公。真実を暴くために脱獄に成功して、色んな人に出会い助け助けられ、様々な経緯を経て真実に辿り着けそうだった。なのに、その真実を見届けられないまま…。けれど彼の想い・無念は、その人となりを知っている、そしてそんな彼に助けられた人々によって果たされる。警察や検察の身勝手さに苛立たされるけど、ハッピーエンドだったから救われた。 ★★★★☆
0255文字
かわうそまん
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ネタバレ一家3人を惨殺した少年死刑囚。彼は何のために脱獄したのか。逃亡先で人々との関わりの中で彼の本来の性格、正義感、優しさが明かされていく。それぞれのエピソードが一つに集約されて迎える結末。缶チューハイ、最終話だけ見ていない連続ドラマ、スノーボード。緊迫した逃亡生活の中で彼の心に刻まれた細やかな記憶が切なく苦しい。出来れば違う結末を望みたかったが、あとがきで著者が記したとおりそれは難しいのだろう。600ページを超える長編だが最後まで没頭して読めた。あらためて人が人を裁くことの難しさを感じた作品だった。
0255文字
ティパリン
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ネタバレ早い段階で、彼が脱獄してまで探そうとしている人物はわかるが、その目的が分からなくて気になって気になって一気読み。逃亡先での彼は、なるべく人と関わらないようにしながらも、頼られると真摯に対応してしまうような人物。本当に彼が犯人なのか? そんな疑問を、彼に出会った人々も思う。だからこその結末だろうけれど…。フィクションだと分かっているけれど、冤罪を生んでしまう組織に憤ってしまうし、死刑について考えてしまう。
0255文字
いっせい
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ネタバレ何の面識も無い親子3人を惨殺した罪で確定少年死刑囚となった鏑木慶一。脱獄さした彼が、名を変え、姿を変えながら逃亡を繰り返す理由とは?逃亡先で出会う人々がそれぞれ抱える心の闇や葛藤を描きながら、物語は展開していく。610ページの長編。遅読家の私は、なかなかゴールにたどり着かずイライラしたけれど、逃亡先で出会う人々のドラマは、全て、この結末を迎える為の伏線だったと分かり、納得。でも、この結末で良かったのだろうか?面白かった。でも、やっぱり切ない。悲しい。
0255文字
たんと
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ネタバレ正々堂々と戦って勝てるお話しじゃなかった。逃げて勝負に出るしかないよな。たくさんの味方をつける彼の人柄。生きて欲しかったなあ。
0255文字
さと♪
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ネタバレ法学部出身だが学生時代から死刑絶対反対派。人が人を裁くシステムである以上は冤罪は必ず発生する。それを証明してくれるような小説。冤罪の問題提起という意味で映画グリーンマイルを思い出した。この主人公も死ななくていいのに…って思ったけど、あとがき読んで涙。作者も相当悩んだんだろうなと。長い小説だけど、展開がよくて非常に読みやすかった。
0255文字
まろーん
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ネタバレ前半に時系列上後半のグループホームでの事件の生き残りの女性に近づく姿を描くことで、何を目的に近づているのか、事件の真実は何なのかの吸引力が増す構成だったと思う。最後はあっさり気味ではありつつも置換冤罪の元弁護士さんや、鏑木自身も最後まで未練を残していた恋人の存在と各パートの登場人物も良かった。
0255文字
とりから
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ネタバレ夢中で一気読みした。きっとそういうことなんだろうと思いながら読んでいたけど、それにしても切なすぎる。ラストは鳥肌が立って、あとがきの最後の1行で涙がぶわっと出た。
0255文字
とり
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ネタバレ主人公に出会った人たちが、主人公との交流を通じて良い影響を受けていく様子を描いたオムニバス的な作りなのですが、冤罪や司法の闇的なテーマが織り込まれていて、いまいちどっちつかずだなという印象を受けました。主眼は「こんなにいい人でも冤罪で死刑になる理不尽もある」ということなのか、個々のエピソードを通じて「誠実に生きれば皆に好かれるし良い影響を与えるんですよ」ということなのか。。どちらでもあるのだと思いますが、通底したテーマのようなものが捉えにくかったです。個々のエピソードは良かったのですが。
0255文字
mikuriku
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ネタバレ読みやすくて、さくさくと読めた! 鏑木くんには生きていてほしかった。そして、ないけど法廷編で渡辺弁護士やチーム鏑木で白日のもとに全てをはっきりさせて、すっきりと終わってほしかった。そして警察組織が再生するところまででおしまい。‥まで読んでみたかったかな。映画も観てみよう。
0255文字
難波猛
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ネタバレ#読書 ◆映画化作品 ◆脱獄した未成年の死刑囚は、顔と名前を変えながら社会の片隅を転々としていく ◆地元を村八分で追われた青年、不倫の末に破局した女性、痴漢冤罪で失職した弁護士、介護に疲れ新興宗教にすがる主婦が、潜伏先の彼に救われていく ◆結局彼自身は救われなかったが、「彼女とドラマの最終回を観たい」「好きなスポーツはスノーボード」と、孤独な逃亡生活の中に、自分を信じてくれる人達との交流に彼も癒されていた事は救い
0255文字
flower0824_
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ネタバレ一家三人を殺害し死刑判決を受けていた少年が脱獄した。逃亡生活の中で知り合った人から見た少年は、真面目で礼儀正しくとてもそんな犯罪を犯すような人間ではないということ。名前や顔を変えながら逃げ続ける彼は一体何がしたかったのか。警察の怠慢や、唯一の目撃者を責めたくもなるけれど、やれることは全部やりきった彼をほめたい。人間は間違いを犯すものだということは、捕まえる側・罪を裁く側にも言えることなのだ。ドラマの最終回観たかっただろうな…。
0255文字
清一郎
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ネタバレ映画「正体」を観てとても好みの作品であったため、未読の原作小説を手に取った。 映画の方がエンタメ色が強く感じられ、原作は社会問題を浮き彫りにするようなメッセージ性を強く感じられた。 鏑木は正義感と優しさを持ち合わせており、逃亡中に出会った人達は彼の言動や行動に救われていく。結局は罪を晴らすこと無く命を落とすこととなるが、彼の正義を貫く信念が人を動かし、無罪を勝ち取る様に感銘を受けた。鏑木の生き様を自分も見習い、他人を思いやれるような生き方を志したい。⭐︎3
0255文字
鈴純
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ネタバレ今まで読んだ染井氏の作品の中で一番良かった。ページ数もあるが骨太で最後は号泣😭救われない話と主人公に懺悔する著者のあとがきも斬新。
0255文字
さと
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ネタバレ物語の結末が気になり、最後まで、ほぼ一気に読み進められました。自白、冤罪、死刑制度などの司法面だけではなく、主人公の鏑木が脱獄後に出会う人々とのやりとり、現代の日本で生活していくことの苦しみや生き抜くさなど、胸がいっぱいになる場面も描かれておりました。ラストにかけては圧巻でした。映画版ではどのように描かれているのか気になりました。今年読んで良かったと思える1冊に出会えました。
0255文字
すな
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ネタバレ最後の鏑木がショックで悲しみ引きずり中。あとがき読んで少し整理もついたけど、ああやっぱり悲しいしつらい。舞さえ余計なことしなければ、証言してもらえる運びになったのでは?舞が腹立たしい。
0255文字
みいこ
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ネタバレ原作至上主義ですがあまりの分厚さに手付かず状態だったため、ドラマを見てから読むことにしました。が、いざ読んでみればあっという間だったように思います。ドラマとは違った結末に驚きはしたものの、鏑木の残酷な死があってこその冤罪の重みだと思うので、私はやっぱり原作派です。普段ニュースで報道される内容について疑念を持つことはあまりないけど、全てが正しいわけではないんですよね。袴田事件の無罪判決はまだ記憶に新しく、本作を全くのファンタジーとして読むことはできませんでした。どうか冤罪事件がなくなることを祈っています。
みいこ

追記:終始考えていたのは私だったらどうするかでした。私が鏑木の立場になった時、彼のように行動できるかは分からないけど、自分の命がかかっているのだから何かしらの抵抗はするはずです。でも彼を信じた周りの人達の勇気ある行動には感銘を受けました。目の前に自分は無罪だと主張する脱獄犯がいたとしてその人を信じることも、殺人を犯した奴の肩を持つのかという世間の目に耐えながら、この事件は冤罪だと声を張ることも、正直私にはできる気がしません。でも、せめてどんなレッテルを貼られている人の声にも耳を傾けられるような人になりたい

01/11 23:48
0255文字
獅子歌々(しし)
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ネタバレ久々に心打たれる本に出会った。こんなことがあるから、本は止められないw 終始悲しかったけど、何か大切なものが思い出せたと思う。
0255文字
りも。
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ネタバレ正体/染井為人 ミステリーなのに最後泣いた。 読了後、鏑木慶一のためにも僕も一生懸命生きようと思った。 でもこのような偶然に偶然が重なった冤罪って実際に起こり得そう。600ページくらいあるけど読んで良かったと思えた作品だった。
0255文字
mochiomochi
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ネタバレ冤罪事件をメインとした、「あなたならどう考えて行動するか?」が問いかけられているメッセージ性の強い作品だった。吉田修一氏「怒り」にやや似た展開で、物語は進む。脱獄した少年死刑囚の行方と、その目的は?約1年以上に渡る脱獄後の生活の中で、様々な人々との関わりが生まれる。本来出会うことのなかった人同士の触れ合いが、破滅を生むと同時に絆を生む。鏑木慶一の伝えたかったことを信じる者と、そうでない者。脱獄生活が少し冗長感があったが、現代社会の歪みや司法の危うさを考えさせられ、余韻が残る。
0255文字
jackbdc
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ネタバレ罷免事件をテーマに人間の弱さや社会の矛盾について考えさせる内容。物語世界に没入し最後まで楽しめた。主人公は透明で非現実的なキャラ設定であり、感情移入先は専ら脇役。ページ数が多過ぎるのでは?と懸念したが、ボリュームの多さを上手に活かしている。読む度に思い入れが強くなった。なんか勝手に義憤に駆られ、著者が用意した展開では物足りなさを感じるほど。著者は読者のモヤモヤを霧散させたく無かったらしい。ハッピーエンドで無くても良いが、あれだけ脇役達への愛着を集めておいて最後集合してからの展開があっさりし過ぎではないか。
0255文字
すわ
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ネタバレなんとなく展開はわかっていたけど、それでもわりと面白かった。あんだけテレビで報道してたら鏑木の顔も一発でわかりそうだけど、実際は気付けないものなのかな〜。最後の裁判の畳みかけはあっさりだったけど、作者のあとがき読んで意図に納得。
0255文字
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