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姑の遺品整理は、迷惑です (双葉文庫)

感想・レビュー
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白玉堂餡子
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ネタバレ※一人暮らしをしていた義母急死。業者に頼まずで自分で部屋を片付けることにした望登子、とにかくたくさんの物であふれた部屋、捨てても減らない荷物。誰もいないはずなのに、ぬくもりの残るこたつ、ベランダにあった石が次に行ったときになくなってる不思議。夫と片づけに行くと、あれもこれも捨てない言われイラつく、でも実家がなくなることになると、夫と同じ心理状態に。以前義母に世話になった、と手伝いをかって出たり、不要物などと引き取ってくれた団地の知人。自他に厳しかった実母は物を残さず。自ら整理することで、故人に思いを馳せる
0255文字
KOD
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読み始めは「なぜ業者に依頼しないんだ⁉︎」とイライラしちゃいましたが…これはなかなか奥が深い…🤔己れの浅はかさを痛感させられましたね💦ギトギトに汚れた私の心を洗い流してくれる作品でした🤩
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りえこ
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今、施設に入居した父の家を片付けていて、どうして捨てないの?の連続なので、共感しながら読みました。捨てるのは本当に大変で、この物語のように助けてくれる人はなかなかいないので、自分の生活も気をつけようと思いました。
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みち
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遺品整理と言えば起こるような事柄が、次々と描かれています。これから親の家の片付けが迫っている方にオススメします。
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Sils
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ネタバレ姑が脳梗塞で亡くなり、一人住まいしていた団地4階の3DKにあふれる遺品の整理に奮闘する望登子。がんを患い身辺整理してから亡くなった実母と姑を何かにつけ比べて悪態もつきながら、モノや人との付き合い方を見つめていく。残される家族にもよるが、自分勝手すぎるのも自制心が過ぎるのも考え物。死んだ後は業者に頼んでやっちゃってという人もいるし、迷惑かけないように終活するという人もいる。いつどう死ぬかなんてわからないけど、遺し方には生き方が表れているように思う。
0255文字
nakajin
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遺品整理から義母さんの生き方や周りに住む人ととの関係や人情は、ただ単に仕事で荷物を整理してもらうことと違い、義母の普段見せていなかった内面までわかり、ひとつひとつ捨てていくことで本当のお別れができるものだなと思う。時間の関係で業者に頼むのもいいが昔ながらに、お別れしていくことも那1時だなと思った。またその中で生まれた人間関係を引き継いでいったところもおも白い。最後にお母さん、義母の人生の先輩から学んだことは思いを物ではなく心を引き継いでいたことに意義があったのかなと思いました。読んで良かったと思いました。
0255文字
ちょっぱー
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遺品整理。。。いずれ誰にでも直面する問題。嫁さんの立場で色々言われているが、まぁ分かるし、そのとおり何だろう。 この作品も嫌な気分にならないので、読んでて楽になれる。 ★★★☆☆
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ゆかりごはん
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お墓参りで実家に帰ってみて、この本のことを思い出し再読しました。両親の生前から帰郷するごとに物を捨てていたのですが、まだまだ残っています。私も地方の田舎なので田畑や山の処理の問題が大きく残っています。子供に問題を残すわけにいかないので何とか自分の生きている間に何とかせねばと思いますが、簡単にはいかないようです。望登子の苦労が身に染みて、ため息がでました。
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ミカママ
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指輪ひとつを遺して亡くなった実母と、ゴミ屋敷ではないが隙間という隙間にぎっしりとモノを遺して亡くなった姑…何度も対比させながら、遺品整理ひいては図らずも亡くなったふたりの人生をなぞることになった望登子。同世代で身につまされない読者は少ないのではないか。まず思ったのは実家の両親のこと。帰るたびに少しずつ片付けてはいるが、手強いだろう。それよりなにより我が身だな。身体の動くうちに終活せねば…とは思うのだが、今日もまた週末のお泊まりに使える大きなトートバッグを買ってしまった…色違いでふたつ(笑)
ゆうれいごまん

ミカママ、また帰省してきたら、新しい腕時計買ってて草だわ。ろんじんとかいう。これはいつか貰うわ。笑

08/12 08:42
ミカママ

ごまんの名前書いとけ、裏に🤣

08/12 09:49
19件のコメントを全て見る
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さっち
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ネタバレこの実用性の高そうなテーマで、感動させるとはさすが垣谷さん!これを読んで早速、古着を処分しましたよ。
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nekoさん
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タイトルには迷惑ですとあるが、実は迷惑でもなかった話ですな。姑の遺品整理をするうちに、生前は知らなかった一面が見えて来て、対照的な実母との比較で、良い面に気付けたり、自分も変われたりする。フムフム。タイトル良くないぞ。タイトルより中身が深いぞ。
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yumimama60
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実家の母は指輪ひとつを残し見事に逝った。なのに義母は狭い家にありとあらゆる品やウサギまで残して逝った。迷惑な義母。それが片付けをする中でご近所の人々と触れ合うと違う義母が見えてくる。夫も巻き込み半年かかる?と思った片付けを2カ月で終える。遺品整理で義母の気持ちまでくみとり、逆に良いと思ってた母は嫁に厳しい人であったことに気づく。なるほど! 私の家ももので溢れている、さて、どちらの『母』を選ぶのか、迫られた作品。コミカル、推理と色々な要素があり面白く、万博会場での並び時間に読み終えた。
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have a plan
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物語の主人公の望登子は姑の遺品整理に忙殺されながら、見事なまでにキレイに始末して亡くなった実母に思いを馳せる。何も物を残さなかった母に比べ、物で溢れかえっている義母の人間臭さを目の当たりにして、実母と自分の希薄な関係を思い知り、心が乱れる望登子。最初から遺品整理を業者に任せる人たちは、自分の過去や親との関係に向き合わずに済み、傷つくことも後悔することもなく精神的に楽だったのかと途方に暮れる。次第に、自分の心の整理のためには必要なことだったと気づく主人公だった。でも気が重い作業であることは間違いなさそうだ。
0255文字
ゆかり
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★★★★★
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なっしー
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忙しいと協力的でなく理解の無い夫。溜め込み癖の姑の想像を超える物量。時間に余裕はない望登子は単身では太刀打ちできないと途方にくれる。 団地の住人の手助けから事態は一転。 自分の考え方、姑への理解、みずからの母との関係性を振り返る。 望登子の視野が広がり救いのあるハッピーエンディング。 実際にこんなうまい具合に転がるような話はないだろうけど、垣谷美雨さんの読みやすい文章で深刻な問題がエンターテイメント小説に昇華。 誰しもいつかは迎える最後の日。その日に向けた終活を改めて考え直すいいきっかけになるだろう。
0255文字
ちぃ
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お姑さんの遺品整理って。。。 家の断捨離ですらなかなか進まないのに。 残された側としては少ない方が助かるけど、たくさんあったら整理しながら気持ちも追いついて行くのかな、と。 こういうことが遠い未来だった頃は、ふ~んだったけど、今は程良く近付いてるだけに身に沁みた。 まずは私の断捨離もう少ししようかな。
りっつん

垣谷作品は時代象徴する&スッキリ終わるしどれも読みやすい!!

06/04 15:51
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たろこ
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娘2人とも結婚し私は2LDKに一人暮らし。物が溢れて多い!少しずつでも断捨離していかないと…と切に思う。共感する事も多かった。娘の立場と嫁の立場では難しいですね。読んで良かった。
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Taisuke
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突然亡くなった姑の遺品整理をすることになった望登子。生前は反りが合わなくあまり深く関わって来なかったが、遺品整理をするうちに義母の人となりが見えてきてこんなにも色んな人に慕われていたんだと見えなかった姑の部分に共感する場面も。とは言え、大量の遺品整理は途方に暮れる毎日であったが、団地の方々やら人に助けられてなんとか… うちの実家も賃貸ではないにしても大変なことになってるのでいつかこの時が来るのだなと思うと気が重い。
0255文字
道楽モン
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本作は限定された事態に対する一種の手引書の如き実用情報小説にして、想定される問題点並びに克服すべき課題はもちろん、現代社会の倫理観、家族・夫婦の問題、地域社会との関わりに至るまで余すところなく織り込み、まことに至れり尽くせりの内容を呈している。斯様な小説を愛読するのは、目前に切羽詰まった状況の者ではなく、むしろ将来起こり得る漠然たる不安に備えて、知識で武装せんとする積極的な好奇心を有する人々であろう。これを小説ではないと一笑に付すのは愚の骨頂に他ならず、さりげなくも社会に必要不可欠な一ジャンルと言えよう。
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bibliophage
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急死した姑のアパートに山積みの遺品整理をする話。いらいらする感じが良くわかります。自分も思い出だっ!て言ってないで片付けないとなって思います。
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ちゅり
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ネタバレおもしろかった。いつか必ず私にもやってくる「実家じまい」そしてきっとその後には誰かにやってもらう「実家じまい」。これは他人事ではない。時間があれば、息子の奥さんに迷惑をかけないようにしたいな。だけど、「実家じまい」するときに何を感じるかはその人それぞれ。何を残してあげられるか。なんて物じゃなくて気持ちや生き方を残してあげたいな。敏腕ミニスカ弁護士がきになる。ウサギって大人になったものは食べられないのかな。なんて食い意地の張った自分に失望。読んでよかったよ。
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蕭白
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悪くなかったです。
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gotomegu
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借り本。急逝した姑の遺品整理から、姑の生き方、母との対比、自分のこれからについて改めて考え直すストーリー。モノがあふれ、しかもまだ「もったいない」感情がある世代は、たくさんのものを抱えてしまいがち。思い出の品も捨てられないし。作者は夫を頼りにならないものとしてとらえていて、結婚して長く連れそう意味ってなんだろうと思ってしまう。共感はあまりできなかったけれど、バイアスによって歪んだ見かたをしてしまいがちなのだなぁという点は、よかった。
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Ke
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ネタバレ「あなたの人生、片付けます」と並行して読んでいたため、ごっちゃになりそうだった。 自分のときは、と考えてしまう。考えておくべきなのだろうが?
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cherry
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確かに迷惑、って旦那さんがもっと主体性を持って片づけるべき。 ワンルームでも大変でしたよ、人一人暮らすってほんとに物入りです。
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緑つばめ
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ネタバレ読み終わってなんかほっこりしました。自分もいつかするであろう実家の遺品整理を考えさせられます。亡くなった母親の日記などあるのだろうか・・・
くりん

垣谷さんの本は好きで16冊ほど読んでいますが、こちらはその中でもベスト3に入るぐらい好きです。みんなせっせと実家等をお片付けするのですよね。日記は父の時も叔母の時も発見してしまいましたが、正直見たくなかったです💦この話の遺品の中で🐰がいたのに大笑いしました((´∀`))ケラケラ

03/11 16:30
0255文字
aaachan248
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いきなり死んでしまった姑の遺品整理、前半はこれ片付くの?どうなるの?と望登子のように不安だったけど、読了してすっきり。旦那さんも良い人になっててよかった。 自分に置き換えると両親はまだまだ元気だけど、いつ訪れるか分からないので、整理しておいてほしいなと思いながら、自分も断捨離を続けようと決意。
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ゆかりん
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高齢の実母の家も片付けるとなると、大変だと今から気が思いです。私自身も日々が断捨離です。
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犬千代
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突然亡くなった姑の3DKの家を片付けなくてはならなくなった主人公。パートを休みつつ、1時間半離れた団地へ通う。古い団地のその部屋は押し入れが大きくて天袋にもぎっしりとモノが詰め込まれていた。 私自身の姑と重なる部分も多く、楽しく読めた。 姑が亡くなってから聞く周りの人達の話しに主人公のカドが取れていく。 モノを捨てる事が出来ない夫にも変化が。 面白かった。
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おたくちゃん
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垣谷美雨さん作品2作目。題名はネガティブオーラ全開だけど、最後は、すっきり晴れやかな感じが良き。 立つ鳥跡を濁さずだった実母と、濁しまくって逝った義母...どちらが正解にもなりえない難しい問題だけど、自分だったら...どうするのがいいのかな?と考える。(結論出ず)
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プルシアンブルー
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離れて暮らしていた姑の遺品整理をすることになった、望登子。何度も通ううちに姑の生き様を知り、片づけに鬱屈していた気持ちが変化する。この話は近所の方に助けられたが、現実はどこもコミュニティが形骸化してきているので、他人事ではない。誰しもが訪れる人生の後始末。身内がいなければ第三者が介入する。ミニマリストも人となりが掴みにくいが、ゴミ屋敷にはしないようにしたいと痛感。年を重ねると片づけにくく手放しにくくなるので…。
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のりすけ
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遺品整理に100万円。うひぃぃ!物は取っとくな、断捨離せよ!というお告げじゃ。お告げが来たからには捨てないわけにはいくまいて。とりあえずこの積読本を何とかせねば。中身はいつもの垣谷ファンタジー。そんなうまいこといくかい!と思ってしまうのは、たぶん私の性格が悪いからです。
0255文字
ぽんぴ堂
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垣谷美雨らしい明るく前向きな読後感が心地よい。遺品整理を業者に頼まず自分でするということがいかなる意義をもつのか、遺品とはそもそもなんなのか、考えさせられた。「夫のカノジョ」「あきらめません!」に次ぐ傑作として挙げたい。
0255文字
赤かぶ
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耳が痛い話ばかり。 読むべき本。
0255文字
キヌモ
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かなり重い内容で、読み始めてからずーっと暗い。見につまされる話ばかりで辛い。人一人の荷物は2トントラック一台分はゆうにあるそうですが、自分はもっとある気がして暗くなる。最後に来てご近所さんの力を借りてなんとかなるところが救われる。ついつい自分の身に起こりうることとして読み進めてしまう話である。
0255文字
いっちゃん
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いずれやってくるであろう遺品整理。同居してるから通わなくていいけど、箱だけの棚、お客さんが来た時用の、何十個もある湯呑みや茶碗、考えただけでぞっとする。なんなら倉庫丸々一つくらいある。しかも旦那が同じこといいそう。今から捨て初めて欲しいな。
0255文字
ふふふ
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結構読んでいて苛つきました。姑が就活も断捨離もせずになくなった。亡き母は立つ鳥跡を濁さずを実践しただけに苛つく主人公。おせっかいで人間臭い義理の母のお陰で見えてきた人間関係。断捨離も大事だけど、近所の青ちゃんよ関わり始めたり夫婦関係も変わり始めたり。人間死ぬ時は体さえも残していく。私はやっぱりできるだけ身軽にしておきたいな。
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もも
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あんまりにも途方もない片付けだから明日は我が身とくらくらした。この著書らしく段々と暖かい展開になっていったけど、そこまでがリアルすぎて苦しくなった。
0255文字
timeturner
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身にしみた。かなり重くなる可能性もある題材なんだけど、ユーモアを散りばめて軽く読めるようにしてある。姑のワードローブを見て望登子が悪態をつくところとか、森の小動物みたいな丹野さんが登場した場面とか笑った。望登子の実母のスーパー・ウーマンぶりには感服するけど、私には無理!
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kabu
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私も姑の遺品整理なんかしたくないけど、主人公さんは厳しすぎ!!って思いました。だけどやっぱり垣谷美雨先生、最後はとっても良いです。生き方、終活なんて人それぞれで良いいんだよね。
0255文字
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姑の遺品整理は、迷惑です (双葉文庫)評価68感想・レビュー307