形式:文庫
出版社:小学館
形式:Kindle版
しまったり「千里眼」と使って、あやかしの心の奥底を覗いたり、相手の先を読んでバトルしていくうちに少しずつ「幽世」の生活に慣れていく真澄。家族にも内緒だったのに、霊感がある弟の真咲には「狐憑き」が即バレた。風神の妖魔堕ち以来、あやかしは負の感情が高ぶると妖魔に堕ちやすいことを利用して、誰かが「人心掌握」を使って妖魔堕ちさせていくのか突き止めとめようと奔走する真澄たち。夢で見て、現実でもこがねによく似た狐の妖魔に襲われ、今まで討伐してきた不審な妖魔から検出された妖術の残滓から、特務課の一員でこがねと対になる
妖魔堕ちした「天狐神白銀」が犯人だと辿り着く。終盤、妖魔堕ちしそうになっている真澄は偃月院に拘束された中で、真澄の隠された能力など色々明らかに。天狐神白銀も元に戻って良かったです。戸塚さんと九十九さんの過去が気になります。
百目鬼による転送、大蛇の火の海、赤い月をバックにしたバトルシーンなど、漫画か映像で見たい感じだった。小蜘蛛がわらわらシーンは怖いけど(^^;)主人公の武器がグーパンだけなのがちょっと説得力に欠ける気もするけど、正式に特務課に配属になったから、続きもあったら読みたいと思う。
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