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不可視の網 (光文社文庫)

感想・レビュー
13

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読書嫌いウィーズリー
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他人の皮を被ってやりたい放題やって、まんまと逃げ仰せている。これこそ自由だと思った。それに対して船田の愚かさ故のあの結末も、自業自得感があって気持ち良かった。
0255文字
さわでぃ
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ネタバレ「いじめ」や「見て見ぬふり」を行うのは何も人間に限ったことではない。アルゴリズムに基づいて職業紹介や人間の行動追跡を行うAIも、個人の属性や市民集団の関心に基づいて平然と差別や情報のフィルタリングを行うことがある。
0255文字
清角克由
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舞台は来年というかなりの近未来SF。ミステリー小説と読んだ方が良いドロドロの人間関係があって宮部みゆきさんや東野圭吾さんを彷彿とさせる刑事物。それでもSFとしての道具立てがしっかり物語の中心で、SFだなと感動。著者の他の作品にない感触。
0255文字
外道皇帝
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AIによる監視体制で安全を謳う実験都市でバラバラ殺人事件が起きる。どんなシステムでも運用する人間次第なんだよなあ。面白った。
0255文字
宇宙猫
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ネタバレ★★★★ 社会の差別や偏見がビッグデータに蓄積され、AIの判断を左右するという実在の問題を使い、それが連続殺人を引き起こすストーリー。更に読者には、開発に関わった人物が意図的に起こしたと明かされる。こういう裏がある方が面白いのも分かるけど、人間が関わらない方がAI社会の不気味さや不条理が強調されて良かった気もする。
0255文字
haora
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0255文字
huruta
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ネタバレ設定と「人」は描けるが「人々」は描けないいつもの林節。姫田市はそれなりに大きな市であるが、登場人物周り以外に生活感が全くない。なんなら登場人物でも警官という属性以外の生活感もない。「人々」が描けないことがプラスになっていて節回しがはまった感がある。
0255文字
ちなシケ
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⭐️⭐️⭐️
0255文字
ざわ
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現代SF警察小説。今の技術でも監視カメラとAI技術を組み合わせるだけでもものすごい仕組みが出来ると思わせるし、近い未来には導入されているのではないかと思うほどリアリティがあるストーリーだった。 でも技術が進み機械化がどれだけ進んでも、人がいる限り意思決定というのは自動化出来ない大切なものなのかなぁと思った。
0255文字
金曜日のライオン
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ネタバレ読了。序盤を中心に説明過多な面が目立つのは気になるものの、最新のセキュリティシステムを導入した実験都市で起こる大事件と、それと並行して描かれるワケあり連中の奇妙な集団生活の様子が面白い。また、システムが生み出してしまった矛盾や区別、さらに見落としてきた盲点が実に興味深くもあり、皮肉でもあり。そして、修正により改善したはずのシステムが最後でもまた…というのがこれまた。一方、どん底の人生を歩んできた男が、ようやく運がと、あれこれ調子に乗り出す様子は、確かに愚かではあるのだけれど、最後に抱く諦念が何とも切ない。
0255文字
mshrhsgw
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ネタバレ最初に出てきた亜樹が川原なのは途中でわかるけどラストでまた亜樹に戻るところに震える
0255文字
権三郎
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近未来のAIと監視カメラと 市民が持つスマホにより治安システムが構築された街で大量のバラバラ死体が発見された。これはSFか?社会派ミステリか、と思いながら読みました。けっこうホラー。
0255文字
ら゛
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ネタバレ文庫書き下ろしに惹かれて読みました。分かったような分からなかったような、う~ん、なんか感想を上手く表現できない~。不可視だったんだよ、でもラストは彼が普通の人に成り下がったって意味?こういう特異な設定の割には非常に読みやすく、正直なところ予想より面白かった。ただ、プロローグと作中の彼女がイマイチ重ならなかったかな。もう少し腹黒というか裏表を出して欲しかったな。作中の言動自体は悪くないが、ラストのラストで悪さ出したんだから、悪いの分かってるのに惹かれて死ぬ前まで結局彼女を信じるパターンの方がハマったかな。
0255文字
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