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「人新世」と唯物史観

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樋口佳之
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ネタバレコロナ禍を契機に、人間と自然の物質代謝のあり方も、「外なる自然」との関係だけでなく、「内なる自然」をも含めた、人間と自然のより深い共生関係を築く課題として、とらえ直す必要…これは、21世紀の社会科学、とりわけマルクス経済学にとって重要な反省点
おたま

斎藤幸平『人新世の「資本論」』辺りから、この現代=「人新世」という捉え方には重要性を感じています。この本ではそれを「外なる自然」「内なる自然」と関連づけて書かれているようですね。「外なる自然」「内なる自然」という言葉は、かつて70年代~80年代頃にエコロジーとの関連で語られていたように思います。それを新しい観点で捉えているようで、非常に興味を惹かれました。探してみたいと思っています。樋口さん、ご紹介ありがとうございます。

10/01 18:59
樋口佳之

おたまさま、コメントありがとうございます。 ちなみに著者は、人新世議論には疑問を提示しています。タイトルからしても。 そして両方読んでいる者としては、長々と引用してしまった部分が大事なのでは思ったのでした。 内なる自然とエコロジー、なにか探してみようと思います。

10/01 21:05
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