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ただいま、お酒は出せません! (集英社文庫)

感想・レビュー
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白玉堂餡子
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ネタバレ※イタリアンレストラン「マルコ」で働く六花は、接客業の仕事にやりがいを感じている。2020年春、新型肺炎の流行により緊急事態宣言が出され、六花の務めるお店も休業を余儀なくされる。感染対策や売り上げ減を補うためのテイクアウトなど様々な策を講じるが現実は厳しく、同業他社から会社買収されるが、マルコの矜持は守りたい。以前の同僚穂波が独立して開いたカフェもアイデアでこの苦難を乗り越えようとしている。店長皆見、後輩の真中、宮園。マルコの丸子社長がステキな人だった。コロナ禍での飲食業界の大変さを伝える良作。
0255文字
氷風
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あの当時のことが鮮明に思い出された。それまで残業だった日々が、もう1分たりとも残業はしないで!なんだったら早めに打刻していいから!と急転換した2月末。それから一気に世の中は変わった。試行錯誤、何が正解なのか手探りな日々、見えないものへの恐怖と人々の価値観が問われた数年。いまやマスクをしない方が当たり前になりつつあるし、レジではアクリル板を見かけるけれど飲食店の座席で見つけることはほぼない。きっと六花のようにみんなが悩み、自分を鼓舞していた気がする。
0255文字
松子
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コロナ禍での外食産業を舞台にした話。 コロナの影響を受けて苦しんでいる業界の話で、もう記憶が薄れつつあるあの閉塞感のあった息の詰まりそうな日々を思い出してしまって、話し流れとは全く関係なく苦しくなってきた。 もうあんな日々にならないことを祈ります
0255文字
しろこ
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コロナ禍、飲食店に勤める六花の物語。 緊急事態宣言とか少し前の出来事なのに、今見るとこんなだっけ…?!と思いながら読む。 辛かったよね。自分も店舗がある会社にいたのでしんどかったな…
0255文字
みの
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今だから読めるけど、リアルタイムで読むのは精神的にきつかったと思う。コロナ禍の飲食店の話。主人公の押しが強めでイマイチ共感できなかった。
0255文字
ミド
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コロナの騒動が終わった今だから読むことができるけど、毎夕感染者数が発表されている時期だったら平静に読めなかっただろうなあ。そうそうオリンピックくらいで周りでも感染を聞くようになったんだよなあ。身近で重症化した人がいなかったから他人事な騒ぎだったけれど、医療現場は大変だっただろう。主人公に関係する飲食店もわたしのお気に入りの店もコロナ禍に負けないで営業が続いているのはとても幸せなことだと思う。
0255文字
クキモン
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新宿駅ビルにあるイタリアンレストランが舞台。コロナ禍の真っ只中にあって、苦悩しながらも誇りをもってイキイキと働く主人公の六花。仕事が好き、自分が働く店が大好きと言える姿勢が清々しい。コロナでお気に入りの店がどんどん無くなっていく中で、無用なものと言われながらも頑張って持ちこたえてくれた、こんな店に感謝しなければならないと思いました。ピザが堪らなく食べたくなります。
0255文字
Mountain
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図書館本 美味しそうなピザのイラストにつられて読み始めたら、内容はコロナ禍のすごく重い話… あの頃、未知のウイルスに怯えて人間不信になりそうだったな、と思い出した。
0255文字
ジニー
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★★★☆☆
0255文字
ホシナーたかはし
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タイトルが軽い雰囲気なのに、内容はとんでもなく重い、コロナ過にあった、とある飲食店の話。幸か不幸か、私はライフラインに携わる仕事をしていたので、自宅待機が無く、昼夜の食べ物に困ったくらいでした。ほんと、あの緊急事態宣言に意味があったのか検証すべき。
0255文字
久遠の縁
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あの騒ぎはなんだったんだろうと思ってしまう。飲食店が一番、大変だったと思う。
0255文字
ぷにこ
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コロナ禍での飲食業界で働いていた人たちは大変だったんだな。 エッセンシャルワーカーだった私は、逆に皆出歩かないで欲しいって思ってた。 立場が変わると考え方も違うのぢから、相手を思いやる想像力は大事!
0255文字
きみちゃん
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コロナ禍で休業を余儀なくされたイタリアンマルコで働く、六花や皆実。消毒や密を強制されながらも、お客様のためにできることをやろうとする、飲食店の葛藤を描いた作品。遠い昔に思われるが、まだ、2、3年前なんだな。芸術、外食、旅行。なくても暮らしていけるけど、ないと人間らしい生活ができなかったことを思い出させてくれた話だった。
0255文字
Ikutan
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「明日から店は休業です」。新宿の駅ビルに入っている『イタリアン·マルコ新宿店』を舞台に、第一回目の緊急事態宣言から始まった、コロナ禍の飲食店の窮状をリアルに描いた物語。外出自粛要請による休業。営業再開後も、時短営業、酒類提供禁止…。そんな中、何とか客足を戻そうと奮闘する従業員たち。主人公の六花は、ちょっと暴走気味であまり共感は持てなかったのですが、「世の中がどんなに変わっても、人と人との交流は失くしてはいけない」というメッセージは伝わってきました。
0255文字
シャオフイ
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ネタバレコロナ禍真っ只中のあの頃。あれだけ非日常だった日々がもうなんだか遠い昔のような感じがする。そんなコロナ禍で政府からは緊急事態宣言が出され都からは外出自粛要請で次々とモールや飲食店が臨時休業になった頃の飲食店で働く人々の話。想像以上に大変だったと思う。あの当時の行き詰まった空気感が読んでいてちょっとしんどかった。
えにくす

隔離生活時に弁当の写真を、毎日上げていたよね🤭 懐かしい😝

05/09 12:46
シャオフイ

えにくすさん 貴重な経験をしたよね。2週間(さらに2週間)ホテルに缶詰なんてなかなか出来る経験じゃないし。部屋から1歩も出られなかったからね( ´ー`)

05/09 14:46
3件のコメントを全て見る
0255文字
さてさて
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『緊急事態宣言下の現在、外で食事をすることに誰もが後ろめたさを感じている』。2020年に突如世界を襲ったコロナ禍。この作品では、そんなコロナ禍自体に鋭く焦点を当てて、そんな未曾有の事態の中に、飲食店で働く人たちの姿が描かれていました。コロナ禍の歴史を振り返るように細やかに描くこの作品。そんなコロナ禍で働く飲食店の人たちの”お仕事小説”でもあるこの作品。コロナ禍が歴史に埋もれてしまう前に、私たちそれぞれがあの時代を是非もう一度振り返るために…。さまざまなことを考えさせてもくれた素晴らしい作品だと思いました。
しんごろ

さてさてさん、面白そうですねえ😌読みたい本にポチッとします😊

04/27 09:54
さてさて

しんごろさん、面白かったです。コロナ禍のお店側視点って大切かと思います。また、コロナ禍に感想を投稿された方のコメントも興味深いですね。

04/27 12:08
0255文字
なぎ
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ネタバレコロナ禍の飲食店のお話。大変だっただろうな?緊急事態宣言のころのアレコレを思い出しながら読みました。長月先生では珍しく主人公の女性には共感できる部分が少なかったです。ダンナさんと2年くらいで別れたこととか社員に戻ればいいのにずっとパートでいるとことか...
0255文字
moo
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コロナ禍の飲食店、こんなに大変だったんだと知りました。チェーン店も個人店もそれぞれ事情は違うけれど、大変なことには変わりなくて。あの緊急事態宣言も今は遠い昔のことに思えてしまうけれど、今もコロナに対する警戒心は変わらない。レストランは特別な場所、というのもわかるけれど、ファミレスで働いている人にもそれぞれ思いはあるはずなのでちょっとファミレスの描き方が気になった。
0255文字
あやっぴ
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コロナ禍での飲食店の苦悩はたびたびテレビで紹介されてたので、特に目新しいことは書いてなかったかな。主人公の女性が押しが強くてあまり共感できなかったけど、それだけ仕事に対しての強い情熱と、そして自分の意見に自信があるのだろう。人と人とのふれあいも大事だけど、時代とともに、変えていくところは変えていかないといけないと思う。今はどの飲食店にもタブレットありますね。
0255文字
ともちん
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コロナ禍のお仕事小説。とてもリアルな感じ。
0255文字
Iso
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コロナ禍の飲食店の苦労がよくわかりました。
0255文字
達ちゃん
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コロナ禍の飲食業の実態、すごくリアルでした。最後に登場する社長さんがすごく印象に残りました。
0255文字
たぬきち
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図書館本。コロナ禍の飲食業のリアルが詰まっている本。リモートで仕事ができる人に対する羨ましさ、いつ仕事が無くなるか分からない不安。あの時は日本中が未知のウィルスに対する不安と先の見えない暗さで一杯だった。主人公は癖があるけど葛藤する気もちには共感できたし、マルコ社長が良い味だしてる。コロナ前と同じとはいかないけれど、もっと外で気軽に食事ができるようになるといいな。
0255文字
Kanas
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パスタやピザは美味しそうなんです。なんだけど、どうも猪突猛進な主人公に感情移入できずでした。社員からパートとなったもののキャリアは長く誰よりも店を想っているのはわかりますよ。あとがきが唯川恵さんで、おっ!!となりました。
0255文字
sugar&salt
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コロナ禍の飲食店が舞台のお話。休業要請や時短営業で働きたいのに働けない、感染拡大してからは人手不足と自分も感染するかもしれない恐怖とか飲食店で働く人たちのジレンマが読んでいて辛かった。 飲食店業界で働く人たちの大変さが良くわかるお仕事小説。六花たちが殿下と呼んでいる常連のおじいさんの話は読んでいてうるっとしてしまった。コロナ禍はささやかな日常の楽しみも奪ってしまったんだよなー。
0255文字
げんさん
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「私たちだって、悔しいです。お客様のご希望されるものをお出しできないことが何よりつらい。どうか、それもご理解ください」こんなセリフ言われてみたい。
0255文字
みなず
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流し読みをしながら、飛ばし読み。コロナ禍にかかわらず、外食もテイクアウトも日常だけど、飲食業に関心がない私には、ピンとこなかった。これを読んでも、興味も労いも労りも持てず。
0255文字
0655
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店員さんにわざわざ嫌な事言う人の気持ちが全く分からない ピザ食べたくなった!
0255文字
じょじょ
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まだ気持ち的に読むには早かったかも。気持ちが暗くなっていくから 読んでいてしんどい。
じょじょ

のんちゃんこんばんは😃🌃 私はコロナが流行り出して一年位は本当に大変だったのでちょっとまだ無理でした💦主人公とも性格が合わず💧

05/22 20:16
のんちゃん

じょじょさん、大変だったご様子、お察し申し上げます。私ももう少し間を空けて、読んでみようと思います🥺

05/22 21:43
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0255文字
かえなつ 
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コロナ禍の飲食店がどうだったのか。記録物語的な位置づけでしょうか。ここ数年の飲食業に携わっていた方々の苦労が垣間見えます。主人公の六花がちょっと癖が強い印象ですが、葛藤を表現するにはこういった性格の方がいいのかな。現実の世も5月8日の5類への移行を経て、こういった飲食店での楽しい時間を過ごせる空間が戻る事を期待して読了。
0255文字
み
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ジャケ読みした作品、何となく読了…。コロナの状況下の飲食店のお話しで、お話しに読めなくて。
0255文字
しげりん
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コロナ禍に苦しむ飲食店を題材にした小説。「お客さまを笑顔に」をテーマに試行錯誤しながらもイタリアンレストランを盛り上げていく。違う業界にいる自分にも共感できたり参考にできたりする話でした。
0255文字
ありり
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カジュアルイタリアン「マルコ」に勤務する六花。2020年4月、緊急事態宣言が出て店は休業へ。そこから長い戦いが始まって…。 / あれからもう3年経ち、以前に戻った部分もあれば変わった部分もありますが、忘れつつあったあの頃の感覚を思い出しました。不要不急の外出を控えるように言われ、自分の仕事が必要とされているものなのか悩んだ方も多いのではないかと思います。最後はほろりとしました。
0255文字
ユッピー
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コロナ禍の中、苦境に立たされたイタリアンレストランで働く従業員が孤軍奮闘するお仕事物語。緊急事態宣言で休業や短縮営業、酒類提供禁止など、制限が多いなか、テイクアウトや弁当などの販売など、工夫して少しずつ売上も上がって持ち直していく。コロナ禍の中でも、明るく前向きに生きていこうと思える話でした。
0255文字
もえたく
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コロナ禍で苦しむ客に美味しい料理を出して喜ばせ、悩みまで解決するよくあるパターンの話かと思っていたら全く異なり、正面からコロナ禍で飲食店で働く人々の苦悩を描いたお仕事小説でした。医療従事者側から描いたコロナ禍は色々と読みましたが、この視点は初めてかも。主人公が、コロナ禍で奮闘する医療従事者らは人々のために働いていると羨ましく思い、休業させられている飲食店の仕事は果たして人々の役に立っているのかと悩む姿に苦しくなりました。大事な視点の物語だと思いました。
0255文字
まり
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図書館本。コロナが流行り始めた時に読んでいたら、もっと苦しかったと思う。少し落ち着いてきた時なので、ちょっと明るい未来をわかっているのでマシだった。この時期、本当にどうなるのかわからず、しんどいことばかりだったし不安も大きかった。まさにこんな感じだった。わからない未来に向かって、それでも頑張っている姿に感動だった。ちょっと猪突猛進な所や頑固な所はあったけど…。さらに結構、社長が身近な感じなのも良かった。まだまだ大変なことがあるかもしれないけど頑張っていこうって思える作品だった。
0255文字
さーくる・けー
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ネタバレコロナ禍で苦境に陥るイタリアン・レストランを」立て直すために、元社員のパート従業員が奮闘するエンタメお仕事小説。コロナによる様々な制限が記憶に生々しいこともあり、当時の状況に思いをはせながら、猪突猛進する主人公へ熱いエールを送りました。当たり前においしいものが食べられることの幸せに感謝しなければなりませんね。ウィズコロナになりつつある現在、コロナの波を乗り越えて営業しているお気に入りのお店を、これまで以上に応援しようと思います!
0255文字
おれんじぺこ♪(16年生)
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「ほどなく~」の作家さんの作品。最初の緊急事態宣言の頃の飲食店のお話。なんだかあの頃の苦しく、やるせない想いとかよみがえってきちゃったのと、主人公、六花のキャラクターがなんだろ、いまいち好きになれなかった。
0255文字
アンパンコ
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ほぼ会社の休憩時で読了。コロナがまだ何なのか?ぼんやりした頃の3年前から始まる。徐々にその脅威がわかり緊急事態宣言で学校も3か月あまり休みになったり、飲食業も自粛することになった。イタリアンレストランが舞台。消毒・透明の仕切り板・テイクアウト等いろいろと工夫する様子が、頑張れ!いつか終わる時がくるからと読み進めていった。毎週木曜日にくるおじいさんがお店の従業員に分け隔てなくおいしかったとお礼を堂々と言える姿に感動し、急に来店しなくなったいきさつを知って涙目になり、運ばれるパスタやピザの描写で満腹となった。
0255文字
pettyori1
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コロナ禍、イタリアンレストランが奮闘する話。 緊急事態宣言下のどう頑張って良いか誰もわからないような状況の飲食業界。現実に同じ様な境遇の人は沢山いたのだろうと思うとなんとも心苦しくなりますが、主人公もお店のスタッフも懸命にできることを探し前を向いていて、明るい未来を感じさせるような終わり方だったので少し気持ちが軽くなりました。社長が素敵な人だった。
0255文字
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