形式:ライトノベル
出版社:スターツ出版
彼のことが気掛かりで、倉木の前に現れて彼の一週間の時間をお金で買い、一緒にデートを重ねて、最後に彼から、好きだって言ってもらえて夢が叶った春野。春野の死を知ってから倉木が立ち寄った恋木神社で、春野が絵馬に願った内容に涙腺崩壊。願っていたのは倉木の事ばかりで、春野が提案してきた場所も全部、倉木が好きだった場所だった事に気づく。最初に現れた時から彼女は、絶望のどん底にいた倉木を、以前の彼に戻って欲しいと願っての行動だった事。死んだ後まで心配をかける、不甲斐ない彼の元へ。彼女の切実な想いが彼の心に届き、
塞ぎこんでいた彼が再び前向きになって野球を再開しするのが良かったです。
沙和ちゃんにもう少しスポットが当たっていると、深みが出て良いのではないかなと思いますね。彼女の掘り下げが欲しかったところ。 だが、倉木が春野を好きになっていく過程は丁寧に描かれていたように思う。
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