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虎を追う (光文社文庫)

感想・レビュー
107

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ぴんく
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相変わらず、取り扱う題材がいやぁーなところを突いてくるけど、エグみは多少マシか。今風な展開だけども、うまくいきすぎている感があるかも。むしろ今だとネットの題材がこんなに転がっていかないだろうし。ただ、ロリコン変態野郎が結局のうのうと生き延びていたのも腹立たしいよな。で、おそらくは裏テーマだけど、毒親というか子どもへの歪んだ愛のあり方。不器用な愛情表現、ではとても許されない表現だな。これはこれで考えさせられる。またこの著者の本、読んじゃうんだろうなわたし笑
0255文字
a
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犯人の親やばすぎる。そしてひとり捕まっても、また次が生まれるのか…というエピローグ。許しがたい。
0255文字
きよ
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星野班が真実を追う道程にじっくり付き合えたので、読後感はスッキリのはずが…世間を巻き込むことの怖さよ。
0255文字
さとみな
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若造2人の本気さみたいなのが感じられなくて、エンタメとして手出してるような感じがなんか嫌だったなー…。誠司も警察にいるうちに問題にしてくれれば良かったのに、なんで引退してから口出すんだ…?警察の人間だった割に中途半端な正義感だなという印象。櫛木さんの胸糞悪い描写は相変わらず…だからこそ、ストーリーの甘さ?みたいなのが気になって、楽しめなかった。 ただただ胸糞悪いだけだった。性犯罪に甘すぎる日本ダメ絶対。
0255文字
hideko
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ネタバレ長かった〜。しかし私的には今年一面白かった。 30年前の連続幼女殺人事件。死刑判決を受けた2人組の犯人の内、1人が獄中死した。その当時事件捜査に関わった星野は定年後も違和感を捨てきれずにいた。大学生の孫とその友人そして懇意にしていたマスコミ関係者、被害者遺族など大勢を巻込み再捜査する。イマドキだなあと思うのは動画をUPしたりとSNSを駆使し民衆に訴える。なかなか実際には難しいだろうなあ。度々挟まれる犯人側の犯行状況は少しいやすごく辛い。 実際に起きた誘拐事件や冤罪事件が語られる部分は引用・参考文献の数を→
hideko

→見ただけですごく読み込んでいるなあと感心する。櫛木作品にしてはエンタメとしてよく出来ているしスカッとする。 しかし、エピローグでは凶悪犯罪って無くならないんだよなあと背筋が寒くなった。やっぱり後味悪いや。

11/21 17:29
0255文字
YH
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ドラマのエルピスを思い出した。冤罪で死刑を宣告されていた伊予は何十年を無駄にしてしまったと思うと、何とも言えない気持ちになる。ロス疑惑が作中で紹介させていたが、控訴して無罪になったことは知らなかった。
0255文字
あい
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ネタバレ少女を狙う犯罪部分の描写は気が滅入ります。定年後の刑事とその孫などが、死刑囚の冤罪を疑って独自に調べ始めます。ネットを利用しマスコミも巻き込んで犯人を突き止めるところまでは(うまくいきすぎですが)エンタメとして一気に読めました。こういう犯罪はなくならないという意味で、後味が悪いです。
0255文字
ヒロもん
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「死刑にいたる病」でドップリ櫛木先生の世界にハマった私は、やっぱり巧妙な心理戦を描いたものが好みなんだなぁと気付かされましたし、伏線の設置と回収の案配が凄く良かった! 「虎を追う」での登場人物の構成に至っては、現代社会の情勢に合った設定で心を惹かれましたし、デリケートな内容でしたが、物語自体も面白かったです。 ですが、「死刑にいたる病」の方が私的には好みでしたので、★4つ。
0255文字
ゆうき
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30年前に起きた、連続幼女殺人事件。2人の犯人も捕まり死刑囚として刑に服している。警察を定年退職した星野は事件当初から2人は冤罪ではないかと疑っていた。当時の仲間や孫、友人と一緒に真実を探し始める。幼い子供が被害に合う事件の詳細は目を背けたくなるが、真相が知りたくて一気読みでした。作者の『後味の悪くないエンターテイメント』も理解出来たが、最後のエピローグは怖すぎた。
0255文字
0129
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ネタバレ惨い……現実にもこういう人間がいると思うと吐き気がする。死刑すら生温く感じる。 旭と哲の関係性がすごくいい。初香の毒牙から解放されてよかった。旭がいたから哲は初香や父親と向き合うことができたんだろうな。友達って大事。 不穏なラストもまたゾクゾクさせられた。 こういうのはフィクションの世界だけにして、現実の性犯罪者たちは精神病院にぶち込んで二度と娑婆に出られないようにしてほしい。
0255文字
なも
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ネタバレエピローグテメー!!!ずっと続きが気になってハラハラしながら最後まで読めた。櫛木理宇作品はいくつか読んできたけど、大体は事後の遺体の様子で痛々しさが表現されていたから、これはまさに犯行中のことが詳細に描かれていて苦しくなった。亀井戸は環境と特性が良くなかっただけでいい人だったのにあまりにも救われなさすぎた…いや周りがみんな亀井戸を好きだったことが救いなのかな?モブみたいな人物の細かい描写まで伏線で無駄がないのがさすが。それは櫛木理宇作品に期待してるところでもあるけど、いつも気付けないんだよな〜!
0255文字
FUKUIKE
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★★★☆☆ 無事に事件が解決してよかった!と思ったのも束の間、不気味なラストだった。
0255文字
生ける屍 reading_dead
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30年前に起こった北蓑辺郡連続幼女殺人事件。 死刑判決を受けた2人組の犯人のうち1人は病死、もう1人は再審請求しては棄却され…執行を待つ身。 当時、県警捜一にいた老刑事は冤罪の疑いを捨てきれず仲間たちと独自の調査に乗り出す…念入りな調査により次々と明るみになる新事実。 そして、真犯人を名乗る人物が30年の時を経て新たに動き始める… まず、事件の残忍さが凄まじい。 行間から被害者と遺族の悲痛な声が聞こえてくるほど… SNSや動画を駆使して世論を動かしていくのが痛快。 真犯人の正体は意外性あり。
0255文字
Ausu
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30年前に起きた、連続幼女殺人事件の死刑囚が獄中死。当時、捜査一課で担当していた元刑事は、疑念を抱いていた。孫とその友人、と星野組を組み再調査を始め、SNSやマスメディアを騒がせていく。そんな中、真犯人を名乗る「虎」が出現し新たな事件が… 読む手が止まらない。犯行描写や犯人描写は猟奇的で、気分が悪くなる感じだけれど、最後まで飽きる事なく読めた。
0255文字
007
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やっぱり胸糞悪い犯人!性犯罪者には生きる価値なしよ。
0255文字
fuku
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読むのがしんどいシーンもあったが、重厚感のある本だった。最後がゾッとする。2024/10
0255文字
小春日和は秋
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読むのが辛くなる本でした。事件の真犯人が捕まったのはよかったけど、なんだかスッキリしません。
0255文字
Zest1157
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ネタバレ30年前に起こった殺人事件を、元刑事と孫、孫の友人で追い詰めていく。粗筋だけでも、この手の作品が好きな人にはめちゃくちゃハマると思う。シリアルキラーの心理描写や事件の描写が良い具合に悍ましく、主人公達を応援したくなる。続きが気になる様に描かれているので、多少グロくても読み込む事が出来た。ただ、終盤あたりから、実は警察上層部の人間も手玉に取っていたという事実は、やり過ぎ感が否めない。それを差し引いても面白いので、そこは櫛木さんの力量の高さが窺える。
0255文字
かさお
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30年前に起こった幼女連続猟奇殺人、捕まった2人の男性は冤罪を訴えるが1人が獄中で病死。それをきっかけに、1人の男が立ち上がる。彼はかつて刑事として事件に関わっており、ずっと犯人像に違和感を感じていたのだ。櫛木さんらしい残虐な描写だが、思っていたほど骨太ではなく、エンタメだった。犯人については、全くの想定外でアッといわされた。伏線が見事。面白かった。本当に今更冤罪がはらせるのか?いささか都合ね良い部分もあったが、惹きつけられて一気読みだった。ネットを駆使する孫と友人が相棒という設定も良かった。
かさお

残虐な描写は辛かったけど、冤罪を晴らすために奮闘する男達の姿が格好良かったです。櫛木さん読まれてるんですね、レビュー楽しみにしてます😊

01/25 21:14
ポプラ並木

かさおさん、こっちはまじヤバイ内容です。感想がんばります!

01/26 03:59
3件のコメントを全て見る
0255文字
マロン
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ネタバレ犯人以外の登場人物が誠実な人が多くて救われた。 哲くん、殻を破れてよかった。
0255文字
とくま
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〇リアルタイムの劇場型に参加してる感。 ※強姦描写あり
0255文字
人馬一体勘
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ネタバレあの人は出所したの?
0255文字
スナイデル
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3.5
0255文字
鯖みそ。缶
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ネタバレずっと読みたかった本を読むことに。 冤罪、連続殺人事件、時効、なんとも言えない空気の中、元刑事と孫、孫のマブが沢山の人々を巻き込み緩やかにそれでも確実に真犯人を追い込んでいく様は流石櫛木先生と言わざるを得ませんでした! そして題名の「虎を追う」の意味が回収された時はもう!素晴らしいに着きます。 今道さんが少し出てきましたが気になります。骨と肉に出てきた人かな…? 素敵な作品に出会えた事に感謝です。
0255文字
みりん。
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おもしろかった!でも、グロい!目を背けたいぐらい! 冤罪犯を追う元刑事とその孫と友人の動きが、きびきびしているのと、効果的に差し込まれる犯人の過去の犯罪の視点。 扱う題材がデリケートなだけに、子供をもつ身としては直視できない表現があるけど、それだけではない入れ子構造の近親関係というか。 親族だから距離感を間違ってしまう、その過ちが取り返しのつかないことになると、痛いほどメッセージが伝わってきます。 近親者への愛はどんな形でも受け入れられると信じている人への警告だと思う。はー深い!深すぎる!
0255文字
しろたま
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この事件は解決したけど、まだ終わらない...。
0255文字
ゆったん
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栃木県警を定年退職した誠司は、30年前の連続幼女殺人事件に疑惑を抱いており、孫の旭、友達の哲らの協力の元事件の真相を暴いていく。実際の事件も織り交ぜながら話は進んでいきます。本当の犯人にたどりつけるのか、どんどん読み進められました。 櫛木さんの本は読んでて辛くて目を背けたくなる内容が多いけど何故か止められなくなります。テレビ等では報道されない本当の所を教えてくれてるような… 最後がとても不気味で嫌な感じでした。犯人を捕まえても新たな犯人が息を潜めているのがとても怖いです。
0255文字
うさみP
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仕事の合間、暗黒面に引き込まれながら一気読み。善悪では測りきれない、社会や法律では到底受け止めきれない、ゲロ以下の臭いがプンプンする邪な存在は確かにそこかしこにいる。彼女によって『虎』の名前を与えられた怪物。『リタイヤした老人とその息子や孫が過去の事件を追う』はミステリ様式の典型だが、櫛木理宇の筆に掛ると、冤罪解決と歪な愛情環境が絡み合ったイヤミスになる。己ではどうしようもない中での彼の献身が。事の当事者よりも、『○○の為を思って』とそれをたらしめる人々の業にゾッとした。愛情を与える方が化け物なのだな。
0255文字
コッコ
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ネタバレ文庫版を待っていたらなくなってしまい、ようやく本屋で見つけました。いつもの通りのアレ描写に犯人が嫌な奴すぎてびっくり。前の方に何げなく読んだことが伏線になり、まさかの犯人でした。それとは別に哲くんの成長が気になります。初香さんが激しすぎで、そこは何か希望を拾って欲しかったかも、とは思います。櫛木先生の本を全部読んだわけではないですが、すごく面白かったです。若者とのコラボレーションも面白い視点だな、と思いました。犯人が意外、あてがついてからダーッと終わりまで、一気読みしてしまいました。
コッコ

★をありがとうございます! 私的には今回新刊の「監禁依存症」より、こちらの方が面白かったです。ミステリとしても十分読めて、よかったです。残酷描写を願って、次の依存症待ちしましょうね。こちらは小さい子がターゲットなので可哀そうでしたが、次の依存症、いやマチヨ待ちですね。

10/31 15:40
0255文字
ジグソウ
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★★★★☆
0255文字
ku
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最後のエピローグが怖かった。 サイコパスはどこに。 サイコパスはそこに。
0255文字
ミノ
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櫛木作品らしい『きっつい』小説でした。 しかし残虐なテーマをスラスラ読ませるのよ、この方は。安定の櫛木ワールド。
0255文字
ナルピーチ
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冤罪をテーマに描く骨太な物語。三十年前に解決したはずの幼女殺害事件。二人いた犯人のうち、一人が獄中で病死する。その事を切っ掛けに定年退職を迎えた刑事が孫と一緒にSNSを駆使して事件の再捜査に乗り出していく…。人間が抱える深い闇、陰湿で残虐非道な行為に目を背けたくなる。混乱を招く場面展開が続く中、実直に真相へと突き進む執念の先に真犯人がいるのだろうか?!若き二人の友情と祝杯のコーヒーで迎えるエンディングに感極まるも、それは一時の平穏に過ぎない…。最後にズドンと突き落とすエピローグに櫛木先生らしさが伺えた。
ナルピーチ

恋さん、👇凸ポチッ!頂きました😁櫛木先生らしい後味に尾を引く一冊。是非見つけて下さいね😊

09/04 23:33
ナルピーチ

Masakoさん、陰惨なシーンの連続に心が折れちゃいそうになりますね😰ただの虎の方が可愛いげがある分、まだマシ。本当に怖いのはやっぱ人間なんだなぁと思っちゃいました😫

09/04 23:38
4件のコメントを全て見る
0255文字
りんりん
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ネタバレとにかく犯人目線の描写が胸糞悪くて,何度も読むのをやめようかと思った。ここまで書く必要が,果たしてあるのか。物語自体はそれなりのラストを迎えるのだけれど,読んでいてきつかった。そしてエピローグがえげつない…。
0255文字
yuka-san
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★★
0255文字
くろねこ
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過去の連続少女惨殺事件に冤罪の可能性を感じて大学生の孫と共に事件の再調査を始めた元刑事の主人公。 真犯人が語る過去の事件パートが生々しく残虐で胸クソすぎて読むのが辛かった…。。 ただ事件を追うエンタメ作品としてなら文句なく面白かった!
0255文字
オオイ
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30年前二人の幼女を乱暴し殺した二人組の死刑囚一人が獄中で病死、現役時代から犯行に疑問に思っていた元刑事が孫やその他の人々ともう一度調べ始める、面白いおすすめ。
0255文字
kimmy
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連続幼女殺人事件の死刑囚が30年後に病気で獄死。冤罪を疑う主人公の爺さんが大学生の孫と一緒に再調査。決着した事件がゆえに動かない警察、主人公は調査しながら世論を動かす、そして犯人目線の残虐描画。ネットを使った調査という作品として軽くなりそうなところをうまいバランスで乗りこなし、グロさで引き締める。面白かった。
0255文字
ccb
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ネタバレ櫛木さんの本ではグロ要素が控えめでした。事件解決後の爽やかさが晴れ晴れ。エピローグの内容で、そうそうこれ求めてたとなりました。刑事を引退した爺と器用な孫のコンビが良かった。SNSや動画作成での報道、あっぱれでした。爺は周りを巻き込む力を存分に発揮していました。こういう力、羨ましい、、、。また孫の同級生の哲、暗闇から抜け出し目標を見つけられてよかった。孫と哲の友情も素敵。
0255文字
ブラックジャケット
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30年前の連続幼女誘拐殺人事件の死刑囚二人の内、一人が病死した。当時事務処理の刑事だった星野は冤罪を疑っていた。退職し、孫の旭と親友の石橋哲のPC能力を借りて、事件の真相を追う。事件に新しい光が当てられ、ネット空間に配信されるようになり、雑誌テレビも後追いで報道するようになった。そこに真犯人しか知らない情が報入ったメッセージが新聞社に届けられた。虎と名乗る謎の男が出現したのだった。星野たちは冤罪を晴らしながら、罪を他人に着せた真犯人の悪逆非道ぶりを追求する。初期のDNA捜査の欠陥を含め、ミステリを堪能。
0255文字
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