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漢字が日本語になるまで ――音読み・訓読みはなぜ生まれたのか? (ちくまQブックス)

感想・レビュー
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2019start
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日本語ができて普及した歴史が面白かったです。音読み・訓読み・熟語など、優しく解説してくれて分かりやすかったです。
0255文字
ののまる
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中国語を書き表すための「漢字」を、なんとか工夫して日本語にするまでの先人達の苦難の歴史。
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れお
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ネタバレ同音語が生まれるまでの過程がおもしろかった。中国語の発音が入ってくる→歴史的仮名遣いで表されていたように最初は発音にも違いがあった→それがだんだん同じになっていって同音語になった、という流れ。呉音、漢音、唐音の話は大学でちょっと勉強したなあ懐かしい。名前の漢字の話もおもしろかった。和製中国語という概念を初めて知った。
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ひこ丸
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漢字の音読み、訓読み、熟語の成り立ちなど多分これまで教わってきたであろう内容でした。信長と書いてなぜ「ノブナガ」と読むようになったかの解説が面白かった。人名は様々な読み方が許されているものの何らかの関連づけをがあった方が良さそうである。
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あゆお
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大学生の時に、「杖」という漢字で「つえつく」と訓読することを知り、驚いたのを思い出した。「信」「康」の読みの成り立ちも面白い、まだ全然噛み砕いて理解できていなくて人に説明できないので勉強する
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かしゃ
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ネタバレタイトルにハッとさせられました。「重箱読み」は知ってたけれど、「湯桶読み」は知らなかったです。訓読みから音読みで漢字を読むこと。また、現在では、漢字は10万種類以上あるとのこと。知らないことだらけです。
0255文字
Ryoichi Ito
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一般的な漢和辞典に載っている漢字音の種類は約300ほど,かなり大きな漢和辞典でも400ほどしかないらしい。音読みの数がこれくらいしかないから同音異義語が多いのは当然だ。たとえば,「コウ」と読む漢字は常用漢字表で67,大きな漢和辞典では400-500もある。こんなことは初めて知った。全く違う言語である中国語を書くための漢字を使って日本語を表記するためのコストは大変なものだ。
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タルシル📖ヨムノスキー
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本書は中国で生まれた「漢字」が、日本に入ってきてどう取り入れられたかについて具体的な例を挙げ、時折クイズも挟みつつ、10代前半の子供達に向けてわかりやすく解説してくれる。音読みと訓読みはもちろん二字熟語の5分類、重箱読みと湯桶読みなど少し突っ込んだ内容から国字や国訓など日本独自の漢字の成り立ちまで取り上げている。本文には書かれていないが、明治時代に日本に入ってきたベースボールを野球と訳したのは正岡子規だとか。10代前半向けだからといって侮ることなかれ。大人が読んでも充分楽しめる内容だと思う。コレは面白い!
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錫
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日本人が中国の文字である漢字をどうやって日本語に組み込んでいったのかがわかる本。考えたこともなかったけど、当時の人たちが一生懸命考えてきたから、今の日本語があるんだな、と。日本語の発音のバリエーションは昔はもっと豊かだったということには驚いた。教会、協会、境界がみな違う発音だったとは。
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tami
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やっぱり日本語は同音異義語が多いのか。
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Jimmy
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これまた偶然手に取った本書はこれまた存外に面白かった。漢字と日本語の成り立ちを非常に易しく説明してくれる。「わらふ」や「やうす」などの歴史的仮名遣はそのまんま当時、現代語の発音と違いがあった、ってのが目から鱗。
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しりっく
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日本語、日本語史の入門のような本。大学で日本語勉強したい人とか初めての日本語学の授業の予習にも良さそう。
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りさ
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日本語に同音異義語が多い理由というのが面白かった。元々は中国の発音に寄せていたのが簡略化されたということ
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アキ
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「こう」の漢字を調べると常用漢字表に載っているものだけで67もある。なぜこんなに同じ読み方の漢字があるのか。日本語は中国の漢字を用い変遷してきた。音読みが今のように同音になったのは室町時代から江戸時代にかけてのこと。音読みはカタカナ3語で表わせるが、訓読みは長いと10語以上になる。日本語には漢字2語が多い。明治時代に今までに概念がなかった多くの外国語を2語の漢字に置き換えた。逆にそれが中国に渡り、現代の中国語となった用語もある。日本語は、中国語の漢字との格闘から今に至る言語なのだということを改めて感じた。
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乱読家 護る会支持!
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中国語を書き表すためのものだった漢字を、日本語を書き表すために使えるようにするためには、さまざまな工夫が必要だった。 ⚫︎日本語では漢字は表意文字列だが、中国では一文字が単語になる表語文字。そもそも性格の違いがある。 ⚫︎音読みはオフィシャルな場や抽象的な議論に向く。訓読みは元からの日本語だから個人が感じたことや具体的なものごとを表現するのに向く。 ⚫︎「極太」は「ごくふと」と音読みと訓読みを組み合わせているのは、「太」には中国語では「ふとい」という意味が無いから。
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Frederick
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図書館で借りました。新刊児童書棚にて。漢字の誕生・伝来から、音・訓読み、熟語の成り立ち迄中学生向け漢字雑学入門書…「信長」の「のぶ」は名前でしか使われない読みである理由が興味深かった。漢字も熟語も日本人の造語力の高さに感心。Supercalifragilisticexpialidocious!高校の時毎朝漢字小テストがありチェックも細かくてうんざりしたものだが大人になるとやっておいて良かったと思う。ただ詰め込みだったのでこう言った雑学はこの歳になっても新鮮で楽しめるものが多い。若人よ、漢字はやっとけ。
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kazu4
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漢字の奥の深さは、いつも興味津々‼️
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さとうしん
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漢字が日本に伝来し、漢字・漢語が日本語化するまでの流れと、漢字・漢語の基礎知識を簡潔・明快に語る。いわゆるキラキラネームを日本人が命名をする際に特殊な訓を用いる伝統の延長線上に位置づけたり、カナの誕生を当て字の延長によるものと見たりしているのは面白い。
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漢字が日本語になるまで ――音読み・訓読みはなぜ生まれたのか? (ちくまQブックス)評価64感想・レビュー18