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嘘と正典 (ハヤカワ文庫JA)(Kindle版)

感想・レビュー
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wang
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SF作品とSFとしても読める作品と。6作の短編集。表題作はSFっぽくない始まり方で急展開でガチ目のSFになるが、サスペンス作品の前半もSFの後半もそれぞれに面白かった。「魔術師」と「ひとすじの光」は家族の繋がりの話で、じっくりと読ませて引き込まれる。自分はもしかしたら、この作家が好きかもしれない。魔術師はSFでない場合のトリックがどういうものかもう少しヒントが欲しかった。
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三幕 書架(サンマク ショカ)@小説好きVtuber準備中
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#読了 マジックの話と馬の話が面白かったです。 「君のクイズ」も面白かったし、個人的にはこの方の作品はSFじゃない方が好みなのかも。 ちょっと賢すぎる気がするんですよね。SFじゃないときはこっちに合わせてくれてる感じがしますw
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retro
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いくつかはSF風ではあるが、それにとどまらない、バラエティのある六つの短編。父との関係を描いた家族小説としての「魔術師」「ひとすじの光」「ムジカ・ムンダーナ」。SF風味の時間を扱った「魔術師」「時の扉」「嘘と正典」。未来の風景という意味でSFなのか「最後の不良」。ミステリ要素のある「魔術師」「ひとすじの光」。歴史改変という点なら「ひとすじの光」「嘘と正典」。どれもとても面白い。表題作にある《正典の守護者》だけど、歴史を都合のいいように改変しようとするSF作家が多いので、《正典の守護者》が必要だね(笑)。
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fourthwindow
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もっと多くの人に読んでもらいたい本です。ムジカ・ムンダーナが好きです。
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てっちゃん
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バラエティ豊かな短編集。どれも水準が高く、まったく飽きさせない。中でも、「魔術師」「嘘と正典」は、お気に入りだ。
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S
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面白い。SF、歴史、音楽etc. いろんな要素を織り交ぜて話が作られ、成功している。
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mirie0908
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既読の短編もあったがぐいぐい読ませる。面白かった。
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フィッシュ
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ネタバレ表題作の「嘘と正典」が面白かった。モスクワでのCIAの活動を通じた普通に細部のすぐれた過去改変ものかなーと思って読んでいたが、最後にミステリ的などんでん返しがあっておおってなる。「正典の守護者」まわりを膨らませてゲームの王国みたいな長編にしたものも読みたいなーと思った。
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TONTON
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小川の哲っちゃんをSF作家と言うなら、それはスペキュレイティブ・フィクション(思弁小説)の方だと思います。既存のジャンルを軽々と越境して、もう一つの世界へと読者を導いていく、どれも驚きに満ちた作品集です。ところで「ムジカ・ムンダーナ」は本文には直接説明されていませんが、やはり「宇宙の音楽」という意味だそうです。次回作は満洲が舞台の長編とか。早く読みたいっ!
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