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公務員、中田忍の悪徳 (4) (ガガガ文庫 ガた 9-4)

感想・レビュー
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ノーマルひこう
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ネタバレまず、表紙の躍動感溢れる一ノ瀬由奈と微動だにしない中田忍、もう面白い。話の内容も勿論面白く、特に今巻の核となるエピソードで一ノ瀬由奈の本心が明かされボロボロに泣いてしまった。全体的に意表を突かれる展開が多かったが、特に意表を突かれたのはオーバードライブする挿絵の中田忍。動揺した中田忍の顔が拝める貴重な挿絵である。笑わせて頂いた。
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しん∞SHI−N
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【忍び寄るは容赦なき現実、打ち寄せる波紋が齎す物】アリエルの社会的自立を目指す為に忍が奔走する中、現代社会の容赦ない洗礼を受け、個人での解決で無く仲間を頼る物語。アリエルを社会的に自立させる為に不可欠な公的証明。それを公務員でありながら、偽造する忍の葛藤と苦悩。国の厳密な法網を掻い潜って、作成したそれは紛れもなき忍の罪の証であり、悪徳である。大切な者を守るには手を汚す必要がある。しかし、未知の敵の脅威だの謎の監視者の恐怖など忍にとっては今に始まった話で無い。仲間の知恵を借りて、この窮地をどう切り抜けるか?
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オセロ
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これが完全体異世界エルフのパワーか! 忍の家に届いたアリエル名義のパスポートと「君の望むまま」にという謎のメッセージ。このことをキッカケにアリエルをどう扱うかという問題を巡るうちに仲間たちの間に生まれた間に生まれた価値観のズレ。一人で全てを抱え込もうとする忍が心配するところそこかよとか思ってしまいましたが、一ノ瀬さんの覚悟にはグッとくる。そしてアリエルの忍を思う気持ちにホッコリ。
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リク@ぼっち党員
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大きな転機となった巻。謎の存在によるアリエルの戸籍取得、庇いきれないアリエルの存在、訪れる中田忍の限界。周囲を頼ることを知らず押し潰されそうになる中田忍に、手を差し伸べるのではなく尻を蹴っ飛ばすのが実にらしい。こういう関係じゃないと成り立たなさそうだもんなぁ。お互い吹っ切れたようで安心。忍が吹っ切れたことでアリエルがしっかり見えてくるのも良かった。一人相撲では理解できることもできなくなる。まだ謎も多いけれど、見渡す余裕もできたことで解決に向かうか? いや、まずはどこに向かいたいかを決めるのが先かな?
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leo18
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日々の激務とアリエルへの対応で徐々に潰れかけていく忍。対話を経て変化が訪れた、忍と由奈の熱い掛け合いシーンはこの2人らしくて良かった。アリエルも言葉を習得してきてこの先の展開もどうなるか。
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ならしの
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ネタバレアリエルの最も難解だった問題、日本での身分を何者かによって与えられ、それに対して戦慄する忍一行。最も懸念されていた問題が払拭されるものの、一度、忍家に集まることを控えるようになる。しかし、アリエルのために尽力していた中田忍が、ついにその限界を迎えてしまった。それを察知した一ノ瀬は、忍の負担を考え、「アリエルから手を引く」ことを決める。忍から言われる前に離れようとする一ノ瀬だったが、忍からは「君が必要だ」と言われ、やがて中田忍の悪徳になると誓った一ノ瀬のおかげで、忍は再び体勢を立て直すことができたのだった。
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ほにょこ
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★★★☆☆ 色々と大きな動きがありました。主人公が限界を迎えたり、アリエルの凄い能力が明らかになったり。アリエルの苗字も決まりました。地の文でちょくちょく「かわいい」と書かれていたのはこの伏線だったのですね!(笑)。ところで、この物語の語り手は一体誰なんでしょうね。
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ツバサ
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忍とアリエルの生活が根づいてきた頃にやってくる、忍の限界。最初から今まで、ありとあらゆる可能性を想定して、未知のエルフと生活を送ってれば、そうなるか。そこで一ノ瀬がビシッと言えるあたり、良い部下だ。雨降って地固まるというところ。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/01/19/210000
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エラリー
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中田が友人達を頼ることを決心した。隙のない機械のような思考から、ついに人間らしい弱音を吐き、一ノ瀬との関係も変化したか。
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maki
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★★★★☆なんて美しいタイトル回収。あの中田忍が追い詰められての由奈とのシーンは、とても素敵だった。個人的には冒頭の保護受給者宅訪問の現実感が強く印象に残っている。これ、現場を知っていないと書けないヤツですね。本作はフィクションとリアルの匙加減が本当に秀逸だ。アリエルが何なのか?ナシエルとは?5巻が楽しみ!
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有無(ari-nashi)
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ラノベなどで良くある、他に頼る宛もない美少女を匿い助けてあげる展開は、遵法精神や責任感がある社会人には荷が重い。主人公が、弱者を死なないように保護する福祉制度「生活保護」担当の公務員である設定が効いてくる。アリエルの意思や尊厳について案じ、そしてこの社会の醜い部分とどう向き合わせるのか憂慮する中田忍。しかし、そんな中田忍もただ一人の個人なので限界がある。今までのパターンを崩した今回の表紙は、内容にぴったりだった。
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羊山羊
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本著が著者の想いが一番ストレートに出ていように思えて好き。アンチラノベ主人公、アンチ王道だったんだろうか。コッテコテなコンセプトだけど、それで突っ走るのなら大好きだ。 由奈に思いっきり喋らせている。そんな由奈とのガッタガタな感情が入り混じったデートがとにかく尊い。初めは不安だったけど、いい感じにアガって大満足でした。次巻はもう少しお仕事ラノベ要素が欲しいナー。
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まいなな
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中田忍4巻でした! やっぱりこの作品は大人が読んでも楽しめるね。すごく真面目にifの世界でどう社会人である大人たちが行動していくのかについて、その思考から行動に至るまでが丁寧に描かれている。 今回は一ノ瀬さんがマジいい女だった気がした。こういう思考が回る人だから、実行に移せる度胸があるから中田忍の近くにいれるのかもね。 ナシエルは誰だ! 【まとめ】 ・一ノ瀬さんの大人の女性っぽさがすごい ・アリエル可愛いな。知能が高いことが今後どんなふうにストーリーに影響するのか。 ・中田忍の手を抜かない本気さがすごい。
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木倉兵馬
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あとがきの時点で続刊が予告されていて安心ですね? しかしアリエルちゃんの能力はどこまで可能性を秘めているのか……前巻の謎はあまり解けなかった回ですが、わりとキャラの心や関係性に進展が見られたのでよかったです。
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ARI
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表紙から躍動感全開な彼女、一ノ瀬由奈。 今回吐き出した彼女の決意と言葉がすごく良かったですね! 友人でもなく、ただの後輩でもなく、恋人でもない。それでも中田忍に関して誰より知っている彼女だからこそ切り込むことができる一撃の強さよ。 そして、今回はアリエルの持つ不思議エルフパワーの謎も深まってきましたね。かなり超次元な力を持っているようで、これが問題を起こさないなんてことはないでしょうね。忍がどう対応するのか、アリエルに教えていくのか。 加速していく奇妙な同居生活はまだまだ楽しみが尽きない!
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JIVAN
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ホントお前ら早く付き合っちゃえよ!と思うけどそうではないんだなぁ!このシリーズには「薄っぺらい恋愛ごっこ」に堕しないチカラを感じるので読み続けていきたい。
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陽溜まり@小説等
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ネタバレ80-85点 実は一度江ノ島に巡礼したかったりする。 感想としては、人間、混乱していると思考があらぬ方向に飛んでしまうのである。(激ウマギャグ) というか最近まで出禁になってたクセして今巻女たらして後方彼氏面して仕事した気になってる若干空気な君、嫌いじゃないよ。
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フラチキさんです
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ネタバレ★★★★★ 一気にアリエルの能力面が危ない方に飛んだ。しゃれにならない力を所持してて笑います。内容としては一応のヒロインである一ノ瀬さんのお話。どうも焦ったい。なんか関係性がある一定のラインを越えそうで越えない、いや越えてるのか?みたいな感じで絶妙でした。皆の団結も深まり次巻が楽しみになるばかりです。
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としゆき
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表紙のイラストが良いです。アリエルは本当に荒熊惨殺砲(ビーム)を出せるのでしょうか(笑)。ビームを出せてもおかしくはないです。意味深な言い方でしたが、サヨナラにはならない回でしたね。アリエルはいつの間にやら日本語も随分と覚えたようです。鎌倉、江の島散策で中田忍と一ノ瀬由奈との関係性が変わりました。ただし、何の目的で行ったのかが、あやふやになった気もします。パスポートなどを手配してくれたナシエルは何者なのでしょう? 次回5巻も決まったようです。読んでみたいと思います。
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碧海いお
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ネタバレ4巻目。1巻から単行本とライトノベルを混ぜたような変わった作風だと思ってましたが、それは変わらず。不思議なライトノベル。 空を飛ぶシーンに笑ってしまいました。さよなら、アリエルとなるともう登場しないのかと思ってしまいました。 今回、中田が後輩の一ノ瀬から告白を受けたようなシーンがありましたが、個人的に誰ともくっつかないで終わってほしい。
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610
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超然とし冷徹無欠な中田忍から一転、優しく不器用な面にスポット当てられた。ストーリーとしてはあんまり進展が無いけれど、取り巻く人々、特に一ノ瀬との関係についてモヤが晴れた。これからまたパワフルな中田忍が見れるのではないかという期待が持てる。アリエルも少しずつ人間界に慣れてきて、また彼女の能力も明らかになってきたが、それにより今度は彼女のおっぱいへの心配も増してきてしまった。
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サケ太
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今回もかなり楽しかった。中田たちを取り巻く、大きな変化。限界を迎えつつある中田。そんな彼を支える周囲。現実の大変さも感じられる。
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のれん
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今回は作者の一ノ瀬さんLOVEとシンクロしたわ。 ヒロインの幸せを願う無謀で純粋なセカイ系のアンチテーゼでもあった今作もまた純粋な主人公の願いで出来ている。 こんなにも回りくどくて力のない、普通の合理主義者こそ今作の描きたかった「優しい人」なのだろう。 そんな彼の悪徳になりたい不器用な彼女は、人生預ける恋人と同じ。今作舞台や福祉境遇はリアリティあるけど、恋方面はこっ恥ずかしいぐらい純粋よな。 アリエルに対しての危機感は常にあっても期待感があるのはこの純粋さがあるからかもしれない。
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しら=にす
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ネタバレ誰かに存在を認められたパーフェクトアリエルはどうなる(中田忍がどうする)のか?という続き。 みんな中田忍のこと好きじゃん。中田忍の思惑とズレてアリエルが外部のコトを理解し始めていく…氷漬けにして廃棄は遠い昔のコトになってしまったな‪w
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金曜日のライオン
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ネタバレ読了。ちょっと疲れた。そして、ちょっと飽きてきた。まさかのギブアップ宣言だったり、それを周りの支えなどで、なんやかんやで乗り越える中田氏ではあるのだけど、その面倒クサさにだいぶマンネリ感が。また、謎の存在や神話、さらに、たびたび『悪徳』とは言っているものの、読んでて迷子になりそうなときがチラホラ。また、そんな彼にキツい一撃を見舞う彼女や、距離を置いた友人とのその後などにも予定調和の感が。あと、もう少し丁寧に…と感じるイラストが何枚か。うーん、次はどうしよう。『あとがき』を読んで、気にはなっているんだけど。
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真白優樹
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アリエルの公的身分を保証する数々の書類が届いた事で裏に巨大な黒幕の思いを感じる中、少しずつアリエルの本質に迫る今巻。―――たった一人、悪徳に寄り添うならば悪徳を。 謎の存在の思惑を巡り忍の周囲に波紋が起こり、忍もまた歯車を狂わせていく中、由奈が思いを巡らす巻であり。環の提案によりアリエルの本質に迫る中、見えていなかったものが少しずつ見え始める巻である。彼女を安心して送り出せる社会は本当にあるのか。瓶の底を見つめる立場の忍達は、これからどうするのか。謎の存在は本当に危険はないのか。 次巻も勿論楽しみである。
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mfmr0305
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突如謎の人からアリエルの身分証を与えられた忍たち。国のデータベースを改竄できる監視者がいることを知り、考えることが多くなった忍が限界をむかえる今巻‼️ いやーとても最高でした‼️ とくに由奈との話し合いは、グッときました。
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椎名
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ネタバレ「君の望むままに」というメッセージ、アリエルに与えられた公的な身分。つまるところ、それらを改竄してしまえるような謎の監視者がいることが明確になった訳だが、それに対して素直にアリエルの明確な敵ではないことを喜べる中田忍よ。この反応は予想外だったが、言われてみればずっとそこまで想像して動いていた男だったな、と。今回は読んでみると納得の表紙で、ユナと忍の関係性がよく表れている。一人だけで背負い込み、潰れかけていた忍を支えるのに“悪徳”という言葉を出すのは流石にグッときた。アリエルと忍の桜の挿絵も良い。
0255文字
彼方
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突如、関係者に届いた異世界エルフ・アリエルの公的な身分証明書の数々。公的機関のデータベースを自在に操る謎の監視者の存在の示唆、また護る者のために自身を追い込み続ける忍に限界が訪れる第4巻。今回は由奈が一躍目立った回でしたねぇ…環というよりアリエルに積極的な存在の登場によって、自分が関係する意味…そして自分だけが正確に把握できるガタがきている忍の状況。生来拗らせすぎた二人の江の島でのやり取りはもう…この一言は決め台詞すぎるでしょう…じっくり内面を語った事もあり、エモさが爆発してました。表紙含め挿絵も最高。
彼方

そしてもう一つの大きな見所は公的な身分を得た、まだひっそりとなアリエルとの外出。少しずつ少しずつ…アリエルの習性を把握しようと努める忍たちに対し、ついに簡単な単語での意志疎通もだいぶ出来るようになって…一体どうなるんだろう。異世界エルフの一点を除けばリアリティを感じるこの世界で、どんな展開が待っているのか。次巻も期待してます。

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