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放哉の本を読まずに孤独

感想・レビュー
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九澄屋
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太宰が着物を人からもらったという一節、いろいろなところで見聞きするので自分も着物を買って着てみたくなってしまった。自分が高校生くらいの頃、現代文の教科書をまじまじと読んだ記憶が無い。放哉の句は載っていたのだろうか。教科書に載っている時代に生まれられたことが羨ましい。自分が高校生の時は授業で使われた『舞姫』があまりに自分にハマらなかったため消去法的に『富嶽百景』と出会ったのを覚えている。そんな自分を褒めてあげたい。放哉の句から連想される著者のエッセイ集。幕間のモノクロ写真も良きかな。
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kao
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せきしろさんの人や物、自然との距離感がなんともいいのです。本屋さんでの行動はすごく分かります。私もそうなので(笑)
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晴久
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面白い。共感した。私もいろいろなことを考えすぎる。でもそれをこんなに面白い文章にできるせきしろさん凄い。
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わさび
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ネタバレもしも自分が竜宮城に招待された場合、断ることは可能なのだろうか?玉手箱的な厄介なものを持っているかも知れないし、なるべく相手を刺激しないようにやんわり断りたい。
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茶太郎
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自由律俳句せきしろさんが、尾崎放哉の句に触発されたエッセイ。クスッと笑えるものあり、しんみりするものあり。独特の視点が面白いです。
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このみ
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又吉直樹さんとの共著やBSよしもと「又吉・せきしろのなにもしない散歩」での緩い感じがたまらないせきしろさん。「尾崎放哉の自由律俳句五十句から発想し生まれた孤独を救う五〇編の散文と、六五句の自由律俳句」丁寧に作られた本で、撮影者せきしろさんの眼である写真と、絶妙なゆるさの文章がいい。曇天の空を見上げ、置き忘れられた物を見つめ、友人を思う。「人をそしる心をすて豆の皮むく」からは「その余裕はあっという間に消え」と書き、「ほのかなる草花の香ひを嗅ぎ出さうとする」からは「私ももうすぐ仲間入りする自信がある」と書く。
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わさび漬け
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『カキフライが無いなら来なかった』などの自由律俳句集をともに手掛けた、又吉直樹とせきしろのどちらも、尾崎放哉の句についての本を出版していて、片方(『孤独の俳句』)を読了後、こちらも手に取りました。 タイトル(放哉の句)を忘れるほど、一つ一つのエッセイが持つ、孤独なつぶやきの世界観に浸りながら読むことができました。特に『なんにもない机の引き出しをあけて見る』と『豆を煮詰める自分の一日だった』がお気に入りです。
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かんらんしゃ🎡
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★放哉の句に照応して散文が続く。 「雨の傘たてかけておみくぢをひく」町中華のTVチャンネルを自由に変えたいとせきしろ氏。初詣での貴重な一票をそんなことに使う。賽銭箱の後ろでは神社の人が賽銭を抜きだして、なんだかその人に向かってお願いしてるみたいだったと、氏はいつものように見過ごしてしまう出来事を文字に起こして気持ちの薄皮を剥いでいく。★氏子総代の私も拝殿のモップ掛けしてる時にお参りする人がみえる。私は気を遣いそっと端による。
かんらんしゃ🎡

「家族でいてもひとり」さびしー。

05/20 23:53
punyon

「家族がいてもひとり」気楽~~(笑)

05/20 23:55
5件のコメントを全て見る
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漣
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なんだかこの年齢でこういう物の考え方ができるの、いいな。自由律俳句はやっぱり難しいけど。
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02
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久しぶりにばったり会った年齢の近そうな知人に対して、以前は敬語で話していたか、それともタメ語だったか思い出せないことへの後ろめたさ。公共施設の落とし物入れにある落とされた物たちの孤独。そんな日常のどこにでもあるはずで、どこででも日陰に存在するものの姿を拾い集めるせきしろさんが切なくて優しかった。
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さくは
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尾崎放哉の自由律俳句50句から生まれたエッセイ、写真、65句の自由律俳句。せきしろ「老犬を追い越さない老人」「抱き上げて身長2メートルにする」「蚊に負けて移動する」。
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kyon
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公園があるのに、わざわざアスファルトの歩道上で花見する姿を見て、野球部の練習風景の思い出に浸っているのだ、無理やり覗くのではなく、ただ静かにしているのだ、と理解できる、せきしろさんの繊細さとか。友人の「死にたい」にできる限り寄り添って、その出来事がずっと心に残っていて、服を買い続けているせきしろさんとか。ぎゅっと胸にくる。
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正午
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尾崎放哉の自由律俳句と、そこから連想したせきしろさんのエッセイ。巻末にはせきしろさんの自由律俳句も納められている。ときに自由で、ときに楽しくて、ときに悲しくて、ときに寂しい雰囲気に身を委ねる。自由律俳句がある孤独は、それがない孤独とは異なる。
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MOTO
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雨の主張は激しくて、家の中にいても「降ってきた」事がすぐわかる。今、何気なく窓の外を見て驚いたのだが、雪は静かに降り、人知れず景色を変えている。(雪は放哉の俳句のみたい。)「咳をしても一人」「たつたひとりになりきって夕空」「こんな良い月をひとりでみて寝る」そっとした孤独がいつのまにか降り積もっている様な。せきしろさんが彼の句にインスピレーションを受けて書いた散文と自由律俳句集。圧倒的すぎる孤独がどこにも無かった言葉を発掘しはじめた。本当の意味でのファンタジーにも思えた。
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Moom
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やっぱせきしろさん面白いな。 こんな事考えながら日常を過ごしてたら楽しそうだな〜。
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ふくろう
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放哉の句の紹介?と短いエッセイ、不思議な写真。魅了されました。☆4.5
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のりのりの離島
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放哉の句を取り上げてエッセイ。「葬式のきものぬぐばたばたと日がくれる」の友人の話、「ハンケチがまだ落ちて居る戻り道であつた」の孤独の話がよかった。
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八
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自由律俳句であっても心地よいリズムを感じる。
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いと
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☆☆☆☆☆
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CEJZ_
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1P14行。2022年刊。せきしろの本?そんなものは発売後即購入して読む。尾崎放哉の自由律俳句、散文、写真の3連ループ。咳をしても一人、という自由律俳句は有名だが、ずっと石川啄木の句だと思っていて、尾崎放哉の句だと知ったのは数年前だ。尾崎放哉のことは知らない。やはり写真はモノクロが良い。尾崎放哉の句を読んで、しんみりした散文を読んで、しょんぼりした写真を眺めて、またそれを繰り返して、アホのトレーニングを淡々とコツコツとこなした。写真のセンス、時の遺物のような。巻末の自由律俳句、やはりセンスあるなあと。
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