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教育と選抜の社会史 (ちくま学芸文庫 ア 22-1)

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丘の上の本棚
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旧制の高等教育をある程度知ってからだと、似たような話が多くて飽きてしまうかも。 初めて学ぶには良いと思う。
0255文字
イリエ
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タイトルのことを知るうえで、いいテキストでした。公教育が国家の統制と管轄におかれていくところ、焦点の当て方などシンプルに面白いです。上昇移動のチャンスを利用したのは、旧支配階級としての士族の子弟だったのが皮肉ですね。
0255文字
真黒コスモス
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学歴主義はどのようにして起こったのか、学習のための資料だったはずの試験がなぜ選抜に使われることになったのか。面白かったのは、試験において重要なのは「加熱」と「冷却」というところ。
真黒コスモス

選抜には、優秀な人を参加させるための「加熱」要素=名誉や地位など、と選抜に洩れた人を諦めさせるための「冷却」要素が重要である。

07/08 19:56
0255文字
t
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○正系:傍系=官学:私学の構図は明治から 私学は官学を補完する形で始まる 戦前の私学は今でいうボーダーフリー状態
0255文字
こうず
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日本の選抜機構は旧文化への同化でなく新文化の確立という点で得意であったそうだが、形式上、教育機関が身分階層に囚われず門戸を開くという事は、必然的に業績本位の評価をせざるを得ない。学歴社会化の到来は、ある意味で必然的であったのかもしれない。そこに実家の財産が関与してくると、教育における格差再生産は、求められたシステムとはいえ容易に解消しきれる話ではあるまいと思う。
0255文字
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