読書メーター KADOKAWA Group

はじめての動物地理学 なぜ北海道にヒグマで,本州はツキノワグマなの? (岩波ジュニアスタートブックス)

感想・レビュー
31

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
芙蓉葵
新着
中学生向けのシリーズから出ているために平易な表現で読みやすかった。内容も簡単な比喩を用いながら丁寧に説明しているために理解しやすい。挿絵・図版も多くビジュアル的にも直感で理解しやすい。生物学に興味のある子供に基礎から現代的な問題まで網羅的に説明しており、初めの1冊に最適ではないかと思った。ブラキストン線など知らない内容もあったので、感心しながら読むことができた。現代は温暖化が問題になっているが、それとは別に氷期・間氷期それぞれに隔離と分散の影響が出ている事に目から鱗が落ちる思いだった。
0255文字
ユウユウ
新着
☆3
0255文字
shizuca
新着
ヒグマとツキノワグマの謎。たしかにMapsでもヒグマは世界でたくさんいてるけど、ツキノワグマそんな見かけなかったかも。 物事には理由があって、その理由を見つけるためにいろんな方面からアプローチしている人がいるんだなぁと感じました。地理が楽しく思えた本です。
0255文字
マッメ
新着
動物地理学についての児童向けの本だが、大人も十分楽しめる知識がたくさん詰め込まれていた。エゾモモンガとフクロモモンガは分類的に同じではないことなど、知らない情報もたくさんあり、ワクワクしながら楽しく読めた。動物分類学や地理学の知識がない人でも十分楽しめる本だと思う。イラストや写真が多く、とても読みやすかった。
0255文字
kokekko
新着
おすすめをいただいて。動物地理学というジャンルがあることを初めて知った。ベルクマンの法則(寒いところにいる種ほど、放熱の関係で他の種より体が大きくなる)、ブラキストン線(動物地理境界線、そこを超えられなかったため動物相が異なる海峡などのこと)など、知らない単語がいっぱいで楽しい。ジュニア向けの想定になっていたが、大人が新書のような感覚で読んでも面白いと思う。
0255文字
速水
新着
中学生向けに書かれているシリーズらしいですが、大人でも十分楽しめたし勉強になりました。動物も地学も地理も好きなので、動物の進化・分布の過程を地球環境から探っていくのが面白かったです。自分の興味のあることなら何を調べても立派な研究になり得ることを改めて実感。クジラがカバに近い生態というのは初めて知りました。世界規模だけでなく、日本国内だけでもかなりの多様性があることに驚き。このシリーズの他の本も読んでみたい。
0255文字
たまこ(こなぎ)
新着
動物地理学っていうんですね。津軽海峡が越えられなかった動物たち、きっと人も同じですね。以前読んだ「我々はなぜ我々だけなのか」に通じる話。もっとこういった分野読んでみたくなった。
0255文字
Kei5
新着
ネタバレ学生向けに平易な言葉を用いて動物地理学について説明している一冊。 パンゲア大陸の話からクイズ番組で聞いたことのある境界線や気候による体型の違いについてなど触れられてる本。 動物地理学についての最初の一冊目として非常に取っつきやすい本。
0255文字
Mayuko Kamiwada
新着
動物たちの中でそこにしか生息していない動物がいることに不思議に思ったことはないか。 パンダはなぜ中国?コアラはオーストラリア? そんな不思議を詳しく解き明かしている。 それぞれ住む場所が決まっている不思議を動物地理学の観点で説明してある。 また地球温暖化により、動物たちの環境が変化していき、人間たちの活動から野生動物たちに影響を与える可能性があることが知ることができる。 この本をきっかけに、動物のことに興味を持ち、専門家の人や場所に足を運んでくれたらと思う。
0255文字
とろまつ
新着
ヒグマは日本では北海道にしかいないのは何故か、サイやライオン、ゾウはアフリカとアジアにしかいない、何故動物たちは今そこにいるのか。動物地理学を中学生にも分かりやすい表現で教えてくれる本。後の世に残された痕跡から地球の歩みを紐解く、壮大なスケールの学問。今ここにいる不思議。イラストにほのぼの。
0255文字
くま美
新着
動物が、大陸の移動によって生まれ故郷から遠い大陸へ到達したコアラの話。北海道のヒグマは、道南・道央・道東と3つのグループがある事など興味深い話で盛りだくさん。また、進化と変化の違いなど分かりやすく書かれていて、子どもだけでなく大人も楽しめる。
0255文字
mayumi
新着
幅広く丁寧に説明してあった。繁殖できれば同種だと思ってた…そうとも限らないとは。分類って難しい。とっかかりとして、そして知識のおさらいとして、良い感じ。
0255文字
村上春巻
新着
ネタバレ【A】先日のOso18の件もあり、副題《なぜ北海道にヒグマで、本州はツキノワグマなの?》にも惹かれて借り受けた。象とライオンはアフリカとインドにいるのに、キリンはアフリカにしかいないし、パンダなどは中国限定なのはなぜか。北海道に基本的にGが存在しないことは、津軽海峡が「動物境界線」であることと関係しているのかしら。鯨が河馬の仲間であることは知っていたが、海から陸に上がるように進化して、《再び海に戻る》ことで別の進化(巨大化)を遂げた事実は本当に興味深い。都市動物との共存が喫緊の課題かな。面白い学問分野だ。
0255文字
くろじら
新着
基本的な知識を子ども向けに解説した本.自分はこの分野についての知識がそれなりにあるので,あんまり新鮮なところは無かったのだけれど,中学生くらいだとちょうどいいのかな.
0255文字
まる子
新着
動物地理学、なぜそこにしかいないのか?なんて考えた事はなかった。クマ以外にもキツネやサルなどの話もあり。ブラキストン線(動物の地理境界線)により、北海道と本州以南では津軽海峡を渡れるかどうかだったのか。「ニホン◯◯(サルとか)」と名のつく動物は北海道にはいない。寒い地域の動物は体温を上げるために大きく、北海道のヒグマは道南、道央、道北と微妙に違って道南より道北の方が大きめ。外来種は生態系を崩す事は知られているけれど、ペットも野生化すると外来種になる。自分の興味がなかった分野も知れば面白い😊
mirai.R 

北海道には、イノシシいないってホント🤔⁉️

07/26 07:54
まる子

miraiさん、そうそう、私もこの本を読んで北海道にイノシシがいない事を知りました👀津軽海峡を越えなかったようです。イノシシから家畜化されたのがブタだそうです😊

07/26 09:04
0255文字
Aby
新着
アフリカで生まれた人類が世界中に拡散したように,人類以外の哺乳類も長い長い旅をして世界中に広がった.始まりは,大陸が繋がっていた頃から.動物も歩いて移動するが,大地も移動する.動物だけでなく,植物も種を飛ばしたり,動物にくっついて移動する.◆小学高学年向けくらいだが,好奇心を掻き立ててくれる.
0255文字
とし
新着
ネタバレ気候変動が生み出す移動と食の変化が進化に関係してくるのか。外来種が人間活動が生み出すもの、確かに。都市動物の存在も。ジュニア対象なので読みやすくためになるの、助かる。
0255文字
宇宙猫
新着
★★★ 初心者にも分かり易い。子供にはとても良いと思う。
0255文字
ぽんつく(まんじゅう)
新着
動物がどのようにして移動して、今その土地でくらしているのか。移動することで進化が起こる。北海道のヒグマが道南・道東・道央で、渡ってきた時期が異なるグループに分かれているという話がいちばん面白かった。動物地理学という分野があることすら知らなかったので、これを機にその分野のことをもっと知りたくなった。
ぽんつく(まんじゅう)

「進化」について、カエルの変態や人間の成長とは全く違うものだよ、という説明に、ポケモンの業を感じた。

02/24 15:14
0255文字
ビシャカナ
新着
大陸が移動したり陸地がつながったり地球規模の地理、何世代にも渡る何万何億単位の時間、広大な視野で俯瞰する動物の分布と進化を探る動物地理学。ブラキストン線やベルクマンの規則やアレンの規則など、どこかで聞いた言葉、大陸から渡ってきたヒグマも時期によってグループ分かれていたり、都市に適応した都市動物の存在など、幅広いトピックが取り上げられて、子ども向けの本ながらも、興味深い内容ばかりだ。人間が動物にも影響を与えて、人間もまた動物にも影響されてパンデミックが起きる、人間もまた動物地理学の対象でもあるのだ。
0255文字
KEKOKO
新着
子どもに買って自分が先に読了。 大人が読んでも充分おもしろい。高校で学ぶこと・大学で議論されることが、小中学生にも理解できる文章で書かれている。興味を持ったあとのフォロー(専門家への道筋や分野を学ぶためのヒント)もあり、シリーズのコンセプトも良いと思う。
0255文字
Chiyo K.
新着
ネタバレその動物がなぜ、どのようにその場所で生息するに至ったかを探究する学問を平易に説く。大陸がつながっていた時代にやってきたとか、氷河期に南下してきて高山帯に住み着いたとか、何となく聞き知っていることだが、それを解明するには地質や化石を調べたり、動物の分類を研究したりと、膨大な背景となる知識や研究が必要になる。この度のパンデミックも、野生動物と人間の生息域が近くなっていることが原因のひとつとも考えられている。地味に見えて大切な学問なので、一人でも多くの若者に興味をもってほしいという筆者の切実な思いも伝わる。
0255文字
キウイ
新着
ネタバレ最初のクマや大陸の話はオモシロイ。後半の話は、大事なコトだけど、ちょっと失速気味。
0255文字
Frederick
新着
図書館で借りました。新刊YA棚にて岩波《ジュニスタ》シリーズサトウナオミ絵。「現在の人間の活動が、6回目の大量絶滅を引き起こすことは、絶対に避けなければなりません」動物の分布、動物の移動の歴史を繙く動物地理学。月輪熊と羆の分布境界ブラキストン線、大陸・気候変動による動物の移動、動物の進化、外来種(ウイルス含む)や環境保全等…北海道は土が酸性で羆の化石が溶け易く残り難いのだそう。恐竜や古代哺乳動物のはよく見つかると聞くが地層が違うと言う事かな?皆様、野生化したペットは外来種だそうですよ!高学年以上
0255文字
mick
新着
中学生のためのシリーズとあるが、図も多くルビもふってあるので、関心さえあれば小学生でも十分読みこなせるだろう。装丁もさりげなくてかわいい。関心をもつ子供が増えるといいな。
0255文字
りーすひぇん
新着
動物の分布がなぜそうなったのかを研究する学問、動物地理学の案内所。初めてのジュニスタ。テーマと表紙デザインで即購入を決めたけど、買ってよかった。子ども向け(小学校高学年あたりかな?)なので説明も簡潔、わかりやすい挿絵もたくさん。なにより良かったのが章ごとにまとめが掲載されていること。とても親切な設計だなと思った。北海道に生息するヒグマがなぜ本州以南にいないのか、ドラマチックでしたわ。
0255文字
あるなし
新着
動物地理学という言葉を初めて知った。パンゲアはなんとなく知ってたけれど、分かれる前の一つの大陸も、その前はばらばらがだんだんくっついたということに驚き。クジラとカバは近い仲間。
0255文字
takao
新着
北海道のヒグマは3系統。
0255文字
ガーコ
新着
☆☆☆☆☆
まる子

言われてみたらなぜだろう?と思いますね👀

12/04 12:33
ガーコ

まる子さん、でしょ。面白かったです。

12/04 16:14
0255文字
紡木しほ
新着
現代の動物の分布はなぜこのようになっているのか?を追求する学問が動物地理学。それは地球とそこに住む生き物の進化や興亡の歴史を解き明かすということでもあり、動物地理学の射程はかつて大陸がつながっていた時代にまで及ぶ。とても壮大なスケールのお話でワクワクした。中学生向けに書かれた入門書だけど大人でも楽しめると思う!
0255文字
―
新着
再読。植物のタネ散布法、4通り。
0255文字
全31件中 1-31 件を表示
はじめての動物地理学 なぜ北海道にヒグマで,本州はツキノワグマなの? (岩波ジュニアスタートブックス)評価98感想・レビュー31