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乱歩でいうところの少年探偵団ものに相当する作品で、単純にスリルとサスペンスに満ちていて面白いけれども、乱歩のそれと比較して、なにか物足りなさが感じられる。それは明智 vs 犯人という明確な対立構造が無かったりとか、骨格的な問題もあるけれども、やはり戦前の魔都としての東京というか、それが抱える闇のようなものが描けていないからかなという気もする。とか言いながらも横溝作品はあまり読んでないので今後も読んでみたい。

ナイス ★1

コメント(0)2024/06/23

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新聞に一斉に掲載された3人の死亡広告。しかし3人は死亡しておらず元気に生きている。だがそのうちの一人が殺されかける事件が発生。青髪鬼という謎の怪人による仕業だった。探偵小僧と呼ばれる新米記者が青髪鬼を追う。ジュブナイル向けながらも青髪鬼の正体がわかったときは驚く。他「廃屋の少女」「バラの呪い」「真夜中の口笛」が収録。

ナイス ★10

コメント(0)2024/05/12

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『青髪鬼』他3作の短編集収録。　『青髪鬼』は三津木俊助・御子柴進の事件簿シリーズ。生きてる三人の広告が新聞に掲載された、そのうちの一人が殺されかけて…。これはジュブナイルじゃなくて一貫しておどろおどろしい感じにした方が面白くなりそう。　短編は『バラの呪い』がよかった。　青髪鬼/廃屋の少女/バラの呪い/真夜中の口笛

ナイス ★16

コメント(0)2023/10/01

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横溝さんのジュブナイル作品。何にも考えずに楽しめる作品集。最後の『真夜中の口笛』不気味な作品で怖かった。

ナイス ★4

コメント(0)2023/08/06

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よ5-68

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コメント(0)2023/06/12

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他の人の感想を読んで確かに、金田一耕助が全く出てこなかったなと思った。協力する係として少しは出てくるのかと思ってた。

ナイス ★1

コメント(0)2022/12/27

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表紙がおどろおどろしいが内容は御子柴探偵小僧を主役？とする探偵物。表紙の絵の説明もあり、後の短編３つと合わせてさらっと読了。金田一世代としてはちょっともの足りない。

ナイス ★5

コメント(0)2022/12/22

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ネタバレまず表紙が怖い。一巻通して金田一氏が出てこない。だから少し物足りなかった。短編集だからすらすら読めた。

ナイス ★28

コメント(0)2022/12/15

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「ひとみさんとおばあさん」がひとみばあさんに読めてしまってもうダメでした。志村けんが「御子柴さ～ん、助けて～」と叫んでいるのが頭の中で再生されて…横溝先生、ごめんなさい。これもジュブナイルにしたからヘンな話になっちゃったんだろうなぁ。大人向けのドロドロにしたらもっと読み応えのある話になったろうと思う。あとの短編3篇もまとまりなく尻切れトンボな終わり方で、やっぱり横溝先生は短編ヘタよね…と思いました。

ナイス ★2

コメント(0)2022/12/06

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ネタバレ金田一耕助の登場しないジュブナイル向けの中短編を４本収録。表題作は乱歩の少年探偵団を彷彿とさせる内容だったが、青い髪の理由もきちんと説明があり妙に納得感があった。犯人は途中でわかってしまったけれど。他はどれも少女が主役の短編で、その中では男の一切出てこない「バラの呪い」が好み。「バラ」とあるのに百合テーストとは…。それはさておき、児童向けは食い足りない感じがしてやはり金田一の登場するシリーズが読みたくなった。

ナイス ★4

コメント(0)2022/11/26

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青髪鬼 (角川文庫)の評価71％感想・レビュー10件

青髪鬼 (角川文庫)

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