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木島櫻谷 画三昧への道

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明治から大正にかけて京都で活躍した日本画家。表紙にあるように、動物と植物がいい。輪郭線を描かずに一気に塗る付立の技術で描かれ、その勢いが清々しい。日々、写生帖を手放さず、読書と詩作、その先に画業がある、という姿勢は、羨ましくも、背すじが伸びる話。写生帖自警、という漢詩を書いていて、まるで宮沢賢治みたい。奔馬図、の筆の勢いには惚れ惚れするし、寒月、の引き締まった世界感や、月下遊狸の柔らかそうな毛や丸まった背中もいい。
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ひとよひとよ
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木島櫻谷画集。なんとまあ鹿や馬の目の優しいことか。猪や鷲の意思を感じるまなざし、隠れていたくさむらからひょこひょこと横切っていく狸の足取り。生き物たちの動き、そのまなざしに「どこに行くのだろう」とふと考えてしまった。ただ、個人的には完成された絵よりスケッチの方が好きかもしれない。何と言ったらいいのか…線が好き。脚を伸ばした時の骨張り方とか生きてるものの出っ張りとか?うまく言えない。驚くべきは「奔馬図」。よくもまあこんなものを描けるものだと。この躍動・力強さを一体何筆で描いたのだろう。圧巻。なんて美しい…。
ひとよひとよ

個人的メモ:木島櫻谷(このしま おうこく)。近代京都を代表する日本画家。1877(明治10年)〜1938(昭和13年)。 京都市北区等持院東町に(財)櫻谷文庫。 木島櫻谷の遺作、収集物などを収蔵。

07/28 00:25
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コトラー
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すばらしいの一言に尽きる。
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17
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ネタバレ特別展「木島櫻谷 ー山水夢中」@泉屋博古館東京の復習として。作品を動物、花木、人物、山水を切り口で紹介した4章に加え、櫻谷の生涯と、彼が37歳の頃以降、長年暮らした「衣笠の邸宅」を特集。作品の紹介は既読感が強かったのですが、なんてことはない。本展のキャプションは本書から付されていたようです(すべてがそうかは自信なし)。[2023-045]
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貧家ピー
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福田美術館で鑑賞し、動物、特に目の優しい描写が半端ない 木島櫻谷の作品集。動物、花木、人物・歴史、山水と章毎に紹介されてるが、やっぱり動物の絵がいいなあ。
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kaz
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木島櫻谷の絵を、動物、花木、人物、山水の別に紹介。自分の好みで言えば、動物が群を抜き、次が花木か山水かといったところ。動物の緻密な描写の迫力には、思わず息をのんでしまう。図書館の内容紹介は『優れた写生力と卓越した表現力を駆使して動物たちの躍動感溢れる姿や清々しい山水を描いた、近代京都を代表する日本画家・木島櫻谷の世界へ誘う概説書。傑作の誉れ高い大作から写生帖まで、様々な角度から名作の数々を紹介』。
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