読書メーター KADOKAWA Group

14歳からのニュートン超絵解本 死の科学

感想・レビュー
10

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
チャー
新着
死という現象やその仕組み、捉え方について説明した本。図やイラストを多用しながらわかりやすく解説されている。加齢により生じる細胞の変化や死が訪れるまでに起こる変化など科学的な側面からの説明は興味深い。物理的な状態として、各種臓器の機能が停止した状態が死であるが、その瞬間前後で体を構成する元素に変化はほぼないようだ。血流が止まると脳へのダメージは甚大で神経細胞が真っ先にやられる。長寿遺伝子など寿命に関わる細胞の研究も進んでいるとのこと。使っていない筋肉はどんどん衰える点は、定期的な運動の必要性を感じた。
0255文字
シロうさぎ
新着
ニュートンらしく、宗教的概念のない純粋な科学本です。対象が14歳からとなってますが、「生物の死」を通して生物学的・医学的な行程や機構に興味を持つ切っ掛け本としては良いかしら。「年を取ると急速に速筋が衰える・・・」が、自分、まずいよなぁ~。と思った。
0255文字
dogufs
新着
「死」をサイエンスの方面から描くニュートンらしい小冊子だ。 「性」を持ち有性生殖する2倍体の生物はそのシステム内に「死」を内在する。というのは生物学的な知識としては知っているけど掘り下げて考えると実に深く、人間と機械やAIとの融合にまで触れられていた。 【死について考えることが、「性」のしくみや、「生命とは何なのか」といった深淵なテーマにつながっていくのです。】 【生と死をめぐる科学と技術は、私たち 一人一人の生き方だけでなく、人類の文明そのものを変えていく可能性があるといえるでしょう。】
0255文字
きぬ
新着
2h30mぐらい 時間に伴って増えるバグを次の世代に持ち越さないための死を克服してしまったらどうなるのか。 赤ちゃんを作っていい年齢に制限をかけるとか?
0255文字
ilya
新着
わかりやすかった。2倍体の生物は死ぬというシステム。まだ寿命の謎は残されている。未知な部分があるからこそ興味深い。
0255文字
はじめさん
新着
生と死。我々人間が太古から常に向き合ってきたもの。人が死ぬと肉体にどのような変化が起こるのか。どっかの内臓悪くすると、最終的に心臓が弱って停止=死ぬ。臨死体験なんかについても軽く触れている。本の後半は、さまざまな細胞についてのレクチャーや老化について。個体が増えすぎないように、老い=ゆるやかな死がインプットされている? 父と母から二対のDNAをもつ生物は等しく死ぬ。細菌は一対である種の不死。ミドリムシ先輩は二対、700回くらい分裂すると死ぬ。ヒトとしての個体として死ぬも、細胞が生き続けているヒーラ細胞凄い
はじめさん

2023/071 オシャレな空調の効いたガラス張りのジム。ルームランナーやバーベルトレーニング。死から逃げ切ることも、腕力でねじ伏せることはできない…。鏡に映った自分の顔に老けたなぁと思わない日々はない。

07/14 21:52
はじめさん

週末(終末)、土(曜日)に還る。休みの日こそが、ほんとうのおれだ!!! アヒャ!o(`ω´ )o

07/14 21:54
0255文字
みやこしあん
新着
シリーズ読み。生死の境界、体の死、細胞の死、寿命と不死、心の変化、など。イラストがなかなかエグい。図書分類491.3(生理学)。【メモ】虚血性心疾患/死の三徴候/命の座/閉じこめ症候群/拡延性脱分極/エントロピー/ネクローシス/アポトーシス/定期券タイプ/アポビオーシス/死は、それをとりのぞくために生じた/古い個体が必ず死ねるようにプログラム/テロメア/HeLa細胞/サーチュイン/二倍体/ゾウリムシが小核を交換/全能性/多能性/心の5段階/積極的尊厳死/脳をコンピュータに置きかえる未来/←はたらく細胞。
0255文字
くらーく
新着
ネタバレ雑誌で見たようなのが、まとめられている。分かりやすいね。中高生もさることながら、そう遠くない将来に死を迎える高齢者にもお勧めだけど、まあ、科学より感情が優先するからな。 老化を防ぐ過ごし方なんて、目から鱗。気を付けないとなあ。老化した卵子でなにが起きてる?なんて、娘たちに教えようっと。 P.47は興味深い。遂に生と死の境目が見つかったのか?まあ、多細胞生物だから、定義は出来ないのだろうけど、この言葉は憶えておこうっと「終末拡延生脱分極」。 改めてだけど、絵本でないと理解できないのは、老化なのだろうねえ。
0255文字
土屋智一
新着
0255文字
アンゴ
新着
★★★★☆ 中高生向け科学解説読本 感情、感覚といった主観とあやふやな拙い知識で語りがちなテーマに対して、科学的事実に依拠して仮説を含め理論として解釈されたこととまだ解明できていないことを整理してみせる。 難解な内容も前後で関連付けされたトピックを立て、絵でイメージさせ興味を抱かせることで、科学的思考へ誘う入口を果たす意図がうかがえる。 大人が既知知識をおさらいし、未知部分を補足するのに十分耐える。ここから興味が湧いたトピックを深堀りすれば効率的。
アンゴ

第1章:生死の境界線を整理 第2章:境界を越える時に起きる主要な生体現象 第3章:細胞レベルでの「死」と遺伝子の問題 第4章:多様な生物における「死」と寿命の違い 第5章:社会学的、心理学的捉え方の提示 特に興味深かったのは文化の違いで安楽死や尊厳死の捉え方が変わることと、直近の身近な死の経験有無により受容態度の差異が認めらること。8%の数値をどう解釈するかは微妙だが、ペットを含め近親者の死は、とかく遠ざけたい話題を見つめさせる数少ない契機なのは確か。

01/05 11:45
0255文字
全10件中 1-10 件を表示
14歳からのニュートン超絵解本 死の科学評価67感想・レビュー10