形式:単行本
出版社:彩図社
ちなみのちなみ。Kindle 読み放題で読ませてもらったけど、これはちゃんと購入することにしました。
つい先日キャンベラで安楽死法案が可決されました。まだ詳細読んでませんが、待ち望んでいた多くの人には朗報かと…。
→とてつもなく大きくて重いボールを手渡された気分である。余談だが医者っていうのは…。実名(大学名)までさらされていることを自分たちは被害者だとしか思わないんだろうな。患者はモルモットじゃないし、あなたたちの自尊心を満たす人形でもない。もちろん全員がこんな奴らだなんて思わないが自分が入院した病院も失望しかなかった。自分たちは「お医者さま」だと思っている。今は病院を変えた。私レベルでさえそうなのだから氏はどれだけ悔しく辛かったのだろう。どうしたら「病院さま」「お医者さま」を変えられるのか。→
病院に対する不信をここで嘆くだけでなく、変えるために私たち一人一人に何ができるのか冷静に考えていきたい。それがこの本を読んだ私にせめてできること。
ちょっと気になったのは、著者の「”生きるのしんどいから安楽死したい”みたいなのは、わがまま」的な主張。彼女は、わがままではなく、「正当な理由で」死ぬ選択をする制度が整えられてほしいと考えているとのこと。実際に肉体的な苦しみを抱える著者からしたら甘えに見えて腹立つんだろうなとは思うんだけど、彼女もいうように、精神的な辛さというのは数値で表せられるものではないし、「死ぬ正当な理由」とはいったい何だと考えると中々簡単に答えは出ず、うーん…となってしまった。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます