読書メーター KADOKAWA Group

みちびきの変奏曲 (集英社文庫)

感想・レビュー
29

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
くるみ
新着
抜粋……誰もが、暗い道に希望を指し示してくれる『きらきら星』を求め、また誰もが、誰かの『きらきら星』になり得る
0255文字
おさと
新着
優しい物語だった。
0255文字
motopurin
新着
ネタバレ一人の女性の思いから繋がる物語。とても哀しく綺麗なお話だった。
0255文字
qoop
新着
悲惨な事件の被害者が遺した末期の謎。答えを求め、被害者の縁の糸を辿る男……如何にもミステリらしい幕開けから哀感と情実に溢れた物語が転がるように展開していく。改めて被害者の人生が縁ある人々に響き、心底に澱んだ澱を濾して澄ませる過程を暖かく読ませてくれる。意地悪くいえばご都合主義的な展開が続く童話のような読み応えなのだが、そこをミステリ的に伏線回収することで趣き深い読後感が得られるのだろう。
0255文字
チェス
新着
良き話し、面白かった
0255文字
み
新着
連作短編集、温かい空気でした。ジャケが、ちと怖い印象ですがね。
0255文字
makko
新着
う~ん。だった。
0255文字
yabuhibi89
新着
図書館蔵書。通り魔殺人の被害者女性のまわりの人々の話。 リアルな事件を思い出しました。
0255文字
小春
新着
通り魔に襲われ短い一生を終えてしまった女性の過去辿っていく物語。派遣会社の棚橋は担当の清藤真空のダイイングメッセージの意味を真空が関わった人達から少しづつ解き明かしていく。一つ一つ章がすすむにつれ辛い話しなのになぜか気持ちが穏やかになっていく気がします。最後は意外な結末だったけれどこれで良かったと思う。真面目に一生懸命生きている人達に理不尽な事が起きないような世の中になってほしい。
0255文字
mimimi@
新着
ネタバレ理不尽に命を奪われた被害者の関わった人々一人一人が語る事で物語は進み被害者はどんな人物だったのかだんだんわかりその中できらきら星の謎を追っていく。 自分は亜麻色の髪の乙女の章が一番印象深かった。
0255文字
Ssai
新着
通り魔に襲われて亡くなった女性、その最期を看取った人材派遣会社の主人公は、死に際の彼女のメッセージを知るため縁のある人を訪ねていく。ミステリ的でもあるが優しい物語。 1人の人が亡くなる。肉親以外でもこんなに関係がある人がいるのだと気づかせてくれた。
0255文字
シチュー当番
新着
今はもう居ない女性を柱に据えた短編連作。 物騒な、悲しい事件から物語は始まるのに優しい旋律がずっと寄り添う。 シリアスからコミカルに、章ごと違った印象で物語が奏でられる。 棚橋さん、何故あなたは…? もっと多くの人に、読んで欲しいと思った一作です。 一晩でするすると読んだ。 続きが気になって夢中になる、という感じとはちょっと違った。 読みやすくて、笑ったり泣いたり、ハラハラしたりしながらいつの間にかぐいぐいと読んでいた。
0255文字
練りようかん
新着
ネタバレ無差別殺傷事件で亡くなった女性が最期に伝えたかったことは何か、ゆかりのある人に聞き込みをしダイイングメッセージの解読を目指す連作短編集。聞き手の男性は誠実で真摯に応じなければと思わせる空気があった。話をした方が救われたり心が軽くなったりする展開で、物語世界からは静謐な印象を受けるのだけど深い悲しみも感じさせるムードがムンムンで、男性はなぜそんなに必死に探るのか、女性との関係性と胸の内をめぐるほのミスに引き込まれた。特に面白かったのはナルシスト音大生編、変奏曲を弾くうちに情熱を取り戻す様が最高、良かった。
0255文字
北澤
新着
優しいお話でした。
0255文字
あいあいあい
新着
そういう展開になるとは思ってなかったけど、人のやさしさをたくさん感じれた。自分とっての印象とまた別の人にとっての印象は変わるもので、どうか関わったかによって良くも悪くもまわりにいろんな影響を与えるということを改めて知った。どこにでもおる人のようでみんな個性があるのでおもしろく読みやすいお話です。
0255文字
夢現
新着
ネタバレ通り魔に襲われて亡くなった清藤真空の遺したきらきら星の謎を知るために進んでいくお話、人と人との交流がメイン。ミステリーとあるけど、そんなに重く捉える感じでもない。真空の最期を看取った棚橋さんが、彼女と関わった人々に話を聞いていく、そしてそれらが真実へと近づいていく、なんとも優しい物語でした。棚橋さんが訪れたことによって、前を向けた人や変われた人が、これからも真空と彼の存在を憶えていてくれたら嬉しい。〝誰もが、暗い道に希望を指し示してくれる『きらきら星』を求め、また誰もが、誰かの『きらきら星』になり得る〝
0255文字
コチ吉
新着
鮎川哲也賞受賞の作家だが、初めて読んだ。ミステリ要素はほんの味付けであり、物語は、真空と棚橋という二人をテーマにした変奏曲というタイトル通りの趣き。二人の思いが、残された人々の今後の生き様の中でさらに変奏を遂げていくのだろう。
0255文字
ユウハル
新着
通り魔事件で亡くなった女性が最後に残した謎の答えを見つけるために彼女と関わった人々を訪ねる。 彼女が何を伝えたかったのか棚橋さんと一緒に話を聞いている気分になる。 それぞれの人生の一瞬だけ関わった清藤真空。 とても読みやすくそして優しい物語に夢中になりました。
0255文字
くまくま
新着
図書館
0255文字
はるはる
新着
通り魔に襲われて亡くなった真空 彼女を看取った棚橋が真空のメッセージの謎をとくために出会う人ぴと キラキラ星 がちりばめられたような優しい言葉。。。 これからでも誰かのキラキラ星になれるだろうか と 思った
0255文字
ベローチェのひととき
新着
妻から廻ってきた本。表紙の絵がちょっと怖い感じだったのでホラーミステリーなのかなと思ったが、なんのなんの心暖まる優しい物語でした。通り魔に襲われて亡くなった真空の最期を看取った棚橋は、真空が死ぬ間際に遺した指の動きのメッセージの意味を解明するために真空と関わりのあった人達に数珠繋ぎ的に会っていく物語。りみあさんがとても印象的でした。棚橋さん、お疲れ様でした。
0255文字
のんちゃん
新着
派遣社員の清藤真空は通り魔に遭い亡くなる。彼女の所属の派遣会社社員の棚橋はその場に居合わせ、彼女の最期の思い、ある指の動きを目にする。それが何を意味するのか棚橋は、生前彼女と関わりのあった人々に会いに行き、それを探る。その行き先々で棚橋は彼らの生き方も変えていくという優しいミステリー。新年早々、涙する読書となった🥲指の動きは『きらきら星』を鍵盤で弾く動き。壮絶な経験を自身も通っている棚橋の言葉の数々が、この殺伐とした世の中にいる登場人物や私に響く。私も誰かのきらきら星になれると嬉しい。良書でした‼️
ゆき

のんちゃんのレビューだけでも涙が出てきそうです🥲もらっていきますね✨

01/08 10:01
のんちゃん

ゆきさん、お薦めです‼️しっとり泣ける作品です😚

01/08 11:47
0255文字
のん
新着
無差別殺傷事件の犠牲者となった真空。最期に残した手の動きは「きらきら星」のピアノを弾こうとした?主人公棚橋が真空に関わりのある人を訪ねて行く。どこにでもいる普通の人、それぞれ人生のエピソードは各章のタイトルと結びついて上手くひとつに。良かったです。図書館の本。
0255文字
読書と紅茶🥰
新着
ネタバレ誰もが誰かのきらきら星になれるというお話。ラスト、棚橋さんの章が読ませる。共感力高い人生き辛さあるある。わかる。読み終わった後、ほんのちょっと自己肯定力を高められるかも。第4章の登喜子さんの叶わなかった恋の話も切ない。
0255文字
ら゛
新着
ネタバレ思ったよりヘビーな真相というか、まあ、通り魔の被害者でしかも身内がいないという時点で、ある意味予想通りなのかもしれないが、主人公にいかに肩入れできるかが、作品の評価に繋がるかな。個人的には男性の過去、必要だった?とちょっとだけ感じちゃいました。主人公の彼女だけで書ききって欲しかったかな。これはこれで良いと思う反面、彼女の一生がちょっと霞むというか少しボヤけた気がしちゃました。ただ、こういうレベルの作品がいきなり文庫化、文庫書き下ろしなのは正直嬉しい。今後も期待してます、作者さんは辛いだろうが。
0255文字
ナオ
新着
初読みの作家さん。通り魔に襲われて亡くなった女性の最期に居合わせた男性が、彼女の死の間際のメッセージの意味を知るために、彼女のゆかりの人間を訪ねて行く物語。 もともと早く母親を亡くして、施設で育っていた彼女は縁も薄く、訪ねて行く人達ともそこまで深い繋がりが無いのが、悲しい気がした。鮎川哲也賞の人だけあって、読み進む先には小さな謎と驚きがあって、上手いなとは思うけど、私にとっては悲しさが匂いたつ作品です。最後に男性の秘密も明かされるけど、それもまた切ない。
0255文字
Mayrin
新着
関係する人々の優しさが詰まった本でした。
0255文字
ツバサ
新着
親切は回っていく。人の優しさや善良さがどれだけ貴重なものか、よく分かる物語でした。清藤真空さんが死に際に残したメッセージが鍵になっていて、様々な人に優しさが連鎖していく様子は非常に魅力的な物語でした。人と人の繋がりはそれぞれ違うが、根っこは一緒なのがいいですね。ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/11/23/210000
0255文字
全29件中 1-29 件を表示
みちびきの変奏曲 (集英社文庫)評価95感想・レビュー29