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奇跡のフォント   教科書が読めない子どもを知って―UDデジタル教科書体 開発物語

感想・レビュー
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うめこ
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📚仕事でよく使わせてもらってるUDフォントの開発物語。1つのフォントをつくりあげるのに、こんなにも労力がかかるのか。何も考えずに使っていた。当事者に寄り添い、きちんと現場に足を運んで、こだわりを持って仕事をしている高田さん。そんなフォントの良さを活かせるように、使う側の私も常に意識したいと思った。
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とみぃ
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Windows10に標準搭載されていて、読みやすいので、子ども向けや教育系のプレゼンに積極的に使ってたけど。 この書体が読み書きにハンデ持ってる子にとってもみやすい字体になってるのは、初めて知りました。素敵な話だし、ユニバーサルデザインと言われて久しいですが、大切な話。
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うっかり呑兵衛
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職場図書館。数年前からメインで使っているフォントだが、良いと聞いたし何となく読みやすいくらいの理解だったのが、その誕生過程から効果のエビデンスまでを知れて、今後も使っていこうと思えた。一方で何度か繰り返し述べられているのは、これがベストではなく他の書体の選択肢も求められているということであり、盲信しないようにしたい。個人的には「UDデジタル教科書体のBボタンは仮想的に太くしているだけで文字が潰れて読みにくくなってしまいます/必ず書体名で選択」(P223-224)というのはまさにだったので早急に対応したい。
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かんろ
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ゆる言語学ラジオ本大賞2024きっかけで購入。フォント作るのにこんなに手間暇かかってるのかと知れた。いま、タイ語学習してるからタイ語フォント読めない問題を思い出して見やすいフォントてありがたいよなぁと思ったり。(本文にタイ語フォントのこともちらっと書かれてたから、わかりみ!てなった) 音読も黙読もたいして苦労なかった小学生の頃に隣の席で音読つっかえてた子を読み方ヘルプしてたこと思い出したりした。
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千春
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★★★★ 書体やフォントがこんなにもいろいろ考えられて作られているとは。今まであまり気にも止めていなかった世界を知ることができて、とても良かったです。学校で働いているので、より興味深かった。ノンフィクション系はほとんど読まないけど、たまにこういう素敵な出会いがあるから、読まず嫌いしないで、いろいろ読んでみないとなー。
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satto
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活版印刷の目的で作られたフォントは、現代の印刷やコンピュータでの表示にそぐわない。ディスレクシアの子どもたちのためのフォントを開発していたら、結果的に現代のコンピュータでの表示に最適なユニバーサルデザインなフォントになっていたのは素晴らしい。 特別章にあるUDフォントごとの利用目的や、Wordでの行間設定に関する説明は、文書作成する人なら全員必読だと思った。
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W.
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ゆる言語学ラジオから知った本。ノンフィクションとしてとても面白いだけでなく、ユニバーサルデザインやローヴィジョン、ディスレクシアなどの知識も得られた。ただ読みやすいフォントであるだけでなく、それを必要とする人たちの置かれている環境や、作り手のこだわりや想いを知ることができた。
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ふなこ
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文字を捉えることが苦手な機能性ディスペプシアの子どもたちのために開発されたフォント「UDデジタル教科書体」の開発のお話。フォントがユニバーサルデザインであることは知っていたが、フォントの開発の苦労・エビデンスの作り方・会社の収益と社会的責任のバランス等知らなかったことがたくさんあった。筆者の高田さんの情熱が胸を打ち、何度か涙しながら読んだ。とても感動したんだけど、私が同じ職場にいたら「そんなコスパ・タイパの悪い仕事はやめろ」と言ってしまいそう。自分の仕事の仕方について向き合う機会にもなった。
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ぴぴぴ
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自分は割と好奇心旺盛な方だと思っていましたがこんなにも身近に知らない世界が広がっているとは思いませんでした。そして高田さんの熱意と志には尊敬の念しかありません。また、仕事とは何か、生きがいとは、を考えさせられました。就活の前に読みたかった一冊。
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於千代
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ディスレクシアの問題を知ってからずっと使っているUDデジタル教科書体。様々な困難の中でも誕生した、まさに「奇跡」のフォントだということがわかった。ユニバーサルデザインだから、きっと読みやすいのだろうという程度の解像度しかなかったが、どのようなことをデザイナーが意識し、どんなエビデンスがあるのかを知って、よりこのフォントを使っていきたいと感じた。
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もっくん
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最近よく話す人がディスレクシアで、その人からUDフォントのことを教わった。今までの資料作りにおいて、フォントはデザインの一つとしてしか考えてなかったけど、何がリーダブルなのかまでは考えていなかった。フォントの話だけではなく、このフォントを世に出すまでの話は、まるでプロジェクトXを読んでいるようでした。
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みかん
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一口に「文字が読めない」といっても、その原因と様態は多岐多様にわたるということを知った。子どもだった頃、クラスに一人は音読がおぼつかない子がいたものだった。人並みに読めない、それは私が思う以上に彼らを苦しめていたのかも…子どもを導く立場の大人で「読字障害」を知っていた人はおそらくいなかったのだろうな。UDデジタル教科書体が世に出るまでたくさんの熱意を持つ人とたくさんの読字に困難を抱える人が関わった、その事実に胸が熱くなりました。何度も頓挫しそうになりながらも、人との出会いや法律の施行など、偶然の一言で→
みかん

片付けられない出来事が起こって決して埋もれなかった、その不思議さに胸打たれました。

12/26 16:30
みかん

発達障害の当事者が生い立ちをUDデジタル教科書体で綴った本の編集者が、このフォントの開発話を聞き及んで「奇跡の」とタイトルに入れたのだそう。このエピソードだけでムネアツです。奇跡と言いたくなるその気持ともよくわかります。

12/26 16:39
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なつみかん
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ネタバレ日本語学習者向け授業で愛用しているフォントの開発秘話。開発者の思いを知ることができた。明朝体=活版印刷時代や 、印刷物の本文。ゴシック体=強調やコミック雑誌など質の悪い紙面への印刷、ディスプレイでの表示。UDデジタル教科書体、ロービジョンやディスクレシアなどを配慮し視認性、可読性を高めた、UDはユニバーサルデザイン。印刷方法や表示デバイスに応じた進化なり最適化されるんだなぁ
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K
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ネタバレ普段何気なく目にしている文字のフォント。パソコンがない時代の手書きから始まりディスレクシアなどの読むことに障害のある人たちが読みやすい文字『UDフォント』を開発するまでの苦労。今手にしている新札の文字もUDフォントであり教科書にも採用されているとのこと。面白くそして自分が当たり前にできていることができない人がいるということを考えさせられました。
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ニンニ
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知らずに気に入って使っていたUDフォントにこんな強い想いが込められていたとは、驚き感動した。
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じーゆー
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職場では、色々な文字を目にする。そして、私の職場ではたくさんの子どもたちを相手にしている。その子たちのために、合理的配慮として、時々ルビ打ちをしているのだが、子どもが感じている困難さや苦しさに向き合わず、作業的に行っていた。 この本は、困難を感じている人も含め、万人に読みやすいフォントって何だろうと奮闘した高田さんの奮闘記である。 何気なく使っているフォントの成り立ちに本当に心を打たれた。ただ、いつも万人受けするわけではない。状況や対象者に応じて、何が1番最良かを常に考えなければならないと思った。
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もも(5さい)
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ネタバレフォントにはデザインだけでなく機能があることを本書で初めて知った。障害のある人の識字機能を補助するだけでなく、一般人の読む速度をも左右する機能があるという。これまでなんとなく雰囲気で選んでいたが、Office のアプリのデフォルトフォント設定をBIZ UD ゴシックに変更した。一人称で語る業界ドキュメンタリーは馴染みがなくて、なんとなく目を合わせたくない感じの読み方をしていた。開発秘話に添えられた文字に関する知識を得たところで、巻末のWindowsでの実践的なフォント設定の開設。今日から使える知識。
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ゆうゆう
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ネタバレユニバーサルデザイン、フォントにもあるなんて知らなかった。「UDデジタル教科書体」の開発に心血を注いだ高田裕美さんの一冊。TB(タイプバンク)時代、会社の危機、モリサワ時代、2016年6月にリリース。視覚障害の幅がこんなにあるとは知らなかった。ロービジョンという概念。たしかに、今は見えていても老後は誰もがロービジョンじゃないか。紙と画面で見えやすいフォントが違う、そんな当たり前のことを知らなかった。こんなに長い年月かけて「開発」していたとは。平等な社会から公平な社会へ。仕事でもフォントに気にしてみよう。
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bluemint
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私は今まで何も成し遂げられなかったので、このような、逆境を乗り越えて社会に有用なものを創り上げる記録を読むと胸が熱くなる(それにしてはNHKのプロジェクトXには違和感を覚えるのだが)。弱視者用の活字は既存のものをただ太くすれば良いものではなく、全く別の字体をゼロから、テストを繰り返しながら創る必要がある。採算が取れないという理由で親会社は諦めたが、利用者の層や使用場面が限られていても、それが社会的な課題を解決に導くものであれば必ず出す価値はある。このフォントは今ではexcel にも標準搭載されている。
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hjms
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タイプバンクのフォントデザイナーによるフォント開発奮闘記。フォントは時代に寄り添うようにアップデートされていくべきという言葉にはっとさせられた。著者と同じように文字を扱う仕事をしているものとしてフォントの成り立ちにもう少し関心を持たねば、と背筋が伸びました。早速UD教科書体をデザインに取り入れてみたい。
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777 Ahiru
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いつも使っているフォントの開発、裏側の物語に考えさせられた。UDについて勉強していきたい。
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けろりめし
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メモ:借り本
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Kei
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さっそく、使ってます。 プロジェクトXで、ぜひ、取り上げて欲しいストーリー。 商品パッケージに関わっている仕事をしていると、デザイナーは棚で見える表面しか考えていない人が多いが、実際には、裏面の記載を読んでから購入されるお客様も多く、この本を読んでパッケージにもまだまだできることがあると感じた。 図書館で借りて読んだんだけど、購入したくなった。
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ris3901
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ネタバレざっと読みですが、フォント開発とはこんなに大変なものかと。開発からリリースまで8年。全く知らない世界でした。 そしてUDデジタル教科書体が現Windowsに標準搭載されていることをExcelで確認。恥ずかしながら知りませんでした。 読みやすいものをと思うとメイリオを使っていましたが、今後比較使用してみます。プロジェクトXが再開されたこの機会に映像化してほしい。 ディスレクシア等読みに困難を抱える子達の一助に!との熱量が伝わる良い作品でした。
Frederick

そうなんです。前から気になる作家さんではあったのでこれをきっかけに読んでみましたがとても良かったです。先生がディスレクシアの定時制生徒岳人に、タブレットでフォント変換した教科書を見せてあげるシーンで使われていたのがこれかなと。こんな風に困難に寄り添えると良いですね。

04/14 20:52
ris3901

そうでしたか。その場面、読んでみようと思います。 紹介ありがとうございます!

04/14 21:04
5件のコメントを全て見る
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carrion_crow
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UDデジタル教科書体の開発物語。 著者のフォント開発との出会い、フォント開発の歴史、ユニバーサルデザインの検証、会社買収によるピンチ! デジタル教科書で時代が追い付いてきて一発逆転に至り、ディスクレシアに対する効果検証……と盛りだくさんで大変面白い。 UDフォントは他社も手掛けていたが、研究によるエビデンスまで目指した所に特徴があったらしい。フォント開発とはかくも手間のかかるものかと感心。 仕事に明け暮れる青年期、会社に翻弄される壮年期、社会貢献を目指す老年期と会社員人生の一代記のようでもある。
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る
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出てくる人たちがみな、使命感に追われているのがかっこいい。日曜ドラマ化希望。
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宇宙猫
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★★★ 学習障害で文字が読めない人達でも、読み易いフォントを開発した記録。日本語は文字数が多いから、フォントの開発が大変なのがよく分かった。ディスレクシア(読み書き障害)は、日本は欧米に比べて少ないのに、それでも5~8%とかなりの割合なのに驚いた。国が積極的に対処すべき問題なのではないのか。興味深い内容だったけど、専門的な細かい説明や繰り返しが多くて読み難かった。
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ひよこまめ
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▼普段何気なく目にしているフォントの開発と、いま読むことに困難を抱えている子供たちに光を当てる良い本だった▼著者のフォントデザイナーとしての半生は、プロジェクトXを読んでるようだった。▼フォントを通して同じ時代を生きている子の力になる 著者の強い思いを受け取ったように思う
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おっきぃ
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著者の半生と会社人生を語ることを通じて、フォントが見る人にとってどんな影響があり、フォントを作る人たちがどれだけの想いを込めて作っているのかを知ることができた。 仕事というのは社会の課題や問題を解決することで、とはいえ会社の状況や社内の状況に振り回されてたり、あるいはたまたまかもしれないけど受け入れられるタイミングで表舞台に出せたり、色々なことが詰まっている本。若い人に読まれて欲しい
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たまきら
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読み友さんの感想を読んで。UDデジタル教科書体をWindowsで使ったときに読みやすさに驚いたのを覚えています。最近老眼が始まり、文字の大きさ・デザイン、インクの色によっては読書にストレスがかかるようになっていました。この本を開いてビックリ。フォントサイズが小さいのに読みやすい…!著者の丁寧な説明により、なぜ読みやすいのか、そもそも書体デザインとはなんなのか。さらには写植屋さんがデジタル化されていく歴史も知ることができて大変面白い内容でした。さらなる進化系が見てみたい。現場のみなさんありがとうございます!
毒兎真暗ミサ【副長】

たまきらさんのイメージ、かっこいいですから似合います✨

02/22 07:55
たまきら

わあうれしいな♡

02/22 08:10
9件のコメントを全て見る
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煮茶梅
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毎日何気なく目にしている文字ですが、文字のフォント一つ一つに開発者がいて、その涙ぐましい努力によって私たちに届けられているとは思いませんでした。この本のタイトルにもなっている「UDデジタル教科書体」はまさに著者の30年以上の経験と知識、そして視覚、学習障害の研究者たちの地道な努力の賜物でした。社会貢献の形は様々ですが、デザイナーが誰もが読みやすい文字を開発することも社会貢献であると気づきました。
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siomin
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ディスレクシアやロービジョンなどのため教科書の文字がうまく読めない人が一定割合いるそうで,そのような人でも読みやすいフォントを開発したおはなし。確かにフォント一つで印象が変わるのはわかりますが,フォントの差で教科書の内容が理解できるできないは非常に大きく,UDフォントが広まって好評を得ていく流れは感動を覚えます。私もUDフォントを利用していますが,その仕組みを知り得たというのも大きいですし,電算写植からデジタルに移行するフォントデザインの現場の話も貴重でした。
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Bridge
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フォントデザイナーの仕事を理解する上で、とても参考になる本。そして、何年か前まで一般的だったフォントが読みにくい人は、どこがどんな風に読みにくいのかについても知ることができる。ユニバーサルデザインとしてのフォントは高齢者を念頭に開発されたのも、知らなかった。読書メーターに感謝。
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むっちゅ
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障害児教育に携わること30数年。パソコンで教材を作れる、夢のような時代がせっかく到来したというのに、なんで子どもらにこんなに不親切なフォントしかないんだ、と長年不満だった。UDデジタル教科書体を初めて見たとき、これを待っていた!と拳を握った。著者の苦闘に心から感謝を捧げる。今やこのフォントは、世間で頻繁に見かけるようになった。しかし、読みやすいフォントについての本のフォントが、こんなに小さく読みにくいとは!「ほんの少し文字サイズを上げるだけで、ぐっと読みやすくなる」って書いてるのに‼️猛烈に悲しくなった
masa

仕事で同じ文章を書いた資料の片方は頭に入ってくるのに片方は読む気すらしない理由が、フォントの違いのせいだと気づいたとき衝撃でした。本当に大切ですよね。

02/03 20:34
むっちゅ

masaさん、おっしゃる通りです!UDデジタル教科書体の開発は、弱視の方のための字体の探求から始まったそうです。でも、障害の有無に関わらず、あらゆる人にとってフォントの選択は重要なんですよね。そこを知らしめたのも、著者の大きな功績だと思います。

02/03 21:47
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かお
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ディスレクシアや、弱視の人が見やすいフォントの開発物語。1文字の調整だけでも大変な事だと、今更ながら驚いた。途方もない作業。ひらがな、漢字、英数字…。 当たり前にパソコンで書式を選んでいたけど、凄い人達の力で使わせて頂いている。 内容は熱く、素晴らしい! しかし、本文が小さくて、でも文字は読みやすいからサクサク読めるという不思議。 これを体験する為の文字の小ささなのかな?
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お茶が好き
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◆UD(ユニバーサルデザイン)デジタル教科書体については、名前だけは少し前のExcelやWordに大量にプリインストールされているのが邪魔だなと思いつつ見ていたけど、どんなフォントなのかを知ろうとしてなかった◆ので、冒頭のディスレクシア(発達性読み書き障害)の人から見た一文の「見え方」が衝撃的だった。弱視(ロービジョン)の方は眼鏡を掛けていない時の見え方なのでわかりみが深い◆教科書の原稿や資料を作る人向けのフォントだと思っていたけども、寧ろ「誰にとっても読み易い」を目的にされているなら万人向けだった。
お茶が好き

正しい画数や字の形状が分からなくなる◆マジで、かなカナ漢字に英数字、の種類が多い日本語で全般的に読み易くするために、既存の書体を比較してルールを作ってロジック化してくのが凄い。さらっと読んでるだけで無理◆そうしてルール化しても、最終的には見た時、実際に書く文字との違和感との擦り合わせが大事になるのもクオリティ命でやり直すところも凄い。無理。しんどい◆デザインフォントが有償なのは当然よなあ…と思うのと、凄く読み易いのにプリインストールされてるフォントとか凄いなあ…と思うのとでいっぱいだった。

01/20 16:06
お茶が好き

他面白かったところ◆書体の読みやすさで問題が解きやすくなって子どものやる気と自信アップ◆日本語に全く知識のない留学生も(文字を習う前の子どもと同じなので)最初に目にした日本語をそのまま吸収しようとする◆活版印字では押し付けるから細めに作ってた、それを写植の文字には細すぎる。デジタル化でもビットマップフォントからアウトラインフォントへ。もし空中ディスプレイ等に投影することになったら、その時にも読み易いフォントや書体は変わるかも◆P224前後の使用例の講座◆ボールドと、ボールドのウェイトをつけた文字は別モノ。

01/20 17:47
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梅
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「UDデジタル教科書体」がリリースされたときに、おぁっ!と思った記憶があり手にとりました。今ではさまざまなプリントで使われています。その開発物語は読みやすく現場の様子などが伝わってきました。そして 一つのフォントを作ることがいかに大変であるのか知ることができました。第五章にある「本当の多様性ってなんだろう?」はほんとにそうだなと思いました。高田さんに会って見たい、いろいろ話を聞いて見たいと思いました。
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本を読む猫
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フォントを創るというのは時間も手間も経験もいる。UDフォントが開発された経緯と熱意が伝わる本。UDがユニバーサルデザインということは知っていたが、誰もが読みやすい字ということが改めて実感できたので積極的に使用していきたいと思った。
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shikada
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ディスクレシア(読み書き障害)やロービジョン(弱視)でも読みやすい書体の開発秘話。明朝体は横線が細く、弱視の子は全体の形を捉えにくいなど、各フォントを比べた図示が多く、イメージしやすい。日本語の教科書で使うフォントでは、見やすさはもちろんのこと、書き順や「とめ、はね、はらい」が理解できるフォントでないといけない。社内の事情に振り回されながらも、現場の検証も重ねて、開発にこぎつけている。教科書の読みに苦しむ子どもの「このフォントなら読める、自分はバカじゃなかったんだ」って感想がとても印象的。
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joyjoy
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中学校図書館。借りてパラパラとページをめくってみたときには、字が小さくて読むの疲れそう、という印象だったのに。。。読み始めたら夢中になって、あっという間に読了。老眼にも優しいフォントであることを実感。制作にまつわる物語を知ることができ、より親しみを感じる。UDデジタル教科書体。まわりの方にもお勧めしていきます。「平等」よりも「公平」を、「多様性」という言葉を隠れ蓑にしない、などなど、考えさせられる言葉も多かった。
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奇跡のフォント   教科書が読めない子どもを知って―UDデジタル教科書体 開発物語評価66感想・レビュー109