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虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛 (角川ホラー文庫)

感想・レビュー
75

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kiti
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シリーズ続編「死蝋の匣」は読了済み。家裁調査官だった白石が仕事を辞めた理由が切なかった・・・かつて自分が担当していた少年が殺害された。しかも監禁殺人を犯した上で。空白の期間に元少年の身に何があったのだろうか・・・途中出てきた少年たちがそのように関わってくるとは。作中に出てきたアメリカの事件が気になった。ディー・ディー・ブランチャード殺害事件が元ネタ?
0255文字
detu
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7/22~26了。人物ロンダリングがすごくて、メモ取って読まないと訳わからんくなりそう。衝撃的な内容ではあったけど、深く入り込んではいけなかった感。
0255文字
天使の奇跡
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先にシリーズ2作品目読んでしまったので、慌ててこちら読んでみた。2作目はこの8年の間の事件ですね? この作品、あるあるですけど、章と章の時代が違ってた、繋がらないなぁと思いながら読んでて、最後に繋がった、なんかあっさりでした。ドキドキ感とんじゃいました!2作品目の方が面白いし怖かった!
0255文字
神無氷雨
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ネタバレ櫛木理宇の持ち味が凝縮された、極めて完成度の高いサイコサスペンス。冒頭の「人を犬として飼う」設定から読者の倫理観を激しく揺さぶりつつ、事件は単なる監禁にとどまらず複雑な因果へと発展していく。伏線とミスリードの技術は圧巻で、緊迫感に満ちた展開から目が離せない。登場人物たちの内面や過去が丁寧に描かれることで、物語に深みとリアリティが加わり、読者を強く惹きつける。また、虐待の連鎖という重いテーマを軸に、犯罪と人間の心の闇を鋭くえぐる構成は、社会に対する静かな警鐘でもある。精神を蝕まれながらも読む手が止まらない。
0255文字
ゆうみ
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主人公のキャラ(二枚目、とあるトラウマによって職を辞した、主夫、密かに警察に協力している)がとても良かった。応援したくなる。 物語は終盤にかけて登場人物が増え、複雑に交わって行くので誰が何だっけ?って着いていけなくなりそうになりながら読了。虐待の連鎖が広がりに広がって大変なことになってた。 最後、白石と紺野さんが再開するところが良かった。あの後どうなったかめちゃくちゃ気になる。
0255文字
沙織
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元家裁調査官白石は、かつて担当した少年が7年経った今、刺殺されたと連絡を受ける。内気だった彼に何が起こったのか。虐待やいじめのつらい描写もあったが、心理学の知識で考える白石と、大雑把でいて細やかな気遣いを見せる刑事和井田の掛け合いが良く読みやすかった。自分がされたら、誰かにやらずにいられない。目撃したら自分に降りかかってくる恐怖から、同調する。またはより弱いものを虐待する。人間の弱さが悲しい。
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芋猫
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元家裁調査員の白石を、友人の刑事・和井田が訪ねてきた。かつて白石が担当した薩摩治郎が他殺体となって発見され、更には治郎が引きこもっていた実家の離れから、鎖に繋がれた全裸の女性が見つかったという…。題名からして監禁系だろうと見当はついたが、予想してたよりもミステリ色が強くてページを捲る手が止まらなかった。終盤で適当に設定を盛りまくるだけのことをどんでん返しと宣う作品もある一方、櫛木作品の設定には一貫性があって信頼できる。生命力モリモリの白石の妹&和井田にほっとする瞬間があるのも良かった。
0255文字
ミドリ
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被害者の被害者の被害者の被害者… 強者にとっての強者、弱者にとっての弱者… 謎もどんどん出てくるし、洗脳の伝播や支配の連鎖が絡まりあってる。 すっきりして終われたかと思ったらエピローグで叩き落としてくるこの感じ、大好物です。
0255文字
すたこ
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★★★ホラー文庫の割には怖くなかった。けど、胸くそは非常に悪い。先が気になりすぎて一気に読了。気分は良くないが面白かった。途中から登場人物が続々と出てくるので整理するのが、ちょっと大変だった。白石のキャラより和井田の方が好き。この友人とのやり取りが良かった。食事も癒しだった。
0255文字
sammy
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ネタバレ残虐な事件や描写も多いけれど、主人公の白石とその友人の和井田のキャラクターに救われて読み進められる作品です。封建社会で生きてきた女性の中には、アズサのような策略を駆使して弱者を装って男を手玉にとっていた人もいたかもしれないと思います。依存症と共依存症など当事者にしか分からない所までよく理解された作品。
0255文字
メルモ
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★★☆☆☆
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らすかる
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白石シリーズ第1弾。残虐慣れ(?)しているので驚く程の凄惨な事件ではないかも、なんて思っていたけれど読み進めていけばいくほどムナクソ悪い。ムナクソが連鎖して加速していく。3章で出てくる少年たちが事件にどう関わってくるのか、事件の真相は何なのか知りたすぎて読む手は止まらない。ラストも衝撃。合間合間の白石の手料理が清涼剤のようだ。白石のトラウマもようやくわかった。まだ2作品しか出てないのかな?主要人物が大好きなので絶対追っかけるシリーズ決定👍✨
0255文字
バジル
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叙述トリック??ちょっと驚かそうと頑張りすぎたというか、捻ろうとしすぎたというか、ラストがすぱっと決まらなかった、、残念。主人公のキャラもまだ活かしきれてない感じだけど、友人との絡みはなかなか面白く、シリーズ二作目に大きく期待👍
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@
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KindleUnlimited 2023年3月22日発行(Kindle版772円、文庫858円) なかなか胸糞悪い内容でした。褒めてます。 途中で時系列が分からなくなりました。そこがミソ?
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みみ
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★★★★☆
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火冬
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【評価:満足/媒体:電子】面白かったけど超絶エグい。メンタル根こそぎ削られる。どこまでも続く負の連鎖に飲み込まれそうになる。黒幕の正体には驚きを隠せない。完全にノーマークの人物だった。
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パン屋
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★4つ 精神的にきつい、これは結構引っ張られる小説ですね。連鎖って怖い
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ゲンゲン
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洗脳って怖い。まさかの人物が犯人で驚愕した。虐待の描写が残酷で読むのが辛かった。白石の再就職が決まり、今後どうなっていくのか気になるがこれで完結かな。
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Yusuke Kitada
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残虐な描写は読んでいて辛かったが、先が気になる展開で一気に読めた。
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ちさと
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ネタバレまさにタイトル通りのストーリー。冒頭から胸が悪くなる残酷な描写が続くが、結末が気になり一気読み。最後の最後まで展開が読めず、意外すぎるまさかの犯人に衝撃を受ける。トリックにすっかり騙された。洗脳って本当に恐ろしい。飼育事件の被害者女性が最大の被害者であることははもちろんだけれど、犯人もまた…負の連鎖が断ち切れて良かった。
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spica
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ネタバレ女性監禁事件の犯人が刺殺された!という導入から、監禁のおぞましさや犯人の周辺の怪しさから事件が広がっていく。いきなり現れた中学生の視点は、時系列のずれがあるんだろうと踏んではいたが、過去だと思ってた。まさか8年後とは。その叙述トリックの解説が地の文で丁寧にされすぎてて、読者ってここまで書かれないと読解できないのか、作者や編集者にそう思われてるのかと気になった。イキってる中学生が痛々しい。ネットでよく見るイキりに似てる。パン屋の描写でパンを食べたくなった。
0255文字
ヒロ姐
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ネタバレプロローグであぁこんな場面が度重なってたら嫌だなと一瞬後悔したものの結局エピローグまで一気読み。海斗と未尋が薩摩家の事件にどう結びつくのか途中で止められない展開とかなり意外だった真相は期待を裏切らずとってもとっても面白かった。今後もこの白石洛と和井田瑛一郎コンビからは目が離せない。惹きつけて離さない刺激と魅力。櫛木理宇中毒再発の予感。
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aquamarine
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新刊がこのシリーズだと知って読み始めたのだが、途中で読んだのを心底後悔した。しかしミステリとしての先は気になるのでもうやめられなかった。そんな読み方をしたので仕掛けにはほとんど気付かず、最後の回収に圧倒されるばかり。読後、一応頭の中は整理できたが、確認のためもう一度読む気には到底なれない。文庫化に際して最後の部分をかなり加筆修正されてわかりやすくされているそうだ。文庫で読めてよかったかも。これでなにがなにやらさっぱりわからない読み終わりだったら絶対泣いてた…。
aquamarine

ちょろこちゃん♪本当に疲れた…これは凄かったね。犬を飼っていなくて良かったって心から思ったわ。新刊はマイルドなのね。少し間をおいてトライしてみるね。ありがとう^^

09/20 09:17
aquamarine

さっちゃん♪ほんと、これは辛かったわー。絶対再読できないね。確かに白石の主夫ぶりは癒しよね。料理が上手なのがポイント高いわ(*´艸`*)

09/20 09:17
4件のコメントを全て見る
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tomo
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☆☆☆ 3.0 アマプラで見始めた「死刑にいたる病」ですが、拷問シーンにあえなく離脱。酷すぎて、これ以上見られんわ。という訳で活字の本書。うーん、活字でもこれは無理なヤツだった。好き好きでしょうが、時間とお金を費やしてでも読むべきなのか😎
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み
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何ともヤなお話しのスジです>_<結末で、作家さんに負けた…と思いました、楽しみました♪
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GAKU
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元家裁調査官・白石と県警捜査第一課・和井田コンビの最近刊行された第2作を読む前に、復習兼ねて4年ぶりに第1作を再読。殆ど内容を覚えていなかったので初読同様に面白く読めました。第2作を読むのがますます楽しみです。
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うさぎや
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虐待が連鎖して猟奇犯を生み出す、だいぶえぐい話。白石と和井田のコンビぶりが癒し(笑)
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nori
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筋立ては一見浅見光彦シリーズの様な進行。しかし櫛木理宇である。生半可な犯罪事件の訳がない!徹底的に残虐で悍ましい。妹と同居して家事全般を担う元家裁調査官の白石。友人で刑事の和井田から、かつて担当した少年、薩摩治郎が殺されたと聞かされる。そして警察が被害者治郎の自宅を訪ねると、離れの地下で首と足を鎖につながれ汚れ衰弱した女性を発見したのだと。「ぼくは、犬だ」と繰り返していた少年時代の彼を思い出す。少年事件のトラウマで裁判所調査官を続けられなくなった白石が、自責の念を抱え乍ら調査を開始する。戦慄の人間模様‼️
けいか

借りてきました😆

06/25 17:47
nori

早っ‼️

06/25 18:03
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ぶんぶん
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【図書館】猟奇殺人ミステリー、この作家は初めてだが、すこぶる心に響く。 元家裁調査員の白石洛が良い味を出している、悲惨な場面を中和する役割を果たしている。 相棒の和井田刑事も的確な推理を見せる。 何作か事前作があるようだが、それも読みたくなってしまう。 作家が男女判らないのも、ストーリーに自然に入り込んでしまう。 良く調べて書いている姿勢も好感が持てる。
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猫草
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少年たちに影響を与える大人たち…悲しみの連鎖が終わらない。
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ボンベイサファイア
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★★★★☆
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青葉麒麟
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ネタバレ大好きな作家さんの📕。たった一日で読了する程、面白かった。この作家さんのじわじわ侵略して来る不穏さが堪らなく好き。自分を殴るように仕向けて、相手を支配するって何❓読んでて思わずゾワッとした。言葉巧みに洗脳するのが本当に気持ち悪くて嫌。プロローグ&エピローグの私の正体にはちょっと同情。
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Zest1157
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ネタバレ櫛木さんの他の著作を読んでいる人ならあらすじから面白そうな気配を感じると思う。 最初から最期まで胸くそ悪くなる描写が多々あり(褒めてます)スプラッタ映画を観ている気分になる。 終盤で、一気に物語が進んでしまい若干の駆け足感がる。犯人の動機ももう少し肉付けして欲しかった。でも時系列が整理された瞬間、最初から中盤にかけての何とも言えない違和感が解れて、やっとスッキリ出来た。
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reiG
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櫛木理宇作品としてはイマイチ。まあこういうのもあるか。白石のキャラはなかなか悪くない。
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灰猫
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ネタバレ推理小説っぽいホラー。 サイコパスの思考がリアルに描写されていると思う。マインドコントロールの恐怖というのもあらわされているかも。少年たちの心情もリアルだったと思う。主人公の白石が、トラウマの要因でもある紺野に歩みだせたのは良かった。犯罪自体は犬として人を飼うという陰惨さがよくあらわされてると思う。伏線はよく機能している。
0255文字
コッコ
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ネタバレ再読。やはり櫛木先生のグロい部分はそうでもありませんでしたが、彩香が千夏の肉を食べさせられていたと知った時どうするのか、そこがちょっと気になりました。こういう女尊男卑を謳いながら、その実の男尊女卑を信じている男性は結構いると思います。電車内の痴漢とか盗撮、バレなけば撮ってもしてもいいと思っているのかと感じます。未尋が志津に操られていたのは意外で、海斗とどう絡んでくるのかが気になり、最後の方でだだっとストーリーが進むところは、さすがの櫛木先生だと思いました。
0255文字
007
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猟奇的な殺人事件。の割には月末は衝撃的てほどではなかったかな。
0255文字
巌
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なかなか強烈な内容だったけど、面白くて一気読み。
0255文字
スクラムトライ
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なかなかに胸くそ悪くなる作品でした。 グロい場面も読み進めるのが辛いくらいに。 櫛木節全開です。 児童虐待に端を発する負の連鎖。 鎖で繋がれ監禁される女性たち、人は皆何者かに繋がれていると言う暗示なのでしょうか?
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ろりこ
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犯人わかった時「うエッ?」って声出ました。茨城(水戸周辺)のお話なので、ここはどの辺になるんだ?とか想像するのも水戸住みのお約束。駅南口にドトールあったっけ?とか(笑) 題材的に新潟の誘拐監禁事件とか北九州監禁殺人事件とかがベースなんだけど、色々てんこ盛りでおなかいっぱい、ちょっと後半読むペース落ちました。で、ラストが更に胸糞なんだけど。
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虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛 (角川ホラー文庫)評価64感想・レビュー75