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荒野は群青に染まりて 相剋編

感想・レビュー
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よこやま
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荒野は群青に染まりて 暁闇編の続編。戦後右肩上がりの日本と石鹸会社が舞台。前作を断片的にしか覚えてなかったがやっぱりおもしろかった。紆余曲折を経て絆や信頼、信念といったものが形成されていくストーリーはもちろん、この作品にとても惹かれるのは、目指す人が側にいることが羨ましく自分にはないものがいっぱい詰まってて憧れちゃうんだろうなーと自己分析した。それにしてもなんで感想こんなに少ないのか、良い本なのに。
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石野 真
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ネタバレ続編と知らずに読んだが、背景的なことも紹介されているので十分に楽しめた。ただ、前編を読んだ方が赤城と群青、群青とリョウの関係が分かるのだろうと思う。親会社からの出向組の黒田専務の悪辣な手段をどうやって暴いていくのかと思ったが、主婦のクレームから世論に火がついて大きな不正が世に出るというのは、生活者を重視しなければ経営者としてしっぺ返しを食らうという教訓めいていると感じた。赤城を追いかけて超えようとする群青の心意気が良かった。
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布施克行
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図書館本
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糸巻
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続編。前作は群青が大学へ進学する為ありあけ石鹸を辞めて家を出たところで終わった。今作ではその9年後を描いている。群青は赤城たちの前から姿を消し音信不通となり、ありあけ石鹸は倒産の危機に遭い身売りしていた…。えー…9年の間に何が起きたんだ。群青の成長ぶりを期待して読み始めたら出鼻をくじかれた。本社からの出向組による冷遇にも耐え、群青の為に ありあけ石鹸を守ろうとする赤城に勇気をもらう。令和の話だったらリアリティがないけど、この時代なら起きそうなドラマティックな展開が続きハラハラドキドキ面白かった。
Misa

糸巻さま オレンジ文庫にウェブサイトに番外編が前編、後編の分けて載っています。偶然見つけたので、誰かと共有したくて。https://orangebunko.shueisha.co.jp/online/kouya_extra_01 Misa

08/13 12:54
糸巻

チェックしてみます。ありがとうございます😊

08/13 13:40
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mari
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図書館:最高…!!!著者の描く人物の魅力ってすごいなって改めて実感した。彼らが会社を立ち上げたころの志が一体何だったのか?を自分自身に問いかけなおしていく様は素敵、の一言。たまらん。めちゃくちゃ良い作品だったー
Misa

mariさま オレンジ文庫にウェブサイトに番外編が前編、後編の分けて載っています。偶然見つけたので、誰かと共有したくて。https://orangebunko.shueisha.co.jp/online/kouya_extra_01 Misa

08/13 12:55
mari

Misa様 素敵な情報ありがとうございます!!また彼らの物語が読めるなんて嬉しいです!!

08/13 20:31
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うめきち
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すごくよかった。もう絆が感じられてうるうるしてしまった。戦後の混乱期を助け合って生き抜いた人達の強さ、感動ものです。後半のたたみかけるような展開もいいですね。その後も知りたいです。桑原先生大好きです。
Misa

うめきちさま オレンジ文庫にウェブサイトに番外編が前編、後編の分けて載っています。偶然見つけたので、誰かと共有したくて。https://orangebunko.shueisha.co.jp/online/kouya_extra_01 Misa

08/13 12:56
うめきち

え!そうですか!すぐ読んでみます。教えていただきありがとうございます😊

08/13 13:16
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コアラ
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戦後の日本の石鹸業界。続編はないようですね。ノンフィクション的なお話で面白かったです。
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rosetta
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★★★★☆読み友さんが激賞していたので手にした。ラノベや昔懐かしいコバルト文庫で結構有名な人らしいが自分は初読み。で内容は凄く良かった!こんなに面白い本なのに注目が足りない!という読み友さんの気持ちに同感。ただ惜しむらくは一作目を読んでいなかったこと😣彼らの過去の繋がりを知って読んだら更にどれ程感動したことか。戦後大陸から引き上げてきた群青や赤城らは石鹸会社を立ち上げる。大学に通い赤城らと別れた群青。また赤城らは会社経営に失敗し身売りをする。やっと出逢えた嘗ての仲間たちはもう一度信頼し合えるのだろうか?
Misa

rosettaさま オレンジ文庫にウェブサイトに番外編が前編、後編の分けて載っています。偶然見つけたので、誰かと共有したくて。https://orangebunko.shueisha.co.jp/online/kouya_extra_01 Misa

08/13 12:57
rosetta

Misaさん 情報ありがとうございます!今読んでいる本から手が空いたらチェックしてみます❤️

08/13 16:03
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moo
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群青が赤城の元から旅立って10年、音信も途絶えてしまいその間にありあけ石鹸も変わってしまった。従業員を守るため、ありあけ石鹸を残すため身売りしていた。新経営陣に睨まれる赤城たち。そこへ戻ってきた群青は姓を変え、新経営陣側に?どんどん追い込まれていく赤城たちにハラハラ。でもあの混乱期に繋がった人たちは今も力を貸してくれる存在。胸のすく反撃にスッキリ。これからまた新しいありあけ石鹸のスタートです。リョウとの再会も叶ってよかった。
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瑛里
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ネタバレ赤城たちやありあけ石鹸の元を去った群青と10年ぶりの再会から物語はスタート。10年も経てば色々と事情があり、お互いの立場も変わるけど、それを乗り越えるだけの絆が二人にはあったってことなんだなあと全編から読んで感慨深く思った。
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ひいろ
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★★★
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榎本径*
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★★★★★ちょっとちょっと!ここもアマゾンもレビュー少ないんですけど!なんで!?あーもっとたくさんの人に読んでほしいなあ。黎明期を経て、高度経済成長期に突入していくさまが躍動感たっぷりに書いてあって、想像よりもだいぶ骨太な小説でした。最後までハラハラドキドキ。時にはうるっとしたり。登場人物が多くて覚えるの大変だったけど、それに勝る面白さ!取材も丹念にされている印象です。映画化希望。映画化希望。Re°さんのカバー画も暁闇編と対をなしていて最高。いい本読んだ。今日はよく眠れそう。
Misa

榎本径*さま オレンジ文庫にウェブサイトに番外編が前編、後編の分けて載っています。偶然見つけたので、誰かと共有したくて。https://orangebunko.shueisha.co.jp/online/kouya_extra_01 Misa

08/13 12:59
榎本径*

Misa様、ご無沙汰してます。そしてお知らせありがとうございます。あ〜〜嬉しい!感謝します。

08/13 20:08
6件のコメントを全て見る
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Misa
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ネタバレ爽快な読後感。子供だった群青が立派な大人になって帰ってきて買収されたありあけ石鹸の経営に参加していく。なかなか出てこない群青に、どうなってるのだろうと謎だらけで一気読み。群青が旧ありあけ組につくのか、新経営者側につくのか、はらはらだった。赤城はどこまでいってもぶれず、カッコいい男だった。お仕事小説としても最高に面白く、時代小説という程描かれている時代は古くないけれど、昭和30年代という知らない時代の小説には馴染みがなかったので新鮮だった。伏線回収も見事で昔からの仲間も出てきて結末も最高だった。
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よっち
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倒産の危機からありあけ石鹸は身売りし、社長からただの社員になっていた赤城。親会社からやってきた経営陣とかつての社員たちの分断と反目に苦悩する中、彼らの前に群青が姿を現す第二弾。赤城を目の敵にする出向組の黒田専務が連れてきた技術顧問として再会を果たした群青。旧体制派が切り崩されたり、閑職に回される中、新しいやり方に会社の希望を見出す群青に対する複雑な想い、思ってもみなかった形でリョウとの再会もあって、ありあけ石鹸の今後を大きく左右するまさに激動の展開でしたけど、紆余曲折の末に訪れた結末は悪くなかったですね。
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蝸牛
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ネタバレ#読了 引き続き懐かしの桑原水菜さん。表紙描かれてるRe°さんもお気にです。前作でどうなった??ってなった人々がなんだかんだ勢ぞろい。リョウはやっぱりね、て感じでした。クライマックスに向けての疾走感、映画のようだった。久しぶりに炎の蜃気楼読み直そうかな。。
Misa

オレンジ文庫にウェブサイトに番外編が前編、後編の分けて載っています。偶然見つけたので、誰かと共有したくて。https://orangebunko.shueisha.co.jp/online/kouya_extra_01 Misa

08/13 13:01
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荒野は群青に染まりて 相剋編評価97感想・レビュー15