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繋がれた明日 [新装版] (朝日文庫)

感想・レビュー
10

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noboruueshima
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犯罪加害者と被害者の心理がよくわかった。お互いに大きな理不尽を抱えている。歩み寄れることはないが、加害者から歩み寄ろうとするが、理解をするには大きすぎる壁がある。しかし周りの人や一部の人は理解してくれる人がいる。つまり被害者に誠実に向き合うことが大切だとわかる
0255文字
ジョルジョ
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犯罪の奥深くに潜む真実を考えさせる本だった。被害者、加害者の家族の苦悩は、どちらの立場からも厳しい現実であり、考えさせらる。主人公の加害者は、先に手を出した被害者から身を守るための行動が殺人に繋がったが、そのようなケースは、多々あるのではないかと思う、警察や司法は、十分な捜査して、最終的な判決を出してほしいと願う。
0255文字
いち
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人を殺してしまい、少年刑務所から仮出所するが、想像以上に辛い現実が待ち受けていた。家族も世間から非難され、ひっそりと暮らす。幸い保護司や職場の人間に恵まれ、真っ当に生きようと決意する。
0255文字
attu-045
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すごく重めな1作。自分も運が良かっただけなのか考えさせられる。 主人公が26歳の割に幼くて、行動も思考も幼稚でそれもリアルに描写がされていると感じる。 面白かった。
0255文字
youyou88
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犯罪者は生涯許されることはないのか…。 これはほんっとに難しい。 本人が反省しているのかどうか、悔いているのかどうか判断するのは難しいし。 犯罪の種類とか理由、色々な案件があるし。 とても考えさせられる小説 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11376654768.html
0255文字
練りようかん
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ネタバレ殺人罪で六年服役しても自分一人が悪いわけじゃないと思い続ける主人公。仮釈放が決まり同じタイミングで塀の外に出る男が足を引っ張るのではないかと心配だった。それも色眼鏡だと反省させられる、前科者に対する社会の厳しさが描かれていた。悪質なビラによって加害者家族の苦しみや保護司の試行錯誤が強く感じられ、罪の分子が飛散するイメージを抱いた。興味深かったのは、刑務所内での人間関係は限られいたが、社会に出て想像の及ばないところに関係ができる、また関係があったと気付かされること。それが“繋がれた”の意味だと受け取った。
0255文字
ayun
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★★★3 途中まで本当にイライラしっぱなしだった。気持ちはわからないでもないけど、いつまでも「自分だけが悪いわけじゃない」 これ本当に感動するの?!って疑問だったけど、最後の2ページくらいから鼻ツーンしてきて危なく涙出そうになった。うん、感動した。
0255文字
ゆりのき
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ネタバレ2003年5月朝日新聞社より単行本、2006年2月朝日文庫、2023年5月朝日文庫新装版①中道隆太(19)は飲食店勤務・三上吾郎(21)を刺殺。5年以上7年以下の懲役。物語は 少年刑務所で26才になろうとする中道が、刑期6年目仮釈放となる頃から始まる②保護司・大室敬三の紹介で㈱黛工務店の見習解体工。身元引受人は実母、母と妹・朋美㈱ニッソーサービスとは別居しアパートに一人暮らし。しかし、周囲に殺人の記事のコピーをばら撒かれ、旧知の悪仲間の誘惑、妹まで標的。苦難の出所生活。犯人捜しも難航、被害者の関係者か→
ゆりのき

→一見、地味な印象の作品だが、登場人物たちの心の呻きが聞こえてくるような心理描写に心打たれた。

06/27 21:47
0255文字
くろねこ
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うーん、なんとも言えない…。
0255文字
暇人
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当然の事ですが、どんな事があっても人を殺めてはならないと、不幸になるのは、自分だけではなく、家族、友人も不幸にする再認識しました。
0255文字
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