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彼が残した最後の言葉

感想・レビュー
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ヘジン
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ネタバレ本気で娘を守りたいなら、私だったら継母がなんとかしてくれることに賭けてなんの事情説明もせずに丸投げしたりしない。
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myon
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ネタバレどうしてどうなる、と一気読み。大切なもののために別れを選んだ強さに脱帽。ラスト近くの映画のようなシーンに「そんな甘くないやろ見つかるで!」感と「言葉は交わさずとも生存確認できただけで(泣)」感がごちゃまぜ。からのラストの一行で涙腺が…
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ネコベス
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ネタバレハンナの夫オーウェンは突如失踪した。夫の勤める会社に不正が発覚し強制捜査が入ったタイミングで消えた夫の過去を娘のベイリーと共に探るハンナ。わずかな記憶を手掛かりに夫の正体を追求する母娘の姿を描いたサスペンス小説。保安官が最初から事情を伝えていればハンナとベイリーが苦労する事も無かっただろう。ニコラスの言い分を信じるなら、妻の死を組織に関わったせいだと早とちりして義父を売ったオーウェンの勇み足ということになるが、その辺の諸事情をもっと詳しく書いてほしい。寂寥感が滲むオーウェンの悲哀に満ちたラストが印象的。
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CHIPCATS4
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はじめからグイグイ引き込まれる。。。 単なる捜索ミステリと括れない。 ''信頼''が大きな主題となっている。 旦那の過去が自分の知り得ないことばかりであったなら…しかも名前さえフェイクだったなら… それでも信頼していられるのは、過ごした歳月の長さでもなく、話した内容の重さだけでもない。 人にはなぜ信頼に値する人とそうでない人がいるのか。。。 自分の周りの信頼できる人達の顔がよぎると同時に、自己は他者にとって信頼に値するかを自問する機会となった。 一筋縄ではいかないエンディングにも好感が持てた。
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サノバ
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3/5 どちらもつらい選択ですね。甘々の結末も困るけど、年とともにこういう終わり方はしんどくなってきたなー。
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練りようかん
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ネタバレ義理の娘を託され夫は失踪。詐欺疑惑浮上も公の容疑者ではないと警察はキッパリ言うし、結婚相手の実子を預かる義務はあるのか法的な部分も興味深く、夫を探し出す単純な話ではなさそうとじわじわ気持ちが高まっていった。子供の頃に母に去られたというトラウマが主人公の原動力であり、夫のことを何も知らなかったショックは優先順位を落とし、娘の人生を守ることが順位を上げていく展開で、証人保護プログラムを一貫して拒否する姿勢もとても面白かった。訳者あとがきでリース・ウィザースプーン等ドラマ化経緯を知り本書テーマに再納得した。
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ペルー
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ネタバレ初っぱなから、グイグイ惹き付けられる展開。胆のすわったハンナが主役。わたしならパニクっちゃってドツボにはまりそうな展開なのに。義理の娘のベイリーも悪い子ではないんだろうけど、あんなにつれない態度をとられているのに、全てはベイリーのためになんて、私なら出来そうにない。そこはオーウェンが選んだ女性と言うことか。その生い立ちから慎重に、何事も見逃すまいと育ったハンナだったからこそ辿り着けた結末だろう。目が離せず、1日で読んだ。活字が大きめなのも善き❗
猿田彦

わかります、わかります。ちゃんと働いて、自分の楽しみも謳歌する。私には、もう戻れない時間の使い方で羨ましいです。今を楽しんでくださいね。(失礼、十分楽しんでるのが伝わってくるペルーさんのコメントです。楽しみにしています。)

10/23 19:54
ペルー

猿田彦さん、これでいいのかな?と思うことも度々ですが猿田彦さんの言葉に元気をいただいてます(*^^*)

10/23 20:27
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コチ
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ネタバレ成功した木工作家の妻、テクノロジー企業のチーフプログラマーの夫、まさに絵に描いたようなパワーカップルではありませんか。真相に近づくにつれ、夫への思いよりも継子への愛情が強くなっていく過程には多少心打たれたが、最後まで薄っぺらい印象を払拭することができなかった。ハンナが彼と初めて会う場面で彼を(本名の)「イーサン」と呼んだのは単なる偶然か。「オーウェン」と「イーサン」って、似た発音なのか。太っててマレットヘアのイーサンがプロムキング?何だか色々と散らかってるなあ。良くも悪くも映像化を意識した作品に思えた。
ペルー

初対面のくだり、全然覚えてませんでした‼️今見返したら、確かにイーサンって呼んでた‼️ゾワッとしますね。

10/25 19:27
コチ

ペルーさん、コメントありがとうございます! そうなんですよね。単なる言い間違いとも思えなくて、読み続けながらもずっと気になってしまいました。

10/26 00:00
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yum
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何故?の答えが知りたくて、最後まで一気に読めた。継母と娘の心の動きがメインの家族ドラマ。でもちょっと文章がくどいのと、現在と過去への行ったり来たりに必然性がないところが気になった。プロムキングのくだりもあれば大学では太ってたなど、辻褄も合いにくい。ラストは映像化したらステキな終わり方になりそうで良かった。
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ほん
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自分に問題ありなのか、余り心に響かなかった。
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キムキム
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読み友さんのレヴューを参考に読んでみました。ミステリータッチですが最終的に家族愛の物語。自分の夫が全く知らない過去(しかも驚愕の)を生きてきた事が解ったら、、それでも夫、子供に対する愛情は揺るぎなく確かなものになっていく(理想ですね)。ラストは美しくてちょっと切ない。
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ちり
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“その瞬間、彼女にたいするそれまでのわたしの態度はまちがっていたと気づいたーー彼女と心をかよわせたいと思うあまり、見当はずれなことばかりしていた。感じよく、やさしく接したら、信頼を勝ち取れると思っていた。でも、人はそんな風に誰かを信頼するものではない。みんな疲れ切っていて、やさしくなる余裕などなく、そういう気力も起こらないときにこそ信頼が生まれる。そういう状況で人にしてもらったことが信頼につながるのだ”
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みつちや
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自立しているハンナが最愛の夫と楽しみながら暮らしているのが魅力的で、連れ子ベイリーとの関係も歩み寄っていけば何とかなるだろうという微笑ましい状況から一変、夫の失踪である。迫られる選択に自分の勘と経験を信じてひたすら進むのがイイ。ミステリは癖の強いハードさと論理を思い描きがちだが、大人の柔らかさで成り立つ作品は稀有で良質の出来だと思う。
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KUMYAM@ミステリーとSF推し
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恩送りという言葉を思い出した。祖父が注いでくれた愛情で育ってきたハンナだからこその決断なのかな? ところでオーウェンが財産管理人に指定したというレディ・ポールって人はどこに関わってきてたんだろう?
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イエローバード
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バツイチのオーウェンと結婚して一年のハンナ。ある日「娘を守って」とのメモを残して彼が失踪。継娘とのぎくしゃくした関係に苦労しつつも真相を探るが、やがてオーウェンは名前も過去もすべて嘘だったとわかり……。途中からドキドキして一気読み……なのだが、謎が解けるとあまりにもアメリカンなので個人的には好みではなかった。最後はひねりが効いていてとっても映像向き。ドラマ化されているらしいが映画のほうが良さそう。
ともこ

そうだね。映画向きだなと私も思いました。

08/23 18:11
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ともこ
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とってもとっても心に響く小説ですね。お気に入りの読書仲間の方々の感想を読ませてもらって、切ないけれど、素敵な終わり方ですね。主人公のハンナの決断には感動を覚えました。久しぶりに心が熱くなるお話でした。とっても読みやすく、全米200万部のベストセラーと紹介されていました。
mippo

良かったよね~。そして、ともこさんの飾りのない感想がとてもいいです。

08/15 22:39
ともこ

mippoさんにほめられるとうれしいな。(^_^)

08/16 20:10
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村上春巻
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ネタバレ【A】高級木工作家のハンナ(38歳)の初婚の相手は、西海岸のIT企業のエグゼクティヴのオーウェン。妻と死別した彼には美しくて聡明、かつ頑固なティーンエイジの娘、ベイリーがいた。継娘との距離感はなかなかつめられないものの、娘を溺愛する夫との関係性は出会ったころのままであった。そんな彼が全国ネットで報じられるような大事件に巻き込まれ、突然に出奔する。理由の分からないままハンナとベイリーはオーウェンの行方を捜し始めるのだが、浮かび上がるのは不可解な事実ばかり。愛娘ベイリーのために、ハンナたちが下した決断とは…。
村上春巻

同じようなモチーフの、『パイロットの妻』や『恐怖の誕生パーティ』とはまた別の味わいでした。

08/12 16:10
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ナミのママ
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ネタバレラブサスペンスかと避けていたがなかなかスリルがあった。突然失踪した夫、残されたのは夫の連れ子で16歳という扱いにくい年齢の娘。なのに「彼女を守って」とメモが届く。愛する夫のはずなのに、知っていたはずなのに…。周囲の誰を信じたらいいのか。主人公のハンナが自立していて、自分で考えて行動を起こすところが好き。彼女の最後の選択が、王道の「夫は誰?」のストーリーから想像できず楽しめた。それにしても監視社会になった現在、証人保護プログラムって怖いな。
mippo

>ラブサスペンスかと避けていた わかりますぅ~(笑)ポケミスだったらもっとミステリ好きに読んでもらえそうですよね。証人保護プログラムも今の世の中、デジタル的に狭くなってますよね・・・。

08/09 22:04
ナミのママ

mippoさんの感想がなかったら読まなかったかも…です(≧∇≦)このタイトルとカバーで男性はスルーしちゃうかも?いろいろと曖昧さやグレーがなくなり、良いことばかりではない気がします。

08/09 22:29
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mippo
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ハンナが結婚したオーウェンには16歳の娘ベイリーがおり微妙な関係だ。だが夫は優しく仕事も順調だった。それが突然「彼女を守って」というメモだけを残し夫が姿を消す。直後に彼の会社の詐欺が暴かれた。保身のための逃亡なのか?おまけに彼はオーウェンじゃなかった! 過去に聞いたワード、ベイリーの記憶から二人はある土地へ。銃を持った人に追いかけられるとか妙に大げさに煽らず、現実に起こったこととそれに対処する非力な人間の精いっぱいの努力なのがいい。でも後半は大きな話にもつながり盛り上がってゆく。終わり方もとても良かった。
mippo

ね、値段見た・・・震えた(苦笑)

08/09 22:17
ナミのママ

震えますよねー😵

08/09 22:23
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金箔の紅茶
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ネタバレ全米200万部のベストセラーサスペンス、と言うよりもテーマは米国版『ある男』であり、思春期の連れ子との関係を築いていく母や家族の物語である。ハンナの突拍子のない言動や、身内が組織と関係があれば失踪は仕方のない事情だが、無責任さに突っ込みたくなる。ハンナの、夫の代わりに娘を守る、自分は間違った選択はしていないという揺るぎない信念とプライドが溢れている。
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星落秋風五丈原
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プロット自体は王道だ。バックグラウンドについて話すことのなかったオーウェンの過去が、第三者の手によって明らかになる。最も自分をよく理解する人、かつ自分が理解している人だと思っていた夫が突然いなくなり、外部は犯罪者扱い。しっくりこないベイリーと暮らしていかなければならない。しかし「~しなければならない」という義務感だけで、にわか親子関係が構築できるわけがない。それでも守るべき子供を持つ母親として、かつ未成年を守る大人として、ハンナは独自に調査を開始。するとFBI調査員が彼女の前に現れる。
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Dwight
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ネタバレ中年の危機真っ只中のワシにはこういう小説はピンとこない、ということもなく大変面白く読んだ。面白くて一気読みした。ラストは『ゴールデン・スランバー』を思い出した。
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Kazumasa Nakano
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娘を守ってほしいとの一言を残して失踪した夫。愛する人の隠された過去が明るみに出てくるが、彼を信じて娘と共に真相に迫る。アクションはないが行き詰まるような展開で最後まで一気に読める。ラストも心暖まる。
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kyoko
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愛する人の二面性、あるいは過去を手繰っていく話でギヨーム・ミュッソとかミシェル・ビュッシのフランス系に近い感じもあったけど、こちらは地に足がついたストーリー。最後近く、ああそういうことねとわかった後も、主人公ハンナの心情と勇気、そしてティーンエイジのベイリーの成長と変化が丁寧に描かれていて、最後までしっかりと読ませられた。ラストシーンはまるで韓国ドラマ。いやいや面白かった。
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スイ
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愛する人が、自分が思っているような人ではないかもしれない、というのは何度も繰り返されてきた物語だけれど、おおそっちへ行くのか、という驚きがあって新鮮。 16歳の女の子が一貫して「守られるべき子ども」として語られていたのがとても良かった。 余韻の残るラストもいい。
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