形式:単行本
出版社:理論社
続きが楽しみです。
結局〈ネームレス〉生み出してるし才能は有れば有る程公明正大に成功させる可きで何を言おうと詭弁、と言う思いはずっと付き纏ったが、寄宿学校モノと言うだけでも楽しみになるし、ガブリエルが好ましく課題や謎をクリアする過程も鮮やかで面白い!メリットとレガシーを学校側が対立させようとする設定は貴族階級への皮肉かな。しかしアミラはいつかヒジャブが命取りになるのではないか。ばあちゃんとミスター・ハートリーには幸せになって貰いたいが、不穏な終わり方で心配。
生き方を選べないからそうしているのに、この学校にスカウトすることで更に道を選べなくしてるよね…。 卒業生の中には、義賊ではなく私欲で動き人を傷つけるようになってしまった者もいるという辺りでは、いやだからこの学校があっちゃだめじゃん…という気持ちに…。 その辺りは続編で解決していくのかもだけど、そもそも何が義かというところが難しいので、モヤモヤは解消されないのではないかという気がする。 設定周り以外の、主人公たちの日々は生き生きと描かれていて楽しかった。
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