読書メーター KADOKAWA Group

おばぁたちの台所 やんばるでつないできた 食と暮らしと言葉の記録

感想・レビュー
5

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
お抹茶
新着
著者は沖縄県大宜味村で「笑味の店」を営む。おばあに自慢の料理や若い頃からの苦労話,健康の秘訣を取材する。やんばる伝統料理や食材も紹介。知らない素材や料理が多い。豚の顔皮であるチラガーや青パパヤーはよく食べられる。クジキン(クズウコン)のデンプンと砂糖を紅芋で混ぜ合わせたおやつ・ティーパンパン。他にキャッサバからとったデンプンも欠かせない。佃煮,和え物,炊き込みご飯,味噌汁に活躍するヤンバルタケノコ(ホテイチク)。ウム(さつま芋)も不可欠。豚は「鳴き声以外すべて食べる」おもてなしの定番。
0255文字
bunca
新着
料理の参考になるかと思って読み始めたけれど、土地独自の食材をふんだんに使用しているので再現は難しそう。 おばあたちの心のこもった料理が、素朴だけれど魅力的。
0255文字
たまきら
新着
読み友さんの感想を読んで。すべての人生が愛しい。愛のこもった料理と作り出す指先に目を凝らす。フルカラーの素晴らしい写真をなぞりながら、密度の濃い文章を読みました。宝物のような一冊です。沖縄の友人に感想を話したら、「素晴らしいお店だから今度行こう」とのこと。は~うれしいな。食べるという毎日の儀式が人をつなげていく感じ、本当に愛しいです。素晴らしかった。
たまきら

沖永良部の親戚と同じ名前の女性が作る「ティーパンパン」(手でパンパンして作る)になんだか胸が温かくなりました。お客さんのことを思って供される、シークワーサーの葛餅にはよだれが…私の好きなものしか入ってません、これ、自分がやってみたい。ソテツの食べ方の知恵には戦時中の無知な兵隊のエピソードもあって…。ああ、私たちは本当に知っておかないといけないなあ…忘れてしまうのは本当に簡単だから。

08/31 09:09
0255文字
noko
新着
やんばるエリアに住む、おばぁ達が何を作り何を食べているかを、10年以上に渡り訪ねて調べた本。著者は笑味の店の店主。長生きしているおばぁ達の食事を見てみると、地場で採れた旬の農作物と海産物をよく食べている。そして、よく働く。働くといっても金銭的な働きではなく、自分の畑や家事やちょっとした家族の世話で、とにかく動いている。そして戦争中は皆さんご苦労されて、やんばるのジャングルの中で、ソテツをとって、川で毒抜きして食べたりと、辛い経験をしていた。食べ物に困った過去があるから、孫などにカメーカメー攻撃するのかも。
0255文字
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
新着
「長寿の里」として知られる沖縄本島北部の大宜味村。 ここで食堂「笑味の店」を営む著者が、集落で暮らすおばぁたちの日常の食事とその暮らしぶりを聞き取りした記録。こんなおばあ達の作るご飯を食べてみたい。美味しいだろうな~。
0255文字
全5件中 1-5 件を表示

この本を登録した読書家

今読んでいる読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません

積読中の読書家全2件中 新着2件

おばぁたちの台所 やんばるでつないできた 食と暮らしと言葉の記録評価77感想・レビュー5